[ 記事作成日時 : 2020年1月21日 ]
[ 最終更新日 : 2023年7月2日 ]

失敗しないための看護師求人おすすめの探し方と4つの注意点

看護師の求人情報

※本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。

売り手市場といわれている、看護師の転職事情。

一方で、条件がいい求人だと思って転職したのに、実際に転職したら全然違っていたと後悔する看護師さんも少なくありません。

そこで今回は転職を成功させたいあなたに、失敗しないための求人情報の選び方をご紹介します!

      
転職サイト 総合評価・特徴
看護師転職サイトランキング1位 看護roo!ロゴ
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・累計利用者数50万人以上
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※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

この記事の目次

看護師の求人倍率は高いってほんと?

ナースバンクの求人倍率は2.36倍

看護師の求人倍率

公益社団法人日本看護協会広報部によると、2017年の全国のナースバンクの求人倍率は2.36倍で前年と同水準だったことがわかりました。

これは、求職者1人当たりに2.36件の求人がある、ということを表しています。

厚生労働省 一般職業紹介状況によると、2018年の一般の職種の求人倍率は1.64倍となっています。

調査時期が同じではないため、単純に比較はできませんが、看護師の求人倍率は一般の職種の求人倍率の1.4倍以上あり、他職種に比べると看護師は就職・転職がしやすい状況であるといえます。

看護師は求職者の条件に合う求人は少ない

看護師の求人倍率は高い傾向にありますが、一方で求人と求職のミスマッチも多く起きています。

2017年のデータでは、全国のナースバンクにおいて求人と求職の条件が一致し就業まで至った人の割合は、17.9%にとどまっています。

求人と求職の条件が一致した割合

つまり、看護師の求人数はたくさんある一方で、求職者の条件に合う求人は少ないということなのです。そのため、多くの求職者の条件に合う求人は「人気がある求人」になっており、争奪戦となっているのです。

【損しないために】看護師求人の2つの探し方

ハローワーク

求人情報を探す方法として真っ先に浮かぶのが「ハローワーク」ですよね。

ハローワークには、さまざまな職種の求人が集まっており、自分の条件に合った求人を無料で探すことができます。

ハローワークは全国にあるため、遠出をしなくても自分が居住している自治体で仕事を探すことができるというメリットがあります。

また、ハローワークでは専用端末に希望の条件を入力することで、自分では思いつかなかった職種の求人も閲覧することができます。そのため、幅広い求人情報を集めることができます。

一方で、ハローワークでは勤務地を絞り込むことはできても、診療科や病棟、病院の規模といった専門的な検索ができません。看護師のような専門職の求人を探す場合には、あまり向いていない方法だといえるでしょう。

非公開求人なら看護師転職サイト

ハローワーク以外で看護師の求人情報を探す方法は、「看護師専門の転職サイト」を利用する方法です。

看護師転職サイトは、厚生労働省の許可を得た民間会社が運営しており、看護師の転職に関するさまざまなサービスを提供しています。

転職サイトに登録することで、ハローワークでは検索できないような、より看護師に特化した条件で求人情報を検索することができます。

特に、転職サイトで注目したいのが「非公開求人」です。

求人の中には、ハローワークや新聞の折り込み広告などで求人情報を公開していない、
「非公開求人」というものがあります。

求人を非公開とすることで、より求人側の条件に合った求職者を探すことが目的です。

こうした非公開求人情報を扱っているのが、転職サイトなんです。

つまり、より条件に合った求人情報を探すには、転職サイトを利用することが一番なんです。

一方で、一部の転職サイトは求人側の条件を重要視せず、評判の良くない求人を積極的に紹介して紹介料で稼いでいる、という情報もあります。転職サイトそのものも、さまざまな情報を加味したうえで慎重に選ぶ必要があります。

看護師求人ポイント1.待遇や給料が良い理由を確認

求人情報は、限られたスペースにたくさんの情報が記載されています。そのため、どの情報を特に重視すればよいか、迷ってしまう方も多くいます。

そこでおすすめなのが、「求人情報を条件別に選ぶ」という方法です。

特に看護師の求人において重要な2つのシーンについて、解説していきましょう。

ブランクのあるナースやママナースの場合

ブランクのあるナースやママナースは、希望する条件を重視しましょう。

ブランクがあるナースは、「復職にあたり研修を受けることができる」、ママナースは「院内保育所がある、時短勤務も受け入れてくれる」など、それぞれの条件に対してどういった待遇をしてくれるかを見ます。

このとき注意したいのが、それぞれの条件についてより深く情報を見るという点です。

経験者歓迎とうたっている求人は、ブランクがあり技術に不安がある方にはあまりおすすめできません。

先ほど挙げた「院内保育所がある」という条件で求人情報を探す場合、院内保育所の有無だけでなく、

  • 月にどれくらいの自己負担額があるか
  • 就職希望時、保育所の空きはあるのか
  • 土日祝日の勤務、夜勤時にも預けることはできるのか

など、より深く情報を見ることにより、自分の理想に近い求人を探すことができるのです。

高収入を希望する場合

求人情報の中には高収入をうたっているものもありますが、その場合は「なぜ高収入なのか」という点を特に重点的に調べます。

高収入をうたっている求人の中には、看護師が極端に不足しており一人でも多くの看護師を確保したい、という求人が多くあります。

一方で専門医療を扱い、高いスキルを条件にしている求人は、ただの人寄せで高収入をうたっているものとは異なります。例えば以下のような条件です。

  • 認定看護師など看護師に加えて他の資格も取得していること
  • 透析や手術室など特殊な看護技術をすでに一通り取得していること

この場合は「高いスキル」が高収入である理由ですので、信用できる求人といえるでしょう。

看護師求人ポイント2.診療科目別の特徴を比較

自分の専門分野を極める医師と違い、看護師は職場によって担当する診療科が変わります。

よって、看護師の求人情報を見るにあたり、「どんな診療科があるのか」という点は非常に重要となります。

また、「どの診療科が自分に合っているか」というのは、実際にある程度、勤務経験を積まないと見えてこないという実態もあります。

では簡単に、各診療科について解説していきましょう。

「内科」

内科は外科などに比べ、一人の患者さんと長期にわたって人間関係を構築する必要があります。

よって、患者さん一人ひとりとじっくり関わりたいという方には向いているといえます。

「外科」

外科ではおもに術前術後のケアがメインとなりますので、患者さんの入れ替わりは内科に比べて早くなります。

よって、「患者さんが元気に退院していく姿を見たとき、やりがいを感じる」という方には向いています。

「救急、ICUなどのハイケアユニット」

救急外来やICUなどのハイケアユニットでは、患者さんの入れ替わりが非常に早く、関われる時間も限られます。

他部署に比べより広範囲の知識と経験が必要となりますが、看護師としてさらに成長したい方、医療の最前線で働きたいと思っている方に向いている環境です。

「精神科」

精神科では患者さんの言動や行動に振り回されず、常に冷静にアセスメントを行う必要があるので、周囲に流されず、マイペースに仕事ができるという方が向いています。

「小児科・産婦人科」

小児科や産婦人科は、対象となる患者さんが限られているため、より専門的な知識が必要となります。

小児医療センターなど専門病院に勤務すれば自身のスキルアップにもつながり、資格取得者であれば給料面でも優遇されます。

小児科では患児だけでなく家族に対するフォローも看護師として重要ですし、子どもの成長発達に合わせた看護を提供する必要があります。

産婦人科では、産科は妊娠・出産を扱うため、「異常の早期発見」がメインとなります。婦人科では女性にとって精神的につらい処置も多く、患者さんの負担軽減も重要です。

対象となる方一人ひとりに合わせ、より細かい心遣いが必要となるため、「子どもが好き」「赤ちゃんが好き」「少しでも安心して過ごしてもらいたい」と思える看護師さんに向いている診療科といえるでしょう。

「緩和ケア」

緩和ケアは、最期の時を迎える方とそのご家族が、穏やかな時間を過ごすためのお手伝いをする診療科です。

また最期の時以外でも、ガンなどの疾患による痛みなどの苦痛に感じる症状を緩和し、QOLを上げるという診療科でもあります。

そのため、緩和ケアについての知識は必須条件ですし、「患者さんの希望をどうしたらかなえることができるか」という、常に患者さんやご家族側に立って、ケアを行える方が向いています。

看護師求人ポイント3.常勤・派遣・パートの特徴

看護師として働く際、常勤以外にもパートや日勤のみ、非常勤などさまざまな働き方があります。

  • 教育体制の整った職場で、看護師として成長したい
  • 看護師としての経験をどんどん積みたい

という方は、常勤として働くことをおすすめします。

シフトによってさまざまな時間帯の勤務を経験することができます。

年金や社会保険なども職場が負担してくれますし、安定した収入を得ることが可能です。

子育て中などにおすすめな非常勤の働き方

  • 今は子育てを優先して働きたい
  • 保育園のお迎えもあるし、夜までは働けない
  • 親の介護があるから、働ける時間が限られている

という方は、非常勤として働くことで、常勤として働くよりも自分の都合に合わせて仕事をすることが可能となります。

一方で、職場によっては年金や社会保険などに加入できない場合があり、収入も時給換算で支給となるため、不安定となります。

単発や派遣で効率良く働く

  • 海外留学を計画しているから、期間を決めて働きたい
  • 働ける日とそうでない日があるから、自分で働く日を決めたい

という方は、派遣会社に登録し、派遣看護師として働く方法もあります。特定の科目を希望する場合は経験者や資格者であれば問題なく採用されるはずです。

派遣も長期派遣から数か月単位の短期派遣、単発などさまざまな雇用形態から自分に合った仕事を選ぶことが可能となります。

派遣会社の条件によっては年金や社会保険に加入することができますが、必ず自分の条件に合う仕事が見つかるとは限りません。また、収入も不安定です。

一般的に、新卒や看護師経験の浅いうちは常勤として働いて経験を積み、ある程度看護師として働けるようになった時点で非常勤や派遣などさまざまな雇用形態も検討する、という方が多いようです。

看護師求人ポイント4.病院やクリニック以外の職場

看護師の職場というと大学病院やクリニックなどの個人病院、診療所といったさまざまな規模の医療機関を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

さまざまな医療施設がある中で、診療所やクリニックは地域に根付いた医療を提供している場所といえます。

そのような地域医療に携わることでより患者と身近に接することができ、やりがいを感じやすいでしょう。

また、最近では世間の介護に対する要望の多さから、介護業界の求人も増えてきています。

介護業界の場合、デイサービスや訪問入浴といった昼間のみの仕事から、特別養護老人ホームのように夜勤もあるシフト制の仕事もあります。

介護施設の場合、医療行為が少ないのが特徴ではありますが臨床経験が豊富だと採用されやすいこともあるでしょう。

給料も施設によって差があり、夜勤がある施設では医療機関と同等かそれ以上の待遇となる場合もあります。

また、美容整形外科や美容クリニックなど保険外のクリニックで看護師として働くこともできます。

この場合はそれぞれのクリニックが個人経営となっているため、看護師にもノルマがかせられる場合もあり、待遇には大きな差があります。

医療品メーカーなどに属する治験コーディネーターという仕事では、オフィスに通勤する場合もあります。

このように、看護師には医療機関以外にもさまざまな職場があります。

自分に合った求人が見つからないときは

「福利厚生が整っている」「勤務地が徒歩圏内」など自分の希望はある程度あるけれど、実際に求人や転職情報を探すとなるとどういった条件にしていいかわからない、という方もいらっしゃるかと思います。

そういったとき、ぜひ利用したいのが看護師転職サイトです。

働きながらの求人探しや転職活動は労力がいります。看護師転職サイトに登録して担当のキャリアアドバイザーに相談しながら、転職先の条件を考え、条件に合う求人を探してもらうことができます。

ぜひあなたも、転職サポートをうけて自分に合った求人を探し出してくださいね。

※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。

※ページ内の求人数は職種別に集計しています。

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