[ 記事作成日時 : 2018年11月19日 ]
[ 最終更新日 : 2020年6月21日 ]

1年目の看護師の転職はあり?なし?新人の不安やクリニックへの転職も解説

1年目の新人看護師の転職

看護師の仕事がつらい…

体がきつくて病院を辞めたい…

看護師に向いてないのかも…

などとひとりで悩んでいる新人看護師のみなさん、今の職場で我慢すべきなのか?転職ができるのであれば転職をすべきか?悩みますよね。

看護師1年目での転職に迷っているみなさんのために、先輩看護師の口コミをもとに、1年目での転職について一緒に考えてみましょう。

1年目がつらい新人看護師は多い

看護師は1年目が一番大変かもしれません。看護師1年目のみなさんにアンケートをとった結果、多くの新人看護師が仕事との向き合い方や目指すべき方向、自分の立ち位置などで悩んでいることがわかりました。まずは内容を紹介しましょう。

先輩との上下関係にうんざり

看護師の体験談
やる気がわかない(総合病院/看護師1年目)

先輩看護師との関係に悩んでいました。新卒で入った職場で失敗も多かったのですが、失敗があると露骨に嫌な顔をされる。その失敗を他の人に言いふらす。業務上必要なことを伝達されない。またはしてもらえないなど無視されることが多々ありました。

4月から3月までのほぼ1年間、ずっとその先輩との関係に悩んでいました。どうすれば改善されるのか…、自分がもっと仕事内容を理解しなければ改善はしないと思ってはいましたが、仕事のスキルを高める前に、もうやる気がなくなってしまいました。

憧れの国内大手急性期病院に入職したけれど

看護師の体験談
忙しすぎてきちんと指導してもらえず(急性期病院/ICU/看護師1年目)

大学時代に急性期看護に憧れて国内でも有数の大手急性期病院のICUに新卒で飛び込みました。ただでさえピリピリした空気の現場。患者の重症度があまりにも高く、意識のある患者さんは皆無な状態。

そんな中でも看護師1年目の新人が技術知識を磨くためには先輩の存在が不可欠。しかし、先輩看護師の器・器量が間に合わず、教え方が雑すぎて…。

それ以前に、人間関係の悪さが空気となって漂っていて、つっけんどんなスタッフ同士の言葉の交わし合い、とても人間とは思えないような器械のような目とそんな気質の看護師ばかりで生きた心地がしなかった。新人はみな死んだ魚の目になっていて、熱いハートを持って働きたい人間にはやっていけない…と悩んでいます。

看護師に向いてないかも

看護師の体験談
仕事が終わらない(大学病院/内科/看護師1年目)

時間内に仕事が終わらなかったり、効率よく仕事がこなせなかった時には悩みました。3交代にも慣れずに、夜勤が体力的に辛く、準夜明けの日勤の時に寝坊してしまったときも思いました。

看護師の体験談
患者の症状が理解できず(大学病院/脳神経外科/看護師1年目)

けいれんが分からずに、「なんか体が震えています」と普通に報告したあと、先輩の看護師達があわてて現場にいき対応したのを見たとき看護師はやれないかもと思った。

看護師の体験談
笑顔で会話ができず(総合病院/外科/看護師1年目)

病院には子どもから老人まで広い年齢層の患者がきますが、患者と笑顔で会話のやりとりを行うことができず、この点においては、患者に安心させる接し方ができていないと思いました。その際いは向いてないのかもと思いました。

看護師1年目は時間にも気持ちにも余裕がないうえに、はじめて経験することも多く、戸惑いながら仕事をしている、そんな姿が見えてきます。

転職したい理由

悩みを抱え欝々とした日々を過ごしたあげく、問題を解決する方法のひとつとして、転職したいと考え始める人もいます。どんな理由から、そのように思うようになったのでしょうか。

人間関係

看護師の体験談
パワハラもいじめも(公立病院/看護師1年目)

看護師1年目の新人だったので、とにかく先輩の言うことは絶対でした。プリセプターも今思えば非常に厳しい1年目の人でしたが、私も新人で余裕はない、覚えることがありすぎる状態でした。

プリセプターはいつまでも傷つけることは平気で言う、大声で場所を選ばず怒るなど、私には追い詰められた感がありました。今で言うパワハラです。いじめとも言うべきレベルで、きつくされたことはあります。

自身の問題もあったのですが、病棟全体がギスギスしていて雰囲気が悪く、派閥もあり、たえられず、看護師を辞めました。

看護師の体験談
「看護師に向いていない」と言われ(総合病院/整形外科オペ室/看護師1年目)

あの子は一回言った事すぐに理解できるのになぜあなたは理解できないのかと問い詰められていました。プリセプターとは折り合いが悪く、質問しているのに無視されたり、自分の仕事でいっぱいいっぱいだったのか、何も教えてもらえませんでした。挙げ句の果て上司に私の事が嫌だと言って、プリセプターを辞退したのです。

患者さんからは、あなたのお陰で元気が出たなどお礼の言葉を多々言われていたが、チヤホヤされている私を見て上司から「あんたは看護師に向いていない」と言われたことも。職場の人間関係が嫌で退職しました。

新人看護師にとって先輩との関係は重要。自分の言動を改めることで改善できるようであれば解決に向かうこともありますが、そうじゃない場合の方が多いのかもしれません。いじめやパワハラがある場合なおのこと難しいでしょう。

重責への不安

看護師の体験談
このままじゃみんなに迷惑かかる(総合病院/看護師1年目)

私の場合、同期の子がオペ前後の急性期チーム、私は急性期を脱して状態が落ち着いた患者さんを看るチームだったのですが、同期の子はオペ出しをガンガンこなす中、私は状態が落ち着いた患者さんばかりの看護だったので、いざという時の対応力はやはり同期の子のほうが高く、そういった面で比較されることがありました。

いつも病院環境や、職場スタッフに慣れることができるのか、患者の急変時などの急な対応ができるのか不安でした。実際にも患者が急変したときに、とっさの判断、対応がすぐにできず、周りの人、患者に迷惑をかけてしまう場面もありました。その時、自分は看護師として向いてない…このままじゃみんなに迷惑かかる…と悩んでいました。

看護師の仕事は人の命を預かる責任が伴う仕事と、わかっていたつもりでも、現場に出てみてはじめてわかることがあり、戸惑います。

仕事についていけない

看護師の体験談
できないレッテルを貼られ(急性期病院/看護師1年目)

配属病棟が特殊だったためか、一度教えられた事は完璧にできる事が当たり前という環境でした。私は何度も繰り返して覚えるタイプだったため、できないというレッテルを貼られ、周りがどんどん成長している中先輩に承認をもらえず、ずっと成長できずにいました。辞めたいと思う時期もあり、転職を考えました。

忙しい現場では、何度も丁寧に仕事を教えている余裕がない、というのが現状。診療科にもよりますが、覚えるのに時間がかかるタイプの人間には、一層の努力が必要になるのかもしれません。

同期との差

看護師の体験談
何年経っても差が縮まらない(総合病院/看護師1年目)

同期より要領が悪く仕事のペースが遅いことを指摘はされなくても感じていて、とても悩んでいました。でも、それをプリセプターさんに話した時に、『看護師にもいろんな人がいて、やることが早い人、仕事が丁寧な人、それぞれ得意なことがあって初めて病棟が回っていくんだから、それはあまり悩まなくて良いんだよ。自分は何が得意かを見極めて、それを伸ばしていけばいい』といわれたことがあります。

でも、結局は年数が経過するにつれて同期とも差が開き、『向いていないんじゃないか』と悩むようになり、それは結局退職するまであまり変わりませんでした。

新卒の約9割が病院へ入職(※)するというデータがありますが、看護師が活躍できる職場は病院だけではありません。ペースが遅いということは丁寧ともいえますから、じっくり患者と向き合える施設や、療養期では、歓迎されるということもあります。

出典:厚生労働省『看護職員の現状と推移』(※)

体調不良

看護師の体験談
突然涙が流れる(急性期病院/看護師1年目)

職場の人間関係に問題はなく、先輩は優しく指導もしてくれます。問題は、私自身にあることはわかっています。

現場の忙しさについていけず、体調を崩し休むことが増えています。食欲が落ちたり、感情の起伏が激しくなり、涙が止まらなくなることもあります。

このままではみんなに迷惑をかけてしまうと悩んでいます。

看護職を含む医療業は、精神障害の労災請求件数(中分類)が2番目に多いという環境の下にあり、メンタルヘルスにおいては、ハイリスクグループに属しています。心身の健康に影響が出る場合もあります。

出典:厚生労働省『精神障害に関する事案の労災補償状況』(平成30年度結果)

結婚出産など環境の変化

結婚や妊娠で家族環境が変化すると、今の職場で働けない状態になることがあります。まだ看護師になったばかりで辞めることに悩む人もいることでしょう。「師長に相談したところ、新居の近くのクリニックを紹介してくれた」「転職サイトでアルバイトをみつけた」という声もあります。

辞めたいのは今の職場?看護師?

ここからは自分の心の中に入り込んでみましょう。案外、気づいていないことがあるものです。自分はどんなことに悩み、何がイヤなのか!転職したい本当の理由を見つけ出します。自己分析をすることで、打開策が見えてくるかもしれません。

辞めたいのは職場なのか?それとも看護師という職業なのかも考えてみましょう。

シフトから考える

医療現場には24時間休みがありません。他の職業とは生活サイクルが違い、勤務時間は2交代制、3交代制のシフト制で、夜勤明けの数時間後には出勤などということもあります。その分、手当などがあり、他の職業に比べると給料は高くなっています。

しかし、中にはシフト制の働き方に体が順応できない人もいます。看護師転職サイトのキャリアドバイザーによれば、看護師1年目の転職希望者の特徴として「夜勤が体に合わない」という理由で転職を志望する人は多いといいます。

時間に追われ気持ちに余裕がない、仕事量も時間外勤務も多い、交代制勤務で生活が不規則など、働き方がストレスになっていないかチェックしてみましょう。

受け持ちから考える

ラウンドの優先順位を組み立てられない、臨機応変な対応が苦手という看護師にとって、受け持ちが増えることは大きなストレスとなります。看護師という職業は複数の患者と関りながら、多岐にわたる複数の業務を同時並行でこなすことが求められがちです。人はそれぞれキャパシティーがありますから、全ての看護師が、求められる業務を完璧にこなせるわけではありません。

ここから考えたいのはどんな仕事の仕方を望むか。「ひとりの患者とじっくり向き合いたい」「丁寧な看護がしたい」など自分が求める働き方、得意な働き方をみつけることで、次にとるべき行動が見えてくるかもしれません。

夜勤の独り立ちから考える

日勤で受け持ちの独り立ちができるようになると、夜勤の独り立ちも始まります。他の同期と自分の仕事ぶりを比較してみたり、「判断ができない」「またミスしたらどうしよう」など、不安と戦うことに疲れていないか確認しましょう。

看護師の仕事は、緊張感の連続の中で、自身で引き受けなければいけないことが多く、重責がストレスになっている場合もあります。

リーダー業務見習いから考える

通常は看護師2~3年目に命じられることが多いリーダー業務ですが、医療機関の中には1年目からリーダー業務や見習いを命じるところもあります。疾患や処置など、まだまだ分からないことだらけの中で、自分のチームだけではなく病棟全体を見なければならない…もう頭はパニックですよね。

「リーダーの日は仕事に行くのがつらい」という声が聞かれるほど、先輩たちも大変さを感じるのですから、1年目ではなおさらです。そんな重荷がストレスになっていませんか

1年目でも転職はできる

看護師になって1年未満の状態で転職はできるのでしょうか?答えは「YES」。転職は可能です。国家資格を取得しているという強みをもっている看護師は、1年目であっても転職先はみつかります。ただし、知っておいてほしいことがいくつかあります。

1年目看護師の転職事情

2018年公益社団法人日本看護協会から発表された『2017年病院看護実態調査』によると、2016年度入職の新卒看護職員の離職率(※1)は7.6%。調査が始まった2011年からずっと7%後半の数値です。

看護職員全体の離職率は10.9%ですから、あまり違いがないようです。看護師1年目で離職する人は、約13人にひとりいることになります。

新卒看護職員離職率=2016年度新卒退職者数/2016年度新卒採用者数×100(※1)
出典:社団法人日本看護協会

1年目転職のデメリット

転職は可能ですが、気になるのはデメリット。新人看護師の転職は、採用する側が納得できる転職理由を挙げていないと、忍耐力がないという印象をもたれる場合があります。次の職場でもすぐ辞めてしまうのかな…という辞めグセを疑われる可能性もあります。

他には、看護経験が浅い場合でも、中途入職者として対応する医療機関もあり、即戦力として扱われてしまう場合もありますので、転職先の教育制度は事前に把握しておいたほうが安心です。

1年目転職のメリット

デメリットだけでなくメリットもあります。新人看護師は経験値が浅い分、先入観ない人が多く、新しい職場のやり方を受け入れやすいと、採用する側が考える傾向にあるようです。キャリアを積んだ看護師に比べ、こだわりが少ない分、新しい職場でのやり方にも適応しやすいとも考えられています。

また、看護師1年目で転職する場合、転職先では新人として扱われる場合もあり、再度新人教育を受けることが可能な医療機関もあります。

1年目転職の不安

1年目で転職ができたとしても「転職先で仕事についていけるのかな?」「体力的に大丈夫かな?」など、不安はつきないかもしれません。先のアンケートからふたつ紹介します。

病気療養でブランク期間ができてしまった…

A:ブランク期間が生じた場合、面接などで理由を聞かれることがありますが、その理由は説明するようにしましょう。療養のために仕事を休んでいた人であれば、完治しているのか、通院が必要なのか、面接時の状態も一緒に伝えます。

看護師は患者の健康を管理するのが仕事ですから、看護師自身が健康でなければ務まりません。不調が続く場合はゆっくり休養しパワーを充電することも大切です。

働いていないブランクの期間ができたとしても、これから続く看護師人生には、大きな問題はありません。スタートがちょっと遅れただけと考えることもできそうです。

年齢が他の新人よりも上に…人間関係が心配

A:1年目で転職した場合、時期によっては1年後輩の新人と一緒に研修を受け、仕事をすることになる人もいます。たとえ1年未満だとしても、社会人としての経験を積んでいるのですから、そこは強みとなることでしょう。

とはいえ、経験があっても、謙虚な態度で、新人と一緒にスタートするぞ!という意気込みも大事です。その上で、年齢や卒業年度などは、必要以上に気にしないことです。

正職員以外の働き方

看護職の働き方は正社員だけではありません。派遣社員やパートタイマー、単発アルバイトなど、正社員よりも制限の少ない働き方もあります。正社員以外の働き方を詳しく説明しましょう。

派遣看護師として働く

派遣看護師は、職員や社員として医療機関や企業と契約をするのではなく、派遣会社と雇用契約を結び、期間限定で医療機関や企業へ派遣される働き方をします。作業する内容も勤務時間も決められているので、業務量が多く超過勤務の多さに悩んでいる人向けの働き方です。

パートやアルバイトとして働く

契約も1日だけというものから、週に数時間、月に何日というように、働く時間を選ぶことができます。働く時間を調整しながら、パートやアルバイトで看護師を続けるという働き方です。

また、看護の知識が求められる職場は、病院やクリニック以外にもたくさんあります。たとえば、治験や健診センター、学校や保育園、一般企業などにあたります。

休職したほうが良い場合

先ほども紹介したように、医療従事者の精神疾患、罹患率が高いことは、厚生労働省のデータでも証明されています。厚生労働省『5分でできる職場のストレスセルフチェック』では、職場でのストレスレベルがチェックできます。57問に答えると「ストレスの原因因子」「ストレスの心身反応」「ストレスの影響因子」がわかります。コメント欄のアドバイスを参考にしてみてください。

すでに心身に支障が出ている場合は、仕事をひと休みすることも大切です。回復後に仕事に復帰すればよいのですから、焦ることはありません。まずは専門医に相談しましょう。

出典:厚生労働省『5分でできる職場のストレスセルフチェック』

ひとりで決めずに周囲、先輩、転職エージェントに相談しよう!

新人看護師の転職は、今後の看護師キャリアにも影響するため、安易な気持ちでの転職はやめましょう。勢いで決めてしまうと、その後の就職に影響が出る場合もあります。ですから、しっかり周囲の人や先輩に相談し、納得した上で転職をしましょう。

周りに相談できる人がいない場合は、転職業界の情報に詳しい、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。転職に適したタイミングや転職方法などを、詳しく教えてくれます。

看護師転職サイトの紹介

やむを得ず転職を考える場合は、看護師専用の転職サイトを活用します。それぞれのサイトにはキャリアアドバイザーがいて、退職の仕方から、履歴書の書き方、面談対策などを多岐にわたってアドバイスをしてくれます。

転職を成功させるポイントとしては、求人が掲載されている医療機関はサイトによって違うことから、複数の転職サイトに登録し、条件の良い案件の見逃しを防ぐことです。登録料は各社無料です。

看護roo!

『看護roo!』の特徴は、ひとりのキャリアコンサルタントが、転職先を探す看護師と転職者を探す医療機関の双方を担当する一気通貫制を採用していること。両方の事情を認識していることから、サポートが丁寧だといわれています。

医療機関の内部事情を、転職希望者に直接お伝えするため、マッチングが高いことでも知られています。担当のキャリアコンサルタントに相談することで、希望に合った求人を探してもらえます。正社員だけでなく、派遣やパートアルバイトの転職サービスも行っています。拠点は東京、新横浜、名古屋、大阪の4ヵ所です。

看護のお仕事

『看護のお仕事』の特徴は、公開求人数は5万件、登録者にだけが見ることができる非公開求人もあります。「日勤のみ」「時短」「休み多い」「土日祝日休み」「託児所あり」など、わかりやすさにも定評あり。看護師の口コミも多く、働いてみないと分からない医療機関の内部事情を知ることもできます。

正社員だけでなく、派遣やパートアルバイトの転職サービスも行っています。拠点は全国11ヵ所です。

マイナビ看護師

看護師の求人・転職サイトの認知度No.1の『マイナビ看護師』の特徴は、求職者と直接会って合って面談するという点です。掲載求人数は約5万人と少なめですが、病院以外の求人も多く、職場の提案力にも優れているといわれています。

今、登録するとダブルプレゼントとして「リラックマのボールペン&クリアファイル」「看護師転職サポートブック」がもらえます!拠点は全国22か所。看護師情報サイト「ナースぷらす」では、看護師に役立つ情報を発信しています。

1年目看護師の転職成功事例

新人であっても看護師は国家資格を取得しているという強みがあるため、転職することは可能です。悩みを解決するために一歩を踏み出し、1年目での転職に成功した人もいます。そんな転職成功者の話を紹介しましょう。

看護師1年目の転職成功者1

看護師の体験談
目標となる師長に出会えた(市民病院/看護師1年目)

師長さんが、管理能力だけでなく看護師としての力量や人望がない人でした。そのため周りのいつも優しい先輩達が、みんな師長さんの悪口やダメな所を言っており、職場の雰囲気が悪くなっていました。私も師長さんを尊敬することができませんでしたが、看護師経験年数の浅い自分が、一応大先輩にあたる師長さんを全く尊敬出来ないことが生意気な気がして嫌でした。

次第に自分が尊敬できる人のもとで働きたいと思うようになり、また、他にも興味のあることがあったため、転職をすることに。自分の人生なので最後は自分がどうしたいか、どうなりたいかで行動を起こすことが大事かもしれません。新しい職場の上司は人として思いやりのある人なので、充実した気持ちで仕事をすることができています。

看護師1年目の転職成功者2

看護師の体験談
先生や事務長にも転職を相談(クリニック/正看護師1年目)

クリニックで働いている時に、スタッフ7人の中で私だけが正看護師で他は准看護師でした。そのせいで、准看の師長から嫌がらせを受けました。看護師1年目のことです。

准看護師だったころは、師長からはいじめは受けませんでした。しかし、国家試験に合格して学校を卒業してから、正看護師として働いていたら師長から嫌がらせを受けるようになりました。

上司である先生や事務長にも相談すると、ふたりともその方が良いと納得してくれたので、正看護師が多い病院に転職しました。

看護師の資格があれば、どこでも働けます。嫌な思いをして働くことはないのです。「嫌なら辞める!」後輩にアドバイスをするならこの一言です。

看護師1年目の転職成功者3

看護師の体験談
体調不良が改善した(総合病院/看護師1年目)

学生時代と違い、臨床では多数の患者さんを見ないといけないプレッシャーがある中で、学生時代にちょっと勉強した手技などを、臨床でいきなりできて当たり前の状況があり、仕事の順序をうまくつけられない私は、仕事の効率の悪さに悩んでいました。プリセプターにもうまく相談できなかったし、もともと相性もイマイチあわなかった。

毎日残業、業務に追われ、夜勤など不規則な生活で体調を崩してしまいました。結局別の病院に転職しました。そこはゆったりとした病棟で、ゆとりをもって仕事ができるようになり、悩みを解決させることができました。

看護師1年目の転職成功者4

看護師の体験談
自信がつき天職と思えるようになった!(総合病院/看護師1年目)

職場が変わった事で最初の職場では得られなかった知識や技術を身につけることができ、自分でもびっくりするほど自信が持てました。

1年目はいつもオドオドしていましたが職場を変えた2年目は仕事が大好きだと口に出して言えるようになりました。人間関係も良好でこの仕事に自分は向いていないと1年目は思っていましたが、2年目はこの仕事が天職だと180度考えが変わりました。

上司や先生に相談し、勇気をもって行動したことで、転職に成功。新しい職場環境で活き活きと仕事をしている人もいます。

一方で、悩みをかかえ、転職を考えつつも、試行錯誤を繰り返しながら乗り越えた人もいます。仕事に慣れることで乗り越えた人、ある日の気づきから、自分の行動を変え、乗り越えた人など、乗り越え方はさまざまです。「【看護師つらい...】新人の辛さの原因4種類と具体的な乗り越え方」で、新人看護師の経験談を読むことができます。

転職先の詳細

看護師が活躍できる職場は新卒採用が多い急性期の大学病院や総合病院だけではありません。看護師が求められている職場、活躍できる職場について説明しましょう。

中規模病院

中小規模病院とは、病床数が300床未満の病院をいいます。平成30年10月1日現在、療養病床をもっている病院は全国に3,736施設あり、そのうち病床100~300床未満の中規模病院は1,029床で約28%を占めています。看護知識やスキルを身につけたい人、専門分野をもちたい人には合うでしょう。

出典:厚生労働省『平成30(2018)年医療施設(動態)調査・病院報告の概況』

介護施設

介護施設とは、介護が必要な人が通う、または居住する施設です。介護施設にはさまざまな種類がありますが、看護師の仕事は、医療や看護を通して入居差をサポートすることです。施設を利用する人や入居者の健康管理や薬の管理などを行います。

デイサービス

デイサービスは、自宅から通う高齢者を受け入れる施設です。昼間に食事やレクリエーションなどを行っています。

看護師の仕事は、利用者の健康管理や薬の管理などを行います。多くは日勤のみで、ゆったりと仕事をすることができます。看護を行う場面が少なく、最新の看護スキルを学んだり、経験する機会はあまりありません。

外来

外来は、病院へ来訪した患者に対して診察する場です。病棟と違い、多くは日勤のみで夜勤がありません。

看護師の仕事は医師の診察の補助業務です。医師の指示のもと、検査や処置を行います。多くの患者を診察する外来では、臨機応変な対応が求められ、適切なアセスメント、アプローチが求められます。

クリニック

クリニックは、病床をもたない、または19床以下の病床をもつ医療機関で、医療法では診療所と定義されています。外来同様、日勤のみの勤務のところが多く、残業も少なく、土曜日は昼までというところが多くあります。中には平日休みのところもあります。

看護師の仕事はさまざまで、クリニックの専門により求められるスキルが違ってきます。看護師の人員が限られているため、診療補助の他にも、医療器具の洗浄や、発注など、幅広い業務が求められます。

引用:厚生労働省白書
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/index.html
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/10-2/kousei-data/PDF/22010206.pdf

美容系

美容系の専門的クリニックは、他の医療機関と違い、健康な人が患者であるということです。しかし、外見に悩みを抱えている人が多く、看護師の仕事はホワイトニングなどの美顔器や脱毛器などの操作や説明がメインになります。中には整形手術を行っているところもあり、介助なども行います。

採用の特徴としては、若い年齢を好む傾向があります。専門分野になるため、経験を踏まえるというよりも、新たに知識を学ぶ分野ことなります。給与は、日勤のみの仕事と比較すると高水準の給与体系になります。

社会人として歩み始めたばかりですが、ストレスから体調が優れない人は、立ち止まり、自分自身の声を聞いてみることも必要です。

つらさがある場合は、一休みも必要です。気力や意欲を取り戻してから次のステップへ進めばよいのです。

もう少し頑張れそうな人は、自分なりのストレス解消法をみつけ、ストレスを発散しながら、一人前の看護師を目指してみてください。