新人看護師の夜勤デビューはいつから?!知っておくべきポイントは?
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新人看護師にとって大きなハードルの1つが夜勤です。患者の身体に関わる仕事なので、迅速で正確な判断が求められ、プレッシャーを感じてしまうのも仕方がないことです。
ただ、全ての看護師が避けては通れない夜勤ですので、ここでは、夜勤への恐怖を克服するために新人看護師が心がけておきたいことをご紹介いたします。
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この記事に書いてあること
新人看護師が夜勤に入るのはいつから?
新人看護師は入職していきなり夜勤を任されるわけではありません。
それ以前に覚えなければいけないこと、慣れなければいけないことが看護師の仕事には想像以上にたくさんあるからです。
多くの病院ではマンツーマンでていねいに指導してくれますので、まずは日常業務の手順を理解し、確実にこなせるようになることが先決です。
何もわからない状態で夜勤に駆り出される、などというケースはまずないと考えていいでしょう。
夜勤研修の開始時期は、就職後2~6ヶ月と病院によって幅があり、中には1年が過ぎてから、ようやく夜勤研修を開始する病院もあるようです。
長期的な目で見れば、夜勤をいずれはみんなができるようになりますので、夜勤研修が始まらないからといって、焦る必要はありません。
新人が夜勤に入っていいと判断されるタイミングは病院によって異なりますが、入職して半年から一年ほど経ったときです。
本人の成長や病院の事情にも左右されるので、あくまでも目安だと気に留めておきましょう。
新人看護師が十分に業務に慣れてから、人手の少なくなる夜勤業務をさせる方針のところ、また2~3ヶ月のうちに夜勤に慣れさせて、急成長を図る方針のところと病院によってさまざまです。
看護師一人ひとりの適性を見ながら、時期を変えているというのであれば、確実な成長を願ってのことなのでしょう。
夜勤勤務では、何よりも臨機応変に現場で対応できるだけの知識とスキルが求められますし、看護師として患者からも同僚からも頼れる存在にまで成長しておく必要があります。
夜勤をしっかりとこなせるプロの看護師を目指すのであれば、今のうちに夜勤についての知識を深めるなどできることをしておくことが大切です。
日勤の業務から着実にスキルを向上させ、どのような状況にあっても看護師として役立てるよう目の前の課題に取り組んでいきましょう。
夜勤に入っても大丈夫と判断されるポイント
時間内で業務を終わらせることができている
新人看護師に求められているのは正確さであり、多少時間がかかっても与えられた仕事をミスなくこなすことが大切です。また、勤務時間内に終わらせることができない作業があれば、周囲の看護師がフォローしていきます。
つまり、正確さを身につけ、業務のスピードも上がってくれば、看護師として一人前だといえます。安心して夜勤を任せられる状態になったと、上司は判断してくれるでしょう。
仕事をする上で重要な「報・連・相」
「報・連・相」とは、「報告」、「連絡」、「相談」の頭文字をとって作られた言葉です。
上司に報告、連絡、相談をきちんと行うことでトラブルやミスは減り、安全に仕事をこなしていけます。 上司が状況を把握できるよう、簡潔に要点を伝えられて、はじめて「報・連・相」ができるようになったと認められます。
夜勤では、翌日への「報・連・相」は不可欠なので、伝達の精度は重要なポイントになります。
夜勤で不安になるのはどんなところ?
新人看護師が夜勤で不安に思うポイントはたくさんあります。
事前に不安を把握していくことで、具体的な対策を準備しておくことができます。
夜勤勤務は頼れる看護師が少ない
新人看護師が夜勤を恐れる点には、勤務している看護師の少なさがあげられます。
日勤よりも夜勤のほうが圧倒的に看護師の数が減ってしまうため、一人ひとりの責任が大きくなります。
夜勤にも慣れているベテラン看護師であればトラブルが起きても落ち着いて対応できるでしょう。
しかし、新人看護師からすれば、頼れる人が少ないのは心細いものです。
また、話しかけやすい看護師が一緒のシフトに入っていなければ、分からないことがあっても聞きづらく、ストレスもたまることでしょう。
業務の面でも人間関係の面でも夜勤は居心地が悪く、多くの新人看護師が「何も起こりませんように」と不安でいっぱいになって夜勤をこなしているのではないでしょうか。そして、いざトラブルが起こるとパニックになってしまいがちなのです。
生活リズムが崩れる
生活リズムが昼夜逆転することは、健康に影響がでるため、不安要素の1つです。
これまで規則正しい生活を送ってきた人ほど夜勤のシステムにはなじめず、体調を崩したり、睡眠不足に陥ったりします。
夜勤のシステムは勤務形態によっても変わるので、看護師によって苦手なシフトと理想のシフトが発生すると考えられます。
看護師の勤務形態は主に2交代制と3交代制に分かれます。2交代制のデメリットはなんといっても勤続時間の長さでしょう。夜勤のシフトだと16時間もの間、病院に拘束されてしまいます。
もちろん、勤務時間中にも休憩や仮眠の時間はありますが、家に帰れないことで精神的苦痛が募り、疲労感も倍増しがちです。
また、完全に昼夜が逆転してしまうのもデメリットでしょう。体内時計が狂い、夜勤がない日でも深夜に目が覚めたり、朝が起きられなくなったりする可能性があります。
一方、3交代制もデメリットがあります。3交代制では3種類の時間帯をランダムに組まれることがあり、生活ペースを掴めないまま日々が過ぎていく人もいます。
ときには、早朝まで働いたあと、午後から出勤というシフトを組まれることも珍しくなく、家に帰って寝たと思ったらすぐに出勤、という事態にもなりかねないのです。
一概に2交代制と3交代制のどちらがいいとは決められず、個人の好みによるところが大きいでしょう。
注意したい睡眠時間
睡眠時間も気をつけたいポイントです。
「看護師は激務なので休日は寝て過ごしたい」そんな人は多いと思います。
しかし、休日に睡眠を過剰にとると、勤務に影響してしまいます。
夜勤の仮眠の時間で眠気が訪れなかったり、集中力を要する場面で眠気が訪れたりと悪影響が起こるのです。
おすすめなのは、勤務状況に応じて睡眠時間を調整することです。夜勤を控えているならあえて早起きして、仮眠の時間に影響を与えないなど、工夫しながら毎日を過ごしましょう。
一方で、オフの日はリフレッシュして、ストレスを解消しておくことも大切です。遊びや趣味の時間も確保して、すっきりした気持ちで職場に戻りましょう。
不安なポイントは先輩に相談
人数の少ない夜勤が不安なら、不安なポイントを先輩相手に聞いておくことで対策になります。
夜勤にはマニュアルが組まれていると考えられるので、早い段階から読み込んでおくことも肝心です。 そして、夜勤のシミュレーションをしておきましょう。
可能なら上司や先輩に手伝ってもらい、手順を確認したり、トラブル対応を予習したりしておくことで、夜勤への恐怖は解消してくるでしょう。
時には厳しい言葉をかけられることもあるでしょうが、本番でミスをするよりも、良いと考え、ポジティブに受け止めるようにしましょう。
初めての夜勤で失敗しないために今できること
新人看護師が夜勤業務を行う際には、先輩看護をはじめとして周りではそれなりの配慮をしてくれるものですが、ただそれに甘えるだけではいけません。
慣れない夜勤での失敗を防いだり、周囲に余分な負担をかけたりしないよう、新人でもできることはしっかりと事前に準備をしておくことが大切です。
夜勤の事前準備として以下のようなことがあります。
- 日勤と夜勤業務との違いの確認
- 夜勤業務の流れの把握
- 夜勤で使用する機器類の使用方法を調べる
- 夜勤担当患者の情報収集
- 夜勤担当患者への投薬薬品の作用・副作用を調べる
- 業務手順書に基づいたタイムスケジュールの組み立てと先輩看護師への確認
- 手技に不安があれば先輩看護師とシミュレーションを行う
またわからないことが自分でも調べられるよう、参考書(看護のポケットブック、看護電子辞書、医学書など)を持参しておきます。
夜勤勤務の流れをしっかりと把握し、タイムスケジュールを立てておくことで、夜勤業務を効率よく行うことができます。
夜勤の主な業務の流れは以下の通りです。
- 担当患者の情報確認と夜間投薬(点滴含む)の準備
- 日勤担当看護師との申し送り
- 患者の様子観察、バイタルチェック、点滴交換
- 夕食配膳や食事介助、食後の投薬管理、口腔ケア
- 患者の様子観察、バイタルチェック、点滴交換
- 就寝前の投薬管理
- 病棟の巡回、記録、トイレ補助(尿廃棄など含む)、点滴交換
- 朝の点滴や採血の準備
- 患者起床後のバイタルチェック、点滴交換
- 朝食配膳、食事介助、食後の投薬管理、口腔ケア
- 日勤担当看護師への申し送り
このような多忙な業務の間に、時間を看護師自身が食事をしたり、仮眠をしたりします。
この他にも急変した患者への対応、急患への対応も行うなど夜勤勤務は非常にタフな仕事です。
そのため規則正しい生活をし、体調を整えておくことが重要となります。しっかり休んで体力を蓄えておくことも夜勤でのミスをなくすためには必要です。
夜勤中のミスにはどう対応する?
ミスの報告はすぐに行う
どんなに予習をしていても、新人看護師が夜勤でミスをしてしまう可能性はゼロではありません。
そんなときにするべきことは、上司への報告です。 ミスの報告は気まずいものですし、できることならバレないように黙っておきたいという心理も働きがちです。
しかし、もしもあなた以外の誰かからミスの報告を受けたとしたら上司はどう思うでしょうか?
あなたが「無責任で反省していない」という風に思えるでしょう。 本当に反省し、ミスを悔やむ気持ちがあるのなら自分の口から報告することが大事です。
もちろん、きつく怒られることもあるでしょうが、真摯に受け止め自分の糧としましょう。
ミスを繰り返さないために
ミスを怒られて「もう終わり」と考えてしまうと、同じミスを繰り返す可能性があります。
まずは、ミスの原因を追究しましょう。
スキルや知識が不足しているのなら日々の勉強を見直すべきですし、集中力を欠いていたのなら勤務態度を改めることも肝心です。 ミスと向き合うのは心が痛む時間ではあります。
しかし、だからといって逃げ出してしまうとミスを繰り返し、多くの人からの信用を無くすこともありえます。
看護師として成長するためにはミスから目を背けないようにしましょう。
ポジティブな気持ちも大切
ただ、気持ちが落ち込みすぎると冷静な判断ができなくなり、「どうすれば患者さんのためになるか」ではなく、「どうすれば失敗をしないか」という消極的な考え方しかできなくなります。
結果、ベストな判断を下せなくなり、患者や家族からのクレームにつながることもありえるのです。 ミスを反省する気持ちも大切ですが、前向きな気持ちに切り替えられなければ、ミスを再発させる確率は高まるでしょう。
ポジティブになれば視野も広がり、小さな見落としも防げるようになるでしょう。
新人看護師へ初めての夜勤に向けての心得
夜勤業務が開始する新人看護師が、大きな不安を抱くことは理解できます。
しかし新人はわからないこと、知らないことが多く、最初から完璧にできないのが当たり前です。
先輩やプリセプターなど周囲の人もそれを十分に知っているので、思い詰める必要はどこにもありません。
ただ、いつでも指導やフォローをしてくださる先輩看護師に対しては、感謝の念を持つようにしなければはなりません。
先輩看護師は自身の業務をこなしながら、新人の指導に当たっています。仕事量が格段に増えることで、イラつくこともあるでしょう。
そこは新人看護師の側でも、理解し、受け入れる必要があります。
少しでも早く一人前になるためには、夜勤についても積極的に臨む姿勢が大切です。疑問点があれば後回しにせず、質問したり調べたりして解明していきます。
何よりも体調を崩してしまうと、それだけ学ぶ機会が失われ、成長が遅れます。夜勤は日勤にも増して厳しい環境であることを意識し、自分自身の体調管理を心がけてください。
夜勤は限られた時間の中で、ひとりの看護師がたくさんの患者を受け持ちます。
どのように効率的に動き、業務をさばくのか、先輩看護師との差を実感できる良い機会となります。
自身の至らなさがわかれば、それだけ不足を埋める努力につなげられます。
理想の看護師像に近づくための具体的で細かい目標が立てられ、一人前の看護師としてのスキルが身についていきます。
新人看護師が信頼される看護師になる道のりは決して楽ではありませんが、夜勤という業務が凝縮された時間を経験することで、一歩また一歩と近づいていけるでしょう。
2交代制・3交代制の時間配分、シフト例
看護師の夜勤には、「日勤・夜勤」の2交代制と「日勤・準夜勤・深夜勤」の3交代制があります。
2交代制の時間配分は日勤 8:30~17:30、夜勤16:30~9:00という体制を取っているのが一般的です。
日勤が8時間勤務なのに対し、夜勤は16時間30分という長時間労働となります。
3交代制の場合では、約8時間ごとの勤務体制が組まれます。
3交代制の時間配分は、日勤 8:30~17:30、準夜勤16:30~1:00、深夜勤00:30~9:00などが一般的です。
2交代制では勤務が長時間に及ぶため、労働基準法に従い、食事休憩以外に1時間半~2時間程度の仮眠休憩を取るよう定められています。
3交代制では基本的には通常の8時間勤務体制と同じく、45~1時間程度の休憩を取ります。
2交代制と3交代制では、休みの置かれ方にも違いが見られます。
2交代制では「夜勤明けの翌日は休みとする」といった決まりがあります。例えば月曜日に夜勤をした場合には、火曜日が夜勤明け、水曜日が休日となります。
2交代制と3交代制の一般的なシフト例を見てみましょう。
2交代制のシフト例
曜日 | シフト | 勤務時間 |
---|---|---|
月 | 日勤 | 8:30~17:00 |
火 | 日勤 | 8:30~17:00 |
水~木 | 夜勤 | 17:00~翌日9:00 |
金 | 休日 | - |
土 | 日勤 | 8:30~17:00 |
日 | 休日 | - |
3交代制のシフト例
曜日 | シフト | 勤務時間 |
---|---|---|
月 | 日勤 | 8:30~17:00 |
火 | 深夜勤 | 0:00~9:00 |
水 | 準夜勤 | 16:00~1:00 |
木 | 休日 | - |
金 | 日勤 | 8:00~17:00 |
土 | 準夜勤 | 16:00~1:00 |
日 | 休日 | - |
教えて!夜勤の実情Q&A
夜勤ってどれくらい忙しいの?
夜勤は少ない人数で多くの病床をラウンドしなくてはいけないうえ、急変・ステルベン、即入が多いため、休憩時間が取れないという経験をする看護師も少なくありません。
また、せん妄患者や高齢患者が多い施設では、食事も取れないほど休憩を取るのが難しいというところもあります。
昼間は落ちていても、夜になると精神状態が悪化する患者がいると、その対応に苦慮することもあります。重症患者や急変患者が重なると次々に対応に追われ、辛いことになります。
ステルベンがあり残業に
私が勤めている混合病院では夜勤を看護師3名体制で行っており、普段はそれほど忙しい方ではありませんでした。
ところがある夜、日付が変わる頃に急変した患者のステルベンを皮切りに、直後に危ないと申し送りを受けた患者のステルベンが続き、さらに明け方、急変した患者が亡くなりました。
一晩に2名の患者のステルベンを体験し、最終的には昼近くまで残業することになりました。
患者次第では、仮眠や休憩がまったく取れず、食べることも休むこともできないまま16時~9時までの夜勤が残業で13時までになることもあります。
深夜のオペ出しやオペ迎え、頻発するトイレコールや緊急入院など、夜勤ではさまざまな出来事が待ち受けています。
突然担当の看護師と連絡が取れなくなり…
日勤が終了する頃、もう少しで申し送り時間なのに、夜勤看護師が1人出勤して来ないという事態に遭遇しました。
寮へ連絡するも不在で、携帯の呼び出しにも出ません。申し送りが済んでも結局連絡は取れないままで、夜勤を代われる看護師が見つかりませんでした。
師長の困る様子を見かねて、ついに夜勤を引き受ける申し出をしてしまい、朝まで働き通しになったということです。
幸い、特別な急患や急変はなかったとのことですが、日勤からの夜勤は想像以上にハードで疲労困憊しました。
夜勤のある病院では、看護師が体験する辛さは想像以上です。
それでも、ひとつひとつの業務をこなすうちに、新人看護師がいつしか頼りがいのあるベテランへと成長していきます。
夜勤中大変だったことって何?
夜勤をこなしていく上では、上手に休息を取れることも重要なポイントです。
新人のうちは寝ようとしても落ち着かず、無為に時間を過ごしてしまいがちです。タイミングを逃して休憩できないまま、朝を迎えてしまうこともあります。
休憩が取れなかったときには、少し気が緩んでも眠気が襲ってきます。
朝のバイタルチェックの計測を待つ間や、申し送りの間など、何かをしていてもぼんやりしたり意識が飛んだりしてしまうといった声も聞かれます。
夜勤の一番の辛さは、睡魔との闘いにあるのかもしれません。
体力的にどう辛い?
夜勤中に忙しくて仮眠が取れず、業務中に眠気に襲われたり夜中に眠くなったりしてするときには、体力的に辛いと感じます。
また、夜勤でない日でも生活リズムが崩れて、仕事中に眠気が一気にくるという経験をする看護師もいるようです。
夜勤明けでもなかなか寝付けず、疲れを残してしまう看護師は少なくありません。
また夜勤後に日勤があるときには、明るい中でも無理に寝なければならないというプレッシャーをきついと感じる場合もあります。
睡眠バランスが崩れると、身体のさまざまな不調があらわれ、風邪をひきやすくなったり肌荒れしたり、生理不順を起こしたりするケースも見られます。
精神的にどう辛い?
精神的な辛さは、技術の未熟さから何事か起きたときの対応が満足にできないという不安感から発生しています。
夜勤中に患者の急変が起きたときには、医師も少なく、頼りとする先輩看護師の人数も少ないため、より強いプレッシャーを感じます。
急変や急患が重なると、自身がパニックを起こしそうになり、普段はできることについても冷静な対応が難しくなってしまうようです。
夜勤って実際いつ帰れるの?
先にもありましたが、夜勤では想定外の事態が多く発生しがちです。少ない人数で対応するため、即時に処理できないことは後回しにされます。
日勤者が来ても、夜勤のときに起こったことについては自分たちで完結しなければなりません。
そのため突発的なことが起きたときには、報告書の作成や記録に時間が取られ、9時で上がれるはずがお昼過ぎまでかかることもあります。
新人看護師であっても、夜勤担当となった場合にはそれ相応の覚悟をしておく必要はあります。
夜勤の患者はせん妄等どんな感じ?
普通の人でも、昼と夜とでは感情の波が変わります。入院患者は特に、夜間中に心身が不安定になる傾向が見られます。
例えば、地方回帰リハビリテーション病院の例では、せん妄患者、高齢患者が多く、食事もとれないほど休憩を取るのが難しいという体験談があります。
また大学病院のような大規模な施設でも、重症患者の急変やステルベン、救急搬送車の入院対応などがある場合があります。
そのような場合には、夜勤業務の予定が狂い、看護師は休憩を取れなくなることもしばしばです。
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