世界にはばたくためには?海外で看護師が働く方法・必要な資格や給与事情まで解説

海外で働く看護師
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世界中どこに行っても必ずあるのが、医療の仕事です。そこに人が暮らしている限りは、看護の仕事も存在します。

海外で働くことに興味があり、ぜひいつか行ってみたいと考える看護師も多いのではないでしょうか。

看護師として海外で働く方法にはいくつかの種類がありますが、難易度はそれぞれ異なります。

ここでは海外で活躍したい看護師のために、知っておきたい情報をまとめて解説していきましょう。

看護師が海外で働くための方法は3つ

看護師が日本を離れ、海外で働く方法としては次の3つがあります。

  • 海外研修制度を利用する
  • 海外協力隊・NPOのボランティア活動などに看護師として参加する
  • 国際看護師になる

海外研修制度の利用

「海外で働く」というよりは勉強しに行くというのに近いですが、病院の海外研修制度を利用するという方法であれば比較的簡単に外国の医療現場を体験することができます。

期間としても1週間程度からと、短期であり、語学に自信がないという看護師でも参加は可能です。

海外研修制度のある病院の一例としては、以下のような施設があります。

  • 兵庫医科大学病院
  • 北里大学病院 看護部
  • 慶應義塾大学病院看護部
  • 千葉中央メディカルセンター
  • 東京北医療センター 看護部
  • 国立国際医療研究センター病院

このほかにも介護関連など、海外の看護ケア事情を知る必要性を重視している施設は数多くあります。

現在の職場が海外研修制度を実施していない場合には、そうした制度が整備された病院への転職もひとつの手段です。

ただ看護師の海外研修制度が整っていたり、海外研修を金銭面からも支援したりしている病院は、人気があるので求人数は限られます。

またエージェントを通して海外研修を体験する方法もあります。

こちらは参加が実費となるので、研修の内容をよく確認し、成果が得られるかどうかを検討する必要があります。

海外研修を実施しているところには、以下のような企業や機関があります。

  • 株式会社トラベルパートナーズ
  • 公益財団法人 日米医学医療交流財団
  • ウインテック留学センター 
  • ワールドアベニュー

青年海外協力隊・JICAシニア海外ボランティアへの参加

渡航の費用をかけずに、中・長期的に海外で活動したい場合には、青年海外協力隊またはJICAのシニア海外ボランティアに参加する方法があります。

ただし遊び気分で気軽に参加できるものではなく、必要書類提出からの1次選考、技術および語学力審査と健康診査の2次選考後に、面接を経て合否が決定されます。

合格すると研修(数日~6ヵ月)、派遣前訓練(35日間と70日間)が行われます。

応募時に必要な語学力は英検3級以上となっており、現地の言語についての研修が受けられます。

派遣期間は短期型と長期型があり、最長で2年までです。

仕事内容としては、現地の病院で実際にケアを行ったり、現地の看護師に指導・教育をしたりするなど多岐にわたります。

派遣される場所が先進国でないことが多いため、最新医療を身に付けたいという希望には沿いませんが、自分の持っている技術や経験を活かしたいと考えている人には向いています。

住居・渡航費用と生活費が保障されているので、資金はないけれど海外で看護ケアの仕事をしてみたいという強い意欲があるのであれば応募してみてはいかがでしょうか。

毎月85,000円が日本の口座に積み立てられており、帰国後の生活の心配も軽減されます。

国境なき医師団

同様の活動として、国境なき医師団があります。

こちらは活動地域が紛争地や難民キャンプなど、さらに厳しいことが予測されます。自然災害の被災地に赴くケースも多くなってきています。

多国籍チームとの連携を取ることが必要となるため、英語またはフランス語で支障なく会話できるスキルが必要です。

また3年以上の臨床経験に加え、新人指導や教育業務の経験が求められるなど、条件が厳しくなっています。

また応募直前に2年以上のブランクがある看護師は、受付対象外とされています。

こちらはボランティアとは違い、規定の月額給与が支給されます。

一般の看護師のレベルにはほど遠いものの、最低の生活保障はされていると言えます。

ジャパンハート

ジャパンハートは、有料の国際医療ボランティアツアーです。

国際ボランティアとは違って渡航費・海外傷害保険などはすべて自己負担で、現地医療活動費も必要です。

ただ現地での宿泊や食事は提供されます。海外が初めてでも周囲に日本人の仲間がいるため、安心です。

現地で医療にたずさわる日本人スタッフなどから話を聞くことができ、今後の具体的な活動イメージをつくることもできます。

将来的に海外移住をして働きたいという場合のスタート地点にできるかもしれません。

参加についての選考はありませんが、申し込み費用が発生します。自腹でも海外の医療を体験してみたいという人にはおすすめです。

本格的な国際派の看護師を目指す

語学審査に通過するのが先決

長期的に海外で働こうとする場合には、現地に定住して勤務をする国際看護師となる必要があります。

しかし、日本の看護師免許がそのまま世界で通用するわけではありません。海外で働くためにはほとんどの場合、それぞれの国での免許が必要となります。

当然のことながら現地の試験はその国のことばで実施されます。言語力はもちろんですが、医学用語もすべて覚える必要があります。

また、資格を取得してもその国で働くためには、就労ビザか永住権の取得が求められます。

国によって資格の取得方法や働き方はさまざまです。

主な国の看護師資格取得については、以下の通りです。

審査 語学力検査 受験 看護教育カリキュラム受講の要
アメリカ

各州で異なる

CGFNSでの査定後NCLEX-RN資格試験を受験

不明
カナダ

各州で異なる

大学学位・過去5年間で1125時間の就労経験が条件

語学試験後、看護師試験を受験

仏語または英語の審査が課される 実習経験が250時間必要(州によって異なる)
オーストラリア

「学位」があり、看護師経験があれば英語試験のみ

看護短大専門卒かつ看護師経験があれば、現地大学に通い看護学位をとる

学位がない場合、ブリッジプログラムを受ける
ニュージーランド

学位があれば英語試験合格後、看護協会に登録申請

その後、指定校で必要となるコースを受講

学位がなければ学校に通う必要がある

必要と判断された場合専門プログラムを受講
イギリス 英語試験と必要書類の提出 20日間の大学講義と臨床実習
ドイツ 州によって異なる

(ドイツ語)

不明

いずれの国でも、語学試験は必須ですが、特にアメリカとカナダは条件が厳しくなっています。

同じ英語圏でもイギリスやオーストラリアの方が、比較的看護師になれる可能性が高いといえるでしょう。

オーストラリアで看護師になるためには?

オーストラリアには日本のような看護師の国家試験の制度はありません。

オーストラリアでは国の看護協会AHPRAに登録すると、看護師として働くことができます。

オーストラリア看護協会への登録に必要な条件の2つが、英語力看護資格に適した学位・能力です。

外国籍の場合には加えて就労ビザの取得が必要となります。

現在AHPRAで規定される英語力の基準としてはIELTSで 7.0 [Academic module]を取得する、またはOET (Occupational English Test)で Bランク以上とされています。

IELTSは海外留学や海外研修、移住の際に必要とされる英語力を図る基準で、TOEFL iBTでは100~108、TOEICでは870~970、英検だと1級に相当します。

OETは医療関係に特化した語学基準で、看護師は専用のテストを受験します。

IELTSよりは語学としての難易度は低いとされますが、専門用語の理解が必須です。

また受験料がオーストラリア国内受験については5万円、日本で受ける場合には7万円とかなりの高額であるのがネックと言えるでしょう。

専門プログラムの受講に関しては、日本の学歴によって扱いが変わります。

日本の大学で看護学を履修しており、学士号と看護師免許を保有していればオーストラリアの大学に行く必要はありません。

短期の実務コースを受ければオーストラリアの看護免許に切り替えが可能です。

短大や専門学校を卒業していて看護師免許がある場合には、オーストラリアの大学でブリッジプログラムを受講し、看護学の学士号を取得しなければなりません。

看護学の学士号を持っていなくても看護師免許を持っている場合は、1年~2年の修学で学士号を取得できるコースがあります。

看護師としての資格を取れても、就労ビザがなければ実際に勤務はできません。

オーストラリアの就労可能なビザとしては、基本的に永住ビザが必要です。

看護師は技能職業リストに登録されている職業なので、技術独立永住ビザ189の取得が可能です。

これは仕事のスキルを活かして取得することができるビザで、雇用主のスポンサーなしで取得が可能となっています。

ただし、取得条件として2年以上の高等教育機関での就学が必要なため、短期の実務コースのみでオーストラリアの看護免許を所得しようと考えている方は注意が必要です。

イギリスで看護師になるためには?

イギリスで看護師として働く場合に求められるのは、日本での看護師としての実績卓越した語学力です。

初めからイギリスで看護師の資格を取得する場合には、看護学校に3年間通う必要があります。

イギリスは看護師の国家資格がないので、修了すれば看護師として登録する資格が与えられますが、無事に看護学校を修了するための難易度はかなり高いようです。

日本で看護師免許を持っている人は、試験なしで初期登録料と初回申込用紙等のいくつかの書類があれば登録は可能なようです。

語学力レベルはオーストラリアと同じく、IELTSで7.0以上とされています。

実際に日本で看護師経験があり、渡英後に現地で看護師として働いていた方の経験談です。

日本の看護師時代の成績証明書や婦長からのコメントなどを必要書類としてイギリス看護協会NMCに提出しました。その後イギリスの病院で6か月以上の研修をすれば資格取得が可能であるという返事を受け、電話帳で探した病院で受け入れてもらい最終的に登録できました。

現在オーストラリアの病院で働いていますが、イギリスでの看護師登録の実績により、日本から行くよりもかなりスムーズに働き始められました。

アメリカで看護師になるためには?

アメリカの医療現場といえば世界でも最先端のイメージがあり、ドラマのテーマとしてもよく取り上げられるため憧れている看護師も多いのではないでしょうか。

日本の病院の風景から見ると、アメリカの看護師はかなり強気にも見えますが、実際に「専門職」としての地位が確立されており、取得している資格によっては医師と対等の立場で意見交換する場合も多いようです。

それだけにアメリカの看護師への道のりはかなり険しく、日本で看護師をしていたからといって簡単に働くことはできません。

職位も日本よりも細かく分類されています。アメリカでの看護師の種類は、大きくは次の3つがあります。

  • 准看護師(Licensed Practice Nurse: LPN)
  • 看護師(Registered.Nurse: RN)
  • 高度実践看護師(Advanced.Practice Registered Nurse: APRN)

さらに高度実践看護師には、次のような専門分野があります。

  • 上級看護師NP(Nurse Practitioner)
  • 専門看護CNSClinical Nurse Specialist)
  • 麻酔看護師CRNA(Certified Registered Nurse Anesthetist)
  • 高度実践看護師ACN(Advanced Clinical Nurse)

中でも上級看護師NPの権限は広く、ある程度までの診断や薬の処方、投薬をすることができます。

州によっては診療所を開設することが許可されているところもあります。

上級看護師NPは看護師と呼ばれながらも、医師と看護師の中間に位置づけられる存在で、アメリカの看護師の中でもわずか8%しかこの資格を保有していません。

                         

アメリカで看護師として働くのに必要な条件は、NCLEX-RNに合格することビザの取得十分な語学力を持っていることです。

NCLEX-RNはアメリカの看護師の資格試験です。

これは州によって内容が大きく異なり、海外看護師を受け付けていない州もあるので注意が必要です。

カリフォルニア州の例を見てみましょう。

カリフォルニア州でNCLEX-RNを取得するために必要な条件は、以下の通りです。

  • アメリカの短大・大学の看護学位および卒業資格
  • CGFNS(外国看護学校卒業生審議会)の認定取得
  • TOEIC725点、TOFEL550点以上の語学力

CGFNS(外国看護学校卒業生審議会)は、アメリカ以外の国の看護学校を卒業した看護師について、各州が求めるレベルを有しているかを判断するものです。

CGFNSは、日本から受験することも可能です。

アメリカで看護師を目指すのがかなり難しいといわれる要素のひとつが、NCLEX-RNの受験です。

この審査を受けるためには、アメリカの看護師の専門課程を修了していなければいけません。

日本の看護資格免許を持っていれば、アメリカで専門の過程を修了する必要はありませんが、もし持っていなければ、アメリカの大学で看護師専門の単位の取得が必要となります。

ただ、アメリカでは看護師は非常に人気の高い職業で、大学の看護学科に入るためには2~3年待たなければいけないなどということもあるようです。

またアメリカで就労する場合には必ず就労ビザが必要となります。

就労ビザが認可されるまではアルバイトでも働くことができません。

就労ビザとして最も一般的なのは永住権で、永住権を取得するためにはビザスポンサーとして雇用主(勤務先の病院)が必要です。

実際にアメリカで登録ナース(Registered Nurse、RN)を取得し、働いている看護師の体験を紹介しましょう。

アメリカで働くことを目指したのは、日本での看護師経験が6年ほど経過したところでした。通常の病棟勤務の合間に手続きと勉強を進めていたため、CGFNS、NCLEX、語学資格のすべてを取得するまでには3年ほどかかりました。特に難易度が高かったのが、英語の試験で、なんとか7度目の挑戦でやっと通過できました。

やはり問題となるのは、語学力のようです。

看護知識については一定の共通性があっても、患者に対して正確な対応をするためにはネイティブ並みの英会話が求められます。

医療知識についての試験では、出題範囲は日本とアメリカで基本的に差はないとのことです。

ただし出題傾向はかなり違っていて、実践能力を問う問題が多く扱われています。

取得した免許は働く州が変わる際に、簡単な書き換えで登録しなおしができます。

最近ではNurse Licensure Compactという共通の登録制度に加盟する州が増えているため、書き換えなしでも働けるケースが多いようです。

また日本の看護師免許は永久免許制度を採用していますが、アメリカの場合ではRNの更新が1~2年で行われ、その都度知識の確認や看護実績などの確認が行われます。

アメリカの看護師資格は取得するのにも非常な困難をともない、取得後も研鑽が求められますが、それだけ専門職としての地位が高く、社会的にも優遇されていると考えられます。

海外で働く看護師の収入事情

日本国内で看護師の給与といえば、女性労働者の平均を大きく上回り、高給取りと見られます。

しかし、実際はエリアによる格差も大きく、また夜勤や長時間労働に見合った対価かという観点からは決してそうとはいえないものもあります。

ただ2018年時点での労働者全体の平均年収が420万円とされるところ、看護師の年収は478万円となっているため、決して低いともいえません。

では海外で働いた場合には、どうなのでしょうか。

ほかの国の事情は日本にいるとなかなかよくわかりませんが、国ごとにやはりかなりの差があると考えられます。

オーストラリアの看護師の収入

オーストラリアの看護師の平均年収は正看護師(RN)が常勤で働いた場合、約$63000~$84000(オーストラリアドル)です。

これを日本円に換算した場合には、約500万円から668万円程度となります。(1オーストラリアドル=79.5円で換算)

オーストラリアの労働者の平均年収は$56300(約447万円)なので、看護師の収入は高めであることがわかります。

ただし、やはり地域によっても差があるようで、西オーストラリアの方が東側よりも時給が高く設定されているようです。

日本からオーストラリアに行くときには、知識として頭の片隅にでも置いておくと良いかもしれません。

オーストラリアの給与の支払い方法は、2週間に1度というところが多いようです。

気を付けたいのは、オーストラリアにはボーナスという概念がなく、また交通費の支給もありません。

日本の感覚でボーナスに期待して高額なショッピングをしてしまうと、後で困ることになります。

RNの上級レベルであるCN(主任クラス)になると、年収は約$86500~$92000(約686万~730万円) 程度になります。

さらに日本の師長レベルであるCNS(Clinical Nurse Specialist)だと約$104000~$158500(約825万円~1258万円)にもなります。

さらに部長クラスのCNC(Clinical Nurse Consultant)やNP (Nurse Practitioner) では1500万円以上になるのも珍しくはありません。

オーストラリアの場合で嬉しいのは、日本よりも時間外手当に相当する部分が大きいことです。

病院によっても違いはありますが、平日の午後の勤務でプラス15%、深夜勤務では35%、祝日、土曜日出勤は50%、日曜日出勤は75%もの加算があります。

日本で残業にあたるオーバータイムも50%の加算となりますが、オーストラリアではほぼ定時勤務のためあまり残業代がつくことはなさそうです。

イギリスの看護師の収入

イギリスの看護師の収入は日本のような年功序列ではなく「Band」と呼ばれる看護師特有の階級によって規定されています。

Health Care Assistantと呼ばれる看護師見習い的なBand1、2から始まり、毎年マネージャーとの面接でスキルの向上が認められれば、次のレベルに昇給できるシステムです。

新卒登録看護師はBand5、主任クラスはBand6となります。

以下でクラス別の年収を見ていきましょう。王立看護大学のNHSペイスケールではユーロで表記されています。(1ユーロ=¥125.91)

Band1 £15,404 日本円で約194万円
Band2 £15,404 同上
Band3 £16,968 日本円で約213万円
Band4 £19,409 日本円で約244万円
Band5 £22,128 日本円で約278万円
Band6 £26,565 日本円で約335万円
Band7(病棟師長クラス) £31,696 日本円で約399万円
Band8 a-d(総師長~) £40,428~£67,247 日本円で約510~846万円
Band9(ナースコンサルタント) £79,415 日本円で約1000万円

これを見ると、イギリスの看護師の平均年収はあまり高くないように思えます。

日本では30代の看護師平均でも437万円で、主任クラスのBand6と比べるとかなり多めです。

ちなみにイギリスの30代の平均年収は約450万円、40代では約500万円です。

日本の労働者の平均年収と比較してもそれほどの違いはないように感じますが、そこから見ると看護師の収入は高めに設定されているとはいえません。

月額で比較すると日本の看護師とそこまでの違いはありませんが、イギリスの場合にはボーナスの支給がないため、年収ベースでは下がってしまうようです。

ただイギリスの場合は待遇面ではかなり手厚く、有給休暇が年間で6~7週間も取れるため、プライベートを大切にしたいという人にはおすすめです。

イギリスは歴史的な背景から、未だ階級制度が色濃く残っています。

その中で医師と対等に患者についての議論を交わせる看護師は、女性の職業としての地位が確立されているといっても良いようです。

アメリカの看護師の収入

海外の看護師の中でも特に高額な収入を期待できるのが、アメリカです。

アメリカの看護師の特徴としては、日本のように新卒から徐々に収入が上がるのではなく、学校卒業後働き始めからすでに日本円で500万円以上の年収が得られることでしょう。

アメリカの看護師の平均的な年収は62000$、日本円にすると700万円近くにもなるといわれます。

実例をいくつか見ていきましょう。

48000$:約532万円
ペンシルバニア州東部の救急部:促進プログラムを卒業後3週間で就職
70000~80000$:約775~886万円
ミネアポリスの心臓カテーテル室
45000~55000$:約500~610万円
クリニックで週36時間勤務
80000$:約886万円
メリーランドでレビュー看護師兼教育係
時給28~32$:約3100~3500円
オクラホマ州集中治療室勤務

個別の例を見ても、アメリカの看護師の収入の高さがわかります。

全体を比較すると日本の看護師の年収とは、100~200万円もの差があります。

上級看護師NPともなると、年収が10万ドル以上というのがごく普通のようです。

ただアメリカの看護師の年収が高いといっても、細分化された資格の分類や働く州によってもかなりの違いが見られます。

日本の看護師がアメリカで働き、成功するためには、まず最難関である英語力の審査を突破し、その後自分なりのキャリアを積んでいく必要があります。

海外で働く夢を叶えるために

どの国で何をしたいのかを検討する

ひと口に「海外」といっても、諸国の事情はまったく異なります。

英語圏はもちろん、その国で働くためにはそれぞれの言語という壁を乗り越えなければなりません。

看護という視点からは同じであっても、国や文化が違えば対患者への接し方も変わってきます。

そうした点を理解した上で、自分が看護師としてなぜ海外を目指すのかをよく考えなければなりません。

例えば高額の収入が得られ、最先端の医療を体験する機会も期待できるアメリカの場合には、それだけ実現へのハードルも高くなります。

各国の事情は少しずつ違いますが、日本の看護師のように永久的な資格保有制度をとっているところは少なく、仕事を通しての実力の向上に努めていく覚悟がなければ続けられません。

一方で、高い専門性を認められる看護師は外国籍であっても、一般的には取得が難しいといわれるグリーンカードと呼ばれる永住権が、優先的に認められます。

看護師という職業を通して、世界への視野も広がっていくことは間違いないでしょう。

日本で看護師として働いても満たされないものがあるのであれば、それが何なのか、どの国ならば叶うのか、よく検討して、目指す方向を定めていきましょう。

具体的な手段に今すぐ着手する

海外に憧れがあっても、いきなり国際看護師を目指すというのはかなりの勇気と持続力に加え、それなりの経済的な準備が必要です。

夢に向かう手段は、人それぞれです。

一足飛びに進む人もいれば、手に届くところからスタートする人もいます。

最初は海外の看護の様子を見るために、病院の研修制度や留学制度を利用するというところから始める方法もあります。

現在の職場の制度を調べてみる、あるいは近隣にそうした職場がないかを確認するなど、まずは具体的な手段から着手してみましょう。

夢に近づくための転職であっても、それは立派な動機となります。

もちろん、どのような進み方をするにしても、海外に向かうのであれば英語力は必要です。

一般的な英語の学習に加え、医療用語や看護に必要となることばを勉強するなど、個人的にできる努力はいつからでも開始できます。

どれほど大きな夢であっても、最初の一歩は小さく、手探りでも構いません。

実現するのが自分自身の力であることをいつも忘れなければ、夢はやがて現実のものとなるはずです。

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