夜勤なしで高収入!美容外科クリニックで働く看護師の業務内容とメリット・デメリット

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美容整形が盛んな国といえば、お隣の韓国を思い浮かべる人も多いようです。

しかし国際美容外科学会の調べによると、「2016年もっとも美容処置が行われた国」では何と日本が第3位にランクイン。

最近は肌のひきしめなど非外科的処置も多くなっていることを聞けば、この結果にも納得できます。データが示す通り、美容外科施設件数も増加傾向にあります。

看護師からも人気の高い、美容外科クリニックでの仕事事情を詳しく見ていきましょう。

美容外科とは

「整形外科」「形成外科」「美容外科」の違い

美容外科と美容皮膚科の違い

「美容外科」は形成外科の一分野に分類され、一般的に言われる「美容整形」の手術を行う医療施設です。

混同されやすい「整形外科」「形成外科」との大きな違いは、「疾患をともなうか、ともなわないか」という点にあります。

整形外科では主に骨や筋肉、神経などの運動器官を対象とする、疾患や障害の治療を行います。それに対して整形外科や形成外科の診療では、健康保険を利用することができます。

美容外科と美容皮膚科では仕事内容が違う!

一番人気の処置は二重まぶた

形成外科は皮膚や人体表面の比較的浅い部分についての、先天的・後天的な見た目の異常を扱っています。

美容外科によく似てはいますが、やけど跡のケロイドや顔面骨折、口唇裂口蓋裂など先天的・後天的疾患による外見異常を扱います。

美容外科は疾患ではなく、容姿を整えることを目的としているため、ほとんどの場合自由診療となり保険の適用外です。

美容外科では顔面の造作を整えたり、アンチエイジング、痩身、脱毛をしたりといった施術が行われます。

代表的な手術には、二重まぶた、鼻を高くする隆鼻術、しわ取り、たるみ取りなどのフェイスリフト、腹部や臀部の脂肪吸引、乳房の形を整える手術などがあります。

最近ではプチ整形といわれるヒアルロン酸やコラーゲン、ボトックス治療などにも人気があります。

ちなみに日本の美容外科で人気の施術は、外科的な施術では1位が二重まぶた、次いで隆鼻豊胸の順となっています。

非外科的な処置ではヒアルロン酸注入、ボトックス注射、脱毛の順で希望が多くなっています。

最近では男性でも「人に不快感を与えないよう処理をするのがエチケット」と考える人が増えてきており、公衆的なマナーのために美容外科を訪れるケースも少なくありません。

社会文化の成熟とともに、外見を整えることは年齢層や性別を超えて求められるようになってきており、今後ますます美容外科の需要が高くなっていくと思われます。

美容外科クリニックの看護師の業務内容

美容クリニックでの看護師の仕事

美容クリニックでの看護師の主な業務として診察する医師の補助や手術の準備・後片付け、手術中の補佐、受付業務、患者へのケアなどがあります。

基本的には一般的な診療科の外来と変わりませんが、日帰り手術で手術を受ける人も多いため、術後の看護ケアといった業務もこなす必要があります。

美容外科クリニックは美容医療を扱う施設ですが、サービス業の性格が強いという特徴があります。

最近では中規模の都市でも美容外科クリニックが多数進出しているため、同業者の競争も激しくなっています。

クリニックのスタッフの応対によっては、顧客を逃すことにもなりかねません。

そうした背景もあって、美容外科クリニックの看護師には、看護師としての役割はもちろんのこと、接客業・サービス業的な接遇が求められます。

その他にも美容クリニックによっては、患者の勧誘や病院で扱っている化粧品などの美容グッツの販売促進など営業職的な業務を求められる場合もあります。

美容外科看護師の具体的な業務

美容外科クリニックの一日の流れを見ておきましょう。

9:30 出勤:開院準備、清掃

10:00 開院:前日までの予約の患者が来院、予約受付業務

12:00~15:00 昼休憩:夕方まで休まず開院している場合は交代での休憩

19:00~20:00 閉院:カルテ整理、片付けと翌日の準備、備品管理

美容外科クリニックでは、一般的な病院のように救急患者の受け入れや急変する患者がありません。通常は定時に開院し、定時に閉院します。

オフィス街などにあるクリニックでは比較的遅くまで開業していますが、それでも20時くらいには終業します。

看護師の具体的な業務内容としては、以下のようなものがあります。

  • 受付
  • 患者の状態観察
  • カウンセリング
  • 術前後のケア
  • 点滴・注射
  • レーザー治療補助
  • ドクターズコスメのおすすめ

美容外科クリニックに勤務する看護師の業務内容は、診察開始前のスケジュールの確認とクリニック内の清掃・点検から始まります。

当日受け入れる患者についての打ち合わせを行い、必要となる薬品の準備や機器類の点検を行います。

診察の開始は、医師の介助や患者に対するカウンセリングなどを実施します。医師の指示があれば治療や施術に参加する場合もあります。

手術を行う際はその準備や後片付け(器具・機器の洗浄、殺菌)、手術中の介助などもこなします。

切開や手術、縫合、レーザー照射は医師が行いますが、部位が定められている箇所への注射や点滴については看護師が実施することもあります。

美容外科クリニックの職場環境

ほとんどが日勤で残業なし

美容クリニックの勤務時間

全身の美容整形や脂肪吸引を行う患者には、入院が必要となることがあります。

しかしこうした患者を扱う場合でも、クリニック内に入院施設がなければいけないということはなく、近隣の入院施設のある病院と提携しているというケースが一般的です。

そのため夜勤があるクリニックはあまりないと考えて良いようです。

土日を開けているところはシフト制となりますが、すべて予約制であるため残業はほとんど発生しません。

基本的には定時出勤、定時出社で昼休憩も長めの恵まれた労働条件となります。

夏季休暇・年末年始も長期休業をするクリニックが多いので、家族のスケジュールに合わせられ、旅行に出かけるなど、プライベートの充実も図ることができます。

ワークライフバランスが得られやすく、看護師としては理想的な労働環境と言えます。

また美容外科クリニックの立地は駅前や繁華街など、通勤に便利で華やかな場所が多いことも魅力のひとつです。

美容外科クリニックの人間関係

美容外科クリニックでは、外科といっても身体の深部に関わるような重大な手術は行われません。

多くの場合には短時間で終了し、時間の経過とともに確実に回復するような施術です。

そのため一般の病院のような張り詰めた空気になることも少なく、クリニックのスタッフも穏やかな精神状態でいられます。

大規模なクリニックではスタッフの数も多くなりますが、総合病院のような上下関係はそこまで見られないようです。

一般病院からの転職者も多く、年代層も比較的狭いため和気あいあいとした雰囲気の中で仕事ができます。

美容外科クリニックの看護師の収入事情

高額報酬が期待できる美容外科クリニック

美容外科クリニックの看護師の給与水準は高めと言われています。

実際の求人を見ても、正看護師の給料は平均27万円、准看護師は26万円、賞与(基本ボーナス)約100万円といったところです。

年収は410万~430万円ほどになり、夜勤がないことを考えれば普通のクリニックと比較してかなり待遇が良いと言えます。

また昼食費など手当がつくこともあり、かなりお得度の高い条件も見られます。

求人サイトで美容クリニックの求人情報をチェックしてみると、かなり高待遇の案件を見つけることができます。

例えば、東京都立川市のクリニックでは日勤だけの勤務で給与が26万円~40万円となっています。前職の経験やスキルによっては、かなりの高待遇が期待されます。

特に都心部では、月額50万円以上という求人も少なくありません。

美容外科クリニックの場合には、完全週休二日制長期休暇取得可能の上、ボーナス支給が一般的です。

OL並みの労働条件で、一般的な看護師以上の報酬が得られる可能性もあります。

高額報酬の秘密は自由診療

美容外科クリニックの看護師の給料が一般的に高めなのは、なぜでしょうか。その理由のひとつが、自由診療です。

美容に関する施術については、医療保険の適用外となります。そのためひとつひとつの施術については、美容クリニックが自由に決められます。

一般的な病院での治療の多くは保険適用対象となるため、医療報酬が固定されています。

そうした病院と比べると、美容外科クリニックではメニュー内容やサービス設定の自由度が高く、収益に大きく影響を与えます。

通常の病院であれば疾病やケガの回復により、治療は終了しますが、美容外科クリニックでは「もっと美しくなりたい」と希望する「患者」がいれば、その要望に従って際限なくサービス提供が行われます。

海外でも日本国内でもセレブ張りの美容外科医が存在しますが、それは「腕が良い」と認められれば、どれほど料金が高くても患者となるお客が付くからです。

そうしたクリニックでは、高給を支払ってもより顧客対応がうまく、腕の良い看護師を雇います。

人件費が多少かかっても、顧客満足度を高められるスタッフをそろえておく方が、クリニックの利益になるからです。

ただ美容外科クリニックの場合、報奨金ノルマ指名料などの一般の病院にはないシステムもあります。

あまりに破格の給与の求人条件の場合には、そうした特殊な条件が課せられていないかを確認しておく必要があります。

美容外科クリニックの看護師の適性とスキル

美容外科クリニックの看護師の適性

美容外科クリニックで求められる適性としては、以下のようなものがあります。

  • 美への意識が高い
  • 一般病院との違いを理解している
  • サービス業への意識が高い
  • 健康的&快活
  • 勉強熱心である

美容外科クリニックに対して求められるのは、疾病やケガの回復ではなく「美しさ」です。そこに訪れるのは、基本的に身体に不調や障害のない、元気な人ばかりです。

「少しでもきれいでありたい」「今よりもっときれいになりたい」という患者の願いを心から理解できなければ、お金をかけて外見を変えようとする気持ちに寄り添うことはできません。

そうした一般病院との違いを良く理解する、自身も美しさに対して敏感な、意識の高い看護師が求められます。

また美容外科クリニックのサービス業としての一面を良く知り、病院とは異なる営業の方向性についても理解しておく必要があります。

美容外科クリニックの看護師は、接客業に優れ、自らも美しくあることが大切です。常に居心地の良さを提供し、手術に臨む患者の気持ちをほぐせるような快活さが求められます。

患者の疑問に答えられるよう肌や痩身、美容成分についての知識をもち、常に最新の情報を収集していく熱心さがあれば、美容外科クリニックで楽しく働くことができるでしょう。

美容外科クリニックで働くためのスキル

美容外科クリニックでは准看護師を雇用しているところも多数あります。求められスキルはそれほど高くはなく、皮膚科や外科の経験があれば歓迎されるといった程度です。

高度な医療知識は必要ではありませんが、注射や点滴については看護師が行うことも多いため、新卒者は採用されにくい傾向があります。

美容外科では看護師としての技術よりも、むしろ接客マナーや対人能力、コミュニケーション能力といったところが重視されます。

そうした面でも、社会人経験のある看護師が採用されやすくなります。

美容外科クリニックで働くメリット・デメリット

美容外科クリニックで働くメリット

美容外科で働くメリットとしては、次のようなことがあげられます。

  • 残業・夜勤がなく体力的に楽
  • 命に関わるような患者がいない
  • 仕事内容に対して給与が高水準
  • 割引価格で施術が受けられる
  • 美容についての知識が高まる

看護師の間で美容外科クリニックの人気が高い理由としては、働きやすさがあげられます。

一般の病院のようにタイトなシフト制がなく、夜勤がないところがほとんどです。

定時に始まり定時に終われる上、元気な患者を扱うので肉体労働もなく、体力に自信がないタイプでも働くことができます。

命の危険があるような重篤な病気の患者を扱うわけではないので、精神的なプレッシャーもありません。

非常に恵まれた労働環境でありながら、通常のクリニック勤務よりも高水準の収入が得られます。

自身の容姿で気になるところがあれば、テストケースもかねて格安で施術をしてもらうことも可能です。

日々美容外科の技術や美容成分に触れられるため、自然と美への意識が高まり、知識が身に着くと同時に自身も美しくいられます。

美容外科クリニックで働くデメリット

看護師の職場としては理想的に思える美容外科クリニックですが、そこで働くデメリットもあります。

  • スタッフ採用時に年齢制限がある場合も多い
  • 看護師としてのスキルの向上は望めない
  • 営業ノルマが課せられる場合がある

美容外科クリニックにとっては、看護師もまたひとつの広告塔であり、営業のための要素でもあります。

接客スキルが高いことはもちろんですが、見た目のきれいさも重要なポイントとなります。そのため、ある程度の年齢以上になると、採用されづらい傾向があります。

美容外科クリニックで看護師が行う医療行為は、ごく限られたものです。

急性期病院にいるときのようにさまざまな症例を扱うことも、最新の医療技術を習得する機会もほぼないといって良いでしょう。

そのため、美容外科クリニックの勤務の中での看護ケアスキルの向上は難しいと言えます。

すべての美容外科クリニックではありませんが、一部ではドクターズコスメや美容機器などの営業ノルマが課せられる場合もあります。

高額の給与体系の中には、営業手当が付加されていることがあるため、求人情報を良く確認して応募することが大切です。

美容クリニックの面接対策

美容クリニックはほかの医療機関よりも面接が厳しいという特徴があります。

事前にしっかりと面接対策をして、転職成功につなげましょう。

面接の際は、次の2つのポイントがよく見られています。

  • 顧客思考を持ち合わせているか
  • クリニックの経営方針に合うか

美容クリニックの看護師にとって、接客は大事な仕事です。そのため、お客様の立場でものごとを考え、サービスを提供できる方が好まれます。

また、多くの女性が働く職場においては、「クリニックの経営方針に合うか」という点もチェックされるようです。

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