憧れのフライトナースになりたい!看護師必見!選出に必要な条件4つ

フライトナースになりたい
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「フライトナースになりたい!」

「ドクターヘリに乗りたい!」

救命看護のスペシャリストであるフライトナースは、看護師の中でもやりがいを感じられる人気の職種です。

フライトナースになるには諸条件をクリアし、看護部長などの推薦を受ける必要があります。

ここではフライトナースの夢に近づく方法についてご紹介します。

フライトナースとは?救命の最前線で働く看護師

フライトナースは、医療用ドクターヘリに乗り、救急現場に医師とともに駆けつける看護師です。

限られた環境の中で、時に自らも危険と向き合いながら患者の命を最優先に活動します。救命の最前線で働く看護師です。

フライトナースの仕事内容

フライトナースは医師とともに緊急時にドクターヘリで現場に駆けつけ、初期治療を行いながら最寄りの病院へ患者を安全に搬送します。

24時間体制で待機しており、依頼があれば現場急行します。現場やヘリ内から初期治療を開始し、搬送先の選定をしながら救命活動を行います。

フライト前の機材準備と確認から始まり、医師の医療行為補助、指示による投薬、血管確保、体勢の維持など、患者の救命に関わるすべてがフライトナースの役割です。

病院によるものの、通常は病棟やその他の業務に従事している場合が多く、呼び出しがあればすぐにフライトに参加します。

なお、迅速に行動するために担当患者はもちません。

フライトナースの役割

現場に到着すれば医師の処置、治療が開始され、フライトナースはその介助、患者家族の対応などに追われます。

ヘリの運航中は患者の状態チェック、バイタルサインの確認と救急外来と同じを業務と遂行します。空の上の特殊な任務を担当しますが、ヘリの搭乗だけがフライトナースの仕事ではありません。

ドクターヘリが病院に待機中は機内の医薬品の補充、点検をするのもフライトナースの仕事です。

ヘリの要請が入るまでは救命センター内で通常業務を行いますが、いつでもフライト出動できるよう体制を整えておくことも必要になります。

出動要請から数分で離陸できるようフライトナースには迅速な対応が求められています。

救命看護師の中でも選ばれたナースだけがドクターヘリへ搭乗する資格が得られます。救命救急センターとドクターヘリの橋渡しをするフライトナースの希少性はますばかりです。

フライトナースの一日

フライトの担当となっている日は、朝からフライトスーツや無線機を着用して、呼び出しに備えます。

フライト前の準備として、エマージェンシーバッグの内容と薬剤の確認、またヘリ内に設置されているモニターやシリンジポンプ、輸液ポンプ、吸引器などの機器類の正常作動を確認します。

事前に医療スタッフやヘリスタッフと打ち合わせを行い、情報交換やシミュレーションをします。

その後は各部署で勤務に従事し、緊急呼び出しの要請に従って医師とともにヘリに搭乗して、救命現場へと向かいます。

機内では、送られた情報から医師やスタッフで処置予測を立て、共通認識を確認します。

現場到着後に、医師の指示に従って初期医療による救命処置を行います。ヘリ内で患者の様子を見ながら、搬送先の病院に申し送りをするための記録をできるだけ詳細に作成します。

搬送後は、備品や薬剤の補充、現場の活動記録作成を整理し、症例データとして保管します。

ドクターヘリとは?1秒でも早く患者の元へ

ドクターヘリ写真  

救命救急センターにおいての看護師へのニーズが拡大傾向にあるのがドクターヘリ。山間地など救命救急センターから離れている遠隔地では救急車が患者の元に到着するまで時間がかかります。

また、病院への搬送時間もかかるため患者の命が危険にされされることにもなります。

ドクターヘリは出動要請があれば患者のいる近くのグラウンドなどに離陸して患者を病院まで運びます。そして、救命医と救命看護師がペアになり患者の救出、搬送をすることになります。

医師が救急現場に出動する

阪神・淡路大震災以降、ヘリコプターによる救急医療の重要性から、全国でドクターヘリが導入され始めました。

ドクターヘリの目的は、ただ患者を病院に運ぶということではなく、現場で医師が患者を診察することにあります。

一刻を争う生命の危機に際して、医療プロの手による救命措置がその場で与えられることで、数多くの命が救われます。

病院で待機する医療から、必要とされる場所に赴く医療となったのがドクターヘリという存在です。

ドクターヘリ配備の病院

ドクターヘリが正式に配備された2001年4月から、2017年3月現在までに全国41道府県、51機のドクターヘリが配備されています。

全国80機を目標とし、いまだ配備のない地域も含めたさらなる充実が急務となっています。

都道府県 拠点病院 運航開始
北海道 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 2005年4月
北海道 旭川赤十字病院 2009年10月
北海道 市立釧路総合病院/釧路孝仁会記念病院 2009年10月
北海道 市立函館病院 2015年2月
青森 八戸市民病院 2009年3月
青森 青森県立中央病院 2012年10月
秋田 秋田赤十字病院 2012年1月
岩手 岩手医科大学附属病院 2012年5月
山形 山形県立中央病院 2012年11月
宮城 仙台医療センター/東北大学病院 2016年10月
福島 公立大学法人 福島県立医科大学附属病院 2008年1月
新潟 新潟大学医歯学総合病院 2012年10月
新潟 長岡赤十字病院 2017年3月
富山 富山県立中央病院 2015年8月
栃木 獨協医科大学病院 2010年1月
群馬 前橋赤十字病院 2009年2月
茨城 水戸済生会総合病院/国立病院機構 水戸医療センター 2009年2月
埼玉 埼玉医科大学総合医療センター 2007年10月
千葉 日本医科大学千葉北総病院 2001年10月
千葉 君津中央病院 2009年1月
神奈川 東海大学医学部付属病院 2002年7月
山梨 山梨県立中央病院 2012年4月
静岡 聖隷三方原病院 2001年10月
静岡 順天堂大学医学部附属静岡病院 2004年3月
長野 長野県厚生農業協同組合連合会 佐久総合病院 2005年7月
長野 信州大学医学部附属病院 2011年10月
岐阜 岐阜大学医学部附属病院 2011年2月
愛知 愛知医科大学病院 2002年1月
滋賀 済生会滋賀県病院 2015年4月
大阪 国立大学法人 大阪大学医学部附属病院 2008年1月
奈良 奈良県立医科大学附属病院/南奈良総合医療センター 2017年3月
三重 三重大学医学部附属病院/伊勢赤十字病院 2012年2月
和歌山 和歌山県立医科大学附属病院 2003年1月
兵庫 公立豊岡病院組合立豊岡病院 2010年4月
兵庫 兵庫県立加古川医療センター 2013年11月
島根 島根県立中央病院 2011年6月
岡山 川崎医科大学附属病院 2001年4月
広島 広島大学病院/県立広島病院 2013年5月
山口 山口大学医学部附属病院 2011年1月
徳島 徳島県立中央病院 2012年10月
高知 高知県・高知市病院企業団立 高知医療センター 2011年3月
愛媛 愛媛県立中央病院/愛媛大学医学部附属病院 2011年3月
福岡 久留米大学病院 2002年2月
大分 大分大学医学部附属病院 2012年10月
佐賀 佐賀大学医学部附属病院 2014年1月
長崎 国立病院機構長崎医療センター 2006年6月
熊本 熊本赤十字病院 2012年1月
宮崎 宮崎大学医学部附属病院 2012年4月
鹿児島 鹿児島市立病院 2011年12月
鹿児島 鹿児島県立大島病院 2016年12月
沖縄 浦添総合病院 2008年12月

参考元:認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワーク

フライトナースになるために必要な条件4つ

ドクターヘリありの三次救急センター

ドクターヘリ配備の病院に入職する

いち早く患者のもとへ駆けつけるフライトナースにやりがいを感じる方は多いですが、運航施設が少なくフライトナースを任される看護師は一握りです。

ドクターヘリが運航される三次救命救急センターは大学病院、または地域の中核病院であることが一般的です。

転職、新卒でこれらの医療機関へ入職することがフライトナースへの第一歩になります。

救命救急センターに配属される

有力病院は看護師からの人気が高く内定をもらうのも一苦労します。

系列の大学、専門学校出身者でもなくともドクターヘリをもつ病院への採用内定は十分可能です。だたし人物評価はかなりきびしく査定されます。

前職での実績なども考慮されますが、クリティカル看護ケアの経験があれば採用および救命救急センターの配属は現実味を帯びます。ここまでくるとライトナースを狙える段階です。

フライトナース選考基準をクリアする

日本航空医療学会フライトナース委員会のフライトナース選考基準は、「看護師経験5年以上、救急看護師経験3年以上または同等の能力がある、リーダーシップがとれること」 「ACLSプロバイダーおよびJPTECプロバイダー資格取得」「ドクターヘリ講習会受講済み」としています。

その他の組織では、「PALSプロバイダー」「第三級陸上特殊無線技士」の資格などが必要です。

協調性や高い判断能力など、資質についても厳しく問われます。

病院内でフライトナースに選出される

必要とされる資格をすべて取得した、優秀な成績の看護師であっても、フライトナースにふさわしいと判断されなければ、希望は叶いません。

ドクターヘリを管理する機関の多くが、「救命救急センター師長の推薦」「病院長、看護部長の承認を得た者」を条件に加えています。

混乱した現場に赴き、危険と対峙しても患者の命を優先する、強い精神力が認められて初めて現場で活躍できます。

技能と人間性を併せもった看護師のみが選出されます。

フライトナースになるために必要な資格

フライトナースの必須資格
  • ACLSブロバイダー
  • AHA(アメリカ心臓協会)が認定する二次救命処置提供者の資格です。

    取得には、コースの講習受講後に試験を受ける必要があります。

    心肺停止、重篤不整脈、急性冠症候群、脳卒中などの一次救命処置、二次救命処置についての知識が体得できます。

    対象患者は乳児・小児から成人まで全範囲に及びます。

  • JPTECプロバイダー
  • 日本救急医学会公認の病院前外傷教育プログラムです。外傷を負った患者に対するプレホスピタルケア(病院前救護)を適切に行うために考案されました。

    外傷時の初期治療で必要な観察、処置、迅速な搬送を実施するための知識が得られます。

  • PALSプロバイダー
  • 小児の心停止予防と心停止後の二次救命処置を行うための知識が得られる資格です。

    小児専門外の医療関係者や救急救命士を対象として提供されており、循環不全呼吸不全への対応や徐脈、頻脈、心停止に対する処置法を学びます。

  • 第三級陸上特殊無線技士
  • 陸上の無線局の無線設備を操作するための資格です。

    資格取得後に操作できる無線としては、防災行政無線の固定局、警察無線、消防無線、鉄道無線、タクシー無線といった陸上移動局や基地局などがあります。

    無線による遠隔操作や画像のデータ送信に電波を利用する際に必要とされる資格で、今後はドローンなどにも適用される可能性があるといわれています。

    フライトナースになるのは大学卒業でも難関

    ところがフライトナースは認定看護師並みの高いハードルが待っています。

    看護師と学歴はあまり関係ないといわれますが、フライトナースになるには大卒看護師でもとても難しいとされます。

    限られた時間と空間の中でバイタルサインを測定することは知識の積み上げと応用力、そして一定の看護経験が必要になります。これらを取得するには相当な努力の怠りは許されないでしょう。

    看護力の集積が評価され、最終的に看護部長・師長なりの推薦でフライトナースへ任命されることになります。

    救命看護のスペシャリストであるフライトナースは選び抜かれたエリートです。加えて全国でも限られた数のフライトナースしかいません。

    ドクターヘリという未知の分野がスタートして日は浅く、フライトナースにかかる期待はとても大きくなっています。

    これからまだまだ進化するであろうドクターヘリにあって、フライトナースは救命率の向上に欠かせない存在になりつつあるようです。

    フライトナースの募集・求人の探し方のコツ

    まずは救命救急センターに勤務する

    フライトナースになりたくても、一般の病院勤務からいきなり転職するのは困難です。

    まずは、ドクターヘリが配備されている、救命救急センターの求人を探すところからスタートしましょう。救急現場で経験を積み、情報を収集していればチャンスは訪れます。

    間近でフライトナースの活動に触れることが、希望を叶える近道となります。

    フライトナースになる夢をかなえるために

    ドクターヘリのある救急センターでは、非公開求人で募集している場合もあります。独りで転職活動をしていては、なかなかたどり着けません。

    看護師転職サイトのコンサルタントに相談すれば、効率的に応募先が見つかり、就職へのアドバイスももらえます。

    本気でチャンスを探したいのならば、ぜひ登録してみてくださいね。

    この記事のまとめ
    • フライトナースは医師とともに現場で初期治療にあたる救命看護師である
    • フライトナースになるにはドクターヘリのある救命救急センターに入職が必要
    • フライトナースになるにはクリティカル看護ケアの実務経験が必須
    • フライトナースや救命救急センターの求人は非公開になることが多い

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