異業種へジョブチェンジ!看護師の資格が活かせる職場や元看護師に向いている職場は?
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「妊娠や出産・育児と両立できない」
「介護との両立が難しい」
「ずっと看護師として働き続けるのは厳しいかも…」
看護師の仕事はやりがいがあるものの、責任が重く、とても過酷な仕事です。体がきつい、夜勤がつらいなどの理由で、そう思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
でも、いざほかの業界、ほかの職種への転職を考えようとすると、思わず躊躇(ちゅうちょ)してしまうもの。今まで医療と看護の勉強しかしてこず、病院という特殊な環境で働いていた自分がほんとうに転職できるのだろうかと不安になってしまう人も多いはずです。
しかし、看護師として働くために身につけた医療の知識や、多くの患者さんと接した経験によって得られたスキルは、ほかの業界や職種でも十分に通用します。 いったいどのような仕事だと、看護師ならではのスキルを活かしやすいのでしょうか。
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この記事に書いてあること
看護師の転職「未経験でも資格が生きる」5つの職場
看護師の資格が必要とされる場所は、なにも病院内とは限りません。病院の外にも活躍の場はたくさんあります。
病院以外へ転職1:企業系の仕事
病院ではなく、企業に会社員として勤務する形で看護師の資格を生かした仕事をすることもできます。産業看護師、治験コーディネーター、臨床開発モニター、クリニカルスペシャリストなどいくつか種類があります。
企業の健康管理室・医務室(産業看護師)
企業によっては医務室や診療所が設置されています。そこで社員の健康管理などの仕事を担当します(日本産業衛生学会「職場のメンタルヘルス対策における産業看護職の役割」 に関する報告書)。
産業看護師の健康管理業務は多岐にわたり、定期健診の調整など事務的なデスクワークが多いのが特徴です。病院との大きな違いは、対象がある程度健康で元気に働ける人だということ。近年ではメンタルヘルス不調者への対応業務が急速に増えています。
治験コーディネーター(CRC)
薬の治験を受ける患者を支える仕事です。まずは治験施設支援機関に就職し、病院に派遣されて仕事をします。
治験の計画やデータ整理、協力していただく患者へのフォローは看護師が得意とするところでしょう。
臨床開発モニター(CRA)
治験を実行するためのサポートを行う仕事です。治験の準備をしたり、計画通りに行われているかどうかをチェックしたりします。製薬会社や、CRO(開発業務受託機関)と呼ばれる製薬会社の代わりに開発業務を行う会社に就職します。
クリニカルスペシャリスト
医療機器メーカーや製薬会社に勤務し、専門的な医療知識を生かして働きます。たとえば営業担当に同行して商品の説明をしたり、自社製品の開発を行ったりします。また、医療従事者向けに説明会を開催したり、学会や展示会などに出向いたりもします。
クリニカルスペシャリストとして働ける医療機器・医療材料メーカーにはさまざまな分野があります。在宅酸素のメーカーでは、看護師がトレーナー、オペレーターとなって直接患者と接することができます。
コールセンター(電話健康相談、EAP、医療機器などの問い合わせ対応)
保険会社、医療機器メーカー、製薬会社のコールセンターでは、医療の知識が求められます。また、保険会社や製薬会社の顧客サービスとして健康相談を受け付けるコールセンターもあり、そこでも看護師としての知識や経験が役に立ちます。
一般企業で必要とされるスキルは?
一般企業へ働くにあたって必ず身につけておかなければならないのがPCスキルです。WordやExcel、PowerPoint、メールは必須。Excelも四則計算だけでなく関数もできると重宝します。
病棟で駆け回っていた看護師が、デスクワークの多い一般企業に慣れるまでは少し苦労するかもしれません。また、病棟勤務と比べて収入は下がるので、自分のライフスタイルと目的を明確にして転職先を探す必要があります。
病院以外へ転職2:介護系の仕事
介護系の仕事にも看護師が活躍できる場所がたくさんあります。
訪問看護師
訪問看護ステーションに所属し、在宅療養中の患者の家に訪問して、主治医の指示に基づいて医療処置を行います。また、利用者の療養生活をさらによくするために、服薬・栄養指導や嚥下(えんげ)訓練などを行うこともあります。
介護施設の看護師(特別養護老人ホーム、老人保健施設、有料老人ホーム、デイサービス)
施設利用者の体調管理を行います。体調の確認、服薬の指導や管理、感染症の予防やバイタルチェック、吸引・呼吸器ケア、褥瘡(じょくそう)のケアなどを行います。
病院以外へ転職3:教育系の仕事
学校や幼稚園・保育園などの教育機関でも看護師の活躍できる場所がたくさんあります。
保育園・幼稚園
園児が急病やケガのときに応急処置を行います。また、保育士や幼稚園教諭と一緒に食事の手伝いや昼寝の寝かしつけをしたり、子どもと一緒に遊んだりもします。
学校の保健室
保健室につめて、急病やケガの子どもたちの応急処置をします。看護師の資格に加え養護教諭の資格もあると就職しやすいです。
看護師養成教員
看護専門学校などで看護師を目指す人に対して必要な知識や技術を教える仕事です。看護教員になるには、看護師・助産師・保健師として5年以上働いた経験があり、そのうえで定められた研修を受ける必要があります。
看護師・助産師・保健師として3年以上働いた経験があり、大学で教育に関する科目を履修して卒業した人も同様に看護教員の資格があります(神奈川県看護師等養成機関連絡協議会「看護教員になるには」)。
病院以外へ転職4:健診・献血
病院ではなく、健診センターや献血センターなどでも看護師としての活躍の場があります。おもに検査や採血などを行います。
健診センターや献血センターでは、ピーク時期を除けば残業も少なくプライベートを充実させられるメリットがありますが、ルーティンワークの多いことがデメリットかもしれません。
健診センター
健診センター(健康診断を行う人たちが利用する施設)で仕事をします。主な業務は問診や採血、測定などです。
献血ルーム・献血カー
日本赤十字社の社員として、全国にある献血センターで仕事をします。献血センターでは検査と採血、救急時の対応を行います(日本赤十字社 東京都赤十字血液センター「採用情報」)。
病院以外へ転職5:単発・期間限定の仕事
病院や一般企業とはまた違った世界で働くこともできるのが、単発や期間限定のお仕事です。違う世界を見たい、自分の能力を試すためにアルバイトで働くのもひとつの手ですが、収入は不安定です。
副業が認められている場合は、転職ではなく、常勤で働きながら気分転換にアルバイトをすることもできそうです。
スキー場や遊園地などのアミューズメント施設の救護業務
スキー場や遊園地などのアミューズメント施設では、骨折や捻挫、切創といった外傷が多いので、整形外科の知識や応急処置の技術を身につけておく必要があります。
無料で思う存分スキーができるという理由で、スキー場の救護スタッフとして住み込みで働く看護師も多いようです。
イベントナース
イベントナースでは、夏フェスやコンサート、お祭りなど会場の救護室に待機し、病人やケガ人の処置をします。私が夏フェスのイベントナースをしたときは、熱中症が大半を占め、重症だと病院へ搬送するかしないかの判断が必要な場面もありました。
ツアーナース(旅行添乗業務)
ツアーナースは、修学旅行や社員旅行などに同乗し、参加者の健康管理や病気・ケガの処置をします。一緒に観光地を回っておいしいものが食べられるのはツアーナースの醍醐味。
しかし、医師は同行せず看護師1名で対応するため、幅広い知識と的確かつ迅速な判断力が要求されます。特に小学校の修学旅行や林間学校の添乗では、夜間の救急対応も多く睡眠がなかなかとれない、ということもあります。
病院以外で働く「メリット・デメリット」
病院以外で看護師として働くメリットとしては、勤務体系が規則的だということです。休日が決まった日に取れたり、夜勤がなかったりするのは、子育てや介護などをしている人にとっては魅力的な環境といえるでしょう。
病院では命に係わることも多いため、どうしてもピリピリとした雰囲気になり、看護師同士での人間関係に悩まされる人が多いものです。しかし、ほかの業界ではそこまで緊張感の漂う職場はあまりありません。医療職以外の人とも交流があるのは新鮮ですし、職場によって看護師は1人だけということもあるので、看護師同士の上下関係や派閥争いなどからは自由になれるかもしれません。
デメリットとしては、企業や学校などは病院に比べると求人が少ないことが挙げられます。また、給料に関しては、所属する企業や学校などの給与基準に従って支払われます。
厚生労働省賃金福祉統計室発表の「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、女性の正看護師(25歳~29歳)の年収は約390~490万円。一方、非正規雇用を含めた全職種の女性の平均年収は、300万円にも届きません(国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」)。給料が下がる可能性が高いことは覚悟しておきましょう。
看護師の転職「異業種でも経験が生きる」職種・職業
「自分には看護師は向いていない」と看護師の資格を生かさずに、まったく別の業界、別の職種に転職したい人もいることでしょう。とはいえ、「その業界や職種で必要なスキルがないから…」と不安に思うかもしれませんね。しかし、看護師の経験や仕事を通じて培ったスキルは、まったく別の仕事で生かすことも可能です。
元看護師向き「人と関わる仕事」2職種
看護師の仕事は毎日さまざまな患者と接する仕事です。仕事を通じて培ったホスピタリティやコミュニケーション能力などは、ほかの仕事でも重宝されます。特に人と接する仕事は得意分野といえるのではないでしょうか。
営業職
営業とひとくちに言っても、何を扱うのか、金額はどのくらいのものか、個人相手か企業相手か、新規開拓中心なのか、既存の得意先を回るルート営業なのか、単に注文をきくだけの仕事か、企画提案をするような仕事なのかなど、仕事内容はさまざまです。
「営業」と聞くとしり込みしてしまう人は多いでしょうが、職場によってはノルマが設定されていない場合もあります。自分に向いている分野が見つけられるかもしれないので、どんな営業なのかなど内容を確認してみるといいでしょう。
接客・販売職
未経験でも転職しやすい職種なのが、接客・販売職。看護師の仕事で培ったコミュニケーション能力やホスピタリティも生かしやすいでしょう。接客・販売といっても、レストラン、旅館やホテルでの接客、洋服や食品、化粧品の販売などさまざまで、それぞれ求められるスキルも変わってきます。
高収入で看護師経験を生かせる「職業・職場」
看護師以外の仕事に転職しようとすると、どうしても収入は下がる傾向にあることは覚悟する必要があります。ただ、看護師の仕事で得られたスキルや人脈を上手に生かせば、高収入を見込める仕事もあります。
ハウジングアドバイザー
ひとくちに言うと、住宅の営業職です。住宅展示場やハウスメーカーの窓口などで顧客と相談をしながら住まいの提案をしていきます。歩合給になっている会社が多いため、たくさん契約が取れればそれだけ収入は上がります。
例えば、室内でけがや事故にあわないための家づくりや、老後へ向けたバリアフリーの提案など、看護師の視点で顧客へアプローチができるでしょう。
エステサロン・マッサージ
顧客の体に直接ふれ、いやしたりきれいにするエステサロンなどでは、看護師時代の経験が生きるでしょう。看護とは違った手技での施術になりますが、これまでに養った高いホスピタリティで顧客の要望をくみとることができるでしょう。
サロンによっては指名がつくと歩合給で収入が上がることもあります。また、独立・開業もできるのも魅力です。
生命保険会社
生命保険業界なら医療の知識が生かせるため、営業の際に説得力が増すことでしょう。たとえば、がん保険や先進医療特約など、医療にたずさわっていた経験から説明できるため、顧客の信頼を得られるでしょう。
生命保険の営業は、基本給プラス歩合給となるため、高収入が目指せるかもしれません。
教育関連
厚生労働省賃金福祉統計室発表の「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、金融業・保険業についで年収の多い業界が教育関連となっています。幼児教室や塾など子どもの教育現場ではケガや病気がつきものなので、看護師資格を持っていることは就職に有利に働くでしょう。
さらに、教員や幼稚園教諭、保育士資格などを持っていると、より高い収入に結びつくかもしれませんが、時間もお金もないという方には、日本幼児教室協会の「幼児教育トレーナー養成講座」や小学校英語指導者認定評議会の「小学校英語指導者資格」など、比較的短期で取得できる教育資格を取り、教育現場で働くのもひとつの方法です。
異業種で働く「メリット・デメリット」
看護師の資格を生かさずに働く場合、どうしても給料は下がることを覚悟しておいた方がよいでしょう。また、病院と一般企業とでは組織の体制が違い、求められる「常識」や「マナー」も変わってきます。病院の世界は特殊なので、それしか知らないと、異業種に転職したときに戸惑うこともあるのかもしれません。パソコン操作も、看護師時代よりも求められることが増えます。
とはいえ、今まで身につけた看護師としての知識やスキル・人脈は、ほかの人にはない「強み」です。顧客の満足のいく接客をしたり、医療知識を生かして営業活動を行ったりすれば、ほかのスタッフよりも一歩抜きんでた存在になり、職場で重宝されるかもしれません。
看護師のジョブチェンジ「成功させる4つの法則」
せっかく一大決心をして転職を考え始めたのですから、なんとしても満足のいく結果を出したいもの。いざ転職した後で「転職しなければよかった…」と後悔しないために、押さえておきたい4つのポイントをまとめました。
成功の秘訣1:看護師経験が生かせる職場・職種を選ぶ
前述した通り、看護師になるために学んだ医療の知識や経験、看護師の仕事を通じて培ったコミュニケーション能力やホスピタリティ、病院という過酷な職場で働いたことで身についた体力や精神力は、ほかの人にはない「強み」です。ぜひ、この「強み」を生かせる職場を探してみましょう。
成功の秘訣2:業種、業界を徹底リサーチ
収入や仕事のきつさなどは業界や職種によってさまざまです。また、羽振りの良い業界なのか、斜陽産業なのかでも待遇は変わってきます。人によっては将来的に独立できそうかどうかも、重要なポイントかもしれませんね。
転職活動にあたっては、自分が転職することで何を得たいのかをはっきりとさせ、それに合った業界・職種・会社や所属先をしっかりとリサーチすることが大切です。ひとりでリサーチするのが難しい場合は、転職エージェントを利用してみたり、異業種交流会で興味のある業界や職種の人と知り合いになるというのもひとつの方法です。
成功の秘訣3:一般的なビジネスマナーを習得
病院では看護師同士やほかの医療職との上下関係がありますし、患者に対してもていねいな対応を求められます。しかし、それらは一般企業で求められるようなビジネスマナーとは異なる場合が多いでしょう。
中途採用で一般企業に入社すると、電話やメールなど基本的なビジネスマナーに関しては年齢が高くなるほどOJT(企業内教育)がなくなります。かといって、マナーがなっていないと「いい年して常識がない」と周囲とのトラブルを招く可能性があります。ですから、異業種に転職する場合は、意識してビジネスマナーを学んでおくことをおすすめします。
成功の秘訣4:転職に有利な資格を取得
収入のよい仕事、専門性の高い仕事に就くためには、看護師の資格のほかにも、その仕事で必要とされる資格を取っておいたほうが転職に有利になります。また、仕事によっては外国語を学んでおくと重宝されることもあります。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(以下、MOOS)は、パソコンでの書類作成に欠かせないWordやExcel、PowerPointといったマイクロソフト オフィス製品の利用スキルを客観的に証明できる認定資格です(マイクロソフト「マイクロソフト オフィス スペシャリスト認定資格」)。
オンラインや郵送で申し込める月に1~2回実施の「全国一斉試験」か、最寄りの試験会場で受験できる「随時試験」のいずれかで受験でき、その合格認定証やデジタル認定証は世界共通のものとなります(オデッセイ コミュニケーションズ「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とは?」)。
あらゆる職種・職場で活用できる資格のため、就職や転職に有利な資格のひとつといわれています。
簿記
企業の経営に関する活動を財務諸表で記録し、お金の流れを計算・整理して、経営状態や成績、財政をまとめるのが簿記です。
簿記に関する基礎知識や実務、計算能力を判定するのが簿記検定試験で、日本では4団体で実施されています。 中でも、日本商工会議所および各地商工会議所が実施する「日商簿記」(商工会議所の検定試験「簿記」)が、受験者数も多く難易度も高いことから、取得していると就職や転職に有利でしょう。
ただし、実務に直結して活用できるのは日商簿記2級(ほかの簿記検定では1級もしくは上級)以上のため、履歴書に書けるのもそれ以上の級からといわれています。
普通自動車運転免許
普通自動車運転免許は、車による外回りが必須の営業職への転職する場合などには強い資格といえるでしょう。身分証明書代わりにもなる国家資格なので、取得しておいて損はありません。
ただし、2017年3月の道路交通法改正により、準中型免許が新設されたことにより、普通免許で運転できる車の最大積載量が2.0トン未満となりました。以前は普通免許でも2トントラックが運転できましたが、法改正以降、新たに普通免許を取得した人は運転できないため注意が必要です(警視庁「準中型自動車・準中型免許の新設について」)。
TOEIC・英検
観光や仕事で年々、来日外国人が増え、グローバル化を推し進めている企業では、世界の公用語ともいわれる英語ができる人材を求めています。そのため、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)や英検(実用英語能力検定)といった英語の公的資格が就職・転職には有利に働きます。
TOEICか英検、どちらを取得するか迷った場合は、世界共通の基準で英語コミュニケーション能力をアピールでき、年間の試験回数も多いTOEICがおすすめです。
990点満点のTOEICでは、履歴書に書けるスコアの目安は特に規定はありません。一般的に、書いても問題ないのは600点以上、英語を使う職業・職場へ就職を希望する場合は750点以上がひとつの目安といわれています。それ以下のスコアでは、逆にマイナスポイントとなってしまうので気を付けましょう。
英検の場合は、一般的に履歴書に書けるのは2級以上、英語を使う職業・職場へ就職には準1級以上が必須といわれています。
どちらも取得年月日の制限はないので、例えば学生の頃に取得した資格であっても履歴書には記入できます。
リンパドレナージュ(リンパマッサージ)
昔から医療行為のひとつとしてドイツやフランスで行われていたリンパドレナージュ。リンパ液の流れをマッサージでスムーズにうながし、健康と美容をはぐくむとして、日本でも注目されています。
医療リンパドレナージセラピスト(日本医療リンパドレナージ協会)など、医療現場に近い場所で活躍できる資格もありますが、看護師とはまったく違う仕事につきたいという方のために、ここでは美容リンパドレナージュの資格をご紹介しましょう。
医療現場での仕事からは離れたいけれど、人をケアする仕事につきたいと考えている人は取得しておいて損はない資格でしょう。
まとめ
看護師という仕事は専門性が高く、やりがいのある仕事です。しかし、肉体的・精神的なきつさや人間関係などで「看護師を辞めたい」と思うこともあることでしょう。
病院という環境は特殊なので、病院の外でも働けるのかどうか不安に思うかもしれませんが、看護師としての知識や仕事で培ったスキルはほかの人にはない「強み」です。自分の強みを生かせる職場はきっとあります。
もし、「興味はあるけれどまったく知らない業界だし誰にも相談できない…」と悩んでジョブチェンジに二の足をふんでいるようなら、思い切って転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
転職サイトの登録や転職エージェントへの相談は無料なので、興味がある業界はどんな人材を求めているのか、看護師資格やキャリアは役に立つのか、収入はどれくらいなのかを聞いてみましょう。そのうえで、ジョブチェンジの判断をしても遅くはありません。
自分は何を仕事に求めているのかをはっきりさせて、その業界で必要な知識を身につければ、ほかの業界・職種でも十分に活躍していけるはずです。
※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。
※ページ内の求人数は職種別に集計しています。