看護師転職の病院の選び方!初めての転職でも失敗しない4つのポイント
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「復職したいけど、ブランクや家庭事情はどこまで理解してもらえるのかな」
「もう悪口ばかりうんざり…転職先では人間関係で悩みたくない」
「いざ情報収集!だけど求人サイトってどれも良いことしか書いてない…」
看護師として働く上で、自分に合う職場を選ぶことはとても重要なことです。
実際に就業してから後悔しないために、このページでは、転職に成功する病院選びの方法を解説していきます。
転職サイト | 総合評価・特徴 |
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看護roo! |
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※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事に書いてあること
看護師の病院選びのポイント1~求人情報を正確に読み取ろう~
求人サイトは病院から依頼されて情報を掲載しているため、よい部分のみが強調されがちです。
そのため、自分なりに情報をしっかりと読み解くことが必要です。
たとえば「月給」として表記されていても、そこには手当が含まれており、基本給が安ければ年収全体が低くなる可能性があります。
同様に、「週休2日」とあっても月ベースでは5日しか休めなかったり、申し送りの時間が勤務時間外とされていたりするケースもあります。
働いたときの状況を具体的に考えて、細かな点をチェックしなければなりません。
新卒で就職する場合も、研修制度やスキルアップへのサポート体制、将来的な展望などをふまえ、自分に合った働きやすい病院を考えて決めることが大切です。
基本給と賞与
ある程度の規模の施設の求人であれば、「賞与あり」と記載されていることが多いようです。
「賞与〇か月」とある場合には、必ず基本給をチェックしておきましょう。
賞与は基本給をもとに計算されるため、月給が25万円であってもそのまま「25万円×〇か月」にはなりません。
たとえば25万円の内訳が「基本給12万円+諸手当」であれば、賞与は「12万円×〇か月」となります。
また、各種手当も計算のベースは基本給です。
見かけの給与が良くても、基本給が安いと最終的な年収は低くなります。
賞与が思ったよりも少なかったり、手取りが低かったりということがないよう、基本給は必ず確認するようにしましょう。
年間休日
求人情報に「週休2日制」とあれば、土日とはいかなくても毎週2日休めると考えがちです。
しかし、「週休2日制」と「完全週休2日制」はまったく違うため、十分に注意が必要です。
週に必ず2日休めるのは、「完全週休2日制」と表記されている場合だけです。
「週休2日制」は “月のうち2日休みがある週が1度以上ある”という意味。
つまり、月ベースでは5日以上の休みがあれば、この表記にあてはまるということです。
単純に月8日は休めると勘違いしていると、休みが少なすぎてがっかりするハメになるかもしれません。
実は「週休2日制」も「完全週休2日制」も法律で定められた用語ではありません。
労働基準法で定められているのは、週1日以上の休みについてのみです。
週1日の休みがあれば、雇用側は「週休2日制」「完全週休2日制」のいずれを選んでも問題ありません。
週2日はしっかり身体を休めたいと考えているのならば「完全週休2日制」の施設かどうかを確認しておく必要があります。
二交代・三交代
施設によってシフト体制は異なりますが、大きくは「日勤・夜勤」の二交代制と「日勤・準夜勤・深夜勤」の三交代制があります。
- 二交代制の勤務時間
- 日勤 8:30~17:30
夜勤 16:30~9:00 - 三交代制の勤務時間
- 日勤 8:30~17:30
準夜勤 16:30~1:00
深夜勤 00:30~9:00
単純に考えると一勤務あたりの拘束時間が短い三交代制の方が楽に思えますが、一概にそうともいえません。
三交代制では日勤のあとに準夜勤が組まれるなど、各シフト間が短いため負担に感じる場合もあるようです。
病院への出勤回数が多くなるため、その分時間のロスが生じて睡眠時間が削られる恐れがあります。
また短いサイクルで動くため、まとまったプライベートの時間を確保しづらい傾向があります。
こうした面から、二交代制の方が単純シフトなので、生活のリズムが取りやすいという声も聞かれます。
一方で二交代制は1回当たりの勤務時間が16時間にも及ぶ場合もあり、疲労の蓄積や集中力の低下といったデメリットがあります。
高収入の裏側
誰でも給与が高いに越したことはありませんよね。
しかし、その求人がなぜ高収入なのか考えてみることが大切です。
たとえば離職率が高く極端に人手不足の病院が、人材確保のために平均よりも高い給料を提示している場合もあります。
高給だけに飛びついて、いわゆるブラックな職場だったのでは転職する意味がありません。
誰でも応募できそうな案件にも関わらず、甘い条件で誘うのには何か裏があるのかもしれません。
それとは反対に、専門性に特化した医療を行う病院が高いスキルの看護師を求めているのであれば、高い給与設定であってもうなずけます。
このような案件であれば、高給を提示していても問題はないと考えてよいでしょう。
目を引くような好待遇の求人の場合には、業務内容と照らし合わせ、高給となっている理由を確認してみる必要があります。
看護師の病院選びのポイント2~病院規模を調べてみよう~
まず、病院選びをする際は、規模やそこで働く看護師の人数も確認したほうがよいでしょう。
「大病院に勤めれば、いろいろなスキルを学べるだろう」と考える方もいるかもしれませんが、入院患者が多いと夜勤続きで身体を壊してしまう可能性もあるため注意が必要です。
逆に入院施設がない小規模のクリニックは、夜勤もなく日勤だけで済むというメリットがあります。
また、小規模だからこそ患者とのコミュニケーションが密になり、アットホームな雰囲気のなかで満足度の高い仕事をできるでしょう。
専門的な分野でスキルと知識を極めたいのであれば、その分野で評判の高い病院に絞ってみるのもよい選び方です。
看護師の病院選びのポイント3~既婚者・離職率の割合を見てみよう~
3つ目の病院選びのポイントは、既婚者の割合や離職率を見るということです。
出産や育児などを経てブランクがある看護師さんにおすすめなのは、独身看護師と既婚看護師のバランスが取れている職場です。
子育て中は学校行事などで休むことも多くなるため、理解ある既婚者がいる職場だと働きやすいでしょう。ただし、既婚者ばかりだと休みの希望が重なってしまうので、独身看護師が一定数在籍しているバランスがよいところを探しましょう。
離職率も見逃せないポイントです。人間関係がよい職場でのびのびと働きたいという方は、離職率にも注目して病院を選ぶことをおすすめします。
看護師の病院選びのポイント4~復職するなら希望条件を割り出そう~
ブランクがあるナースが復職を希望する場合は、受け入れ体制が整っている施設を選ぶことが大切です。復職支援研修を行ったり、プリセプターを付けたりといった具体策があるかどうかは、重要なチェックポイントです。
未経験者・新人に教育している余裕がなく、経験者でなければ務まらないような職場は不向きといえるでしょう。大規模な病院でも診療科や担当部署によって受け入れ体制は異なります。
慣れるまでは温かく見守ってもらえるようなフォロー体制があれば、ブランクナースにとって心強いステップとなります。
ブランクのあるママナースの場合は自身への教育体制に加えて、子育てサポート体制も確認しておく必要があります。院内に託児所や保育所があるか、利用の際の補助や自己負担額もしっかりとチェックしておきましょう。
施設があっても就職時に空きがなければ、預けて働くことはできません。定員や管理の状況など、詳細まで把握します。勤務時間に合わせ土、日、祝日、夜間も預かってもらえるかどうかも忘れずに確認しておきましょう。
時短勤務や突発的な事情にもできるだけ対応してもらえるような、子育てへの理解ある環境が、ママナースの再就職のカギとなります。
看護師の病院選びの成功のカギは自己分析!
ここまで病院を選ぶうえで大切な4つのポイントをお伝えしました。これらのポイントを踏まえたうえで自己分析をすると、より自分が職場に求める条件がクリアになります。
たとえば今までの人生でやりがいを感じたこと、うまくできたことを箇条書きで書きだしてみましょう。
一つ一つの状況を深く思い返していくと、自ずとあなたの得意なことが見えてくるでしょう。
自分の得意分野を把握していると、面接においても自信を持って質問に答えられるため、採用率が上がります。自己分析の詳しい方法はネットで検索すれば簡単に見つかるため、ぜひトライしてみることをオススメします。
看護師の転職先は選択肢が多いため、病院を絞り込むのも一苦労です。
給料や通勤時間といった条件だけに惑わされず、自分の強みは何なのか、本当に自分がやりたいことは何なのか、何のために看護師になったのかをしっかりと認識することが大切です。
看護師が病院選びに成功した・失敗した体験談
【体験談】"転職サイトに活用が成功のカギでした"
【体験談】"研修の有無は必ず確認した方がいい"
【体験談】"気になる病院は必ず見学する"
【体験談】"担当のキャリアコンサルタントに相談して考えを整理できた"
いざ病院選び!迷ったら看護師転職サイトを活用してみよう
病院選びで重視すべきポイントを把握しておくことも大切ですが、たとえば給与面ばかりにとらわれていると、職場環境が合わずに失敗する場合もあります。
人間関係や福利厚生面などにも目を向け、無理なく働ける職場を選ぶことが大切です。
とくに女性の場合、結婚や出産、育児、親の介護などライフスタイルの変化が仕事に与える影響も大きいです。育児休暇や介護休暇、有給休暇の取得についてもチェックしておきましょう。
転職を成功させるためには、転職サイトの活用がおすすめです。
キャリアアドバイザーに今後の働き方を相談できたり、各職場の詳しい情報が得られたりと利用しない手はありません。
新人看護師やブランクがある方が転職する場合も、教育・研修制度が整っている施設を紹介してくれるため安心です。
職場の雰囲気や人間関係、給与の実態や残業・休日出勤の状況や離職率などは、個人ではなかなか調べきれません。
転職サイトを上手に利用すれば、求人票だけではわからない部分も確認できます。
キャリアを充実させ長く働くためには、安易に妥協せず、自身が納得できる職場を選ぶ必要があります。転職サイトを十分に活用し、悔いのない転職を果たしましょう。
- 病院選びの際は給与額以外にも人間関係や福利厚生にも目を向ける
- 病院規模や人数は働き方や、病院の雰囲気を得るために有益な情報
- 既婚者の割合と離職率も病院選びの際は考慮する
※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。
※ページ内の求人数は職種別に集計しています。