ブランクがあり復職する看護師の履歴書、志望動機の書き方

復職する看護師の履歴書の書き方
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しばらく現役から遠ざかっており、再度看護師として復職したいと考えたとき、就職活動を始めるのにも勇気がいります。ブランクが長期であればあるほど、技術的にもキャリア的にも自信が持てず、果たして看護師として雇ってもらえるのかと不安になるかもしれません。

しかし慢性的な看護師不足の時代、ブランクがあるからといって仕事ができないということは決してありません。とはいえブランクがある看護師が希望に叶った職場に就職するためには、書類作成の段階から戦略が必要です。

ブランクがあってもハンディを感じさせない、履歴書の作成と志望動機の書き方について紹介していきます。

看護師の復職事情

看護師の復職は大歓迎されている

「今の医療現場についていけるかな?」「ブランクが長いのに就職できるの?」

看護師としてのキャリアにブランクがあれば、そんな不安を抱えるのも当然です。しかし、今の日本ではとにかく看護師が足りていません。

およそ7割以上の病院や医療施設が看護師不足を訴えている中、空白期間があったとしても就職に困るということはまずあり得ないと考えて間違いないでしょう。

日本の人口の中でも大きな割合を占める団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となる2025年、試算予測によると約200万人の看護職員が必要とされています。これに対して実際の看護職員の数は約160万人程度と見込まれており、今後も看護師の需要は高まる一方です。

厚生労働省の調べによると、看護師資格をもちながら就業していない「潜在看護職員」は約71万人と言われています。毎年再就職するのは、そのうちのわずか2割程度です。

現在国をあげて看護師の復職に対する支援を強化しているさなかにあって、再就職を希望する看護師には大きな期待が寄せられています。

看護師の復職を支援する施策

実際に提供されている看護師のための復職支援プログラムとは、どのようなものなのでしょうか。

復職支援に関しては厚生労働省が管轄し、各自治体のナースセンターが主体となって行うものと、病院ごとの独自の施策があります。

例えば東京都の場合では、ナースプラザで行われる研修や復職相談のほか、都内の連携病院での実践的な臨床実習や演習が行われています。

採血や挿管などの技術研修を始め、急変時の対応方法、AED操作など、勘を取り戻すと同時に新しく導入された機器類にも触れる機会が提供されます。また復職意欲を高める動機づけセミナーといった、復職に向けた精神的なサポートについても充実しています。

地方でも自治体が医療施設に対して助成金を支給し、看護職の復職支援を促進する動きが見られます。こうした制度を利用した多くの病院で、独自の看護師復職支援プログラムを実施しています。

内容の詳細は病院ごとに異なりますが、ほとんどが座学と実習の組み合わせとなっているようです。セミナー形式で現代医療の動向と病院の対応、標準的な医療技術についての知識を学び、注射練習や看護体験採血、輸液・静注、吸引、体位変換、移乗といった演習が行われます。

現に現役看護師によるカウンセリングをはさむなどして、メンタルケアをしながら研修を進めるといった工夫をしている病院も見られます。

履歴書を復職へのチケットにするために

履歴書は自分という商品のためのパンフレット

看護師の復職自体は難しいことではありません。働く場所さえ選ばなければ、すぐに就職先は見つかります。しかし、自分自身が働きたいと思う職場に間違いなく就職するためには、それなりの努力が必要です。

待遇や給与面に恵まれた良い職場は、当たり前のことですが競争率が高く、現役の看護師の方が有利であることは間違いないでしょう。即戦力として認められる看護師はそれだけ、採用される確率も高くなります。

就職活動で最初の関門となるのは履歴書ですが、ブランクを気にし過ぎて消極的な姿勢が表れてしまうと書類選考の時点で落とされてしまいます。

病院が欲しいのは優秀な看護師です。空白期間があろうとなかろうと、仕事に対する姿勢に信頼がもてる人材であれば採用されます。

採用担当者は応募者の人となりを知りません。それを上手に伝えるのが、履歴書の役目であることをまずは理解しておきましょう。 丁寧な手書き、修正をしない、など履歴書の基本を押さえるのはもちろん、宛名まで気を配り、経験のある社会人らしさを十分にアピールできる履歴書を目指します。

ブランク期間について前向きに評価する

看護職を離れた事情がどのようなものであっても、自身がマイナスに見てしまうとそれが履歴書に現れます。結婚や子育て、介護、あるいは留学など、看護師でなかったときの経験を前向きに評価して履歴書に反映させましょう。

アピールポイントの中に、子育てで得た知見や地域での活動の様子をうまく取り入れてください。ムダに時間を過ごしてきたのではなく、看護師として復帰する糧となったことを印象づけます。

看護職は人間力が問われる職業です。さまざまな経験はプラスに受け止められます。看護師としてのキャリアを一時中断したことを悔やむのではなく、離れたからこそ得た物があることを十分に伝えるようにしてください。

虚偽はせず卑下もしない

ブランクを埋めようとして、キャリアをつい上乗せしたくなるかもしれません。しかし持ってもいない資格を記載するなど、虚飾してもまったく意味はありません。それどころか万が一それが決め手となって採用が決まったら、自分の首を絞めることにもなりかねません。

過去の仕事について話を盛ったとしても、採用担当者の興味を引くことはないでしょう。近々の話であればともかく、環境も状況も異なる中ではあまり参考になりません。

過去のキャリアについては、淡々とわかりやすく伝えるように心がけます。 どのような役割をもち、それをどのようにこなしていたのか、個人的な思想や業務手法をありのままに記述することが、看護師としての評価材料になります。

例え臨床の経験が少なくても、卑下するような書き方はしないようにしましょう。働いた時間や量ではなく、看護師業務の質をアピールするのが履歴書作成のコツといえます。

履歴書のキモは志望動機

何がしたいかではなく何ができるかを書く

  • しばらく離れていた看護職を、今再び目指そうとするのはなぜか?
  • この病院を選んだ理由は?

履歴書の志望動機とは、この2点への回答です。履歴書の中でも就職への意欲を示す、もっとも重要な部分といえます。

志望動機を書くポイントは、「相手目線」です。志望動機というと、自分を主体に考えてしまいがちです。

しかし採用する側では、病院や医療施設にとって「使える人材」を雇用するために募集をかけます。誰かの希望を叶えるために、給料を払うわけではないことを忘れてはなりません。

復職できる環境となったのであればその経由を述べしながら、離れていた間にどのような経験をし、それを今後どのように活かすつもりなのかを伝えます。

看護師として働いていた際には気づけなかった感情や外部からの視点が、別の経験を通したからこそ得られたところに着目しましょう。

病院を選んだ理由で、雇用条件に触れるのは好ましくありません。

病院の経営理念や実際に行っている診療の特徴、得意分野に関連づけて、興味をひかれた点や魅力に感じた部分を述べます。ただ褒めたたえて終わるのではなく、実際のその現場に身を置きたい、自分の資質を役立てたいというところに落とし込みます。

学ぶ姿勢があればブランクは気にならない

履歴書の説明でもありましたが、ブランクについてはあまりマイナスに受け取る必要はありません。看護師の場合、一般的な転職と異なり、ブランクがあるだけで評価が下がることはほとんどないと考えて良いでしょう。

元々看護師はブランクの空きやすい職業です。病気や体調により続けられなくなることもありますし女性が多い職場なので、産休、育児休暇を長期にわたってとる人も少なくありません。

問題は働くモチベーションと、戦力として使える看護師であるかどうかです。

復帰にあたり現在の医療現場で通用する看護師になるためには、熱心に学ぶ姿勢が求められます。例え年下の上司の下であっても、積極性をもって素直に吸収しようとするならば、空白期間を超えることは難しくありません。

志望動機の中に、「再度医療現場の一線に立ちたい。そのためには十分に学ぶ準備がある」というような強い決意を示せれば、採用担当者に対して効果的に響きます。

視点を将来に向ける

ブランクがあったというのは過去の話です。視点を先に向ければ、今後自分がどう活躍できるかがもっとも大きな課題となることがわかります。

以前の経験に積み重ねられる業務なのか、まったく新しい分野の仕事を覚えていくのかは、選ぶ医療施設によって違ってくるでしょう。応募先を選択した時点で、志望動機の書き方が変わるのは当然のことです。

複数の病院に応募する際に、志望動機が同じでは採用が遠のきます。どこにでも通用するような志望動機を記載するのではなく、その病院で働く未来の自分を描きながら履歴書を作成していきましょう。

ブランクありの復職をする際の注意ポイント

情報収集を徹底する

ブランクの長短に関わらず、現役で転職するのと復職するのとでは不安の度合いが違うものです。現在の医療現場の様子がわからないというのは、何かとネックになります。幸い現在はさまざまな方法で情報が集められる時代です。

看護師口コミサイトから、医療機器メーカーや病院、大学の研究室といったホームページを利用すれば、かなりのことがわかります。 業務内容の詳細は病院ごとに違いがありますが、大枠をつかんでおくためにも情報収集を入念に行っておきましょう。

仕事の環境を整える

せっかく仕事が決まった後で、家族から不満の声が上がるようでは長く働けなくなる可能性も出てきます。面接でも必ずといって聞かれる部分なので、家族の了解を確実に取り、働く環境を整えておきましょう。仕事と家庭生活の両立が可能な条件を、しっかり把握しておくことが大切です。

その上で雇用形態や就業時間を良く検討し、可能な限り万全の体制から再スタートを切ります。ブランクを経た復職を果たすのであれば、復帰したことを後悔することのないように準備を進めていきます

転職サイトはブランクありの看護師の強い味方

ブランクありの看護師に優しい応募先の紹介

現役であってもたったひとりで転職活動を進めるのは、かなり厳しいものです。まして業界から離れて久しい場合には、さらに過酷な状況となることが予想されます。

ブランクありの看護師が理想的な職探しをするためには、転職サイトの活用が効果的です。復職支援プログラムを整備した復職看護師に最適な応募先をピックアップし、内部情報を提供してもらえます。アドバイザーが希望条件を聞き取りながら、無理のない職場復帰をサポートしてくれるでしょう。

就職活動で陥りがちな孤独感をもたず、ひとつひとつ不安を解消しながら転職活動を進めることができます。

履歴書、志望動機についてプロのアドバイスをもらう

久々の就職活動では、応募書類の作成についてもどこから手をつけて良いかわからないという人が多いようです。

転職サイトに登録すれば、履歴書の作成や志望動機の書き方についても適切なアドバイスがもらえます。誤字脱字を修正し、しっかりと要点が抑えられているのかチェックされるので、自信をもって応募することができます。

現在の医療事情についての予習ができる

転職エージェントは取引のある病院や医療施設の内情に通じており、リアルタイムの医療業界の情報をつかんでいます。インターネットで調べるよりも、幅広く、内容が深い生の情報を提供してもらえます。

仕事のブランクにより、自分に何が不足しているのかを知る上でも、現実の医療現場の情報はとても役に立つでしょう。個人の活動だけでは知り得ない事情を教えてもらえるだけでも、転職サイトを利用する価値が十分にあります。

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条件がいい求人を探している方は、複数の看護師転職サイトに登録して非公開求人情報が手に入りやすい状態にしておくといいですね。

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