看護師が面接で落ちる6つの失敗とは?採用されるための準備とマナー

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面接の目的は、採用後に職場で活躍できる人かどうかを判断するためのものです。

書類審査で通っていればスキルなどの基準は満たされているはずです。ではなぜ面接を通過することができないのでしょうか。

面接で落ちてしまう原因を解き明かしながら、自信をもって面接に臨むための準備と失敗の振り返り方を解説していきます。

転職面接に落ちる看護師の6つの特徴

落ちる人の共通点を探り、事前に対処していけば、必ず面接はクリアできます。

面接に落ちるのは、ただそのやり方を知らないだけなのかもしれません。

転職面接に落ちる看護師の特徴について、見ていきましょう。

面接官の趣旨に沿わない返答をしている

面接で落ちてしまう人の場合、面接官が聞きたいことに対して的確に答えられていないというケースがあります。

面接官の趣旨に沿わない返答をすると、質問に対しての答えがかみ合わず、人材としての良さを十分にわかってもらえません。

また意図が正確に読み取れないという印象を与え、指示命令に関しての不安をもたれてしまいます。

まず落ち着いて相手が何を聞いているのかに集中します。答えを話しながら、他の面接官の反応を見てみましょう。

的外れな回答をしているのであれば、必ず何らかの反応が現れているはずです。

また面接官が同じことを何度も聞き返すのは、答えが得られていないということでもあります。

面接官それぞれの反応から、自分が趣旨に沿った返答ができているのかを確認してください。

自分では質問の意図を正確に把握しているつもりであれば、質問内容について、面接官に確認しても構いません。

「そのご質問について私は〇〇ととらえているのですが、これで相違ございませんでしょうか」と丁寧に尋ねれば、失礼にはなりません。

話の内容に矛盾がある

話の内容の矛盾があると指摘された場合、これは単純な見直しの不足です。矛盾をなくすための方法としては、次の3つがあります。

  • 一覧表を作成し、要点を確認できるようにする
  • 関連性のある項目はまとめて作成する
  • 矛盾を感じるところがないか、他の人に見てもらう

矛盾があるということは、話すストーリーに「ねじれ」が生じているということです。

話しているうちに作っていくようなタイプの人に、よく見られます。

終始一貫性をもたせるためには、話す内容を徹底して「見える化」し、頭に叩き込んでおく必要があります。

筋が通っていないと突っ込まれた時点で慌てふためき、しどろもどろの返答になる可能性があります。

志望動機と退職理由に矛盾ができてしまう場合には、最初からこの2つの項目をまとめて作成していけば、齟齬が発生しません。

過去の課題を退職理由とするならば、志望動機はそれを解決するためのものです。

このように考えれば、流れが切り離されることはないので、矛盾が発生しません。

面接のリハーサルは一人で行わず、誰かに見てもらうのが一番です。

自分で考えているときには気づけなかった矛盾点が、他者の視点を通して見つかります。

家族や友人が違和感を持つ点には、面接官も必ず気づきます。

気配りができていない

面接においても気配りができるかどうかは、人材採用の大きなポイントとなり、気配りが足りずに面接で落ちるということは、十分に考えられることです。

看護師という職業上、相対する患者に対しては常に注意を払い、気配りをする必要があります。

また現代の病院はチーム医療が主流となっており、医師や看護師、その他のスタッフを含めて一丸となって治療に当たります。

一緒に働く医師や同僚に対しての気配りは、業務の円滑な遂行に不可欠です。

面接の場という非常に短い時間の中でも、面接官などに対して一切の気配りが見られなければ、仕事上でも同様であると評価されます。

たとえば「お茶を出してくれたスタッフに対して、お礼のことばをかけられたか

「面接官が複数いる場合、質問した面接官以外にも視線を向けて話しているか

といった点が判断基準となります。

面接会場では気が動転して気づかないということも考えられますが、日頃から他者の動きに配慮していれば、自然な行動として出るものです。

面接官は、そうした根本的な性格的な部分を厳しく見ています。

面接を受ける病院の下調べをしていない

面接でうまくいかない理由としては、どこの病院にも当てはまるような通り一遍の回答しかできないことや、自身のスキルと採用側が求めるものにズレがあることなどが挙げられます。

適当に答えようとしても面接官にはすぐにバレてしまい、深く質問をされると要領を得た回答ができなくなります。

そうした応募者に対して採用側は、給料や待遇などの条件だけ見て応募してきた看護師であると判断します。

病院の下調べをする場合、面接で質問される範囲を想定することが大切です。

たとえば沿革や設立などの、表面的なことを聞かれることはあまりないと考えられます。

相手が何を求めて求人をしているのかが、もっとも重要なポイントです。

病院の経営方針力を入れている分野について詳細に調べ、自分の経歴やスキルとからめられるような要素を探します。

そこから志望動機を組み立てていけば、質問されても論旨がぶれることはありません。

よく下調べもせずに面接に行っても「この看護師はいったい何のためにこの病院に入ろうとしているのか」という疑念をもたれ、採用には至らない原因となります。

面接の基本マナーが守れていない

看護師は対人の仕事です。どれほどスキルが高くても、乱暴な動作や、常識のないことば遣いの看護師は嫌われます。

とはいえ、マナー教室の検定ではないため、常識的な行動を取っていれば通常は問題視されません。

面接の一連の流れを見ておきましょう。

入室

軽くノックをし、返事を受けてから「失礼します」とひと声かけ、静かにドアを開けます。

ドアは後ろ手ではなく、きちんと確認しながら閉めてください。

挨拶

採用担当者が待機している場合には、正面を向き「○○と申します。本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございます。よろしくお願いします」と言い切ってから、お辞儀をしてください。

角度としては、約30度で「敬礼」となります。

このとき背筋を伸ばし、おへその下あたりで軽く手を組んでいると背中が平らになり、美しいお辞儀ができます。

担当者が後から入室する場合には、立ち上がって迎えてください。

着席中

担当者から促されてから着席します。

背筋を伸ばし、顎を引いて、手はひざではなく、身体に引き付けて軽く組みます

途中で疲れて姿勢が崩れないように、肩の力は抜いておきましょう。

ことば遣い

これもあまりに意識しすぎると、使い慣れない敬語で逆に失敗してしまいます。

丁寧にはきはきと、をイメージしながら、語尾まできちんと話すことを心がけてください。

「御院」「患者さん」など、ことば遣いと統一すると聞きやすくなります。

「Yes、No」で聞かれた質問に対しては、「はい。そのように思います」などの回答を先にしてから、説明を続けます。

よどみなく答えられなくても、考えながら一所懸命話す様子は、誠意を感じさせます。

上手に話すことよりも話の内容に注力しましょう。

え、これってダメなの!?意識してもついやってしまう服装のミス

普段着のまま面接に行くなどはまず考えられませんが、自分なりに面接に合わせた服装をしているつもりで、うっかりしてしまうミスもあります。

ネイル・髪型

女性でもっとも見逃しがちなのが、ネイルです。

少し派手目なネイルカラーが好き、という場合、自分は見慣れていても他人から見れば面接の服装にそぐわないということもあります。

特に現職から離れていて、再就職をする際にありがちなミスです。

もちろん看護師である以上は、清潔感のある爪の長さに整えておく必要があります。

ヘアカラーも自分で見慣れてしまうと、明るさに気付かなくなります。

特に自宅で見ていてこれくらいは大丈夫だろうと考えていても、面接会場の蛍光灯の下では悪目立ちすることもあります。

服装

ジャケット下のインナーも要注意です。

フリルが大きすぎたり、Vネックのあきが大きかったりするなど、カラーだけではなくデザインにも気を付ける必要があります。

意外に見落としがちなのが、ヒールの高さです。

飾りのない黒のパンプスが一番ですが、ハイヒールは避け、3㎝程度のものを選ぶようにします。

面接の服装は落ち着いたカラーのスーツが基本ですが、どうしても準備できない場合には、ブラウス・スカート・ジャケットまたはワンピース・ジャケットであれば無難といえます。

面接向きの無難な服がない、購入の暇がないといった場合の判断基準は、オフィス向きかどうかです。

ジャケットも準備できないという場合には、襟ありのシャツブラウスに紺か黒のタイト・セミタイトスカートにグレーやベージュなどベーシックカラーのカーディガンなどが考えられます。

採用される看護師はここまでやってる!受かるための下準備とは?

面接に臨むにあたって、面接官の質問の意図を正しく理解することや、応募先の病院についての下調べをすることは、あくまでスタートラインでしかありません。

面接においてのメインは、面接官の質問に対していかに適切で内容の濃い回答ができるかにあります。

良い回答をするためには、どのような下準備が必要なのかを確認しておきましょう。

  • 自分が志望している病院の情報収集を入念に行い、どのような人物が求められているか把握する
  • どこの病院でも聞かれる「この病院を志望した理由を教えてください」などの質問に対しての自分の回答を事前に作る
  • 上記の質問に答えられるように、自分の今までの経験を書き出して整理し、職務経歴書との矛盾点がないように話せるようにする
  • 志望動機・転職理由・看護観などで、一貫性のある内容を考える

自分が志望している病院についての徹底した情報収集は、真っ先に行うべき行動です。

たとえば調べているうちに、自分が思っていた方向性と違うことに気づく場合もあります。

時間をムダにしないためにも、できるだけ早くその病院が求めている人材について把握できるのが好ましいと言えます。

「志望理由」は給与や待遇などの条件からではなく、将来に向けたステップアップなど、看護師としての成長を起点として作成するようにします。

履歴書・職務経歴書・面接での回答は、すべて同じベースとなるものから作成しておけば、混乱しません。

自分年表の形にして、都度エピソードを加えておくようにすれば提出書類作成も面接での応答もスムーズにできます。

志望動機・転職理由は過去・現在・未来の時系列、看護観は常にそれらの土台となるものです。

看護観により大きな方向性を示し、転職理由となった果されていない部分を、志望動機で補うという流れを作ります。

採用される看護師は、自身について深く見つめ、応募先の求めるものとのマッチングがよいと確認できる人材といえます。

面接で落ちる理由は病院側にある場合もある

どれほど徹底的に面接の下準備をしても、面接に落ちてしまうという場合もあります。

それは決してあなたのせいではありません。

自分としてでき得る限りのことをして、全力を尽くしてもダメだったのであれば、それは単純に病院とのミスマッチが原因です。

自分では病院が求める人材と適応すると考えていても、病院側では別のカテゴリの人材を欲しているということもあります。

あなたの将来への希望を聞き、求めているものを与えるのが難しいと判断する場合もあります。

経験やスキルとは関連しないことも多いので、落ち込む必要などありません。

やるだけやったのならば、「組み合わせが悪かっただけ」と割り切って次に進む気持ちが大切です。

面接に落ちた後どう行動すればいいの?

面接に落ちると、ショックが大きくて何も考えたくないと思うかもしれません。

しかし、面接は単なる通過点です。次のより良い転職につなげるためには、振り返りが大切です。

どのような経験でも忘れてしまえば価値はなくなり、そこから何かを得られれば宝に変えられます。

失敗のパターンと照らし合わせて振り返る

  • 準備不足
  • 緊張のし過ぎ
  • マイナス思考
  • 能力・適性・希望条件の不一致
  • 話しすぎ・話し不足
  • 志望動機の弱さ
  • 体調不良
  • マナー

準備不足・緊張のし過ぎ・マイナス思考

準備不足は応募先担当者をがっかりさせます。

せっかく面接という機会を得ながら、自分のキャリアや適性、今後への希望を把握する好機をムダにすることでもあります。

何度面接を受けても緊張してしまうという性格については理解できますが、これもまた準備不足の1つの結果であるともいえます。

自分がそうしたタイプであるとわかっているのならば、何度もシミュレーションや模擬面接を行い、不安をできる限り軽減しなければなりません。

程よい緊張は、ときに能力以上の結果を生み出すこともあります。

最初から「落とされるのではないか」「自分なんかきっとダメなんだ」というマイナス思考に固まっていると、言動に自信がなくなり、頼りない人物というイメージを与えます。

能力・適性・希望条件の不一致

キャリアの棚卸が不十分で自分の強みが見つけられていないと、マイナス思考から抜け出せません。

応募先との不一致は、研究不足から発生します。自分の経験・スキルと相手の求めるところを読み違えてしまったと考えられます。

次回は、さらに慎重に下調べをしていくことが必要です。

面接での失敗

面接官の質問に対して長く話しすぎたり、逆に答えが不足したりするのも採用を遠ざけます。

要点をまとめて話す練習をする、ことばが出ないときに役立つフレーズを覚えるなど対策を強化しましょう。

志望動機の弱さが理由の場合、実は「給料が良ければいい」「とにかく楽な職場に入りたい」といった気持ちが見抜かれている可能性があります。

本当にその職場に勤務したい理由を、自分の中でとことん突き詰める必要があります。

体調不良・マナー

社会人として体調管理は当然の義務です。

当日青い顔でふらふらしていては、もっとも大事な局面で「戦力となってもらえないのでは」という不安を感じさせてしまいます。

人間である以上は体調不良も仕方のないことではありますが、規則正しい生活や栄養補給など、面接に向けて体調を整えておく心がけが求められます。

マナーが原因で落ちたとすれば、本人の認識不足と言うよりほかはありません。

たとえパートの面接であっても、雇用してもらうためには社会人としての意識が何よりも重要です。

転職サイトを活用する

個人で転職活動をしている場合には、面接対策や面接後の振り返りも独自の方法で行わなければなりませんが、転職サイトを使うのであれば、キャリアアドバイザーに面接の対策も相談できます。

また万が一、不採用になったときには先方に対して理由を確認してもらうという方法もあります。

応募者本人には直接的に明かされない理由でも、転職サイトを通せば教えてもらえるケースが多いようです。

面接で失敗することが多いのであれば、転職サイトを活用するのも1つの手段と言えます。

転職は義務じゃない!納得いかなければ焦らず先延ばしにしよう

面接に何度か落ちているうちに、次第に本来の転職の目的を見失いがちになることもあります。

もともとは、現在の職場では満たされないものがあり、理想とする働く場を求めて転職を決意したはずです。

面接が通らずにいると、だんだん「受かったところならどこでも良い」というような気になっていきますが、それでは転職の意味がありません。

転職は必ずしなければならないものでも、誰かに強制されるものでもありません。

自分自身が納得した転職を果してこそ、価値があります。

面接が通らない、転職活動がうまくいかない。そんなときこそ、一度立ち止まって仕切り直しをすることが大切です。

転職は一度棚上げし、現在の職場しばらくとどまり、じっくりと転職への戦略を練るという手段もあります。

看護師人生は長く、チャンスはいずれ訪れます。

焦った気持ちで面接を重ねても、面接官には良い印象を与えません。

あなたの良さを真に理解してもらえる職場を、あきらめずに探していきましょう。

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夏のボーナス後の退職希望者を獲得する動きも始まります。また、復職を考えている潜在看護師の方が求人を探し始める時期なので、ママさん看護師向けの求人も多くなります。

フルタイムで働けて夜勤もできる看護師や即戦力となる看護師はとても重宝がられます。

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