[ 記事作成日時 : 2016年12月18日 ]
[ 最終更新日 : 2020年2月6日 ]

IVR認定看護師になるには?認定試験の合格率と3つの受験資格

看護師のキャリアアップ

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認定IVR看護師とは

ひとくちに看護師と言っても細かく見ていけば正看護師、准看護師、認定看護師、専門看護師など、国家・民間認定資格を取り混ぜてさまざまなものがあります。

その中で最近特に注目を浴びている資格のひとつに「認定IVR看護師」というものがあります。

認定IVR看護師とは2008年に誕生したばかりの新しい専門資格で、日本IVR学会(JSIRN)が認定を行なっています。

IVRとは「Interventional Radiology(放射線診断技術の治療的応用)」の略語のことで、X線透視像、血管造影像、US像、CT像などを見ながらカテーテルや針を入れて病気を治療する方法です。

IVRでは、外科手術を行わずに病気の場所だけを正確に治療できるため、患者への身体的負担を最低限に抑えることができます。

認定IVR看護師はIVRの現場において適切な知識と技術をもって看護にあたります。

日本IVR学会とは
IVR学会は患者が安全・安楽かつ効果的にIVRを受けられるようにIVR看護のあり方を研究する場として設けられたもので、放射線科における看護の臨床実践能力を高めることを目的として看護師の専門知識や看護技術の習得、研鑽に貢献しています。

認定IVR看護師の受験資格の主な3つのこと

資格取得のための認定試験を受験するためには3つの要件をすべて満たさなければなりません。

認定試験受験のための3つの要件
  • 看護師(正・准)の免許を有していること
  • IVR学会専門医のもとで対象期間内に100例以上のIVR看護経験を有すること
  • 日本IVR学会主催のIVR看護師講習会に2年間で1回以上の受講をしていること

認定IVR看護師試験は豊富経験が必須

認定IVR資格取得のためには症例件数が多い医療機関で、認定試験受験の必要な100例以上の看護経験を積む必要があります。

資格取得を検討中の方で、受験資格を満たすことが難しい方は専門治療を行っている医療機関に転職し実践を積まなければなりません。

認定IVR看護師の合格率は?

認定IVR看護師の合格率は、90%以上とかなり高い合格率となっています。

筆記試験に関しては、講習会に参加すればポイントが抑えられているテキストが貰えるので、そちらでしっかりと勉強すれば問題ないでしょう。

認定看護師に合格するために重要になってくるのが、認定試験受験に必要な100例以上の看護経験を積まなければならないということです。

こちらに関しては、かなり症例数が多い分、いつまでに合格したいのかを考えて、専門治療を行っている医療機関に転職する必要があります。

計画的にスケジュールを立てていく必要があるでしょう。

認定IVR看護師の講習会はいつあるの?

認定IVR看護師講習会は1日の行程で、都市圏を中心に月に2回ほど開催されていますので一度日本IVR学会でスケジュールを確認しておくことをおすすめします。

講習会開催日は土曜日なので働いている看護師でも無理なく受講することができます。

認定IVR看護師は更新制の資格ですが、日本IVR学会では「IVR看護師ステップアップセミナー」も随時開催しております。

そのほかに「IVR時の看護師の被曝」「血管奇形のIVRと看護」などといった専門的な知識を身につけることができます。

認定IVR看護師の資格を生かして転職活動をしよう

IVRは患者への侵襲が少なく、効果が高い治療法として注目されているので、今後も医療の現場でますます増えることが予想されています。

看護師の業務も専門分野に特化し、細分化が進んでいますが、認定IVR看護師はその中でも最先端の資格といえます。

資格取得の条件が厳しいため、転職の際には認定IVR看護師の認定資格を所有していると非常に有利です。

IVRの現場ではチームワークが重要になってきますので、専門知識を学ぶと同時にチームワークの大切さもしっかりと習得することが要求されます。

この記事を監修した人
はる
地方の公立大学病院小児科病棟で2年勤務したのち看護師をやめ都内のIT企業に転職。結婚を機にUターンし専業主婦となる。10年のブランクを経て訪問看護師として復職。その後、急性期病院の外来・救急外来勤務を経て、療養型病院の病棟師長として勤務。家族の都合により上京後は回復期リハビリ病棟に勤務。看護師として通算15年以上の臨床経験がある。現在はココナスにて記事の企画、監修をはじめメディア運営を行う。
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