看護師が中途採用で失敗しないために!お悩みの分析と対処法を解説

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日本看護協会の2017年の調べによると正規雇用の離職率は10.9%、つまり1割以上が中途採用者として転職をしていることになります。

同じ看護師という職業であっても、職場が違えば業務手順も変わってきます。そのほかにも雰囲気になかなかなじめないなど、中途採用ならではのいろいろな悩みを感じている看護師は少なくないようです。

ここでは中途採用の看護師が抱える悩みについて分析をしながら、その対処法を探っていきます。

看護師の中途採用事情

最初に看護師の中途採用をめぐるさまざまな事情について見ていきましょう。

中途採用の看護師に求められるもの

中途採用の場合、職場となる施設や病院が求めているのは「即戦力」としての看護師です。

新卒の看護師に対しては「これから教育して育てる」という意識がありますが、中途採用者については「すでにあるスキルを適用してもらう」という見方をしていると考えられます。

これまでの経験があっても、転職した看護師にとっては新しい職場です。つい「新人」の気分になってしまうのも無理はありません。

しかし求められるものを考慮すれば、「ひよこ」であってはならないのです。もちろんわからないことや、以前の職場と違っていることについてはその都度質問をして構いませんが、聞き方にも経験者らしさが必要です。

中途採用者には看護師にとっての基本的知識や技術が、すでに身に付いているものとして期待します。

さらに年齢や年次的な面からいっても、やがては主体性をもって業務にあたり、できれば年少者の指導や育成といったところまでをも求めていると考えて良いでしょう。

だからこそ、自身のもつ能力やスキルを正確に伝えながら、求められる役割を果たしていくという姿勢をもつことが大切です。

中途採用の看護師に対する教育体制

新卒の看護師に対してはごく一般的なプリセプター制度も、中途採用の場合、対象とされないところが多いようです。

プリセプター制度は、いわば「手取り足取り」1から指導する際に適していますが、すでにある程度の経験を積んだ看護師に対しては逆に業務の邪魔になりかねません。

裏を返せば、「口頭で伝えても十分にわかるはず」とされる立場なのが、中途採用者であるといえます。とはいっても、まったく異なる分野からやってきた看護師や、ブランクがある再就職者にとってはかなり心細く感じられることもあります。

就業するときに、自身のスキルで不足している部分をしっかりと伝え、指導が受けられる状態にしておくことが大切です。

入職後の業務にどうしても不安がある場合には、中途採用者に対しても研修制度や指導体制が整備されているのかを事前に確認して、職場を選ぶ必要があります。

大学病院で中途採用が少ない理由

中途採用によって、もともと目指していた職場への転職を希望するというケースもあります。例えば高い技術や最新の医療現場に身を置きたい看護師にとっては、大学病院で働くのが夢という場合もあります。

ただ大学病院のように専門性が高く、高度な急性期医療を行っている病院では中途採用が少ない傾向が見られます。

理由としては、特に専門性の高い看護師を育てるために新卒採用に力を入れていることや、非常に労働環境が過酷なため相応の体力が求められるということがあります。

よほどその分野に特化した経験をもった看護師であれば別ですが、一般的な業務にたずさわってきた看護師の場合、高度に分化した業務をいきなりこなすのは困難です。

大学病院ではその医療水準の高さから、非常に難易度の高い治療もひんぱんに行われ、目まぐるしく患者が入れ替わります。いくら経験を積んだ看護師であっても、体力面でついていけなければ務まりません。

研究や検証も盛んに行われており、働きながら学ぶ習慣がついていない看護師にはかなりきつく感じられるはずです。

これらの事情もあり、一般的な総合病院などに比べると大学病院の中途採用は、かなり少ないと考えられます。

中途採用の看護師に対する職場の傾向を知る

中途採用を迎える職場としては、どのような傾向があるのでしょうか。事前に知ることで、違和感を軽減できるかもしれません。

受け入れ側の「当たり前」

中途採用を受け入れる職場では、経験者を迎えるため「○○ができて当たり前」と思われがちです。書類上では経験のある診療科とない診療科について申告しているはずですが、現場ではいちいちそうしたところまで配慮されないものです。

「経験者だからできるはず」「わかるはず」「知っているはず」という思い込みや、相手の希望的な考えで、戸惑ってしまう場面は数多くあります。

まだよく状況が把握できていないうちに、夜勤シフトに組み込まれるというケースも珍しくありません。これもまた、「経験者だから夜勤をさせても大丈夫」という感覚があるからでしょう。

診療科が違えば使われる医療用語も異なりますが、専門用語や仲間内だけで通じる略語で話されるということも多々ありそうです。

入ったばかりの側としては「いきなりそんなことを言われても」と戸惑う場面も多くありますが、相手側がどのような視点をもって接しているかを考えれば少しは納得できます。

前職の診療科が違う場合や、用語がわからないときにはそのままにせず、やんわりとアピールしていくことも大切です。

その都度「まだこちらの科の業務に慣れていなくて」「勉強不足で申し訳ありません」といったことばを伝えておけば、自然と説明してもらえる機会が増えていきます。

もちろん教えてもらうだけではなく、日々学んでいく姿勢が求められることは看護師としての基本です。

年下の上司もあり得る

中途採用者はキャリアが一度途切れてしまうため、扱いとしては新人とされることが多いようです。中には前職の年次を考慮してそれなりのポジションを与えてくれる病院もありますが、それでも完全に横すべりとはいきません。

職務規定や業務の流れは各病院で違いがあり、それについての知識は新卒者と同じです。

そのため自分よりも年齢が下の上司のもとに置かれたり、指導されたりということは当然と考える必要があります。

例えば自分の方が上司よりも経験値があると感じても、それが相手に伝わらないような「大人の対応力」が求められます。どのような状況であっても、中途採用者は「新しく入ってきたい人」であり、先輩扱いはされません。

年齢や年次に関係なく、チームの一員として役割を果たしていけるように、その職場に溶け込む気持ちが大切です。

年下であっても先輩や上司に対しての礼儀をわきまえ、常に尊敬の念をもって接することで「扱いにくい新人」のレッテルをはられることなくなじんでいけるでしょう。

中途採用の看護師の悩みと対処法

ここからは中途採用の看護師が抱えることの多い悩みと、その対処法について考えていきます。

人間関係・話相手がいない

自分より明らかに若く経験も少ないナースに指導してもらうことになり、言葉遣いや態度が微妙に不自然になってしまったり、異動する看護師が少なく必要以上に結束していたり、いろんなことで人間関係が円滑にいかないことがあります。

数日過ぎても誰も仲間として扱ってくれないなら、「こんなところに来るんじゃなかった」と転職を後悔してしまうこともあるでしょう。

しかしいきなり誰とでも仲良くできるというタイプは、そう多くはありません。またすでに「出来上がっている」人の輪の中にはなかなか入りづらいものです。 業務を通してなるべく声かけを多くし、焦らずに少しずつ存在を受け入れてもらいましょう。

話す相手を見つけたいのであれば、さり気なく自分と同じような中途採用者がいないか聞いてみてください。同様の経験をした人であれば、きっと気持ちが通じるはずです。最初はひとりと仲良くなり、そこから輪を広げていくようにします。

雰囲気や手順の違いになじめない

以前いたところと比較すると、作業効率が悪く衛生状態も完璧と思えない環境にいる場合、なかなか新しい職場の流儀になじめないということもあります。

反対に何もかもが最先端で、戸惑ってしまうこともあるでしょう。前の方が良かったと思っても、自分で選んで中途採用されたのですから、文句はいえません。

まずは一度、自分の感じ方をゼロにするように心がけてみてください。

以前の職場と比べることは、自分にとって何の意味もないのだと強く言い聞かせます。どのような職場にも、良い面と悪い面があります。今さら辞めてしまった職場をほめたところで、何の役にも立ちません。

その上で現在の職場の良い点や気に入った点を挙げていきましょう。「ダメ出し」ではなく「ヨイ出し」をすることで、見え方が変わってきます。

雰囲気についても同様です。素っ気なく感じていたものが、見方を変えれば冷静で落ち着きのある職場かもしれません。逆にやたらと親密な空気があるのであれば、それだけチーム力が強いということにもなります。

けなすばかりでは気持ちが晴れないのも当然です。手順に違和感があるのであれば、業務にしっかりと慣れた後で、改善の提案をする方法もあります。

より良く働きたいという気持ちが、楽しい職場へと変えていきます。

業務についていけない

業務のテンポの流れが速く、ついていけない。本当は指導を受けたいのだけれど、声に出せず、わからないことが多くなってきている。そうした悩みを抱えてしまう看護師も多いようです。

中途採用の場合には、新卒と違って体系的な教育体制がなく、その場その場でおおまかに伝えられるといった職場が少なくありません。しかし、いつまでもその状態でいては余計業務についていけなくなるばかりです。

少し逆側の立場について、考えてみましょう。

病院や上司、先輩の側から見ると中途採用で入って来た看護師のスキルや経験は、ひと通りではないため、どこまで指導すれば良いのか様子見の状態といったところもあります。

「最低限のことを伝えておけば、自分なりに何とかするのでは」「わからないときには質問してくるだろう」程度で、本当に理解していないとは考えていない可能性があります。

このズレを早期に解消するためには、まず、何がわからないのかを整理しなければなりません。単純に流れが違うことでついていけないのか、本当にわからないのかを自分ではっきりとさせます。

疑問点をあいまいなままにせず、自分自身で明確にする努力をしなければなりません。その上で何をどのようにして解決すれば良いのかを考えましょう。

流れがわかっていないのであれば、自分なりに知っている部分を書き出し、その理解で間違いがないのかを確認します。

わからない点はポイントにまとめ、指導してくれる看護師の状況を見ながら回答の時間をもらうようにします。

また小さな疑問点があるときにはなるべくその場で確認できるよう、普段から積極的にコミュニケーションをとり、質問のしやすい状態をつくっておくことも大切です。

期待が大きすぎる

中途採用であるがために、過去の経歴から過大な期待を背負わされるということもあります。詳細な説明もなくいきなり臨床現場を与えられたり、夜勤のシフトがどんどん組まれたりする病院もあるようです。

責任の重い仕事を任されるということは、プレッシャーはかかりますが、それだけ見込まれているということでもあります。

それだけの経験値があるという、自信をもつようにしてください。「無理です」「できません」ということばを使うのは、今後のためになりません。

業務の遂行に不安があるのであれば、これまでの経験と照らし合わせて「できること」「できないこと」「指導があればできること」を明らかにします。

納得のできる理由とともに上司に伝えれば、「やる気がないわけではなく、慎重に対応したい」という姿勢を理解してもらえるはずです。

例えばひとつの業務について、「今回はサポート役、次回からは担当する」といった方針に変更してくれるかもしれません。

抱いていた理想と異なる

「24時間院内託児所完備」と求人情報には書いていたはずなのに、実際は託児所と呼ぶにはあまりにも粗末すぎる設備であったり、「残業なし」と書いてあったのに、毎日当然のようにサービス残業させられ、残業手当の申告ができないようなシステムになっているだけだったり。

思い描いていた理想と違いすぎて、「中途採用に応募しなければ良かった」と悔やむこともあります。そこで一方的に転職先をせめるのは、自分に甘えがあります。

条件や待遇が「思っていたのと違う」という場合、「思っていた」のは自分の誤りということになります。

⇔相手側が提示していた条件と明らかに違うのであれば、これは契約違反ともいえますが、勝手に思い込んでいた「理想」なのであればそうではありません。

この場合、「理想と異なる」ことがあきらめきれるものであるのか、働いていく上で絶対にゆずれない条件であるのかで対処が異なります。

サービス残業ばかりさせているような職場は、労働環境自体に問題があります。改善されないようであれば、再度の転職も視野に入れるよりほかはありません。

託児施設の不備については、要望を挙げたりほかの託児施設との併用をしたりすることでしのげる可能性もあります。

いずれにしても、自分の確認不足が招いた痛い結果であることを忘れてはなりません。

中途採用で働く際の心構え

中途採用の看護師ができるだけスムーズに働き出すため、知っておきたい心構えについて紹介していきます。

前職と比べすぎない

中途採用の看護師が周囲とうまくやっていくために、絶対に守らなければならないのが「前職の話を抑える」ことです。

「前の病院では」「以前働いていたところのシステムは」を言い過ぎると、周囲との関係がうまく築けなくなる恐れがあります。

郷に入っては郷に従え、ということばがあるように、まずは自分がなじむ努力をすべきでしょう。その場で継続してきたやり方があるのであれば、実際にその中で働いてから、改善を提案していくという順序が大切です。

診療科での経験があり、自分なりのやり方をもっていても、指導してくれる方法を認めるところから始めます。

中途採用の看護師は経験があり、それについてのプライドがあるかもしれません。しかし、主張をするのは相手方を十分に理解したあとで、お互いのより良い方向性を目指すときで遅くありません。

前職と比べず、話すときには控えめに、が鉄則です。

個人の事情を話しすぎない

個人的な話は、親密な関係を築くのに役立ちます。しかし最初のうちは、プライベートな話は基本的な部分だけにしておく方が良いかもしれません。

結婚をした、何番目の子どもが幼稚園に入った、などごく当たり前の話であっても、人によっては気に障ることもあります。

プライベートな話は、思いがけずデリケートな部分を含むこともあります。

個人的な話をたずねられたときには控えめに話し、必ず相手にも同様の質問をしてみてください。それによってどこまで話せば良いのか、見当をつけることができます。

事前勉強を心がける

入職する職場がこれまでと違う診療科である場合には、どのような症例を扱うのかなど、自分なりに勉強しておくと、スムーズな業務につながります。

質問をする際にも、まったく土台がないのでは理解度が異なります。

経験のある診療科であっても、復習を怠らないことが大切です。経験があればなおさら「わかっているはず」という目で見られます。

経験があるから大丈夫と慢心していたら、忘れていることが多く慌てたという経験談もあります。また「知っている人」というプレッシャーが大きく、気が重くなる看護師もいるようです。

入職前に、配属される場所で行われている診療内容や、扱う疾患・検査などを事前に学習する態度が、自分自身を助けてくれます。

その場で質問できる空気を保つ努力をする

わからないことはその場で質問して、解決できるのがもっとも確実です。

職場の環境が変わると、わかっているはずのことがふと不安に感じたりします。素直にその場でそれを口に出せれば、思い違いなどで悩まずにすみます。

すでに看護師経験があると、双方が看護スキルや技術などのレベルを知るまでに逆に時間がかかることもあります。その場で質問を投げかけられれば、それだけ理解も得やすくなります。

無理なくコミュニケーションが取れるよう、いつもあいさつを先にする、自分から進んで会話に入るなど、質問のしやすい空気を常に保つ努力をすることも大切です。

自分の実力を見極める

中途採用であることを引け目に感じ、期待以上の働きをしようと頑張ってしまう看護師もいるようです。実力以上のことまで引き受けてしまうと、あとで自分の首をしめることになりかねません。

妙なプライドをもたずに、自分の現在の実力をよく見極めて、できることできないことの区別をつけます。わからないことがあれば、恥と思わずに指導を受ける気持ちが成長につながります

経験者であるからこそ、どこまでできるのかを的確に判断できるはずです。

もちろん採用されたいあまりに、経験について過剰なスキルの上乗せなどするのは厳禁です。詐称は必ず現場で発覚します。

せっかく就職できたのに、早期退職に追い込まれることのないよう、実力に見合った働き方をしていきましょう。

中途採用の転職を成功させるために

自分の目で必ず確かめる

中途採用で就職した後、失敗だと感じる原因のほとんどは、自身での確認不足にあります。

いざ採用されてみたら、「思っていたのと違う」あるいは「面接で聞いたのと違う」という衝撃を受けることがあります。

これは看護師が情報収集の重要性を理解していないことで起こります。

自分の目でしっかりと確かめていないと、認識と現状にズレが生じます。学校を決めるときに見学もせずに、学校情報誌だけで決める人はほとんどいません。

職場も同じです。求人情報には幅広い情報が提供されていますが、そのような文字からだけの情報では全てを伝え切ることはできないのです。

求人情報や病院の求人票などに記載されているのは、ある意味広告です。説明をしっかりと読むのは大切ですが、条件に合うと判断したの施設には、実際に見学に出かけましょう。

見学することにより、働く看護師の様子や職場全体の雰囲気、託児所やその他の設備等、文字からは伝わらない数多くの情報が得られます。

中途採用での就職を成功させたいのであれば、できるだけ念入りに施設見学することが重要です。

施設見学するときは、「こちらでの就職を考えている者です」と断りを入れて、ナースステーションを見学させてもらったり、ナースに直接職場の雰囲気を聞いてみたりする方法もあります。

また、わざわざ職場見学を申請せずに患者やその家族として病院を訪れるという手もあります。

病院全体の雰囲気、スタッフの表情、提供されている看護サービスの内容など、ぜひ自分のその目で確かめて判断するようにしてください。

中途採用者への指導体制の確認

先にもあったように中途採用者には、新卒に対するプリセプター制度と同様の体制を敷いているところはあまり見られません。

しかし最近では潜在看護師の問題などがクローズアップされており、中途採用者に対しても正しく業務内容の指導を行おうという施設も増えてきているようです。

ただ中途採用者についてのプリセプター制度は、中途半端になっていたり指導側の能力不足から実用的でなかったりしている様子もうかがえます。

中途採用者を積極的に募集している病院では、全体的な研修制度のほか、個人指導のマニュアルも整えられているなど、手厚い指導体制を敷いています。

中途採用の看護師の悩みの中でも、業務についていけないというケースは、仕事に直接関わる重大な問題となります。

経験者であるがゆえに、焦りばかりがつのり精神的に追い詰められてしまうことも考えられます。中途採用といっても、状況は人によってかなりの差があるのが現実です。

転職先での業務に少しでも不安があるのであれば、事前に中途採用者への指導体制をしっかりと整備している施設や病院を選ぶようにすれば、新しい職場にそれだけ早くなじむことができるでしょう。

中途採用に応募するときのチェックポイント

中途採用に失敗しないためには、応募の際にしっかりとチェックポイントを決めておき、それに従って判断します。以下のような点に留意しながら、就業先を選択していきましょう。

適正な評価をしてもらえるか

これまでの経験値から過不足なく評価をしてもらえることが大切です。「できること」「できないこと」について申告したとき、極端にマイナスな見方をせずにそれに見合う役割を与えてもらえそうか判断します。

教育体制はあるか

中途採用者に対しても、必要に応じた教育や指導をしてもらえるのかを確認します。具体的な方法についても、質問してみましょう。

給与面での評価

スキルや経験に対しての加算・昇給を確認します。入職の時点での給与がどのような基準となるのかが、重要なポイントです。

スキルアップに対するサポート

資格取得やポジションの向上について、どのようなサポートがあるのか確認します。

労働環境の整備状態

年間休日数、福利厚生などの条件に加え、自分が必要としている環境が与えられるかを具体的に聞いてみましょう。

運営体制・経営状況

親族経営やワンマン体制など、問題があっても改善されにくい運営でないかは、働きやすさに大きく関係してきます。

実績のある転職エージェントを活用

これまで見てきたように中途採用の悩みの解決法は必ずありますが、まずはそうした悩みに陥らないように慎重に転職先を選ぶことが先決です。

就職活動においては、情報戦略が成功のカギを握ります。自分の条件にあった職場、中途採用の看護師として存分にこれまで培った実力を発揮できる場所を探し当てるためにも、情報収集は徹底して行う必要があります。

そうはいっても、見学や病院訪問だけではつかみきれない部分もたくさんあります。その病院で働いている看護師の生の声が聞ければもっとも確実ですが、なかなかそうした機会には恵まれません。

求人票に記載されていた内容と入職後の条件が違っていても、個人で転職活動を行っていた場合には、訴える先に苦慮します。

そうした転職についての問題点を解決できるのが、転職サイトの活用です。

実績のある転職エージェントを選び登録すれば、内部事情や離職状況など、個人では調べにくい詳細情報まで、提供してもらえます。

中で働く看護師の声を届けてもらう機会も得られます。託児施設や有給休暇の取得など、自分の働く場として絶対条件となるポイントも、間違いなく確認できます。

もちろん採用までの間のサポート、入職後のフォローアップも万全です。条件の交渉を代行してもらったり、入職後に差異に気付いた場合に訴えを聞いてもらったりすることもできます。

中途採用には新卒のような、学校側の就職対策担当者が付いてくれるわけではありません。それだけに転職時の見落としや判断ミスも多くなりがちです。

看護師の経験があっても、誰もが転職に慣れているわけではない以上、プロの力を借りるのがもっとも効率的です。

転職を重ねればそれだけ中途採用の経験も増えますが、長期に満足して働ける職場をいち早く見付けられるのが理想的です。

自分のキャリアを認めてくれる転職先を探し、中途採用である強みを十分に活かした看護師人生を送っていきましょう。

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11月は年内の退職希望者や4月入職希望者の転職活動が本格的になる時期!

11月は年内の転職を考えている方が求人を探し始める時期です。「冬のボーナスを貰ってから、転職先を探せばいい」と考えていると準備ができず年内の転職は難しくなってしまいます。

1月以降は看護師転職サイトへの申し込みが増えてきます。3月末をめどに転職しようと思っている方も、早めに登録してキャリア相談や希望条件のヒアリングをすませておくといいですね。

新着の条件がいい求人は看護師の転職サイトに登録済の方に優先的に紹介されています。転職サイトによって扱う求人情報が異なりますし情報が入る時期も違います。

条件がいい求人を探している方は、複数の看護師転職サイトに登録して非公開の求人情報が手に入りやすい状態にしておくといいですね。

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