看護師を辞めたい6つの理由…激務や人間関係の悩みを解決するには?

看護師を辞めたい看護師
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看護師同士のいじめがつらくて辞めたい…。

ミスが多くて怒られてばかり…自分は看護師に向いていない気がする。

看護師の仕事は苦労が多く、時に「辞めたい」と思うようなことも。

でも、本当に看護師を辞めてしまってもいいのでしょうか?

このページでは、看護師が抱えているよくある悩みとその解決方法について紹介します。

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看護師が今の職場を辞めたいよくある6つの理由とは?

看護師の仕事をするなかで、「今の職場を辞めたいな」と思ったことが一度でもある方は多いのではないでしょうか。

医労連が2014年に実施した看護職員の労働実態調査によれば、4人中3人の看護師が「仕事を辞めたい」と思うことがあったという結果が出ています。

看護師の多くが感じる辞めたい理由とはいったいどんなことなのでしょうか?

特によくある6つの理由について解説します!

1.激務が耐えられない

看護師の辞めたい理由は激務が原因

看護師の仕事は、本当に激務できついです。

看護師として日々患者さんの看護を行うだけでなく、委員会や病棟内の係など、患者さんに直接接する以外の仕事もたくさんあります。

そのため、必然的に業務が勤務時間内に終わらず、残業続きとなってしまいます。

看護師のはずなのに、気が付いたらパソコン前でずっと仕事をしている…疲れたしんどい。」なんてことも、珍しくはありません。

また、仕事は24時間365日のシフト制であるために、勤務帯によって昼夜問わず働かなくてはいけません。

休日も不定期なので不規則な生活になりやすく、疲れは取れにくくなってしまいます。

ストレスや疲れがたまると、人はネガティブな方向に物事を考えてしまいがちです。

「今の仕事を辞めれば、こんな毎日から変われるのかな」という考えから、仕事を辞めたいという思いが強くなってきてしまいます。

体験談

中堅の少ない部署に異動した際、自分が新しい仕事を覚えなくてはならない立場であるにもかかわらず、新人教育などの責任ある仕事を任されて業務量がどんどん増えていったことがありました。 人手も足りていなかったため、残業続きで体調を崩し、これはもう辞めようと思いました。(20代・総合病院勤務・女性)

2.人間関係(いじめ、差別)

看護師同士のいじめや悪口

看護師の悩みとして非常に多いのが「いじめや差別、陰口など、複雑な人間関係」です。

女性の割合が圧倒的に多い看護師の職場において、人間関係が辛い、という声はよく聞かれます。

人間関係の悩み
  • 影のボスのような先輩看護師が一人いて、その人の機嫌を損なわないように動かなくてはいけない。
  • 一人ターゲットを決めて、その人に対していじめともとれる行動をとらないと、今度は自分がターゲットにされてしまうのが怖い。
  • 男性看護師が力仕事ばかり頼まれ、男性だからと理不尽に仕事を頼まれる。

これらは人間関係の悩みの一部です。

激務だといわれている看護師の仕事において、看護師としての仕事そのものではなく、あまりにも複雑な人間関係に疲れてしまうという声もあるほどです。

こうした状態から脱出するために、今の職場を辞めたいと思ってしまうのです。

体験談

先輩や同期の看護師からのいじめを受け、辞めたいと思いました。 白衣を隠されるなどの陰湿な嫌がらせを受けましたが、主任や看護師長に相談しても聞く耳を持ってくれず、仲の良い看護師も反撃が怖いからと味方にはなってくれず、本当に孤独でした。 (30代・総合病院勤務・女性)

3.重い責任、医療事故への不安

看護師の辞めたい理由は業務ミスが

人の命を扱う看護師ですが、業務中にミスを起こしてしまうことも当然ありえます。

本来、ミスが起こる時は複数の条件が重なったうえで起こるため、その過程を検証した上で再発防止対策を行わなくてはいけません。

しかし、看護師の職場においては残念ながら、未だにミスしたことそのものを責められてしまうことが少なくありません。

自分だけが悪いわけではないのに、失敗をしたことを責められてしまうことが多くなると、かえって気持ちが焦ってしまいミスも多くなるという悪循環となってしまいます。

インシデントを起こしてしまうと「患者さんに対して迷惑をかけている」という自責の念や「重大な医療事故につながったらどうしよう」という不安に駆られ、もう仕事を辞めたいと思うことが多いです。

4.給与・待遇への不満

重労働で休みが少ない仕事であるにも関わらず、それが給料に反映されていないという不満も非常に多く見られます。

年収だけで見ると、他の職業に比べて看護師の給料は高い水準にありますが、夜勤手当や危険手当などの手当を抜くと、それほど高くはないというのが現状です。

そして収入を上げるために夜勤を入れても、その大変さに見合うだけの金額の手当をもらえていないという声は多いです。

また、ケアマネージャーなどの資格をとっても、病院によっては昇給を認められなかったり、何年勤めても新卒と待遇が変わらない、というケースもあります。

5.達成感が得られない

「人の役に立ちたいという思いで看護師になったのに、思うような看護ができていない」という気持ちから、辞めたいという思いが芽生えることもあります。

前述の労働実態調査では、「十分な看護ができていますか?」という問いに対して「できていない」という回答が6割にものぼりました。

特に、夜勤が多い看護師や休暇があまり取れていないと答えた看護師にその傾向が強いです。

十分な看護ができない主な理由としては人員不足や過密労働が挙げられます。

看護師が辞めたいと思う理由の一番根っこには、やはり仕事の多さがあることがわかります。

6.家族への負担(結婚、妊娠、出産を機に)

女性の割合が圧倒的に多い看護師。結婚や出産を理由に看護師を辞める人は多いです。

夜勤で子どもを24時間託児所に預けなくてはいけない、子どもの病気でも休みにくい、時短が取りにくい、など、子どもや夫に負担がかかってしまうことに耐えられないのです。

実際、どの仕事でもそうですが、特に看護師の場合は家族の理解がなければ仕事を継続することは難しいというのが現実です。

特に、女性が仕事を辞めるきっかけとして多いのが、「妊娠・育児」によるものです。

看護師は仕事内容からか、他の職種に比べて流産率が高いといわれています。

つわりに始まり、様々な妊娠による体調不良から、「このまま仕事を続けていては、赤ちゃんを守れないのではないか」という不安になることも。

そして「今後看護師の仕事と育児を両立できるか」という不安から、退職を検討してしまうのです。

また、無事に出産し、育休を経て職場復帰してからも、子どもの体調不良などでなかなか思うように仕事と育児を両立できません。

子育てに対して理解がある職場だったとしても、次々と起こるトラブルに疲れてしまい、「仕事を辞めて育児に専念したい」と思うこともよくあることです。

体験談

子どもが保育園の間は夜勤免除や時短が認められていましたが、自分だけが日勤、時短で週3日勤務を続けていると、だんだんと周りの目が気になるようになりました。 また、子どもが小学校に上がると夜勤免除されなくなるのですが、遠方の両親や帰宅が遅い夫には頼れない状況で、子どもの帰宅までに仕事を終えることはできそうにないと思い、辞めようと思いました。(20代・総合病院勤務・女性)

看護師を辞めるしか悩みを解決する方法はないの?

様々な場面で沸き起こる「辞めたい」という気持ち。

しかし本当に看護師を辞めることでしか、それらの悩みは解決できないのでしょうか?

看護師を辞めるデメリット

まずは、看護師を辞めた場合にどうなるか考えてみましょう。

看護師を辞めて、どんな仕事に就きますか?一般的な事務の仕事やショップの販売員などは資格や経験も問わず、比較的転職しやすいかもしれません。

でも、そういう仕事をした場合、お給料は激減することが多いです。

収入に不満を持っている看護師もいますが、他の職業に比べて看護師の仕事は高収入です。

看護師の仕事を辞めて、就きやすい仕事をしたとしても、看護師ほどの給料はおそらく見込めないでしょう。

手取りにしたら十数万円で、生活費を引けばほとんど手元に残らない」ということもあります。

それでも仕事がラクなのであれば良いかもしれませんが、どんな仕事でも苦労はあります。

苦労して看護の資格を取り、実習なども乗り越えてきたのですから、その資格と経験を生かさないのはもったいないです。

また収入の面だけでなく、看護の仕事をしたいという思いをもって看護師になったはずなのに、看護以外の仕事をしてもそれこそ達成感は得られないでしょう。

幸い、看護師の求人は常に多いですし、数年ブランクがあっても復帰しやすいという恵まれた職業です。

よっぽど看護の仕事をしたくないと思っているわけではないのなら、看護師を辞めるのではなく、看護師としてより良い環境で働ける選択肢を考えてみることをオススメします。

体験談

総合病院で働いていた時に上司の嫌がらせにあって看護師を辞め、事務職を数年経験しましたが、その後また看護師に戻りました。 理由の一つはお金です。事務の仕事は気が楽でしたが、お給料が全く違いました。 また、やっぱり看護師という仕事が好きだったので、今は小さな産婦人科で働いています。出産で新たな命を取り上げるたびに感動し、やりがいを感じています。(20代・総合病院勤務・女性)

辞める前に実践するべきこと

悩みは一人で悶々と考えていると、どんどん暗い方向に考えてしまいがちです。

すぐに辞めるというアクションを起こす前に、まずは自分の悩みを信頼できる人に打ち明け相談に乗ってもらいましょう。

相談する相手は、看護師以外の職種についている人でも構いません。

第三者に相談することで、自分ひとりでは想像もつかなかった、意外な解決策が見つかるかもしれません。

ポイントは「悩みを率直に相手へ伝える」ことです。

誰かに相談することで、それまでネガティブに考えていたことが、自分を成長させられるチャンスと捉えられるほどポジティブにな考えに好転することもあります。

いじめ等の人間関係の悩みの場合は、病院内で異動ができるか検討もしましょう。

まずは病院内でできることを行い解決できることを探しましょう。

確実に悩みを解決したいなら

悩みの中には、自分自身の力だけではどうしようもないこともあります。

第三者に悩みを打ち明けてもなお、「今の職場で働くことがつらい」と感じるのならば環境を変えるという意味で、転職を検討するというのも一つの手段です。

悩みを抱えたままでは、仕事に集中できませんし、考えもネガティブになりがちです。

そうした状態で仕事をし続けるということは、自分自身の体調も崩しやすくなりますし、患者さんにとっても良い影響を与えるものではありません。

看護師は、専門職なので常に求人倍率が一般職に比べて多くあります。

悩みを解決し、再び看護師としてやりがいをもって働くためにも、転職するというのは良い方法の一つであるといえるでしょう。

看護師1年目、2年目で辞めたいと思ったら

看護師が「辞めたい」と思うタイミングとして多いのは、看護師になって1年目や2年目の時期。

長年の勉強や実習を経て憧れの看護師になれたけれども、現実は厳しく、過酷な業務に体力気力共に使い果たして燃え尽きてしまう…。

そんな経験をする新米看護師さんは非常に多いです。

でも、1年目や2年目で壁にぶつかってしまうのは、よくあること。ある意味誰もが経験していることなんです。

きっと自分の職場の先輩方も同じような経験をしたことがあるはず。

1、2年目で「辞めたい」と思ったとしたら、まずは身近な先輩に相談してみましょう。

きっと良いアドバイスがもらえるはずですよ。そこで踏ん張ってみれば、違う風景が見えてくるはずです。

体験談

看護師一年目の時に辞めたいと思いました。あまりにも覚えることが多く、先輩も厳しく、命を預かる責任やミスが許されない状況にストレスを感じていました。 いま思えば、大学を出たばかりで看護師として仕事をするという自信や覚悟が足りていなかったのかもしれません。(30代・老人保健施設勤務・女性)

転職するなら…失敗しない転職のコツ

看護師の仕事を続けることを選んだ方が、次に考えるのは職場を変えること。

でも、ここで間違った転職をしてしまうと、また同じような不満に悩まされたり、結局何も解決していない!なんてことも。

ここでは失敗しない転職のコツをお伝えします。

転職先の選び方

1章で挙げた「辞めたい」理由のように、今の職場に不満を持っている方はその不満の理由があるはず。

転職先を選ぶ際には、まず自分が不満に思っている理由を掘り下げて、その理由が改善されるような職場を選びましょう。

巷の評判やわかりやすい給料面だけでなく、転職を考えている職場の人間関係や雰囲気などの内部事情まで知っておくとミスマッチが少なくなります。

転職コンサルタントに相談すれば、医療機関とのパイプがあるので内部事情についても詳しく教えてくれますよ。

「辞める理由」の書き方

転職が決まったら、いま勤めている職場にも辞めることを伝えなくてはいけません。

さて、「辞める理由」はどのようにすればいいでしょうか?

「人間関係がよくないから」、「給料に不満があるから」なそ本音がどんな理由であれ、仕事を辞める理由は「一身上の都合」として伝えておきましょう。

それ以上のことを伝える必要はありませんし、それによって印象が悪くなるということもありません。

円満な辞め方

退職する時には、辞め方に気を配ることも大切です。

転職の多い看護業界では、転職先に前の職場の先輩や同僚がいたり、辞めたあとも施設同士のつながりで顔を合わせるということも大いにありえます。

だから、どんなに嫌な職場だったとしても、なるべく円満に辞められるように心がけましょう。

  • 辞めた後に迷惑がかからないように引き継ぎはしっかりしておく
  • 辞める前に同僚や先輩などに挨拶をする
  • などしておくだけでも、印象はずいぶん違ったものになるはずです。

    看護師の転職にまつわるQ&A

    転職は、人生のうちで何回もするものではありません。

    より良い転職をするためにも、転職時によくある疑問について、ここで解説していきましょう。

    1年目~3年目の新人看護師でも転職できる?

    求人倍率が一般職と比べて高い看護職ですが、それは新人看護師に対しても同様であり、新人看護師だからといって転職できないということはありません。

    特に最近は「第二新卒」といって、卒後3年以内の看護師を積極的に採用している職場も多いのです。

    一方で、職場側としては新人、あるいは第二新卒を採用するにあたり、即戦力としては期待していません。

    看護師は最低でも3年働かないと、一人前の看護師として働けないとされています。

    新人や第二新卒を採用している病院は、入職後研修などを通して一人の看護師として育成していくことを目的としています。

    そのため、採用にあたっては「自分の病院で成長してくれるかどうか」をポイントにしています。

    新卒、または第二新卒で転職活動をするにあたっては、「ここの病院で看護師として成長したいです」という成長意欲をしっかりアピールすることが大切です。

    奨学金を借りていても辞められる?

    学生時代に奨学金を借りていた場合、辞める際にまず確認するのは、「どこの奨学金を借りていたか」ということです。

    奨学金は、「将来、一定期間働いてくれる」ことを条件に貸し出しています。

    そのため、病院から奨学金を受けていて、定められた期間働いていない場合には、契約違反として、奨学金として貸し出した全額の一括返済を求められてしまうことになります。

    職場に対して不満があっても、奨学金をもらっていたために奨学金返済期間は我慢するという人もいるほどです。

    一方、奨学金を借りたところが病院ではなく、自治体だった場合には、転職先も同じ自治体であれば、一括返還しなくても良いケースもあります。

    奨学金を借りていて、一定期間内に転職を検討している場合には、どこからの奨学金なのか、また返済終了期間まであとどれくらいあるのかを確認します。

    その中で、もし返済が必要なのにも関わらず転職を決めた場合には、一括返金するための資金を確保しましょう。

    転職後、またすぐに辞めたくなったら?

    職場が自分に合うかどうかは、実際に就職してみないとわからないこともあります。

    しかし実際に転職した後に「私にこの職場は合わない。より自分に合う職場へ転職したい。」と思ったとしても、次の転職はかなり難しいといわざるを得ません。

    それは、たとえ次の転職活動でよい条件の職場を見つけたとしても、

    「この人は一度転職したにも関わらず、半年で転職活動をしているということは、就職したとしてもすぐ転職してしまうかもしれない。」

    と思われ、採用を見送られてしまう可能性が高いからです。

    自分に合う職場を探すために転職を繰り返すのではなく、一回で確実な転職をするためには、看護師の転職に精通している転職サイトのコンサルタントを利用するというのも一つの方法です。

    看護師の本当に自分に合った職場の探し方

    いくら求人数が多いといっても、自分の条件に合う求人を一人で探し出すのは至難の業です。

    また、たとえ良い求人を見つけられたとしても、転職するにあたって浮かんでくる様々な疑問や不安について、一人で対処するのはとても大変です。

    そこでお勧めなのが、看護師専門の転職サイトに登録することです。

    転職サイトぼ専門のコンサルタントに相談すれば、自分の今の悩みを解消し自分にあった転職先を探し出してくれます。

    コンサルタントは過去のデータから病院の内情にも詳しいため、より自分に合った職場と出会うことができるのです。

    ぜひ、看護師専門の転職サイトを利用して、今までの悩みを解消できる職場に出会ってくださいね。

    この記事のまとめ
    • 看護師のよくある悩みは、「激務」「いじめ等の人間関係」「医療ミスの不安」「給料への不満」「達成感のなさ」「家族への負担」の6つ
    • 辞める前に必ず「悩みを率直に相手へ伝える」ことで解消できることもある
    • どうしても解決しない悩みは、「転職」をして環境を変えること
    • 転職はコンサルタントに相談することで、より自分に合った職場を見つけることができる

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