看護師の病院見学で聞いておくべき質問は?後悔しない職場の見極め方
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「病院見学で何をチェックしたらいいの?」
「病院見学で必ず聞いた方がいい質問ってある?」
看護師が転職先を決める場合は、求人票の情報だけでなく、どんな病院か自分の目で見て確かめることが大切です。せっかく病院見学をするなら、確認できることはしっかりと聞いておきたいですよね。
このページでは、病院を見学する際の注意点や必ず確認すべきことを解説します。
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この記事に書いてあること
看護師の病院見学でチェックすべき5つのポイント
「次の職場では失敗したくない」「自分に合う職場だと良いな」などの不安を軽減させることができる機会が病院見学です。病院見学をするからには、本当に自分に合う職場なのか、きちんと見極めたいですよね。
ここからは病院見学をした先輩看護師の声も交えながら、見学時にチェックしたい5つのポイントを紹介します。
- 看護師の人数は足りているか
- 病棟の衛生面と管理体制は徹底しているか
- 働いている看護師は険しい表情をしていないか
- 病棟は働きやすい環境か
- 託児所のスタッフの対応は誠実か
1.看護師の人数は足りているか
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看護師が病棟内をバタバタと行き来していて忙しそうでした
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ナースステーションにも廊下にも看護師の姿がなかったのでみんなどこにいるんだろう?と気になりました。人出不足で忙しい職場なのかな?と不安になりました。
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今働いている職場よりも看護師がゆったりとした雰囲気で働いていたので忙しくなさそうでした。
やはり、自分がどの程度の忙しさで働くことになるのかというポイントは気になりますよね。ここで挙がったように、看護師の雰囲気などから、忙しさの度合いがある程度見えてくるでしょう。
ナースステーションを見学できるのであれば、ホワイトボードも要チェックです。ナース1人あたりが受け持つ患者数や、検査の数も確認することで、忙しさがイメージできるでしょう。
2.病棟の衛生面と管理体制は徹底しているか
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今の病院よりも整理整頓ができていない印象でした。特に廊下に物が置いてあり、感染防止や衛生管理の面で不安を感じました。
この「衛生面のチェック」は非常に重要なポイントです。実は入職後、感染管理の考え方に不安を感じて辞める看護師も多いのです。
病院見学時に確認したい場所は、リネン庫、患者用トイレ、休憩室、ナースステーションなどです。
廃棄物がしっかりと片付けられているかも確認しましょう。
見学時は担当者に質問しながら、「感染管理」の状態をしっかり見極めてくださいね。
3.働いている看護師は険しい表情をしていないか
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看護師同士の態度に違和感を感じました。
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笑顔がなく常に忙しそうな顔をして余裕がなさそうでした。
将来自分が働くかもしれない職場で、現場看護師の表情を確認することも重要です。すれ違う人に挨拶をしているか、患者さんや来客に対して失礼がないかなど、看護師の言動を見ておきしょう。
また、患者さんからの意見が書かれた「掲示板」を見るのも一つの手です。病院側の回答から、病院の考え方や、患者さんに対する対応力が垣間見れるでしょう。
4.病棟は働きやすい環境か
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病棟の廊下が広いので働きやすそうだと感じました。
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増改築を繰り返している病院だったのでナースステーションから一番離れた病室までの距離があり働きづらそう。
毎日働く職場だからこそ、ストレスを感じない環境が理想ですよね。
病棟にゴミが落ちていないか、廊下やナースステーションに荷物が置きっぱなしになっていないかなど、じっくり観察しましょう。
出退勤時の経路も大切です。ストレスなくスムーズに移動できるのか、可能であれば見学時に実際の通路を歩かせてもらいましょう。
5.託児所のスタッフの対応は誠実か
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子どもたちが常に笑顔でスタッフの人数も多かったです
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スタッフの人数が少なくてとても忙しそうで態度も悪く見えました
もし託児所利用を希望するのであれば、このスタッフに任せられるのか確認しましょう。スタッフの人数が少ない託児所だと、隅々まで手が行き届いていない可能性もあります。不衛生な部分はないか、確認しておきましょう。
病院見学で必ず聞くべき4つの質問
見学時、気になることがあったらその都度質問をしましょう。
基本的なことに関しては、看護部長がしっかりと説明をしてくれるはずです。
自分が実際に働くことをイメージして、必ず知っておくべきことをリストアップして質問内容を考えておきましょう。
必ず聞くべきの質問は、以下の4つです。
- 看護師の平均年齢
- カルテの種類
- 看護師の勤続平均年数
- 病床数と空きベットの状況
ママさん看護師の場合は、急な子どもの体調不良により、早退・欠勤せざるを得ない状況もあるかもしれません。
同じ職場にママナースはいるのか、フォローしてくれるのか、確認しておきましょう。
その他にも、委員会や勉強会の有無も要チェックです。
「家庭があるから」という理由だけでは欠席できない場合もあります。
また、質問の仕方にも注意が必要です。
- どのくらいの年代の看護師さんが多くいらっしゃいますか?
- 電子カルテは導入していますか?
- 職員さんはどのくらいの勤続年数の方が多いのですか?
- 病床数と稼働床数または空きベッドの状況をお教えください。
- 入退院数はどのくらいですか?
例えば「残業はありますか?」とズバリ聞くよりも、「皆さんは何時ごろに帰っていますか?」など、オブラートに包んだ聞き方をすると、相手に悪い印象を与えにくくなります。
保育施設や育児支援に関する疑問も「子供が病気になった際に皆さんどのようにされているのですか?」などと聞くとよいでしょう。
このように、少し工夫を加えて質問してみてください。
看護師の病院見学時の服装とマナーについて
病院見学時の服装
病院を見学する際は、就職活動で着用するスーツ(いわゆるリクルートスーツ)を着用します。
スーツを持っていない方は、紺やダークグレー、黒のジャケットに、パンツやスカートを着用するとよいでしょう。
パンプスを履く場合は、廊下を歩いた際にコツコツと音が出ないものを選びます。
また、説明をメモするようの筆記用具とメモ用紙も持参しておきましょう。
病院見学時のマナー
病院見学とはいえ、転職活動の一環ですから決して病院側に失礼があってはなりません。
以下のポイントは必ず守るようにしましょう。
- 病院で働いているスタッフに挨拶をする
- 廊下などですれ違った患者やその家族にも挨拶や会釈をする
- 歩くとコツコツと音がするハイヒールは避け音の出ないものを着用する
- 患者や働いているスタッフの邪魔にならないように所作に配慮する
- 説明をしてくれる方の話にはきちんと耳を傾け適度に相づちを打ちメモを取る
面接ではなく病院見学だからといって、気を抜いてはいけません。
すれ違ったスタッフだけではなく、患者さんやその家族にも明るい挨拶を忘れないようにしましょう。
病院側もしっかり観察して評価しているので、立ち振る舞いに意識してください。
看護師の病院見学はどうやって申し込むの?
病院見学の申し込み方は以下の4つの方法があります。
- 病院のHPから申し込む
- 電話・メールで問い合わせる
- 面接時、当日に見学させてもらう
- 転職サイトからコンサルタントに申し込んでもらう
病院によっては、HPで病院見学の申し込みを受け付けています。規模の大きい病院だと、あらかじめ見学できる日程が決まっていることもあるようです。
HPに記載がない場合、電話やメールで問い合わせてみるのもよいでしょう。
ただし病院の採用担当者は忙しいため、電話よりもメールで連絡することをオススメします。
その他にも、面接当日に見学させてもらう方法もあります。面接日の前に相談するか、面接当日に頼んでみましょう。
一番のオススメは、看護師専門の転職サイトのコンサルタントに任せる方法です。
コンサルタントに頼めば、病院見学の交渉からセッティング、お礼まで対応してくれるのです。
忙しい看護師は、まずはコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか?
病院見学が終わったらお礼状が必要?
個人で病院見学を申し込んだ場合には、病院見学後にお礼メールなどを書く必要があります。ここまでが見学の工程といってよいでしょう。
一方で、看護師専門の転職サイトを通じて見学した場合は、看護師が個人的にお礼をする必要はありません。見学終了時に現地でお礼の言葉を伝えるだけで大丈夫です。
病院見学のお礼はすべてコンサルタントが担当してくれます。仕事で多忙を極める看護師にとっては、うれしいサービスですね。
病院見学が不安なら転職コンサルタントに相談・質問しよう
ここまで病院見学のポイントを紹介してきましたが、まだ不安が残る方もいるのではないでしょうか?
確かに、個人で病院見学を申し込む場合は、自分で日程を調整しなければなりません。
小規模クリニックなどは院長みずから電話に出ることもあり、なんとなく恐縮してしまいますよね。
そこでオススメしたいのが、看護師専門の転職サイトに登録し、コンサルタントの力を借りて病院見学を調整する方法です。
病院見学の依頼や日程調整、見学後のお礼などもすべてコンサルタントが担当してくれるのです。
特に公立病院の場合、見学日や選考日はあらかじめ決められており、その日に都合を合わせる必要があります。
コンサルタント経由の病院見学であれば、病院側があなたの都合に合わせて日程を組んでくれるので、忙しいナースにもオススメですよ。
病院見学で最低2~3の病院を比較しよう!
看護師不足に悩んでいる病院では、すぐに面接、そして内定と進むケースが多いようです。
スピーディーに採用が進むのは良いことなのですが、「職場を見学していない」というデメリットがあるのも事実です。
入職前のイメージと異なり、ギャップに耐え切れず辞めてしまうこともありえます。
それを防ぐために、事前の職場見学は非常に大きな意味を持つのです。
見学は、面接の前でも面接当日でも可能なので、採用担当者に申し出てみましょう。なお一つの病院だけでは判断が難しい場合があります。
できれば2~3の病院を見学して、比較することをおすすめします。
「どうしてもこの病院で働きたい」という人でも、参考までに違う病院を見ておきましょう。
※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。
※ページ内の求人数は職種別に集計しています。