求人情報は?採用プロセスは?都立病院の中途採用事情
※本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。
今、看護師に人気がある職場が「都立病院」。公務員としての安定した地位や充実した福利厚生が魅力ですよね。転職を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかしいざ応募しようとなると、ほかの総合病院と事情が違う…と感じている方もいるかと思います。
そこで今回は、都立病院勤務の特徴と都立病院への転職事情について紹介します。
転職サイト | 総合評価・特徴 |
---|---|
看護roo! |
星の数4.4 ・累計利用者数50万人以上 ・どこよりも詳しい病院情報提供 >>>公式サイトはこちら |
レバウェル看護 (旧 看護のお仕事) |
星の数4.3 ・給与アップできる好条件求人も多数 ・徹底したサポート力と待遇交渉力 >>>公式サイトはこちら |
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク) |
星の数4.2 ・高給与/好条件 非公開求人多数 ・地域専任スタッフが求人の特徴を把握 >>>公式サイトはこちら |
※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事に書いてあること
都立病院勤務の特徴
まずは都立病院について、ほかの病院勤務と異なる特徴やメリットについて見てみましょう。
働き方の概要
都立病院の看護師は公務員であるため、他の病院の看護師とは働き方に違いが出てきます。
採用試験に合格した後は、都内8か所の都立病院のいずれかに配属されます。
はじめは希望する勤務地に配置されるとは限らず、少なくとも3年間は異動がありません。そして4年後以降は転勤の可能性があります。
なお給与は東京都の職員の基準にのっとって支払われます。病院経営本部の発表によると、4大卒で約27万5,000円、短大・3年課程卒で約26万6,000円、2年課程卒で約25万8,000円となっています。
都立病院で働くメリット
都立病院で働くメリットには、第一に地方公務員としての安定した地位と、充実した福利厚生です。
育児中の看護師を支援する制度も充実しており、仕事と家庭の両立ができる点などが魅力です。
第二にキャリアアップやスキルアップにも適しています。大規模総合病院であるため、がんや糖尿病など難易度の高い疾病に対して、最先端で高度な医療技術を施す現場に立ち会えます。
また認定看護師や専門看護師といった資格取得を支援するシステムがあったり研修会に参加できたりと、自分の関心のある分野について専門性を高められる点もメリットです。
都立病院で働くデメリット
都立病院のデメリットとしてあげられるのが「転勤」です。東京都内には8つの都立病院がありますので、転勤を命じられる場合があるのです。
言うまでもなく、都立病院で働く看護師は「東京都の職員」であり、公務員ということになります。これは拒否することは難しいです。
一つの病院で仕事を続けていきたいという看護師には、都立病院は不向きといえます。
しかし、転勤といっても東京都内でのことですし、地方に飛ばされるわけではありません。環境が変わって新たな視点や人脈を作ることができる、という考え方もできます。
都立病院の採用を見つけるには
常勤で働く場合は、東京都が年6回程度実施している採用選考を受験する必要があります。
スケジュールなどは病院経営本部の職員採用情報を随時確認するようにしましょう。なお欠員が出れば追加募集を病院独自に行うこともあります。
非常勤の場合は各都立病院に直接問い合わせて応募することとなります。
ハローワークや病院のホームページに求人情報が掲載されていることがあるため、こまめにチェックするようにしましょう。また看護師専門の転職サイトに非公開求人が載っている場合もあります。
都立病院応募の条件
求人を見つけても、条件に合わなければ応募はできません。常勤、欠員募集、非常勤の場合についてそれぞれ見ていきましょう。
都立病院で常勤希望の場合
看護師免許を持った60歳未満の方が対象となっています。また夜勤が可能であることが条件です。
そのほかに受験資格の細かな条件があるため、詳細は病院経営本部の発行する選考案内をよく確認しましょう。なお欠員募集の場合も同じ条件であることが多くなっています。
都立病院で非常勤希望の場合
病院によって異なりますが、経験と看護師資格があれば特に条件は問われない場合が多くなっています。
年齢制限も定められていませんが、たとえば急性期病院の場合は40歳以上だと採用にならないケースが多いのが現状です。
これは年齢が重なるにつれて、体力がもたなかったり前職の病院と比較されギャップを感じて退職したりすることが多いとみられているためです。
しかし逆にいえば、これらの条件をクリアしていれば採用の可能性はあるといえます。
実際、一つの病院での看護師経験が長ければ年齢にかかわらず採用の可能性が高くなっています。
都立病院の選考プロセスと対策
いよいよ応募の段階になると、気になるのは選考プロセスとその対策です。常勤の場合と、欠員募集・非常勤の場合それぞれについてみていきましょう。
都立病院の常勤看護師の選考プロセス
まず病院経営本部の採用案内に記載された指定の締め切り日までに必要書類を提出します。必要書類には、指定の履歴書や希望病院記入シート、エントリーシートなどがあります。
書類の提出後、受験票が届くので、都内および各地方都市の会場で指定の期日に1時間30分の小論文試験と個別面接に出席します。
都立病院の常勤看護師の小論文・面接対策
小論文の課題は病院経営本部にて過去問を閲覧が可能です。事前にチェックして勉強しておくとよいでしょう。
面接では、都立病院を希望している理由、自分のこれまでの経験をどう生かせるか、キャリアアップについての展望などを中心に問われます。あらかじめ練習しておきましょう。
都立病院の非常勤看護師の選考プロセス
非常勤や欠員募集の場合は多くが履歴書提出ののち、病院から連絡があったら面接に出席するという流れになります。
病院にもよりますが、履歴書と面接だけの病院もあれば小論文を課せられる場合もあります。
小論文は事前の提出ではなく、面接の場で書くケースが多くなっています。
都立病院の非常勤看護師の小論文・面接対策
非常勤や欠員募集の小論文については、あまり悩まずこれまでの経験をそのまま文章にするのがベターです。
これは、選考基準として面接にウエイトを置いているためです。ただし規定文字数の8割は書くようにしましょう。
面接では、都立病院を希望している理由、自分のこれまでの経験をどう生かせるか、キャリアアップについてのビジョンなどを中心に問われます。
なぜ都立病院を志望するのか、もう一度考えてみよう
あなたが都立病院を志望する理由はなんでしょうか?「都立ゆえの安心感・安定感」や「スキルアップのための制度・施設が整っている」ことを挙げる方が多いのではないでしょうか?
しかし、これらに関しては大手の一般病院でも負けてはいません。経営も盤石ですし、看護師がスキルアップするための制度もしっかり整っている一般の病院は多く存在します。
そうなると面接などで「安心感やスキルアップ」をアピールしても、説得力はあまりないでしょう。
「なぜ、私は都立病院で働きたいのか?」と自分に深く問いかけ、そこで導いた答えを志望動機としてアピールする必要があります。
5.「超レア」な都立病院の求人を見つけるには?
いかがでしたか?都立病院の転職事情が見えてきたのではないでしょうか。
早速転職活動を、と思っている方もいるかもしれませんが、都立病院の看護師求人はとても希少なレア求人です。
しかも、都立病院の求人はネット上でも非公開にされており、普通に閲覧していたのでは絶対に見つかりません。
では、都立病院の看護師求人を探すにはどうすればよいのでしょう?
答えは「看護師専門の転職サイト」に登録することです。そうすることで非公開求人を閲覧することができるようになりますので、ようやく「スタートラインに立った状態になる」といえるでしょう。
しかも、転職サイトに登録すれば、看護師転職のプロであるコンサルタントが様々な相談に乗ってくれます。
年収や待遇はもちろん、今後のキャリアプランや職場の人間関係にいたるまで、なんでも相談できます。
都立病院に転職するうえで、こんなに心強い味方はいません。是非活用してください。
※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。
※ページ内の求人数は職種別に集計しています。