労災病院は看護師にとってどんな職場なの?

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労災病院と民間病院の違いについてしっかり説明できるという方は、看護師にもあまりいないかもしれません。

それほど、労災病院はなかなかイメージがつかみきれない施設といえるでしょう。そこで、このページでは看護師の職場としての労災病院について詳しく説明し、その実態に迫っていきます。

労災病院に興味のある看護師は最後まで目を通しましょう。

労災病院と民間病院の違いについて知りたい

労災病院の定義、役割とは?

全国にある「労災病院」は、他の病院とどこが違うのでしょうか?

独立行政法人「労働者健康安全機構」では、以下のように定義しています。

「労災病院は、勤労者医療の中核的役割を担うため、働く人々の職業生活を医療の面から支えるという理念の下、

①予防から治療、リハビリテーション、職場復帰に至る一貫した高度・専門的医療の提供

②職場における健康確保のための活動への支援

を行っています。勤労者の早期職場復帰及び健康確保という労働政策の推進に寄与しています。」

つまり、「日本における労働者のための病院」であるといえます。

労災病院の特徴

労災病院では、「地域の中核病院」という役割を担っています。

そのため、多くの病院が二次救急指定を受けており、三次救急や大学病院のような「紹介状をもっていかないと初診料が高くなってしまう」ということがありません。

よって、「地域のかかりつけ病院」として機能しています。

労災病院・看護師の業務内容や職場について

労災病院ならではの業務がある?

労災病院では、「働く人々の職業生活を医療の面から支える」という理念に基づいて、活動をしています。

そのため、「勤労者医療」に特に力を入れています。

とはいっても、実際には特別仕事内容が違う、ということはほとんどありませんので、一般の病院と特別変わった業務、というのはありません。

職場の雰囲気は?人間関係は?

労災病院は、公務員に基づいた環境なため、新卒として入職後ずっと勤め上げるという方の割合が他の病院に比べて高くなっています。

教育体制も整っているため、看護師として長く働きたい方には向いている環境であるといえます。

また、地域に根付いている病院であるため、地元色が強く、他の地域から移ってきた場合では、はじめは地元色になじめないなど人間関係に悩むこともあるかもしれません。

また、労災病院の多くは付属の看護学校があり、多くの学生がそのまま入職するため、他の看護学校から入職した場合、周囲になじむのに時間がかかるということもあるようです。

夜勤や残業は?

忙しさは他の2次救急を担っている病院と大差ありません。

そのため、残業が続いてしまって大変、ということも中にはあります。

一方で、福利厚生が充実しているために残業代や夜勤手当はしっかりつくというのは、大きなメリットでしょう。

労災病院で働く看護師の待遇について知りたい

福利厚生は充実している?

労災病院は、独立行政法人「労働者健康安全機構」が経営している病院なので、待遇も公務員に準ずるものとなっています。

そのため、他の私立病院に比べて福利厚生は充実しています。

例えば、完全週休2日制、院内保育所完備、人間ドッグ補助など、他の医療機関ではなかなかそろえられないこれらの福利厚生を受けることが可能となっています。

看護師の教育制度は?

労災病院の特徴の一つとして「教育制度の充実」があげられます。

院内での教育プログラムに基づき、院内研修を積極的に行う一方、院外への研修へも参加を促しています。

新人以外でも、役職ごとの研修や認定看護師の資格補助など、様々な教育制度が整っているため、どの年代の看護師でも更に自分を高めることが可能となっています。

気になる給与・年収は?

働くにあたり気になるのが、給与ですよね。

労災病院は全国にあるので一概にはいえませんが、概ね各地の平均的な給与と大差ないほどの金額となっています。

そのため、「労災病院だから特別高い」というわけではありません。

例えば、北海道の労災病院では月収約21万なのに対し、愛知の労災病院では約27万円と、約6万円も差があります。

看護師の給与は夜勤回数や残業の程度によっても大きく変わりますが、労災病院の場合は給与の高さで選ばれているよりは、福利厚生や教育制度の充実さによって選ばれていることが多いようです。

労災病院「ならでは」のメリット

スキルアップやキャリアアップはできる?

労災病院では、独立行政法人である強みを生かし、職員教育には特に力を入れている病院です。

そのため、「自分をもっと高めたい」という看護師さんにとっては、まさにうってつけの病院であるといえます。

特に「今後スキルアップのためにプラスアルファの資格を取りたい」という方に対しては、様々な補助が出るため、資格を取得したいという方には良い条件であるといえます。

やりがいは感じられる?

労災病院のほとんどは、地域に根付いた病院です。

そのため、特に慢性疾患を抱えた患者さんとは長期間にわたって接する機会があります。

看護師として、「労働者の健康をサポートする」という信念のもと働くことができる方であれば、大きなやりがいを感じられるようになるでしょう。

労災病院の看護師には転勤がある?

全国にあるからこそ?転勤があるって本当?

労災病院は、全国にあるため希望があれば転勤は可能です。

また、「交流派遣制度」があり、2~3年別のグループ病院に勤めることで、看護師としての見聞を広げることが可能となっています。

逆に転勤を希望していなければその旨を伝えれば、無理に転勤を勧められるということはないようです。

転勤先は選べる?

結婚や引っ越しなどがあったとしても、引っ越し先に労災病院があれば、自分のキャリアはそのままに転職することが可能となっています。

これは他の医療機関ではなかなかできない、労災病院ならではの特典となっています。

労災病院に転職をしたいなら

時短勤務、派遣やパートは可能?

労災病院では、正職員の他にパートでの採用も積極的に行っています。

派遣については、現在の法律では「産休・育休代理」でのみ働くことが可能となっていますので、派遣で働きたい場合には事前に派遣会社へ派遣として働けるかどうか確認する必要があります。

また、子育て支援も積極的に行っているため、時短勤務を希望している場合は、事前に勤務歴があれば可能となっています。

内定を勝ち取るためのコツ

労災病院は、待遇の良さ故に希望者が多く、内定を勝ち取るにはコツがいります。

中でも特に重要なのが「なぜ、労災病院で働きたいのか」という明確な理由があるかどうかです。

それも、「子育てがしやすい」というような自分本位のものではなく、「子育てをしながらでも働くことができるため、長期にわたって病院および地域に貢献できる」というような、「病院にとってのメリット」を伝えられるかどうかがポイントとなります。

転職エージェントに相談してみよう

「でも、自分でそういったメリットを伝えられる自信がない」という方にお勧めしたいのが、転職エージェントに相談することです。

転職エージェントは、個々の労災病院についてたくさんの情報を持っています。

そのため、「どういった答えだとより採用されやすいか」という情報も持っています。

自分ひとりで内定を取ることは難しいため、転職エージェントのようなサービスを利用することで、より確実に内定を勝ち取ることができるんです。

ぜひ一度、転職エージェントへ相談してみてくださいね。

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