看護師の派遣は違法なの?派遣の働き方と単発求人のメリットを紹介

開業医の看護師の給料や賞与は規模によって大きく違う!

看護師とひとくちに言っても働き方は様々ですが、今回は「派遣看護師」という働き方にスポットをあてます。

「派遣看護師は違法なの?」、「派遣看護師の給料は?」、「派遣看護師の福利厚生は?」、「派遣看護師の求人はどうやって見つけるの?」、

など気になる派遣看護師の働き方について詳しく説明していきます。

派遣看護師は違法?法律でどこまで禁止されているの?

看護師の派遣は禁止

派遣看護師が制度の面から違法と言われる理由は?

「派遣看護師は違法行為」こんな情報を耳にした方も多いのではないでしょうか?

これは単なる根も葉もないうわさ、というわけではなく、「労働者派遣法」という法律においてしっかりと「医療従事者が派遣として働くことを禁止する」という内容が明記されているんです。

しかし、ここで大切となるのが、看護師が派遣として働くこと「全て」を禁止しているわけではない、ということです。

どうすれば合法の派遣看護師として働ける?

では、どうすれば合法の派遣看護師として働けるのでしょうか?

それは、「労働者派遣法」にて「例外」として明記されている次の条件を満たすことが必要です。

  • 紹介予定派遣(紹介後6か月以内に直接雇用される前提での雇用)
  • 病院・診療所以外の施設(社会福祉施設等)で行われる業務
  • 産前産後休業・育児休業・介護休暇中の労働者の代替業務

これらの条件いずれかを満たしていれば、合法の派遣看護師として働くことは可能です。

派遣看護師の働き方が知りたい!短期・単発日払いからバイトまで

派遣看護師の働き方

派遣看護師の雇用形態!短期雇用(バイト)・長期雇用

派遣看護師の雇用形態はいくつかありますが、単発以外では短期派遣・長期派遣があります。

短期派遣では、2~3か月の間一時的に人材が不足する場所での業務を行います。

社会福祉・介護施設やクリニックの他、集団検診や旅行の添乗など繁忙期の仕事に当たることもあります。

長期派遣では病院の産休要員や、社会福祉施設・介護施設の職員として3か月から最大3年勤めることができます。

幼稚園・保育園への派遣もあります。

勤務はシフト制で土日休?

単発ではない派遣として働く場合、ほとんどのケースが事前に「〇曜日~〇曜日までの勤務」や「シフト制にて週休〇日」などと明記しています。

そのため「派遣=土日休み」であるとは限りません

特に看護師を派遣として働かせることができる「社会福祉施設等」の分野では、訪問入浴やデイサービスなど固定休がある職場もあれば、老人ホームといったシフト制の職場もあるため

自分が「どんな条件で働きたいのか」という点は派遣会社を通してしっかりと確認されることをお勧めします。

派遣看護師は高時給?気になる給料事情を徹底解説

日給制の相場、時給制の相場

実際に、派遣看護師として働くとどれくらいの日給や時給なのでしょうか?

平成28年6月時点、首都圏での相場を調べてみると、日給では15,000円以上、時給では1,700円以上でした。

一般職では日給10,000円以上、時給1,000円以上で「高給」と呼ばれることが多いため、やはり看護師の資格を生かすことで一般職の相場よりもだいぶ高いということがいえるかと思います。

単発の仕事は時給制か日給制か

では、1日単位の単発の仕事ではどれくらいの金額なのでしょうか?

「日給」として提示しているお仕事のほとんどは「訪問入浴」で、それ以外の仕事では「時給」として提示しているところが多いようです。

社員同様派遣でも有給休暇はもらえる

派遣看護師の有休

ある程度自由に働ける代わりに、様々な制約がついてしまう「派遣」としての働き方。

その中でも特に「有給ってもらえるのかな?」と気にされている方もいらっしゃるかと思います。

労働基準法において、「雇用契約を結んだ日から6か月継続勤務し、かつ全労働日の8割以上を出勤した労働者には、10日の年次有給休暇を与えること」と明記されています。

これは派遣で働いていても例外なく適応されるので、「派遣として6か月以上働き、かつ全労働日の8割以上を出勤」すれば、有給休暇を取得することができます

派遣として6か月以上働くことを考えている場合は、ぜひ有給について登録する派遣会社に確認されることをお勧めします。

派遣看護師として扶養内で働きたい!損しないための税金対策

副業で派遣看護師をしている場合は確定申告が必須?

今回この記事をご覧になっている方の中には、副業として派遣看護師を検討されている方も多いかと思います。

副業として派遣看護師をする場合、注意しなくてはいけないのが「確定申告」を行わなくてはいけない、ということです。

確定申告は、副業として年20万円以上の収入があった場合に申告しなくてはいけないものです。

そのため、月平均で17,000円以上副業としての収入があった場合には、確定申告をする必要があります。

平成28年度からはマイナンバー制度が開始となったため、どれくらい収入があったかというのはマイナンバーで一括管理されています。

納税の義務を果たすためにも、年20万以上の収入がある方は必ず申請するようにしてください。

扶養内で働くなら週どれくらい勤務すべき?

「夫の扶養から外れない程度に働きたい」という目的で、派遣看護師を選んでいる方の場合、気になるのが「どれくらい働けるのか」という部分だと思います。

平成28年時点、夫の扶養内では「103万円以下」であれば、専業主婦とある時と同様になります。

そのため、年間103万以下だと考えると、毎月おおよそ85,000円以下となります。

時給で1,800円以上となると、一か月47時間働く必要があるので、4時間勤務を週3回くらい働けば、扶養内で働くことができるかと思います。

ただし、この計算はあくまで目安であり、夫が自営業をしている場合など例外も多くあるため、あくまで参考としてください。

派遣看護師はどんな福利厚生が受けられるの?

勤務先の福利厚生は常勤のスタッフ同様すべて受けられる?

遊園地での割引や、格安でホテルに泊まれるなど、最近福利厚生が充実している職場が増えてきました。

では、派遣として働いている場合、勤務先の福利厚生を常勤のスタッフ同様受けることができるのでしょうか?

半年以上決まった職場で派遣として働く場合は、多くの勤務先で福利厚生も使えます

しかし、それ以下の単発や短期などの働き方の場合は、勤務先の福利厚生を使うことはできません。

代わりと言っては何ですが、派遣会社の中には登録者に対する福利厚生を用意している会社もあるため、派遣会社を選ぶ際にはそういったサービスも充実しているか、という点も選ぶポイントとなります。

派遣看護師の保険は自己負担?

年金や社会保険関係はすべて自己負担?

ここまで、派遣看護師としての働き方についていろいろとご紹介してきましたが、多くの方が気になっているのが「年金や社会保険関連はどうなっているのか」という点かと思います。

  • 半年や一年以上という、長期派遣で働く場合
  • 勤務先で年金や社会保険関係の加入ができる

  • 単発や応援ナースなどの短期派遣で働く場合
  • 勤務先ではなく派遣会社の条件をクリアするか、もしくは自己負担にて加入する必要があります。

    そのため、同じ派遣でもそれぞれ働く条件や勤務日数によって年金や社会保険関係については大きく異なるため、以前にしっかりと派遣会社もしくは勤務先に確認されることをお勧めします。

    派遣は育休や産休からの復職に向いている?

    ブランク明けで、なおかつ仕事と家庭を両立したいなら

    派遣看護師として働く上で一番のメリットは、「正職員でない分、ある程度時間の融通が利きやすい」ということがあげられます。

    看護師の場合、忙しくなってしまうと定時で帰ることは難しいですが、派遣の場合は時給であることも多いことから、定時で帰ることができる勤務先が多くなります。

    そのため、仕事と家庭の両立という面では、ブランクのある看護師が派遣として働くには向いているということが言えるかと思います。

    子育てにうれしい時短勤務も可能?

    子育て世代にとって、保育園の送迎などを考えると「時短勤務」も選択肢の一つとなります。

    派遣の場合、契約の段階でほとんどの場合「〇時から〇時まで」と時間が決められているため、そこからさらに時短を希望することは契約拒否となってしまうことも考えられるために、難しいといえます。

    そのため、派遣としての働き先を考えるにあたって事前に「〇時から〇時まで働きたい」といった自分の希望を伝えることが大切となります。

    産休や育休の制度は使えるのか

    一方、育休を取るためには、次のような決まりがあります。

    • 1歳未満の子供がいる
    • 就職して1年以上経過している
    • 育休が終了した後も元の職場で雇用される

    これらの条件を派遣でクリアするのは、かなり難しいことであるといえます。

    また、産休の場合も、契約期間の期限が産休に入る前だった場合、契約更新が終了となってしまうと産休を取得することはできなくなってしまいます。

    以上の条件を考えると、産休・育休の制度を使えない、ということではないですが、使うことはかなり難しいことである、ということが言えるかと思います。

    派遣看護師は子持ちの看護師に向いている?

    また、小さいお子さんがいる看護師さんが派遣で働こうとする場合、壁となるのが「保育園」の問題かと思います。

    近年増えてきている「院内保育園」は正職員もしくは勤務先と直接契約をしているパートの方を対象とした福利厚生として設置されていることがほとんどのため、派遣として働く方は対象外となってしまいます。

    また、特に単発の派遣として働く場合には、一度引き受けた仕事は基本キャンセルが不可となっているため、子供が急に熱を出したといった緊急の場合であっても「ペナルティ」とされてしまい、最悪契約中止となってしまうことがあります。

    こうしたことを考えると、子持ちの看護師さんにとって派遣看護師として働くことはデメリットが多いと言わざるをえません。

    派遣看護師の口コミは?メリット・デメリットで比較!

    派遣看護師のメリット

    • 柔軟な働き方
    • 多彩な仕事内容
    • 給与にプラス
    • サービス残業がない
    • 複雑な人間関係がない

    「今後留学する予定なので、〇月まで限定の仕事を探したい」という方や「一か所に固まらず、ある程度働いたら次のところに移りながら仕事をしたい」という方にとって、派遣看護師の柔軟な働き方は大きなメリットと言えます。

    「飽きやすい性格なのでいろいろ経験できるのが性に合う」「パートの給与が足りないときの上乗せで働ける」といった声もあります。

    派遣の場合、厳密に時間給で定められているためサービス残業の発生はありません。

    定時に始まり定時に終われるのが最大の魅力という人も多いようです。

    派閥争いなど面倒な人間関係からも離れていられます。

    派遣看護師のデメリット

    • 3年が限度
    • 昇給しない
    • 教育制度がない
    • いきなり難しい仕事をふられる

    派遣看護師の仕事には年数制限があります。

    「働きやすくとても気に入っていた職場だったけれど更新ができなかった」というケースもあり、良い環境でもお別れしなければならなくなります。

    長くいても社員とは違い、定期的な昇給がないのも派遣の辛さ。

    最初の時給から上がることはまずないようです。派遣看護師は即戦力と見なされるため、「何も教えてもらえないうちにレベルの高い処置をふられて内心相当焦った」という話は良く聞かれます。

    「状態のわからない利用者の処置や介添えはコワイ」などの声もあり、介護施設の単発派遣にはそれなりの苦労があります。

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    求人の紹介はもちろん、面接同伴まで?

    派遣看護師として働く場合、必要となるのが派遣会社への登録です。

    看護師派遣会社では、ただ求人の紹介をしてくれるだけでなく、勤務先への面接や見学なども同伴してくれることが多く、とても頼りになる存在です。

    派遣会社の場合は、派遣先からお金をもらっている分登録者は全てのサービスを無料で受けることができますので、「お金がないからサービスを受けられない」ということはありません。

    派遣看護師を検討している方は、ぜひ一度派遣会社に登録してみてくださいね。

    希望条件を伝えれば病院と交渉してくれる?

    派遣会社に登録することでのメリットの一つとして、「勤務先との交渉をしてくれる」という点があげられます。

    「お給料は申し分ないんだけど、週休を2回から3回にしてほしい」などといった、自分ではなかなか伝えにくい要望も、派遣会社へ伝えることで交渉してもらうことは可能です。

    ぜひ、派遣会社を上手に利用して、自分の希望にあった勤務先を見つけてくださいね。

    

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