千葉市若葉区は千葉市の北東部に位置し、6区中で最大の面積を有している区。区の南部を都川が東西に流れていて、西部には鹿島川が南北に流れています。両河川およびその支流に沿って、谷津と呼ばれる浅い谷地が広がっていて、主に水田として利用されています。とくに東部は鹿島川・都川に沿った低地と台地からなり、その周辺の台地は住宅団地、牧場などとして利用されているほか、農地や林が広がりをみせ、市内における農業の中心的な地域となっています。区内には、JR東部線・千葉都市モノレールが走り、バス路線と合わせて区民の交通を支えています。また交通網は京葉道路・千葉東金道路・国道16号、51号、126号が主要道路となっています。 JR都賀駅を中心に市街地が形成されていて、西へいくほど市街化が進んでおり、千城台、小倉台、みつわ台などの住宅団地がニュータウンとなっています。医療や福祉施設の割合が比較的高いのも区の特長です。稲毛区との境界に近い区の西端にあり、モノレールによって区内の住宅地や千葉駅と結ばれている、レッサーパンダの『風太』で有名になった「千葉市動物公園」は、1945年に県内最大級の動物園として開園した動物園で、市内の小学生が訪れる遠足スポットとなっています。