[ 記事作成日時 : 2019年2月9日 ]
[ 最終更新日 : 2020年4月2日 ]

新人看護師の転職は難しい?第二新卒の悩みや職場・求人選びのポイント

第二新卒看護師の悩み

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新卒で就職したばかりなのに転職できる?

第二新卒としての就職はやっぱり難しいかな

そんな悩みを抱えている第二新卒の看護師は、少なくないようです。

しかし本人が思い込んでいるほど、転職することは本当に難しいのでしょうか。

第二新卒とは一般的に新卒で社会人となり、3年以内に離職した人のことを指しており、ここでは第二新卒の看護師の転職事情について解説します。

      
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第二新卒で転職を考えている看護師の悩みとは?

新人看護師の離職率が飛び抜けて多いかというと、実は正規雇用の看護師全体と比べた場合にはそれほどではありません。

正規雇用の看護師の離職率が毎年10%程度であるのに対し、新卒看護師の離職率は7.5~8%の間を推移しています。「1~3年目の新人看護師の離職率は高くない」と知っておくとよいでしょう。

第二新卒の離職の原因となることには、次のようなものが考えられます。

理想と現実の大きなギャップ

20代前半・男性

市内でも大きな急性期の病院に入職し、その後外科病棟に配属されました。慢性的な人手不足に対して患者数が多く、さらに外科病棟のため手術室への出棟や帰室後の管理などもあり、夜9時過ぎまでの残業が当たり前でした。患者も性格のきつい人が多く、そんな環境下で仕事をしていることに対して疑問を抱きました。

20代前半・女性

初めに学校の系列病院に就職しました。学校の周辺に住んでいる人の多くはこの病院へ就職するため、ほとんどの看護師が同じ学校の卒業生で先輩でした。この先輩後輩というしがらみが原因で、言いたいことが言えない環境で、別の学校を卒業したナースとも溝がありました。社会という場所、病院という医療の世界、どちらも思い描いていたものと大きくかけ離れていました。

看護師という職業に憧れ、勉学に励んでやっとの思いで現場に立ってみたけれど、理想と現実の違いに戸惑いを感じ、現状になかなかなじめない人います。

理想とする看護師像への思いが強い人ほど、こうしたギャップを強く感じる傾向があるようです。

また、看護学校で身につけた知識や技術が現場で思うように使えず、やりがいを感じられないという人もいます。

良い先輩に出会うなど、ギャップに対する複雑な思いを共感してもらえれば良いのですが、そうじゃない場合、ひとり思い悩んだすえにに離職を選ぶというケースを辿るようです。

医療現場特有の精神的なプレッシャー

20代後半・女性

大学病院では専門的かつ高度な知識を必要とされ、新人のころから悲鳴をあげたくなるほど精神的負担を抱えていました。3年目になり、一人で多くの業務を遂行できるようになってきて、仕事の楽しさを感じ始めていたのですが、自分の限界を超えるような業務を任されるようになりました。精神的負担がさらに増大し、自宅から近い療養型病院へ転職しました。

20代後半・女性

常に失敗したらだめだというプレッシャーの中で、日々の業務を行っていました。あるとき、受け持ちの患者さんを転倒させてしまい、上司にも叱責されたことがありました。そのことがきっかけで自分の行うことに自信が持てなくなり、常に「また失敗するんじゃないか」という恐怖心の中で仕事をしていました

看護師は新人といえども、常に患者さんの命とかかわる緊張感のある環境で仕事をこなしていかなければなりません。

ミスは許されず、きちんとスキルを身につけなければならないというプレッシャーを感じながら、仕事にストレスとなる人もいます。

その上覚えることも多く、患者さんによって臨機応変な対応が求められるなどの機転も必要となります。周りの同期と比べすぎたり、先輩によく注意されたりということがきっかけで「仕事の覚えが悪い」「看護師に向いてない」とひとりで悩んでしまう人も。

これらは新人だけでなく、誰もが感じることなのですが、追い詰められて焦ってしまうことで、「もう続けられない」と思ってしまう人もいるようです。

慣れない夜勤や交代制の勤務による身体の疲労

20代後半・女性

大学病院から夜勤のないクリニックへ転職しました。夜には強かったのですが、16時間勤務でしかも仮眠時間が21~24時という、普段は起きている時間に無理矢理寝てそれ以降は起きているという生活サイクルはとてもきつかったです。いつインシデントを起こしてもおかしくないほど常に眠気がとれず、長くは続けられないと思いました。

20代後半・女性

新卒で採用され3年目でリーダー教育も始まり、かなり精神的なプレッシャーを感じていました。さらに、夜勤の回数が深夜と準夜を合わせて13回になることもありました。休みはカレンダーの数と同様に取れるので休日は多かったと感じていますが、日々の疲れが抜けず毎日緊張と疲労で体がついていきませんでした。

最初のうちは気力で仕事をこなせていても、人によってはやはり不規則なシフトに慣れず、仕事を辞めるケースもあります。

また、看護師を目指した時点で、命にかかわる現場であることを理解していても、いざ職場で人の死を目の当たりにすると、そのプレッシャーに耐え切れなくなるという人もいます。

他には、希望と異なる診療科への配属や、働きたかった病院で働けなかったということから仕事へのモチベーションが下がり、やりがいを感じられず離職につながるケースもあるようです。

同僚やプリセプター、患者との人間関係によるストレス

30代前半・女性

プリセプターは優しかったのですが、それ以外の先輩との関係が良くありませんでした。失敗してばかりでよく怒られ、無視する人もいました。普段はよく喋るのに私といると喋らないという状況がかなりつらかったです。私がいた病棟(ユニット)は閉鎖的環境で日勤も夜勤も看護師3人体制で、2対1という状態になるのも嫌でした。

20代後半・女性

プリセプターに毎日宿題を出されました。そのため睡眠時間が削られて毎日クタクタでした。また、交換日記にてコミュニケーションを図る事を提案され、それも毎日の課題でした。課題をこなすことに必死で、患者さんにも親身になって向き合うことができず、これではいけないと思い辞めました。

看護師の職場での悩みで、最も多い原因は人間関係といわれています。特に医療現場はチームで仕事を進めることが多く、業務をうまく運ぶ上でも良好な人間関係が求められがちです。

また、新人看護師の場合には、担当となったプリセプターとの関係がうまくいかないと看護師としての学習が進まず、スキルの獲得に支障が出る場合もあります。

他には、さまざまなタイプの患者さんと、コミュニケーションがうまく取れず、看護師としての自信を失くす人もいるようです。

新人看護師なのに転職することはできるの?

第二新卒といわれる1~3年目の看護師の転職は、スキル不足で転職が難しいのではないかと考える人もいるかもしれませんが、実は採用する側には第二新卒を採用するメリットがあるのです。

採用側が第二新卒を歓迎する理由としては、以下のようなことが挙げられます。

若さも体力もあり育成しがいがある

第二新卒はまだ20代の前半であり、体力もあり、気力も充実していることから、第二新卒看護師を求めている医療機関は多くあります。

また、現場では体力だけでなく記憶力や思考力も必要とされることから、吸収力の高さが期待され、求められています

採用側は、看護師としての将来性を求めています。

仕事へのこだわりがなく順応性がある

第二新卒の看護師は経験豊富な看護師と比べると、新しい職場への適応が速く仕事へのこだわりや先入観が少ないといえます。新しいことをすぐに受け入れられる順応性の高さが評価されています。

新卒看護師よりも離職率が低い

一度転職に悩んだ経験は、採用側にとっては安心できる材料ともなります。短期間のうちに転職するリスクは、第二新卒看護師は十分に理解していることでしょう。

ですから、採用直後に辞められるといった不安を、第二新卒者に対してはあまり持たずにすむので、採用する病院としては安心です。

前職を退職するという決断をするまでに、つらい思いや失敗を経験しているからこそ、新卒よりも仕事に対する心構えができているのではと思っている担当者もいるようです。

社会人としてのマナーが身についている

第二新卒、社会人としての経験は浅いけれども、仕事をすでに経験している立派な社会人です。

社会人としてのマナーを学び、ある程度身についているため、社会人としてのマナー教育をする必要がありません。採用側にとっては研修費のコスト削減になるなど、歓迎すべきこととなります。

看護師1~3年目で転職するデメリット

上記のようなプラスの面があるとはいえ、やはり新人看護師で転職することによるデメリットは不安ですよね。

1~3年目で転職することで考えられるマイナスな可能性を見ていきましょう。

新人を受け入れるデメリット
  • 就職直後の転職がネガティブなイメージを与える
  • 転職しても解決できず同じ悩みを繰り返す
  • 看護技術・実務経験が未熟なまま選択肢が狭まる

まず、3年経たないうちの転職は「忍耐力がなくまたすぐ辞めてしまうだろう」という印象を与えてしまいます。

理由はどうであれ、職務経歴書ではその事実しか見ることしかできません。採用担当者にこのような印象を持たれてしまうと転職は難しくなってしまいます。

また、新人看護師の悩みの場合には職場を変えても悩みが解決しない場合があります。転職をすることで本当に解決できる悩みなのかをしっかり見極めることが重要です。

そして、まだ新人教育が終わらない状態に関わらず、転職先で即戦力として扱われてしまった場合には仕事に追いつけなくなる可能性があります。

看護技術がきちんと身につかないままだと転職先の選択肢の幅が狭まってしまいます。

第二新卒看護師が職場を選ぶときのポイント

第二新卒看護師の指導が充実

では第二新卒として転職する場合、どのような職場であれば、理想的な働き方ができるのでしょうか。

新人看護師が働きやすい職場について、以下のポイントを確認しましょう。

転職理由・今後のキャリアビジョンを明確にする

新人看護師が転職する場合、入職先の職場も新人看護師の「伸びしろ」に期待をします。

すぐに退職されてしまいそうという印象を与えてしまうと、採用につながりにくくなるため、希望の転職先でやりたいことやキャリアビジョンを伝えましょう。

また、次の職場では長く勤めることを希望している旨を伝えると良いです。

第二新卒の教育環境が整っているかを確認する

第二新卒は、社会経験が浅く「一人前とは言えないのでは」と自信を持てずにいる人が多いようです。

そうした新卒看護師の場合、転職先にはしっかりとした教育体制が整っているかどうかということとを重視した職場選びをすることが大切です。

新人での転職の場合、まだ知識が足りず新人教育を受ける必要がありますが、教育体制が整っていないと即戦力として扱われてしまう可能性があります。

また、第二新卒で急性期から遠ざかることで、看護師としてのスキルが低下するのではないか不安を抱える方もいます。

急性期病院でも中途採用の新人教育について研修などの体制が整備されている病院はたくさんあるため、第二新卒だからといって自分の望む方向に進めなくなるということは、決してありません。

事前に退職調整などを行う

転職先が決まっても、退職調整ができなければ転職はできません。退職調整は転職活動よりも苦労すると言われるくらい、退職調整に時間を要することが多いのが現実です。

特に新人看護師の場合、なおさら簡単には退職願を受理してもらえません。

よって、転職活動と並行して退職調整も行うことをおすすめします。またその際、有給休暇の残数も考えながら退職日を調整していきましょう。

先輩やコンサルタントなど誰かに相談した上で転職を決断する

新人看護師の転職は、履歴書にも傷がつく可能性があり今後の看護師のキャリアにも影響するため、中途半端に転職してしまうともったいないです。

しっかり周囲の先輩にも相談し、納得した上で転職することを決断すべきです。

相談できる人が周りにいない場合は、看護師転職サイトのコンサルタントを活用しましょう。相談に乗ってくれるだけでなく、転職に適したタイミングなども教えてくれます。

新人看護師の転職におすすめの職場

第二新卒歓迎の病院

第二新卒歓迎の病院は、他の病院よりも新人看護師に対する教育制度が充実している傾向が高いです。

特に回復期リハビリテーション病棟や療養型病棟は状態が安定している患者さんが多く、しっかりと基礎看護を学ぶことができます。

また、急性期に比べるとゆっくり働けるなどのメリットがあります。

一人ひとりの患者とじっくりと向き合いたい、コミュニケーションを取りながらの看護ケアを実践していきたい、そう考える看護師にはぴったりの職場かもしれません。

専門領域に特化したクリニック

美容クリニック、不妊クリニック、透析クリニックは専門領域に特化しており、未経験の採用が多いため看護経験が少ない場合でもやる気があれば採用してくれます。

特に、美容クリニックは年齢も若いほうが好まれるため、新人看護師でも採用されやすいです。

そのため、臨床経験が2年以内であっても、本人のやる気があれば、採用してもらえる可能性は十分にあります。

ただ、臨床経験を2年以上積んでいれば、病棟に加えてクリニックや介護施設、訪問看護などにも転職できるほどスキルが身についているので、転職先が幅広く選べるのは確かです。

臨床経験が2年以下の新人看護師でもクリニックへの転職は可能ですが、看護師としての可能性を広げたいのであれば、さまざまな経験ができる病院を選ぶ方が将来のためになります。

第二新卒看護師の面接対策のコツ

第二新卒看護師の面接

前職の批判は絶対にしない

面接ではとにかくすべての点について、ネガティブに受け取られないように注意する必要があります。

たとえば、前職で休みが取れなかった労働環境や上司や先輩によるいじめやパワハラについて語り「ブラックな職場だったから」などと言う人もいますが、自分にとっては「ブラックな職場」であったとしても、その職場で長期にわたって勤め上げている看護師もたくさんいることを忘れないでください。

職場の批判をしてしまうと、自分の気に入らないことがあればすぐに退職してしまう可能性があると危惧されますし、自身のマイナスイメージとなります。

前職に不満があったとしても、面接では前職の職場環境へのネガティブな言及は避けるようにしましょう。

自信を持って前向きな志望動機を伝える

面接の際、第二新卒ということもあり、退職の理由をどうしたら良いのかと考えてしまいがちです。

しかし、採用側は、過去はどうあれ今後看護師としてしっかりと働いてくれる人物かどうかを重視し、見ています。

評価のポイントは、自分の言葉で思いをきちんと話しているかどうかという点です。

落ち着いた態度で目を見て話しているかどうか、面接官が複数いる場合は均等に視線を配っているか、何よりも与えられた質問に適切に答えているかも評価されます。

面接官の質問に対して、つい話し過ぎてしまう人は、質問から回答がズレていないかにも注意しましょう。

経験よりも学ぶ姿勢をアピールする

第二新卒の看護師は「これからこの病院で一から学んでいきたい」という姿勢を見せてください。こうすることで、採用側に好印象を抱いてもらうことができるでしょう。

もちろん、採用側となる担当者は今後の成長が見込めて伸びしろのある看護師を採用したいと考えています。

そんな期待に応えられるよう、自分から勉強してたくさんのことを吸収していくという姿勢を見せましょう!採用される確率はぐっと上がります。

新人看護師の転職はメリットが多い!

第二新卒看護師の転職はポジティブにとらえよう

第二新卒の看護師は自分の未熟さが転職の障害になると思い込みがちですが、実はその未熟さが求められている場合もあります。

若さやしなやかな順応性、柔軟性、成長の伸びしろをもつ第二新卒は、採用側に望まれている要素が多くあります。

ですから、自分の力と可能性を信じながら、どのような職場でどのような働き方をしたいのかをしっかりと把握し、転職活動をしていきましょう。

転職をするのは勇気がいることですが、第二新卒という早い段階で自分の適性に合った職場を探せる機会を得られたとポジティブにとらえてみてください。

転職コンサルタントの力を借りる

転職先を探す方法はハローワークを始め、数多くありますが、第二新卒の看護師の求人情報は、看護師専門の転職サイトを活用することをおすすめします。

登録や利用は無料ですし、専任の転職コンサルタントが今後どのような職場を選ぶべきかのアドバイスや、まだ自身でも気づいていない適性や方向性を探す作業のサポートをしてくれるからです。

職場の紹介はもちろん、履歴書の添削や面接の対策もしてくれます。中には面接に同行してくれるところもあるので安心です。

転職に関する相談も乗ってもらえるので、新人での転職の不安を軽減することができます。

将来を見据えて今どのような職場を選ぶべきなのか、まだ自身でもわからない本当の気持ちを含めて方向性を一緒に探り出してくれます。

東京・名古屋・大阪・福岡・札幌の第二新卒看護師の求人傾向

転職に関する求人は地域によって違いがあることがあります。地域に合わせた情報を知ることも大切です。

ここでは東京・名古屋・大阪・福岡・札幌、各地域の転職事情を紹介しましょう。福岡と札幌の求人は看護roo!で取り扱っていないので注意が必要です。

東京・名古屋・大阪 看護roo!・レバウェル看護(旧 看護のお仕事)・マイナビ看護師・看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)・ナースではたらこ
福岡・札幌 レバウェル看護(旧 看護のお仕事)・マイナビ看護師・看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)・ナースではたらこ

東京は求人が幅広くそろっている

東京の求人傾向は、何といっても仕事の幅広さが特徴的です。人口が集中しているため、常に看護師の需要が高く、さまざまな職場の求人を見つけることが可能です。

大学病院、総合病院の他、クリニックや介護施設、訪問看護ステーション、企業内医療施設など、新人看護師であっても求人案件に困ることはありません。

最新医療を取り扱う急性期病院から療養型施設まで、自分に合った職場を見つけることが可能です。

また介護施設などは教育制度が整備されていることも多く、働きながらスキルアップできる環境も多数あります。

働き方についてもさまざまに選べます。日勤のみ、夜勤のみ、派遣など自分のライフスタイルに合わせることも可能です。

名古屋は都市型の病院や医務室が充実している

名古屋は中核都市として、商業・工業などが盛んな土地柄で、活気があり看護師の求人が地域のひとつです。

トヨタなど、名古屋に本社を置く企業が多く、また工場や大学の数が多いことも特徴です。そのため、病院や診療所、医療施設の他、企業、工場、学校など医務室の看護師求人が数多くあります。

都市型の大型病院から各種施設、医務室などの案件がそろっているところが、名古屋の求人の傾向といえます。

大阪は介護施設や訪問看護ステーションが多い

大阪の第二新卒の看護師求人の傾向は、介護施設や訪問看護ステーションなど介護系が多めであるということです。

訪問看護ステーションなどでも教育制度を整備しているところも多く、臨床経験1年未満の新人看護師の受け入れが進んでいます。

ゆっくりと患者と向き合いたいタイプの看護師であれば、応募候補は相当数あると考えて良いでしょう。

他には、即戦力が求められる一般病院や中小規模の急性期の診療所などの求人もあります。

福岡はケアミックス病院の需要が高い

福岡の第二新卒の看護師求人は、ケアミックスタイプの病院や精神病院が多い傾向にあります。

福岡市は150万以上の人口があり、九州地方の中心となる大都市です。九州全域から患者が集まることもあり、高度医療が求められる一方で、さまざまな症例に対応できるケアミックス病院の需要が高くなっています。

ケアミックス病院は急性期病院と療養型病院、急性期病棟と回復期リハビリテーションなどが組み合わさった病院です。

大学病院や一般病院と比較すると、急性期病棟であっても重症度が低い患者さんがいるなど、新人看護師のスキルアップの場としてはおすすめです。

療養型病棟や回復期リハビリテーション病棟への配属であれば、さらにゆとりをもって働くことができるでしょう。

札幌は教育に力を入れている病院が多い

札幌の第二新卒の看護師の求人傾向は、中規模の総合病院やケアミックス病院の求人が多いということです。

また介護関連施設の求人もあり、訪問看護ステーションでも第二新卒を受け入れているところは多いようです。急性期病院での第二新卒の求人は、100~300床前後の病院が多数を占めています。

また、プリセプター制度の導入や院内研修の充実など、経験の浅い看護師に対しての教育に力を入れている病院やクリニックも数多くあります。

広大な土地柄、ドクターヘリやヘリポートを持っている病院も珍しくありません。

第二新卒の看護師が急性期医療を学びながら、現場へと出動する可能性があることも北海道らしい特徴といえるでしょう。

※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。

※ページ内の求人数は職種別に集計しています。