小児科看護師求人は80%が非公開?コンサルタントに聞く注意点4つ

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病気と闘う子どもの支えになりたい!

小児科看護師を希望する看護師は子どもが好きでサポートをしたいと考えている方が多いです。

ただ、子どもが好きだけでは務まらない難しい業務でもあります。

小児科の役割や仕事をする上でのポイント、条件に合う求人探しのコツを解説します。

小児科看護師の役割や仕事内容って?

小児科で働く看護師は、相手が子どもであり成人の診療とは異なる事情を、良く理解しておく必要があります。

小児科看護師の役割

小児科は一般的には0歳児から15歳までという、人間の人生の中でも激変する時代を網羅する診療科です。

大人に近づいている思春期の子どもたちに対しては、寛容性と指導力を発揮するのも小児科看護師の大切な役割といえます。

病気で不機嫌になっていたり、病院に恐れを抱いて不安定になっていたりする子どもたちを深く理解できなければ、看護業務が成り立ちません。

小児科看護師の仕事内容

看護師資格は小児科でも内科でも同じですが、小児科では比較的多くの病院で医師が注射や点滴、採血といった処置を行っているようです。

本来、看護師が行って良いのは採血で、注射や点滴は医師の指示による場合のみ許可されています。小児の場合、血管が非常に細く、また処置に対しての急変もありえます。

何らかの問題が起こった際の責任を踏まえて、医師が担当する病院が多いと考えられるでしょう。

また処置の際に、子どもが看護師を怖がってしまうと、その後の治療がやりづらくなることも考えられます。

しかしどれほど細く、探しづらい子どもの血管に対しても、的確に処置ができる技能を得ている小児看護師も存在します。

そうした高いスキルを身につけられれば、どの診療科に行っても重宝されることは間違いありません。

繊細な患者を扱う小児科だからこそ、工夫や気遣いが必要になります。

小児科看護師としてのやりがいに加え、他所では得られないスキルを獲得できます。

小児科看護師求人の80%は非公開?情報を得るにはどうすればいいの?

小児科のように募集が少ない人気求人は、非公開求人として扱われるケースがほとんどです。一般に公開されている小児科求人は全体の20~30%とも言われています。

非公開求人の中には、勤務地が徒歩圏内・院内に保育園や託児所があるなど、好条件の求人が多くあります。

このような人気求人を希望している方は、できるだけ多くの非公開求人を得ようと複数の看護師専門の転職サイトに登録しています。

よって求人情報が公開される前に決まっていってしまうのです。

中には年に1度の4月入職以外は採用しない医療機関もありますので、看護師専門転職サイトに登録して専任のコンサルタントに採用情報を定期的に聞いておくのがオススメです。

小児科看護師は人気求人なうえに離職率が低い

また、小児科への転職の特徴として「離職率の低さ」があります。

小児科を希望する看護師や准看護師は、できれば長期で小児科で看護を続けたいと考えている方も多いため、結婚や出産後も続けていくことが多く離職する看護師が少ないのです。

特に、こども医療センターのように専門に特化しているところでは、退職する方も少なく希望者は多いため競争倍率はとても高くなります。

倍率の高さからも、いち早く転職情報を知ることが転職成功のカギとなります。

小児科看護師の求人募集がなければ逆指名も

小児科は離職率が低く、さらに小児科そのものが減少傾向にあるので、他科に比べて転職が難しい状況にあります。

とはいえ、待っているだけでは希望の病院に転職することはできません。そこで活用したいのが転職サイトが行っている。「逆指名制度」です。

小児科の看護師求人は転職コンサルタントに相談がオススメ

これは希望する医療法人や医療機関を逆指名できる制度があります。求人募集を行っていない医療機関に、採用の検討を持ちかけたり、求人状況を確認してくれるところもあります。

求人情報を待っているだけではなく、どうしても小児科で働きたいという意欲を逆指名制度で伝えてください。

小児科看護師への転職!プロが教える4つの注意点

コンサルタントからアドバイス!小児科への転職の注意点

コンサルタントの目から見た小児科への転職について注意点をまとめてみました。

①小児科経験者が優遇され、小児科経験がないと採用されにくい傾向

②総合病院の小児科で経験を積むと採用されやすい

③こども病院への転職は難易度が高い

④競争率がとても高いため、いち早く情報を手に入れることが重要

同じ小児科でも医療機関によって処置方法や入院患者さんの病状・疾患は大きく異なります。

前職でのやり方にこだわらず割り切ることも大切ですし、転職前の希望内容とのギャップが生まれやすいので、転職先の病院のことはしっかり情報収集しておく必要があります。

各地域のこども病院やこどもセンターなどは、小児科に特化して専門的な治療や取り組みを行っているため、スタッフは小児科でずっと働きたいというナースばかりです。

そのうえ、雇用条件がよく福利厚生も充実していますから辞める方は少なく、一方で希望者は多いので競争率がとても高くなっています。

競争率が高い小児科への転職を希望される方は、まず総合病院の小児科病棟で経験を積んでおくことをおすすめします。

転職先の小児科医もチェックが必要?!

他の科でも言えることですが小児科は特に、在籍している医師により取り組みや治療方針が左右されます。

転職先を決める場合は、勤務している医師のバックボーン(得意な分野や出身大学病院)を見て判断することが重要ですが、求人内容だけではわからないので転職コンサルタントから情報を集めることが大切です。

転職コンサルタントは病院の内部事情を詳しく知っているので、医者の性格から病院の雰囲気まで様々なことを知ることができます。

また転職サイトの中には、転職支援金を支給してくれるところもあるので確認してみましょう。

小児科看護師のメリット・デメリットとは

小児科看護師のメリットは?

病気のつらさや痛み、不安から表情を失っていた子どもたちが、笑顔で病院を離れるとき、小児科看護師の大きなやりがいが感じられます。

子ども以上に精神的な重圧に苦しめられていた親から、感謝のことばを受け取ったとき、家族の幸せに貢献する満足感も得られるでしょう。

小児科看護師のデメリットは?

小児科看護師のデメリットとしてよくあげられるのが、「他の診療科に比べ、看護師が行える医療処置が少なく、技術が磨けない」ということです。

採血や点滴、注射など、一般の診療科では看護師がメインで行っている処置です。

しかし、小児科の場合、難易度の高さから医師がメインで行うことが多く、看護師が行う場合にはある程度の経験がある看護師のみとなっていることもあります。

看護師として取得したいこれらの技術経験が不足しているため、将来小児科以外に行きたいと思った時に、それらの技術の習得からしなくてはならず、他の看護師に比べ遅れをとってしまうというデメリットがあります。

子ども好き故の医療処置への辛さや患児の家族への対応の難しさ、そして医療技術が遅れてしまうというデメリットから、小児科看護師を敬遠してしまうという方もいらっしゃるのが現実となっています。

小児科看護師の給料っていくら?

小児科看護師としての給料は、他の診療科と大差はありません

厚生労働省の調査によると、看護師全体の年収は460万~70万円前後で推移しており、労働者全体の年収に比べると、常に10~20万円ほど高く推移しています。

この金額を見ると、看護師の年収はとても良いように感じてしまいます。

しかし、この額はあくまで看護師全体の金額を比較したものであるため、実際の看護師の給料は病院の規模や地域によって大きく変動します。

特に都心の大学病院や大きい総合病院では給料は高めな一方、地方のクリニックなどでは給料は低めという傾向にあります。

そのため、小児科の経験がない中で給料の良い求人を探す場合は、地方ではなく都心に絞って求人を探すと希望にあった求人が見つけやすくなります。

中には地方でも給与条件の良い小児専門クリニックといった求人はありますが、そういったところでは小児科の勤務経験がないと採用されないというケースもあるため、注意が必要です。

小児科看護師は求人数そのものが少ないため、少ない求人からさらに給料などの条件が良い職場を探すとなると、求められるスキルや知識、経験なども高くなると考えたほうがよいでしょう。

年次や役職で給料はどう変わる?

一般的に初任給は良いけれど、その後の昇給がしにくいとされている看護師。それは小児科でも例外ではありません。

総合病院などでは、「役職についたことで残業代が付かなくなり、夜勤回数も減ったので、給与額が増えるどころかむしろ若干下がった」という意見もあるほどです。

しかし、小児科看護の場合、年次や役職によって確実に昇給が期待できる職場があります。それは、公立の「こども病院」です。

公立の病院に就職することができれば、身分は公務員となり、規則に従って昇給を見込めます。

公務員の条件下で昇給額が決まるため、長く勤めれば務めるほど、昇給額はUPしますし、役職に就くことでさらに役職手当ももらうことができます。

公立病院では一定の年齢制限を設けているところがほとんどなので、公立のこども病院への転職を希望している場合は、転職サイトなどを活用し、確実な情報を集められることをお勧めします。

小児科看護師になるなら大学病院や総合病院へ!

急性期病院では、内科や外科のみで小児科を開設していない病院が多いようです。

これは先ほども述べたように、小児科医になる医師が少なくなっていることや、夜間の救急に対応できる体制を整えることが難しいためです。

外来には小児科があっても小児科病棟がない病院も多いのです。ですから小児科病棟で勤務したい場合は、総合病院や大学病院へ転職し、小児科への配属を希望することが1番のようです。

小児科の中でもNICUや小児外科など、より専門的な分野を希望する場合も、それらの部門がある大学病院や総合病院に常勤することが重要です。

転職後すぐに、希望通り小児科に配属されるかどうかはわかりませんので、その点も十分考慮が必要です。

もし小児科以外の科に配属されたとしても、そこでの経験は必ず小児科で働くときに生きてきますからあまりあせらなくてもいいかもしれません。

面接時にしっかり自分の希望や志望動機を伝えましょう。

小児科看護師の勤務形態

大病院の場合は、小児科も他の病棟とあまり違いはありません。日勤・夜勤の勤務シフトがあります。小児科クリニックでは病院設備のないところも多く、夜勤や当直はありません。

小児科クリニックでは、お昼休みを長く取って午後の診療開始時間をあえて遅くする傾向があります。

学校から帰ってから通院することへの配慮の他、子どもの発熱が夕方や夜に多いのがその理由とされます。

そのため、他の診療科よりも夜遅くまで開けていたり、残業が発生したりする可能性があります。大規模な病院の求人は、ほとんどフルタイムの正社員です。

夜勤に対応できる人材が求められます。夜勤専従の看護師の募集は、比較的多くあります。

総合病院などで日勤でのパート看護師の求人を探すのは、シーズンによる繁忙期以外、少し難しいかもしれません。

逆に小児科クリニックの場合では、パート求人も良く見られます。家庭と両立したい人や、ブランク後の再就職先を探している人でも、応募先に困ることはなさそうです。

小児科看護師の持っておくと有利な資格

小児看護専門看護師

小児科に特化した資格としては、小児看護専門看護師がありますが、こちらは小児看護が3年以上なければ取得できない難関です。

これから小児科への転職を果たしたいという場合には、業務上のより高次な知識として、関連性のある資格が有利に働きます。

小児アレルギーエデュケーター

小児アレルギーエデュケーターは、小児アレルギーに悩む患者と家族に対して、適切なケアのためのアドバイスを行います。

食べ物、有害物質、化学薬品・繊維などあらゆるものがアレルギーの原因とされる現代で、通常の生活が送るのも困難な子どもが増加しています。

専門的な知識をもった看護師ならば、どこの小児科クリニックでも重宝されるでしょう。

3学会合同呼吸療法認定士

3学会合同呼吸療法認定士は、日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会が認定する資格で、保有者は呼吸器療法のスペシャリストとして認められます。

呼吸法はウィルスや感染症に深く関わっていることがわかってきています。子どもたちの健康を管理するうえで、親である大人たちを指導・教育していくことが大切です。

小児科は総合的な診療科です。観察力や異変を察知する能力も、現場では役立ちます。皮膚の状態から様子の変化を見抜いたり、眼球の色から血液異常を察したりできる看護師もいます。

資格だけではなく、これまでの経験値から得た知見をアピールすることで、小児科への転職を有利にするポイントが生まれます。

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