[ 記事作成日時 : 2017年6月12日 ]
[ 最終更新日 : 2020年4月2日 ]

学校保健室で養護教諭として働く看護師の給与

保健室で働く看護師

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「養護教諭の給料って高いのかな?」

「養護教諭って働く場所によって給料はどのくらい違うの?」

「年次や役職が変わると給料は上がるのかな?」

学校の先生として働く姿にあこがれる看護師は多いと思います。働き方や業務内容もさまざまで、公立か私立、正規採用か臨時教員かによっても違ってきます。このページでは、養護教諭の給料について詳しく説明します。

      
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養護教諭の給料について

養護教諭として入職後間もない頃の年収は300万円を少し上回る程度というのが一般的ですが、年齢やキャリアを重ねることによって年収が700万円前後にまで上がるケースもあります。

所持免許が1種か2種かによっても、具体的な給与の金額や賞与・昇給などの待遇に違いがみられますが、養護教諭の給料が常に安定した水準にあることは間違いないようです。

また、養護教諭の給料は勤務する学校が公立か私立か、正規採用か臨時教員かによって異なってきます。

たとえば、公立の学校に正規採用されて赴任する場合、地方公務員法という規定に従った給与支給となります。

その内訳には、給料月額・教職調整額・地域手当・義務教育等教員特別手当などがあり、その他に扶養手当・住居手当・通勤手当と、期末・勤勉手当といわれるボーナスが支給されます。

看護師・保健師・養護教諭ではどの職が年収が高いの?

看護師、保健師、養護教諭の平均年収比較では、養護教諭の年収が約620万円ともっとも高く、次いで保健師約530万円、看護師約480万円となっています。

養護教諭の場合、看護師免許と教員免許の両方の取得が必要で、公立の学校で働くと身分は公務員となります。

養護教諭は看護師と比べて全体の人数が少なく、学校以外の施設での採用がありません。看護師のように施設による収入の格差が少ないのも、平均年収が高水準となる理由です。

また保健師も看護師資格にプラスして保健師の資格が必要です。民間施設でも求人があるため、養護教諭よりは働く場所が多岐にわたるものの、看護師と比べると職場に限りがあります。

3つの職業を比較した場合、資格取得の難易度が収入の差につながっていると考えて良いようです。

正規採用か臨時教員では給料はどの程度変わるの?

正規採用の養護教諭の平均年収が600万円を超えるのに対し、臨時教員では300万円前後に留まります。

臨時教員はその名称のとおり、常勤教諭の一時的な代役にすぎず、人によって勤務体制が異なり、働く期間も一定ではありません。

そのため、給与は月給制ではなく、時給換算で支払われます。

基本的には常勤のような手当加算がされないため、手取り額に大きな差が生じます。

正規採用の月額給与は30~40万円なのに対し、臨時教員では20~25万円前後が相場となっています。

養護教諭の給料は条件で差が出るの?

小学・中学・高校の教師の給料の差

養護教諭も教員として扱われるため、給料は勤務先の学校の種類により異なります。

小学・中学・高校のそれぞれの教員の年収は、小学校が356.4万円、中学校では335.9万円、高校では332.2万円です。

ただし、この数値には、代理教員や補助教員など非正規の雇用形態で働く教員の年収も含まれています。

正規雇用のみで見ると、小学校が400.6万円、中学校が406.4万円、高校では409.5万円となっています。

平均月収では、小学校教員が約33.2万円、中学校では約34.0万円、高校では約35.8万円です。

正規雇用であれば若干の差ではありますが、高校の教師の収入がもっとも高くなります。

エリアによって給料に差が出るの?

教員の給料は、基本的には地方公務員と同等の水準と考えて良いでしょう。

公務員報酬は、各エリアの平均的な収入を考慮して決定されています。

養護教諭の平均年収では、東京がもっとも高く約870万円、次いで大阪が約750万円、神奈川・愛知が約680万円です。

もっとも低いエリアは沖縄や九州、東北の一部で、平均年収が500万円弱となっています。

東京・大阪以外でのエリアで突出したところは見られず、首都圏近郊を含め、500万円台後半から600万円台前半が多数を占めています。

エリアによって違いはあるものの、一般的な労働者の全国平均450万円と比較すると、養護教諭の給料は全国的に高めだといって間違いないでしょう。

学校保健室勤務の特徴

養護教諭と比較されるが学校保健室勤務です。そこで、ここでは学校保健室の特徴をまとめてみました。

命と直接向き合う緊張感から解放される

看護師の仕事は、一つ間違えば患者の命を脅かす危険性のある非常にプレッシャーのかかる仕事内容となります。

病院勤めをしていた看護師が、第二の職場として学校の保健室を選ぶ場合がありますが、それは、命と直接向き合う緊張感から解放されることを望む気持ちの顕れでもあるようです。

一定の生活リズムを保てる

学校の保健室は、朝出勤して夕方帰宅するという一定の生活リズムを保てることでも、看護師にとっては魅力的な職場となっています。

倍率が高く、非常勤かアルバイトといった雇用形態がほとんど

求人数はそれほど多くないとしても、看護師を募集している学校はありますが、人気がある分倍率も高いうえに、非常勤かアルバイトといった雇用形態がほとんどという実状もあります。

学校の保健室で、看護師が本来得られるはずの平均的な相場に近い収入を得ようとした場合、やはり養護教諭の資格取得を視野に入れる必要があります。

養護教諭になるまでの道のり

大学を除く小学校・中学校・高校で保健室の先生として働くためには、看護師の資格以外に、教育という要素を含んだ養護教諭の資格が必要です。

養護教諭には、1種免許と2種免許という2種類の資格があります。

1種免許
保健師もしくは看護師で、文部科学省が定める養成施設か大学の養護教員養成学部において所定の単位を修得した人に授与されます。
2種免許
認可を受けた短大や専門学校を卒業した人もしくは保健師の資格を持った人で、文部科学省が定める必要単位を修了し各都道府県の教育委員会へ申請することで取得できます。

給料の条件がいい養護教諭の求人を探すには?

いずれかの免許を取得したのちも、高い倍率を通過しなければなりません。

人気が高い求人だからこそ、早い段階で情報収集をする必要があります。

ただ、調べる時間や求人募集が出たタイミングを逐一確認することは、忙しい看護師にとってとても大変なことです。

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この記事のまとめ
  • 養護教諭の給料は入職後間もない頃の年収は300万円を少し上回る程度
  • 養護教諭として働くには、1種免許または2種免許の資格が必要
  • 養護教諭の求人情報は看護師転職サイトで確認がオススメ

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