看護師免許の正式名称や取得日の書き方は?履歴書作成時の基本マナー

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履歴書は採用に至るまでの難関を突破する、最初のステップです。

書類選考で落とされてしまうと、何も進みません。しかし看護師としてのキャリアが長くても、履歴書の書き方がわからないという人は少なくないようです。

ここでは転職に向けた履歴書作成のポイントと、提出する際のマナーについて解説していきましょう。

履歴書作成の基本的知識

履歴書用紙は何を使う?

履歴書を作成するときにまず準備するのは用紙ですが、実は履歴書用紙にもさまざまな種類があります。

もっとも普及しているJIS規格の履歴書用紙は、「日本工業規格」という国が標準化した形式です。学歴・職歴欄が多めで、自己PRなどの欄の部分が少なめになっています。

職歴など社会経験な豊富な人向きで、応募企業によってはJIS規格の履歴書を推奨している場合もあります。

転職用の履歴書用紙には、退職理由の欄があるのも特徴です。転職回数が多いのであれば、こちらを選択すると良いでしょう。職務経歴書がセットになっているタイプのものもあります。

履歴書用紙を自作する

応募する施設で特に指定がなければ、インターネットからテンプレートをダウンロードすることもできます。

テンプレートを使えば、履歴書用紙を購入しに行く暇がないというときでも、すぐに履歴書作成に取り掛かることができます。

送付状についても様式が提供されているので、あわせて印刷しておくと便利です。

履歴書を書く前の心得

履歴書は個人から応募企業に宛てるフォーマルな文書と考えてください。

応募先が最初にその人物を評価する材料とするのは応募書類だけです。どれほど優れた人材であっても、しっかりと書類作成がされていなければ選考を通過できません。

履歴書は個人情報を記載したプロフィールのようなものですが、自分の人物像を印象良く伝えるためにも、マナーに従った履歴書作成をしていきましょう。

履歴作成は余裕をもって行う

提出するぎりぎりになって慌てて作成すると、誤字や脱字、文字のゆがみなどが発生しやすくなります。ミスなく仕上げるためにも、十分な時間をもって取り組むようにしてください。

応募する施設に合わせた内容を考えておく

基本的に履歴書にはこれまでの職歴をすべて記載していきますが、その中でも応募先の施設が何を重視するのかで強調すべき点が変わってきます。

キャリアの棚卸をしながら、志望動機や自己PRにつながりそうな要点をまとめておくと、履歴書の作成がスムーズになります。

履歴書作成のマナー

履歴書作成はパソコンでもOK?

履歴書の作成にあたっては、手書きかパソコンかで悩む人も多いようです。特に字に自信がない人は、きれいに見える印字の方が良いのでは?と考えてしまいます。

現在の社会では基本的にはどちらでも問題ないとされていますが、やはり主流は手書きです。

IT企業などごく一部の応募先では、パソコンでの作成を歓迎しているようですが、看護師については手書きが無難です。

職務経歴書に関しては、記載する分量も多く、訂正しやすいという点からパソコンでの作成が一般的になっています。

文字から人となりを見るという観点などからも、履歴書は手書きが好まれているようです。

筆記用具にも気を配る

手書きの場合の筆記用具は、基本的には黒のボールペンが良いでしょう。滲んだりかすれたりせずに、読みやすい文字が書けるものを選んでください。

鉛筆やシャープペンシル、消せるタイプのボールペンなどは使用しないようにしてください。

修正テープ、修正ペンはNG

先ほど述べたように、履歴書はフォーマルな文書として扱われます。間違えた箇所があっても修正ペンや修正テープを使わず、書き直ししなければなりません。

二重線による訂正も不可です。全面的な書き直しを極力避けるためにも、印鑑は最初に押しておくことをおすすめします。

せっかく美しく記載できたのに、印鑑で失敗してしまうと苦労が水の泡になりかねません。

和暦・西暦を統一

慣例的には履歴書の年号は、和暦で統一するのが一般的です。

場合によっては西暦を使うことがあるかもしれませんが、その際には必ず統一するようにしてください。

略字を使わない

住所・氏名はもちろんですが、文面全体に略字を使わないようにします。

住所は住民票に記載されている通りに、番地までしっかりと記載しましょう。読みやすい楷書で正しく書くことが大切です。

行頭をそろえて美しく

文字は項目ごとに必要な大きさに揃うように心がけてください。

行頭は段落ごとに揃えます。文頭の一文字だけを下げるとかえってばらついて見えるため、履歴書では必要ありません。

写真は第一印象を決める

採用担当者は履歴書の写真を本人が思う以上によく見ているものです。間に合わせの写真ではなく、履歴書用の写真を準備しましょう。

履歴書の写真撮影の際は、新卒であれば襟付きシャツにスーツが基本ですが、転職をする場合でも最低限、ジャケットは着用しましょう。

シャツの白い襟が出ている方が、顔回りが明るく見えます。

できればスピード写真ではなく、写真館で撮影してもらった方が良い印象を与えます。後悔しないためにも、必要な経費だと割り切りましょう。

履歴書に合ったサイズを用意し、写真はラインに合わせて剥がれ落ちることのないようにしっかりと貼り付けます。

見直しは必須

これでできた!と慌ててポストに入れるのは、重大なミスの基です。出来上がった履歴書は複数回じっくりと見直しましょう。

応募先の施設にマッチした内容か、担当者に自身を理解してもらえるかどうかも考えてみてください。小さなミスでも看護師としての仕事に対する姿勢が想像され、悪い印象を与えかねません。

最後まで気を抜かずに、他人の目でチェックしてみることが重要です。

悩みその1. 看護師の志望動機

志望動機の役割

履歴書の欄の中で頭を抱えるのが、志望動機です。

なぜその施設に応募したのかが明確でないと、「どこでも良い」「条件が良かったから」といったイメージを持たれるかもしれません。

志望動機は「星の数ほどある看護師求人の中から、なぜここで働きたいと思ったのか?」という採用側がもっとも気になる部分です。

書き方ひとつで看護師としての働く意欲が疑われたり、反対に好印象を与えるきっかけとなります。いくつかのケースについて、例文を見ていきましょう。

ブランクのある看護師の志望動機

私は看護師として○○病院に2年間勤務いたしました。

出産を機に退職し、子育てに専念しておりましたが、子育てが一段落した後は看護師として復職したいと常に考えておりました。

貴院におかれましては、在宅復帰に向けた取り組みに力を入れているとのことで、是非スタッフの一員として働きたいと思い志望いたしました。

医療の進歩を考えれば10年問のブランクは大変大きく、身につけるべきことがたくさんあると存じますが、真摯に取り組んでまいりたいと思います。

また、母として、妻・嫁としての経験を看護の中で生かしていきたいと考えております。

介護系施設への志望動機

看護師として働く中で、必要最低限の抑制を行わなくてはいけないことに対し、疑問を持っていました。

その中で、貴社で掲げている「抑制ゼロの介護」という方針を拝見して、ぜひこの職場で働きたいと思いました。

自分の理想としている「抑制ゼロ」を目指して、他職種の方とも連携を図り、よりよい介護の現場を作っていけたらと考えています。

小児科への志望動機

子育てをしていく中で、小児科を受診する機会が多くありました。

その中で、小児科の看護師の方がそれぞれの発達段階に合わせた対応をしていらっしゃるのを体験しました。

今まで患者さん一人ひとりに合わせた看護を提供しているつもりでしたが、小児では成長発達も加味したうえでの対応が求められることを感じました。

看護師としてより成長するためにも、小児看護を経験したいと考えるようになりました。

貴院では特に教育に注力されているということを知り、15年の看護師キャリアを生かしつつ、小児分野ではまた一から勉強していけるのではと考え、貴院を志望しました。

志望動機では自分が望む未来を叶えながら、その施設の戦力となれる可能性を伝えるような書き方をすることが望まれます。

自己PRをもとに志望動機を作成した方が、志望動機により説得力を持たせることができるでしょう。

悩みその2. 看護師の自己PR

自己PRって何?

自己PRでは、「この人材を雇用するとうちの病院に役立ってもらえるだろう」と思われることを目的としています。

日本人の気質として自分をアピールするのは苦手、というタイプが多いようですが、履歴書はたくさんの求職者の中でいかに差別化できるかを考えて作成しなければなりません。

もっとも大切なのは、志望動機との連動を図ることです。

例えば自己PRで「一人ひとりの患者とじっくり向き合うのが得意」と言っていながら、急性期病院の救急を志望しているようでは、理屈が合いません。

自己PRでは過去の経験やそこから得られたスキルや評価について具体的なエピソードを添えながら、「だからこちらに応募しました」という結論に説得力を与えるように考えていきます。

自己PRで避けたいこと

良いことばかりを書く

自己PRは応募先に納得してもらえなければ、意味がありません。イメージの良いことだらけで何の根拠も示されていないと、真実味がなく信用してもらえません。

挫折や失敗などにもふれながら、今日得たスキルに言及していきます。

具体性がない

看護師で「何でもできます」と書く人はいないと思いますが、根拠のないアピールでは説得力に欠けます。

これまで経験のない分野でも、向学心についてのエピソードを入れることで、採用される可能性が高くなります。アピールしたいことに関連する具体的な例を入れておきましょう。

施設側が求めている看護師像を知らない

チーム医療を必要とする施設なのに、協調性のあるエピソードがない。非常に忙しい部署なのに、体力的な面で不安を感じさせる。

そのような状態では、採用されることは難しいでしょう。自己PRでもっとも大切なのは、応募先が求める人材との適合性です。

どのような看護師像であれば採用率が上げられるのか、事前の研究が必要です。

看護師の自己PRの事例

看護師の自己PRの具体的な事例について紹介しておきましょう。

緩和ケアへの転職

がん患者の多い急性期病院に長く勤めていましたが、終末期の患者さんに多く携わるうち、緩和ケアに興味を持つようになりました。

セミナーや勉強会に自発的に出席し、自分なりに理解を深めてきたつもりです。

前職では患者さんやそのご家族の気持ちに寄り添い、出来る限りのケアに当たるように心がけてきました。

ありがたいことに数多くの御礼の言葉やお手紙をいただき、今も看護師として働く支えになっています。

このたび、ホスピス病棟のある病院への転職を希望し、 緩和ケアに力を入れている貴院でさらに看護師として成長していけたらと考えております。

教育関連の経験を活かす例

私は循環器科の看護師として働きながら、プリセプター制度の施行に携わってきました。直接指導をするほか、全体的なチームリーダーとして統括的な役割を担いました。

また専門教育についても、人工呼吸器等の機器を安全に取扱うための講習会、呼吸不全についての研修会などを積極的に開催し、看護ケアの向上に努めました。

こうした経験を通じ、教育・指導、マネジメントについて自信を深めてまいりました。

スタッフの育成に力を注いでおられる貴院にて、十分な貢献ができるかと存じます。

履歴書を提出するときのマナーと確認ポイント

履歴書を郵送するときのマナー

履歴書を完成させた後、提出する際にもマナーから外れないような配慮が必要です。

履歴書は正式には折り目をつけずに渡すため、広げたままで封入できるサイズの封筒を選んでください。

履歴書はB5サイズが一般的ですが、職務経歴書はA4で作成することが多いため、どちらも折らずに入れられる角形A4号、角形20号、角形2号が適切です。

色付きの封筒ではなく、白色を用意しましょう。

応募書類は求人情報内に記載されている宛先に送ります。このとき住所は都道府県から記入し、番地は省略せず、記載通りに書くようにします。

人事・採用担当者名がわかっている場合は、個人宛となるため「〇〇様」と書きます。施設や担当部署宛ての場合には、「御中」を使います。

左下に赤字で「履歴書在中」または「応募書類在中」と記載します。

書類は「添え状(送付状)、履歴書、職務経歴所」の順に重ね、クリアファイルに入れてから封筒に入れるようにしましょう。

天候による汚れを避けられ、採用担当者が確認しやすくなります。

応募書類を投函する前に、再度切手の貼り忘れや料金不足がないことを確認しておきましょう。不安な場合は、郵便窓口を利用することをおすすめします。

履歴書を持参する場合のマナー

持参して履歴書を直接手渡す場合に添え状は不要です。また封筒の表面には住所は記載せず、「履歴書在中」「応募書類在中」だけを記載するようにしてください。

履歴書の日付は持参する当日の日付にします。持参する場合には、予め担当者の在籍を確認するようにしておくと丁寧な姿勢が印象付けられます。

封筒をかばんに入れる際は、外側にさらにファイルでカバーしておくと、封筒の端が丸まったり折れ曲がったりするのを防げます。

担当者に手渡す際には「〇〇と申します。本日は応募書類を持参いたしました。よろしくお願いいたします。」などの挨拶を告げ、訪問の意図を明確にしてから依頼するようにします。

看護師の履歴書作成で迷ったらプロの活用を

履歴書作成、送付または持参のときからすでに採用への行動が始まります。

しかし自己流ではどうしても不安に感じるという人もいるでしょう。転職が初めてあればなおさら、新卒との違いに戸惑うことが多いものです。

転職活動のすべてをバックアップしてくれる看護師専門の転職サイトを活用すれば、履歴書の作成やマナーについての心配も軽減できます。

経験豊かなアドバイザーが、応募施設に合わせた書類作成を指導・添削してくれるでしょう。

履歴書作成に今ひとつ自身が持てないと感じたら、ぜひ転職サイトに登録してサポートを受けることをおすすめします。

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