クリニック看護師求人を徹底解説!好条件を見分ける7項目と給与事情

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「夜勤がある職場は辛いので、クリニックの看護師求人を探したい」

「クリニック看護師として働きたいけど、どんな求人があるのかな?」

夜勤や急変が少なく、ゆとりを持って働けるクリニックの看護師は人気の求人です。しかし病棟から転職する場合は、自分にあった条件のよい職場を選ばないと、働き方のギャップに悩むことになってしまうかもしれません。

事前にしっかりと知識を得るために、クリニックで働く看護師の仕事内容と収入、メリットやデメリット、求人票には載っていないチェックすべき条件について詳しく見ていきましょう。

クリニックの給料事情!病院との差額は約10万円!?

日勤中心のクリニックは平均値より低め

夜勤をこなす病院勤務に比べ、クリニックの給料は低めといわれます。実際にはどのくらいの差があるのでしょうか。

クリニックで働く看護師の給与額は約25万円、平均年収は約300万~400万円です。

厚生労働省のデータでは看護師全体の月の平均給与は約32万円、平均年収は約475万円なので、クリニックの看護師の給与額は平均よりも7万円ほど低いです。

勤続10年の看護師の基本給平均は23~25万円程度(看護協会調べ)で、クリニックもそれほど変わりません。

ですが、看護師の給与の中で大きな割合を占めている月7~8万円ほどの夜勤手当や時間外労働手当の上乗せがないため、クリニックの給料がその分低くなるのです。

  • クリニックと大学病院それぞれの平均月収
  • 施設 平均給与
    クリニック 25.5万円
    大学病院 35.2万円

    クリニックの種類によっては高額収入も

    病院よりも給与が低いといわれるクリニックですが、勤めるクリニックの種類によっては高額の収入を得られることもあります。

    例えば美容整形外科の看護師の平均年収は450万~500万円と、病院の看護師と変わりません。月額給与が50万円以上という求人も珍しくないようです。

    日勤のみで残業もほとんどなく、高額な給与がもらえる背景には、保険適用外の自由診療という事情があります。

    こうした施術については、料金が一律ではなく、クリニックによって料金体系が変わります。

    ただし、美容クリニックの中にはインセンティブ制度(報奨金制度)を設けていてノルマがある場合もあるので、応募する際には給料制度の細かい部分についても確認しておきましょう。

    美容クリニックは高給でもノルマあり!?美容クリニック看護師の求人と仕事内容

    ほかにも漢方を使った治療を行うクリニックや、産前産後の施設を併設するクリニックなど、クリニック勤務でも高額な収入が期待できる施設は探せばまだまだ見つかりそうです。

    クリニックで働く看護師の仕事内容

    クリニック看護師の仕事内容

    基本は病院と変わらない

    クリニックはいわゆる「かかりつけ医」「ホームドクター」と呼ばれる位置づけです。大規模な病院のような設備や医療機器はありませんが、看護師が行う仕事内容自体は普通の病院と変わりません。

    具体的には、問診やバイタル測定のほか心電図測定やレントゲン画像の現像、点滴、注射、検査の説明など医師の指示を受けた医療行為や診療補助を行います。

    病院と違うのは、看護師の数が少ないため受け持つ仕事が多岐にわたることと、患者との距離が非常に近くなることです。

    地域の患者が多数を占めるため、お互いに顔見知りとなり、関係性が深まります。家庭環境まで把握した上での、個別のアドバイスや生活指導の機会も多くなります。

    そもそも、病院とクリニックの違いとは?

    専門科目により業務内容が変わる

    クリニックでは総合的な診療ではなく、内科や皮膚科、耳鼻科、眼科、泌尿器科、小児科などの専門科目を扱っています。

    そのため診療内容によって、看護師の仕事内容もある程度決まっていきます。

    診療科目によっては、注射や点滴などの医療行為が少なくなる一方で、部位に特化した知識を新しく身につける必要が出てきます。

    大規模な病院であれば、内部で診療科を移動することもありますが、クリニックは常時同じ診療内容となります。

    転職をしようとする際に、そのクリニックが専門とする診療科での経験があまりないときには、事前に看護師がどのような業務を行うのかをよく確認しておくと安心です。

    クリニックの福利厚生・社会保険・休暇

    クリニックの休日

    クリニックの福利厚生

    福利厚生には、社会保険への加入など法律で定められた法定福利と、住居補助やレクリエーションなど経営者側が任意で定める法定外福利との2つがあります。

    大規模な病院では当たり前についていた福利厚生が、クリニックに転職したらまったくなかったということは大いにありうることです。

    例えば通勤手当や住居手当は、個人経営のクリニックの場合、設定されていないことがよくあります

    クリニックの経営規模にもよりますが、雇用されている看護師の人数などを確認しておけば、福利厚生についてもある程度は推測できます。

    最近では個人経営のクリニックでも、安価で加入できる福利厚生サービスを利用しているところもあります。新しい考え方をする経営者であれば、雇用する看護師のニーズに対応してくれる可能性があります。

    クリニックの社会保険

    クリニックの社会保険は、普通の会社とは扱いが異なっています。

    医療法人化されている場合には、健康保険・厚生年金保険の加入が義務付けられています。

    個人医院であっても常時5人以上の従業員を雇用している場合には、必ず社会保険に加入する義務があります。

    従業員が5人以下である場合には、国民健康保険・国民年金への加入となります。

    ただし常時5人未満の個人医院でも、従業員の同意があれば「任意適用事業所」として社会保険に加入することが可能です。

    看護師特有の保険としては業務上の賠償事故に備えた看護職賠償責任保険や、看護師自身の怪我に対する補償を行う普通傷害保険などもありますが、小規模のクリニックで重症患者を扱うことがなく、危険を伴う作業がない場合にはほとんど加入がみられません。

    クリニックの休日

    クリニックの求人情報では、休日については土日祝日休み、完全週休2日制などという記載がされています。

    クリニックによっては土日を開けて、平日に休業するという方針のところもありますが、個人経営の一般的な診療科ではカレンダー通りとしているクリニックが多いです。

    ただし美容整形などやや特殊なクリニックでは、あえて土日祝日も開業しているケースが見られます。

    休日とは労働義務をもたない日のことで、法定休日と法定外休日の2種類があります。

    法律では1週間に1日、4週で4日間の休日を与えることが義務付けられており、法定休日に労働させる場合には35%の賃金が割増されます。

    クリニックの休暇

    年末年始や夏季休暇、育児休暇といった休暇制度は、法で定められているわけではなくクリニック独自で設定するものです。

    労働基準法で定める有給休暇は、6ヶ月以上の雇用の継続があればその期間によって定められた日数分が与えられます。

    ただし有給休暇の取りやすさについては、クリニックにより差が出ます

    働いているスタッフの人数や、クリニック内の雰囲気、周囲の有給の消化状況によっては、取得の権利があるとわかっていても、なかなか取りづらいこともあるようです。

    クリニックで働くメリットとデメリット

    クリニックで働くメリット

    実際にクリニックで働いている看護師が、感じているメリットには次のようなものがあります。

    • 夜勤やシフト制がないので身体的に楽
    • 残業が少ない
    • 仕事量と作業の重さのわりには給与がいい
    • 急変する患者や重症患者の扱いがなく精神的に楽
    • 連休が取りやすい
    • 年末年始、夏季休暇が長い

    クリニックにもよりますが、病院よりもゆとりをもって働ける環境であることが多いです。

    心身ともに疲労感が少なく、特に命にかかわる状況がないため、精神的な負担がありません。

    病院に比べると給料は下がる傾向がありますが、こうした働きやすさを考慮すると妥当であると感じられる方が多いです。

    さらに、個人経営のクリニックでは、年末年始など社会の動きに合わせて休業し、比較的長い休暇を取ることができます。

    クリニックで働くデメリット

    一方で小規模なクリニックだからこそのデメリットもあります。

    • ワンマンな経営者が多い
    • 人間関係の密度が濃い
    • 仕事がマンネリ化しやすい
    • 雑用が多い
    • 一人でこなす業務が多い

    個人経営の場合、トップの意思ひとつで大幅に方向性が変わります。院長の機嫌ひとつで雰囲気が左右されるという声も良く聞かれます。

    少人数の職場はアットホームではありますが、良くも悪くも人間関係の密度が濃くなります。順調にいっていれば問題ありませんが、トラブルが起きたときには勤めづらくなる可能性もあります。

    病院のようにさまざまな症例に遭遇することも少なく、決まった仕事をしていればそれほど困ることはありません。

    ただし、新しい技術の進歩や最先端医療の知識に触れる機会は、ほぼないと言えます。待合室の清掃など、看護師としての業務以外の仕事が多いのもクリニックの特徴です。

    また、看護師が1人しかいないというクリニックもあり、責任をもってすべての業務をこなすことが求められるケースもあります。

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    クリニックに向く看護師・求められる資質

    コミュニケーション好きならば重宝される

    看護師はコミュニケーション能力と、鋭い観察眼が求められる職業ですが、クリニックでは特に患者との距離を縮められるタイプの看護師が重宝されます

    医師と二人三脚で患者に対応する場面も多く、医師と患者の橋渡し役が期待されることもしばしばです。

    人数が少ない場所だけに、一人の在り方が周囲の雰囲気に大きな影響を与えます。

    病院のように緊迫感のある場面がほとんどないため、あまり神経質にならず、常に笑顔でコンタクトを取りながら、必要な業務をこなしていける性格であればクリニック向きと言えるでしょう。

    クリニック向きのオールマイティ型

    クリニックでは少ない人数でさまざまな業務をこなしていかなければなりません。

    器用になんでもこなせるオールマイティ型でなければ、日々の業務がたまってしまいます。

    ほかに頼る人がいない環境で働くことも多く、自身で経験や知識からやるべきことを探り当てる柔軟性も必要とされます。

    反対に、専門分野を極めたいというタイプでは、クリニックの場合は物足りなさを感じてしまうでしょう。

    ひとつのことにこだわる研究者タイプではなく、幅広い知識に対する興味をもてる看護師が、クリニックの仕事に向いています

    クリニック看護師求人の探し方:チェックすべき7つの項目

    「クリニックで働こう」と考えた場合には、まず同じクリニックでも業態や経営状況の違いがあることを理解する必要があります。

    クリニックに求めるものが、日勤で残業がないという働き方であれば、そこに関連する以下の7つのポイントを重点的にチェックして見落とさないようにしましょう。

    1. 有床/無床
    2. 予約制かどうか
    3. 勤務時間
    4. 開業日・休診日
    5. クリニックの規模と看護師数
    6. 年間休日日数
    7. 福利厚生の内容

    この6つの項目は、残業が少ない、休みが多いといった条件の良いクリニック看護師求人を探す際の指標になります。

    夜勤なし、早く帰れる(残業の少ない)クリニックを探す

    夜勤や残業については、求人票に「日勤のみ」「残業少なめ」「残業月10時間以下」といった記載があるので、目安にすることができます。

    クリニックの中には有床のところもあり、その場合は夜勤があることもあるので注意が必要です。

    残業時間については、以下の点にも注目しましょう。

    予約制
    予約制でない場合、受付終了間際に患者が駆け込みで来院し、残業になることも想定できる
    勤務時間
    お昼休みが1時間以上あったり、営業開始時間が遅いクリニックなどは、その分業務終了時間が遅くなるので注意

    なお、残業代の支給があるかどうかも大事なポイントです。

    求人票に「15分単位で支給」などと支給条件が記されていれば安心ですが、明記されていないことも少なくないため、その場合には確認が必要です。

    「サービス残業が当たり前だった」「残業代を申請したら怒られた」と嘆くことにならないよう、残業時間や残業代に関しては求人情報を掲載している転職サイトに問い合わせてみましょう

    ポイント2.しっかり休めるクリニックを探す

    転職後に「意外と休みが少なくて大変…」とならないためにも、求人票の休日日数は必ずチェックしたい項目です。

    一般的に、土・日・祝日がほぼ休める年間休日日数は「120日」と言われています。そのため「年間休日日数120日以上」の記載がある求人は、比較的休みが多い職場と言えるでしょう。

    また、年間休日日数以外にも、以下の項目も見ておきましょう。

    開業日・休診日
    なかには「日祝休み」「水・日・祝休み」と独自に休診日を設定しているクリニックも
    クリニックの規模と看護師数
    クリニックの規模に対して看護師の人数が少なければ、休みを取りにくい可能性がある
    福利厚生(休暇の有無)
    年末年始や夏季休暇などがあるかどうか

    クリニックへの転職を成功させるコツ

    クリニックへの転職を成功させるためには、希望するクリニックの実情を知っておくことも大事です。ただし、そうした実情は求人票に記載されていないため、自分で情報を取りに行く必要があります。

    知っておきたいクリニックの人間関係

    クリニックで働く看護師の多くは「人間関係が第一!」と口を揃えます。なぜならクリニックは、看護師同士はもちろん、院長、院長夫人との距離がきわめて近いからです。

    特に、クリニックは院長による「ワンマン経営」であることがほとんどであるため、院長の人柄や経営方針などが労働環境に直に反映されます

    院長はどういう経営の仕方をするのか、どういう性格なのか、それに対して自分は合うかどうかということを見極めておきましょう。

    また、看護師同士の関係性も強くなるため、一緒に働くことになる同僚や先輩看護師たちの人柄や雰囲気も知っておきたいところです。

    たとえ苦手な看護師がいても、毎日顔を合わせなければなりません。少ない人数だからこそ、チームワークが求められるのです。

    どんなに給料が良くて休日が多い職場だったとしても、人間関係がギスギスしている職場では仕事も長続きしないでしょう。

    求人表に記載なし!クリニックの実状を情報収集

    クリニックの求人で転職を成功させるためには、このような内部事情を含む情報収集がカギとなります。

    問題は、小規模なクリニックほどオープンな情報が少ないため、個人的な求職活動では情報が得られにくいことです。そこでおすすめなのが、転職サイトの活用です。

    クリニックの経営者と関係の強いエージェントであれば、詳しい内部情報を教えてくれるはずです。

    さらにクリニックは地域に根差した経営を行っているところが多いので、そのエリアに特に強い転職サイトがねらい目です。

    転職コンサルタントに必ず聞いておきたい5ポイント
    • 人間関係は良好か?
    • 院長はどんな人か?
    • 忙しさの実態、休憩は取れるかどうか
    • 掃除など、看護以外の運営業務分担
    • ママナースにも働きやすいかどうか

    クリニックと病院の違いとは

    医療法では病床数で明確に定義

    日本では健康保険証を提出すればどこでも同じように診察が受けられるため、すべてをひとくくりにして「病院」と表現されるのが一般的です。

    しかし医療法には、病院と診療所が以下のように明確に定義されています。

    “「診療所」とは、医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業を行う場所であって、患者を入院させるための施設を有しないもの又は19人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいう(第1条の5第2項)。“

    “20人以上の入院設備を備える施設は「病院」である(第1条の5第1項)。”

    入院設備
    病院 20名以上の患者を入院させる設備がある
    診療所(クリニック) 19名以下の患者を入院させる設備がある 又は、設備を有しないもの

    さらに第3条の2に“診療所は、これに病院、病院分院、産院その他病院に紛らわしい名称を附けてはならない。”という規定があります。

    つまり、診療所には「病院」の名称を使えないため、「医院」や「クリニック」という名称を使うのが一般的です。

    入院設備のないクリニックは圧倒的多数を占める

    厚生労働省の2015年調査によると、病院の数が8,480に対して一般診療所の数は100,995、そのうち有床は7,961、無床が93,034となっています。単純な数の上では夜勤のないクリニックの数が、病院数をはるかに上回ります

    一方、看護師の就業場所については、病院が61%ともっとも多く、診療所で働く看護師は21%となっています(2012年調査)。

    施設規模の大きい病院では看護師の雇用数が多いのも当然ですが、診療所の数に対して働いている看護師の数は非常に少ないということがわかりますね。

    しかし、だからといってクリニックへの転職が難しいかというと、そうではありません。

    現在の日本では、慢性的に看護師の数が不足しているため、規模にかかわらず、常に看護師を募集している医療機関がほとんどです

    ただ、条件が良いクリニックの場合は人気が集中してしまうこともあるので、転職サイトを活用して希望のクリニックへの転職を叶えましょう。

    おすすめの看護師転職サイトTOP5

    看護roo!
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    マイナビ看護師
    4位 医療ワーカー
    5位 ナースではたらこ

    12月は冬ボーナス後の転職や4月入職に向けた動きが本格化!

    12月は冬ボーナス後の転職や年内の退職を考えている方の動きが活発になります。

    ほぼすべての医療機関や企業が、退職者の補充のため求人募集を始めます。

    条件がいい求人は看護師の転職サイトで非公開求人として紹介されています。転職サイトによって扱う求人情報が異なりますし情報が入る時期も違います。

    条件がいい求人を探している方は、複数の看護師転職サイトに登録して非公開求人情報が手に入りやすい状態にしておくといいですね。

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