病院機能評価について

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病院機能評価とは何でしょうか。また、病院機能評価のメリットとデメリットについても探っていきましょう。

病院機能評価とは

病院が組織的に医療を提供できる機能を有しているのかを第三者の目で評価することが「病院機能評価」です。公益社団法人「日本医療機能評価機構」が行う事業の一つです。

日本医療機能評価機構に所属する評価調査者が、中立で公正な立場の下、当該病院が所定項目を満たしているかを判断します。

その上で病院内の課題を明らかにし、改善に向けて行動するように病院に指導します。

このような審査を経て評価調査者が一定の水準を満たしていると判定した病院は、「認定病院」と認められます。2015年の時点で約28%の病院が「認定病院」となっています。

病院機能評価のメリット

病院機能評価を受けることで、病院内の問題点が明らかになるというメリットがあります。外部から評価を受けることで、病院の優れている点や劣る点、改善すべき点を客観的に理解することができるのです。

また、病院機能評価を受け、指摘を受けた問題の改善に取り組むことで、「認定証」が発行されます。この認定証を院内に提示することで、問題の解決に積極的に取り組む姿勢を持つ病院であるということを、患者にも示すことができます。結果として、患者からの信頼を得ることにもつながるのです。

病院機能評価のデメリット

病院機能評価を受けるためには、審査料を支払う必要があります。病床数によって値段は異なりますが、120万円~250万円(税抜き、2015年時点)です。この基本価格にオプションなども付いてきます。

つまり、評価を受けるためには非常に高額の出費が必要なのです。

ですが、病院機能評価の認定を受けることで、診療報酬が増える等の金銭的メリットはほとんどありません。わざわざ高い金額を支払って、認定を貰う必要があるのかと考える医療機関が多いのも事実なのです。

また、「認定証は患者からの信頼の証となる」と日本医療機能評価機構は宣伝しますが、実際には、「病院機能評価」自体の一般の認知度は高くありません。

高額な出費をしてまで「認定証」を院内に掲げる必要はないのではと疑問を持つ病院も多いのです。

1997年に始まった病院機能評価は、5年ごとに更新しなくてはならないことや金銭的利点が少ないことで、2009年をピークに徐々に数を減らしています。この現状を打破するためにどのような方策がとられるのか、注目して見ましょう。

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