【診療報酬とその改定】看護師に及ぼす影響は?

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診療報酬とはそもそも何なのでしょうか。

また診療報酬が改定されることで、看護師の仕事にどのような影響があるのでしょうか。

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診療報酬とは

診療報酬とは、その名の通り診療に対する報酬の事です。全ての医療行為と薬剤には予め報酬が決められており、点数で表示します。

1点=10円と計算され、患者の負担割合に応じて一部の金額を医療機関に支払います。診療報酬として受け取る額から患者が支払った一部金を差し引いた額を、医療機関は社会保険や国民健康保険に請求して受け取ります。

例えば、病院に行きエックス線診断を受けたとします。初診料は270点、エックス線診断は950点と決められていますので、今回の通院には合計1,220点の診療報酬が発生したと計算できます。

この患者は3割負担の被保険者だとしますと、1,220点×10円×0.3=3,660円を医療機関の窓口で支払います。

診療報酬自体は1,220点×10円=12,200円発生していますので、差額に当たる8,540円を医療機関は保険団体に請求することになります。

診療報酬改定の影響

厚生労働省は診療報酬を2年に一度見直します。2014年度の改定では、看護師の在り方を問う大きな改定がありました。は2016年度改定基本方針では、「地域包括ケアシステムの構築」と「医療機能の分化・強化、連携」の2点が重要課題として上げられています。詳しくは厚生労働省の平成28年度診療報酬改定についてを御覧ください。

地域包括ケア病棟の新設

2014年の改定前は、患者数:看護師数が7:1の基準を満たしている医療機関では、その水準よりも看護師数が少ない病院より多くの診療報酬を得ることができました。

ですから、各医療機関ともに診療報酬を多く得るために、基準を満たす数の看護師を雇用することに力を入れてきました。

ですが改定後、「地域包括ケア病棟」という形態の病棟が新設されました。地域包括ケア病棟とは、急性期を脱し症状が安定した患者が、リハビリや在宅復帰に向けて治療や支援を受ける病棟です。

この地域包括ケア病棟では、患者数:看護師数が13:1であっても7:1の基準を満たす医療機関より多くの診療報酬を得ることができます。

つまり地域包括ケア病棟が増えるなら、看護師ニーズが減ってしまうのです。

転院受け入れができない病院の増加

また、急性期病棟から退院する75%の患者は、医療施設ではなく自宅もしくは介護施設に転所しなくてはならないとも決められました。

病床に余剰があっても転院を受け入れることができず、入院患者自体が減ってしまう病院が増えることになるのです。入院患者が減ってしまうなら、看護師数も今までのように多くは必要ありません。

この決定によりダブルの意味で看護師の需要が減ることが予測されるのです。

訪問診療の報酬の引き下げ

また、訪問診療に対する診療報酬が大幅に引き下げられたことでも、大きな話題になりました。必要以上に訪問回数を増やしたり、短時間で大勢の患者を診たりする事例が多数発覚したからです。

ですが在宅でしか診ることができない患者のために、真面目に努力してきた訪問医や訪問看護師にとっては大打撃となっています。

このように診療報酬が改定することで、看護師自体の需要や、看護師の給与にも大きな影響があるのです。2016年度はどのように動くのか、自分自身の問題として注目する必要があります。

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