[ 記事作成日時 : 2019年4月4日 ]
[ 最終更新日 : 2023年6月30日 ]

夜勤専従看護師のすべて「働き方、収入、経験、メリット・デメリット、転職」を徹底解説

夜勤専従看護師

※本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。

看護師の働き方のひとつとして「夜勤専従」があります。夜勤というと、人手は少なく長時間労働になるため過酷でつらいイメージですね。

そのため、やむを得ない理由で一時的に夜勤専従で働いている看護師がいる一方で、あえて夜勤専従を選ぶ看護師も増えてきています。それはどうしてでしょうか?

夜勤専従看護師の働き方、収入、経験、メリット・デメリット、転職について、実態を交えながら解説していきましょう。

      
転職サイト 総合評価・特徴
看護師転職サイトランキング1位看護roo!ロゴ
看護roo!
星の数4.4

・累計利用者数50万人以上
・どこよりも詳しい病院情報提供
>>>公式サイトはこちら
看護師転職サイトランキング2位レバウェル看護ロゴ
レバウェル看護
(旧 看護のお仕事)
星の数4.3

・給与アップできる好条件求人も多数
・徹底したサポート力と待遇交渉力
>>>公式サイトはこちら
看護師転職サイトランキング3位ナース人材バンク
ナース人材バンク
星の数4.2

・高給与/好条件 非公開求人多数
・地域専任スタッフが求人の特徴を把握
>>>公式サイトはこちら

※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

夜勤専従の看護師「どんな働き方ができる?」

夜勤専従とは夜勤シフトのみで働く看護師を指します。雇用形態には常勤・非常勤、パート・アルバイトなどさまざまな形があり、夜勤専従だからといって非正規雇用とは限りません。

夜勤専従看護師はどのような働き方ができるのでしょうか?

夜勤専従の看護師、働き方は6タイプ

夜勤専従の看護師といっても、その働き方はさまざまです。自分から進んで夜勤専従となっている看護師もいれば、やむを得ない事情から一時的に夜勤専従として働いている看護師もいます。

おもな夜勤専従の看護師には、以下の6つのタイプがいます。

  1. 日勤者として雇用されているが、人手不足などを理由に数ヶ月を条件に夜勤専従をしている。
  2. 転職により、夜勤専従の常勤看護師として働いている。
  3. 転職により、夜勤専従で非常勤看護師として働いている。
  4. 定年退職後、夜勤専従で非常勤看護師となった。
  5. 復職にあたり、夜勤専従を選んだ。
  6. 副業として夜勤専従のアルバイトをしている。

上記のうち、1以外は看護師自ら夜勤専従を選んで働いていることになります。1の場合も、通常シフトで働く看護師がいきなり夜勤専従を申し渡される例はあまりありません。ただし、夜勤の人員が不足し、窮状を見かねて一時的に夜勤専従を申し出る看護師も少なからずいるようです。

通常シフトの看護師の夜勤時間が月平均72時間を超えた場合、その病院は診療報酬の入院基本料でペナルティーを科されます。しかし、夜勤専従看護師は例外として、そのルールは適用されません

夜勤専従の看護師「2交代制が主流」の勤務形態

夜勤専従看護師は2交代制での需要が特に高いといえます。

日本医療労働組合連合会(日本医労連)が公表した「2019年度 夜勤実態調査」によると、夜勤体制については3交代夜勤のみの施設が42.8%、2交代のみの施設が20.9%、3交代・2交代の混合施設336.3%となっています。

看護師によっては生活時程の調整が面倒な3交代制よりも、シンプルな2交代制の方が楽、という意見もありますが、16時間以上の長時間勤務になるのは避けられません。

1人の看護師に対する長時間の労働負担が大きい2交代制は、一時期減少していましたが、ここ数年は再び増加傾向にあります。その代わり、二交代制の夜勤時間20時~翌8時までとする12時間に短縮する施設が増えているようですが、依然として16時間以上にわたる勤務を強いられている看護師は多いようです。

夜勤専従の看護師「制限がない」夜勤時間

医師や看護師のようにシフト制が前提となる業種には「変形労働時間制」が適用となり、1年単位、1ヶ月単位の総勤務時間数で法定労働時間が定められています。

その場合には、1ヶ月平均で週40時間以内(ただし職員9人以下であれば44時間以内)になるように勤務シフトが組め、日や週によって法定労働時間を超える業務も可能となります。

ただし、日勤と同じ労働として夜勤時間を換算するには看護師の負担が大きく、先にご紹介したように、通常シフトの看護師は夜勤の月平均時間に制限が設けられています。しかし、夜勤専従看護師は例外として、そのルールが適用されません

以前は、夜勤専従者の労働時間は休憩を含めて144時間以内でなければならないとの制限が厚生労働省より設けられていました。しかし現在は、看護師全体の夜勤負担の軽減のためこの144時間ルールは撤廃され、夜勤専従看護師の勤務時間・回数に関するルールはとくに設けられていません。

ただし、日本看護協会では「労働基準法の制限や診療報酬のペナルティーはないが、夜勤専従者の夜勤時間数の上限を月144時間とする必要がある」という見解を明らかにしています。

夜勤専従看護師「短くなった勤務間隔」

今、夜勤時間数より問題となっているのは、夜勤と夜勤の間のインターバル時間です。日本医労連「2019年度 夜勤実態調査」によると、二交代制の夜勤1回あたりの勤務時間は短縮傾向にありますが、そのために夜勤回数が多くなってしまい、勤務と勤務の間のインターバルが8時間未満というのが46.0%にも上っています。これでは、看護師の夜勤による疲労は回復しないでしょう。

特に、三交代制もしくは二交代と三交代制混合の場合、夜勤専従看護師は、準夜勤、深夜勤、通常の夜勤の組み合わせとなるので、生活のサイクルが整わず、身体的にも精神的にも負担が大きいでしょう。

夜勤専従看護師の収入「基本給、月収、賞与」

夜勤専従看護師として働く一番の魅力は、収入の高さがではないでしょうか。日勤がメインの一般的な看護師と比べ、基本給や月収、賞与はどれくらい違うのでしょうか。

夜勤専従看護師の「基本給」

夜勤専従看護師に対しては、基本給自体を高めに設定している求人が多く見られます。給与の基本となる基本給が高いことで、賞与を始めとした各種手当分も多くなります。

首都圏の求人例では、夜勤専従看護師の基本給の相場は25~30万円となっています。これに夜勤手当が上乗せされれば、トータルでの年収もかなり期待できます。

参考とした求人情報ではもっとも低いところでも年収550万円、多くは600万円以上も可、としており、看護師全体の平均年収の470~480万円(厚生労働省「平成30年 賃金構造基本統計調査」より)を大きく上回ります。

夜勤専従看護師の「月収」

看護師の月収は、基本給プラス夜勤手当が加算されることになります。

一般的な夜勤手当については、日本看護協会のデータでは以下のようになっています。

2015年 2016年 2017年
3交代制準夜勤 3,983円 4,076円 4,149円
3交代制深夜勤 4,953円 5,023円 5,066円
2交代夜勤 10,711円 10,772円 10,999円

(日本看護協会「2017年病院看護実態調査」より)

病院の規模や地域によっても異なりますが、平均的に見ると準夜勤で4,000円前後、深夜勤で5,000円前後、2交代の場合の夜勤が11,000円前後となるようです。

日勤メインの一般的な看護師の場合、月額収入を手取り額と基本給との比較で見ると、平均的な夜勤回数から考えても8万円程度の上乗せが平均的です。

一方、夜勤専従看護師の求人を見ると、夜勤手当の相場はかなり高額です。

千葉県の回復期リハビリ病棟の求人例では、常勤の枠で「夜勤専従38,000円/回」となっています。もちろん正職員としての雇用なので、賞与は3.65ヶ月分、昇給有りの高待遇です。

こちらでは看護師の基本給が25万円となっているので、月9回夜勤をしたとしても単純計算で月給は60万円近くになります。

ここから考えると夜勤専従であれば、年収ベースでは600~700万円をねらうのも難しくはないようです。

夜勤専従の看護師「そこが知りたい」Q&A

夜勤専従を経験したことがない、勤務する病院に夜勤専従の看護師がいない場合は、どんな働き方ができるのか、自分は夜勤専従に向いているかどうかわからないでしょう。

そこで、夜勤専従看護師の「基本のキ」をQ&Aでご紹介しましょう。

夜勤専従者は日勤をするの?

夜勤専従者として正式に雇用されている場合には、原則として日勤はありません。診療報酬の算定ルールに従い、日勤者とは区別されています。

ただし、日勤者が急病などによってどうしても人員が足りないときに補充要員となる場合があります。

その場合でも夜勤専従者としての扱いは変わらず、勤務時間の算出をする際、臨時で働いた日勤時間は夜勤時間とは別とされます。

ただし、これは緊急時の対応であって、恒常的に日勤に入ることは禁止されています。夜勤専従と契約書に記載されている場合は、日勤に入るように言われてもそれを断る権利があるといえます。

夜勤専従者は月にどれくらい勤務するの?

夜勤専従者の勤務の具体的な例を見てみましょう。ここでは日本看護協会の見解にそって、月144時間に制限した夜勤時間で計算します。

例として、夜勤は1回で16時間を想定します。その間の休憩は合計で2時間とします。

・勤務時間:144時間÷16時間=月9回の夜勤

・休憩時間:2時間×9回=18時間

よって、月の実働時間は、144時間-18時間=126時間となります。

夜勤専従看護師の場合には、日勤帯での勤務は基本的にはありませんが、勤務の前後に関しては日勤帯にかかるのが認められています

夜勤前と夜勤後が、夜勤時間帯以外の時間にさしかかっており、業務にあたっていてもそこは問題にはなりません。

極端に時間外労働となったり、それが常態化したりするのは好ましくありませんが、例えば、夜勤の始めと終わりに30分ずつ日勤帯と重なる時間があるのはごく普通にあることです。

その場合には実働時間である30分×2×9回=9時間を所定の労働時間に加え、月の合計を135時間で設定します。

夜勤専従看護師のインターバルは何時間?

夜勤明けから次の夜勤までの間隔については、どうでしょうか。日本看護協会のガイドラインでは、勤務の間の時間は11時間以上が望ましいとなっています。

しかし、前述した通り日本医労連「2019年度 夜勤実態調査」によると、それが守られているのはごく一部でしかありません。勤務の間の時間がなんと8時間以下という職場が約半数もあるというのが実情です。

例えば3交代のシフトの例で「深夜勤→準夜勤」となっていたり、2交代制と3交代制が混合のシフトで「夜勤・夜勤明け→準夜勤」といった組み方になっていたりすると、勤務の間が非常に短くなります。

本来、夜勤明けの翌日は休みでなければなりませんが、夜勤専従の看護師の中には「夜勤・夜勤明け→夜勤・夜勤明け」で働いている例もあります。

夜勤専従の看護師については、労働基準法によって定められた明確な基準がないため、雇用元の意識に頼らざるを得ない状態です。

看護師が慢性的に不足しているなどの施設の状態によっては、夜勤回数に制限のない夜勤専従の看護師に大きなしわ寄せがあるケースも多く見られます。

夜勤専従の看護師で働く「メリット・デメリット」

夜勤専従看護師として働くメリットとデメリットを見ていきましょう。

夜勤専従看護師として働くメリット5つ

夜勤専従で働くメリットとしては、以下の5つが考えられます。

  • 高額収入が期待できる
  • 日中が有効に使える
  • 連休が取得しやすい
  • 人間関係の悩みが少ない
  • 会合への参加が免除される

高額収入が期待できる

前述した通り、夜勤専従の場合は基本給・夜勤手当が高めに設定されています。

そのため高収入を得られる可能性が高く、資格の取得を目指している場合や長期旅行を計画している場合など短期間で高収入を得たい方にぴったりの働き方といえます。

家を購入する、子どもの教育資金を貯めたいといった、高額な出費に備えるときにも、しっかりと収入を得ることができます。

日中が有効に使える

夜勤に特化した働き方のため、日中の時間が好きなように使えるというメリットもあります。

打ち込みたい趣味があったり、日中でなければ参加できないイベントがあったりする場合でも、夜勤専従であれば思う存分楽しむことが可能です。

また、夜勤専従者には、リーダーのような責任のある役割や役職が割り当てられることはありません。そのため、看護業務以外の仕事は発生しないので、ほぼ残業なしで定時に上がれることが多いようです。

連休が取得しやすい

一般的な看護師のシフトでは、日勤と夜勤が順番に入るため、連休は多くても2日程度しか取れません。もう少し長いお休みが必要で、予めシフト調整を行い有給を使うように希望を出しても、その通りにシフトが組まれることはほとんどないでしょう。

しかし、夜勤専従であれば月の勤務が9~10回としても週2~3回の出勤となります。夜勤明けは3連休、あるいはそれ以上となることもあるため、長期のお休みが取りやすい働き方といえるでしょう。

シフト調整で有給を使わずにさらに長期の休みとするのも難しくはありません。

人間関係の悩みが少ない

夜勤専従看護師は、同じ職場で働く看護師であっても少数派となります。例えば夜勤が数人体制で行われるとしても、毎回顔ぶれが変わるため、日勤をするよりもずっと人間関係は薄くなります。

また看護師長などの管理職は日勤のみの勤務であることが多いため、上司と接する時間もごく限られています。そうした意味でも、かなり気楽に働くことができるといえるでしょう。

濃密な看護師同士の関係に悩まされずにすみ、上司からの干渉も少なく、わずらわしさを感じずに働くことができます。

会合への参加が免除される

夜勤専従者は、基本的には日勤帯に出勤する必要がありません。研究会や勉強会、委員会などへの参加も免除されます。

看護師には通常業務以外に時間を取られるこういった会合が、意外と多くあります。しかし夜勤専従者は、そもそも月の出勤日数が少ないこともあり、出席は任意の場合が多くなります。

上司も夜勤専従の看護師に対しては、さまざまな会合・行事への出席を強要することはないようです。

夜勤専従看護師として働くデメリット3つ

一方で、夜勤専従看護師として働くデメリットもあります。

  • 体調管理が難しい
  • 患者の把握・関係性の構築が難しい
  • ほかのスタッフとの連帯感が得られにくい

体調管理が難しい

夜勤専従は日勤シフトがないため、二交代制の場合は常に同じリズムで生活できる利点があります。人によっては夜勤のみの方が、ずっと楽に感じるという声も聞きます。

しかし、夜勤専従は昼夜逆転の生活が断続的に続くことになります。

人間本来の生活リズムは、夜は眠り日光で目覚めることで整います。それに反した生活を長く続けていれば、必ずどこかで無理が出てくるでしょう。

夜勤専従の看護師は、ほかのシフトと比較すると休みが多く、週2回程度の出勤となりますが、それでも自律神経への影響は避けられません。

実際、日本看護協会の「2010年病院看護職の夜勤・交代制勤務など実態調査」によると、交代制で夜勤に入っている40代看護師のうち40.7%が体調不調を自覚しており、一般女性労働者の17.4%の2倍以上となっています。自分なりに体調を崩さないための工夫をし、常に健康状態を良好に保つ努力が求められます。

患者の把握・関係性の構築が難しい

夜勤専従の看護師が患者とふれあうのは夜間だけです。安静にしていたり眠っている患者も多い時間帯に働くため、患者の名前と顔がなかなか一致しなかったり、普段の状態がわからなかったり、その変化に気づけなかったりと関係性の構築が難しくなります。

日勤の看護師であれば声をかけ、ちょっとしたおしゃべりをしてコミュニケーションをはかりながら関係を深めていけますが、夜勤専従看護師にはそれができません。

患者との関係を大切にしたいと考えている看護師には、物足りなく感じるかもしれません。

ほかのスタッフとの連帯感が得られにくい

夜勤専従の看護師はさまざまな会合への参加も免除され、看護師同士のカンファレンスにも一般的なスタッフのようには出席できません。

そのためどうしても、同じ病院で働く仲間としての意識が薄くなりがちです。夜勤で顔を合わせる程度では、同僚として打ち解ける時間も取れず、事務的な応答にとどまる場合も多いようです。

連帯感が育たず、人によっては疎外感をもったり相談相手が欲したりといった悩みを抱くこともあるでしょう。

夜勤専従ができる看護師、できない看護師

夜勤専従ができる看護師、できない看護師について考えた時、大きく分けて4つのポイントがあります。

ポイント1:依頼心がなく責任感が強い

夜勤専従看護師は、夜勤という常に人員の少ない現場での業務となります。そのため突発的なことが起こっても、常に冷静に判断をし、対処できるタイプでなければ務まりません。

すぐに誰かに聞こうとしたり、動転して次の対応に迷っていたりするようでは夜勤のみの仕事は難しいでしょう。

責任感が非常に強く、夜勤で起こったことについての責任をすべて引き受けるというくらいの、精神力の強い看護師が求められます。

ポイント2:孤独が気にならない

夜勤専従看護師は、同じ職場の中でも他のスタッフから離れた存在となります。周囲からの扱いも、少し違うものとなるのを覚悟しなければなりません。

看護師同士の集まりに声をかけられなくても、仕方がない場合もあります。そうしたときでも、卑屈になったり強い疎外感をもったりせずに、淡々と職務を果たせるタイプでないと辛いかもしれません。

ポイント3:自己管理能力が高い

夜勤専従の看護師は、少なくとも週に数回は完全な夜型生活を送る必要があります。生活リズムについては自己責任で、しっかりと身体を慣らしていくことが大切です。

自分なりのリラックス法や熟睡する方法を探したり、夜勤明けの生活の工夫をしたりするなどで、体調の管理を心がけます。休みの取りやすい夜勤専従ですが、次の業務について考え、常に自己管理をしていかなければなりません。

ポイント4:急性期での経験がある

臨機応変な対応が求められる夜勤専従看護師には、豊かな臨床経験が必要です。そのため、新卒ではとても務まらず、採用の際にはある程度の経験年数が問われます。

夜勤専従看護師として歓迎されるスキルとしては、急性期病院や救急での患者の扱いの経験です。普通の病棟看護師とはまた違う観点からのスキルが、求められると考えても良いでしょう。

例えば、ある程度のコミュニケーション能力は必要ですが、夜勤専従の場合は、それよりも緊急時の対応の方が重視されます。

患者の容態が急変したときや救急搬送があった場合など、人員の少ない中でどれだけ積極性をもって動けるかが重要です。

患者と親しくなるのは難しい業務ですが、責任をもって看護師としての任務に当たることに、やりがいを感じるというタイプには向いている働き方です。

夜勤専従の看護師「転職、アルバイト」人気の秘密

未経験ならアルバイトから始めては?

「夜勤専従看護師は未経験」「産休育休明けの復職で自信がない」ということなら、まずはアルバイトでスポットで入ってみてはいかがでしょうか?

夜勤専従看護師は、意外なことに子育て中の看護師にも人気があります。理由としては出勤する回数が少ないこと、休みが多いこと、子どもが起きている時間に一緒にいられることなどが挙げられます。

子どもを育てながら夜勤専従へ転職を希望する場合には、夜間保育などの施設環境についてよく確認することが大切です。

夫がいて夜間、子どもを見てくれるという環境であっても、院内に託児施設をもっている病院の方が何かと安心できるでしょう。

夜勤専従看護師の求人は人気が高い

夜勤専従看護師は、通常シフトで働くのに疲れている看護師からも人気が高く、求人数の割に希望者が多いようです。そのため良い求人案件は、すぐに応募が殺到してしまいます。

これから夜勤専従で働いてみたいという場合には、看護師専門の転職サイトの活用がおすすめです。

転職サイトに登録する際には、夜勤専従の求人についての実績があるかを確認するようにしましょう。

夜勤専従の案件の中には、1回の夜勤手当が4万円を超えるような好条件の求人もありますが、そうした求人情報は非公開にされていることがほとんどです。

条件が良い求人には応募が殺到し、採用に時間がかかり過ぎるため、非公開で紹介を受けた人材の中から採用するケースが多くなります。

また病院が保険診療外の専門治療を行っているなどで、看護師の給与体系も高めの設定にしているという場合もあります。そうした病院では看護師に対しても、専門性の高いスキルを求めます。

いずれにしても、個人的な転職活動でそうした求人を探し出し、採用にこぎつけるのはかなりの困難を伴います。

夜勤専従の仕事について転職ノウハウをもつエージェントであれば、個人の希望条件にマッチした求人を紹介し、採用へのサポートもしっかりとしてくれます。

普通シフトでの看護師の働き方に限界を感じているのであれば、夜勤専従看護師として理想的な職場を探してみるのもひとつの生き方ではないでしょうか。

※ランキング評価の詳細は看護師転職サイトおすすめランキングの記事で紹介しています。

※ページ内の求人数は職種別に集計しています。