転職してみたら条件が違う!看護師体験談から学ぶ失敗しない転職方法

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転職してみたら募集時に聞いていた条件と違う」そんな話を耳にすると、転職するのが不安になります。

しかし「条件と違う」という失敗は回避できないものではありません。事前に転職方法についてよく把握しておけば、失敗を避けられます。

転職で後悔しないためにも、あなたにとって最も合う転職方法を考えていきましょう。

看護師が「条件違う」と感じた体験談と改善点:実は夜勤があったケース

聞いていた話と違う」「知っていたら就職はしなかった」。転職でそんな思いをした看護師は、かなり多いようです。

実際に「条件が違う」と感じた看護師は、どう対応したのでしょうか。アンケートを元に、転職後の条件に不満を感じた体験について見ていきましょう。

転職前には夜勤がないと言われていたのに

「転職前には夜勤を頼むことはほとんどないと言われましたが、転職後には週に一回くらいやらされました。」

「夜勤はないと聞いていましたが、待機勤務が一週間程度あるので、夜仕事に出ることもありました。」

夜勤があると知って

「悔しいとは感じましたが、結局何も行えず従いました。」

「夜間子供を置いて出ることは難しいので、夫が確実にいる日だけ待機勤務にしてもらいました。」

条件を明確に伝える

この2つの体験談はいずれも夜勤がないという条件のはずが、実際には夜勤をさせられた、もしくは事実上の夜勤体制となったというケースです。

これらの問題の原因は、「ほとんどない」「夜勤はない」という言葉への確認不足です。

雇用側は「週に1度はひんぱんではない」という認識や、「待機勤務はイコール夜勤ではない」という理解のもとで話をしたのかもしれません。

もちろんこれは誠実な態度とはいえず、雇用契約を交わす前に事実をありのままに話す義務を怠っていると思われます。

最初の例では「ほとんどない」ということは、少しはあるのか、それはどの程度の頻度なのかという点への明確な回答を引き出すチャンスを失ったために、結局は夜勤をしなければならなくなりました。

次の例でも業務説明のどこかで「待機勤務」というキーワードが出ていれば、そこで詳細を確認できたはずです。

効果的な対応策がないまま、結局は夜勤や待機勤務をすることになったようですが、条件の考え違いがあったことは明確に伝えるべきだったと思われます。

最初の説明と明らかに違うという主張が通れば、頻度を減らすなどの改善につながる可能性があります。

看護師が「条件違う」と感じた体験談と改善点:残業があったケース

転職後は毎日残業

転職前の説明では「残業はあまりない」とのことでしたが、実際に転職した後は毎日ほぼ残業でした。

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何も言えず

周りも不満を持ちながら何も言えない状況で働いていましたので、あとから入った身として自分も何も言えませんでした。

事前に残業の状況について確認

「残業はあまりない」とは何時間もの残業はないということなのか、日数のことなのかという点を確認すべきだったと思われます。

また残業の有無については、事前のリサーチでわかることもあります。もう少し詳しく確認しておけば、トラブルを回避できたかもしれません。

時間的にどれくらいの残業をしているのかは明記されていませんが、それでも毎日のことであれば「残業がない」とはいえず、説明違反といえます。

周囲に同調して声を上げられない状況のようですが、契約時の説明と明らかに違うのであれば、主張してみても良いのではないでしょうか。

ただ不満を述べるよりも残業が必要となる原因を究明し、周囲のスタッフ全員の声として管理側に要望を出すという方法ならば角が立ちません。

看護師が「条件違う」と感じた体験談と改善点:子育てとの両立の条件の食い違い

面接2回目で退職を勧められた

育休取得や保育園併設を重視し、職場を選びましたが、師長さんとの面接の最初の2回では、退職を勧められました。まるで子育てをしながら看護師をするのが、無理といわれたように感じました。

譲れない線引きを伝えた

社会的風潮や制度を調べ、譲れない線引きをしっかり伝えたところ、納得していただきました。

情報を集めてから伝える

育休取得や保育園併設をうたいながら、実際には子育てを理由に退職を迫るのは法律にふれる可能性もあります。この体験者はその点をしっかりと押さえ、きちんと自身の主張をしています。

ポイントは単に感情に任せたり困ることを伝えたりしているのではなく、社会の動きや雇用側の制度への義務を根拠としているところです。

相手を納得させるためには、主張のよりどころとなる情報を集めて、申し立てるのが有効な手段です。

看護師が「条件違う」と感じた体験談と改善点:勤務時間の条件の食い違い

転職前の説明と違う!

転職前の説明では勤務時間は8:30~18:30とされていましたが、転職後に働き始めると8:30~20:00 でした。

院長に抗議するも

院長に話が違うと抗議し、30分だけ延長し8:30~19:00になりました。仕方がないのでこちらが折れた形です。

契約条件を確認し話し合おう

まずは契約条件について、再度確認します。契約書に明記されたものと違うのであれば、違反の根拠となります。

正規の勤務時間を双方でしっかりと確認し、その上で残業扱いとするのであればその分の手当を付けてもらわなければなりません。

雇用側の都合で勝手に勤務時間を変えるのは、認められていません。

労働者の同意が得られなければ、契約書の条項を変更はできないはずです。また同意しないことを、解雇の理由にすることもできません。

勤務時間については、労働契約書に記載されている項目なので、きっちりと話し合う必要があります。

看護師が「条件違う」と感じた体験談と改善点:正規の夜勤がなくヘルパー扱い

転職前は夜勤があると言っていたけど

転職前は夜勤があると聞いていましたが、実際に働き始めると夜勤がなく、日勤のみでした。臨時で夜勤をやることもありますが、正規の夜勤ではないため、ヘルパーの夜勤手当てしかもらえません。

上司に話すもうやむやに

上司に話しましたが話にならず、うやむやにされてしまいました

身分をはっきりさせる

雇用契約にどのような記載があるのかで、主張の仕方が変わります。いずれにしても、雇用側の都合で夜勤の有無を変えられてしまうと、収入を大きく左右し、生活にも影響を及ぼします。

また業務上の身分の扱いがその都度変わるようでは、雇用側のいいなりとなってしまいます。

夜勤分を換算して月額の収入を想定していたのであれば、それをきちんと訴えて、月の夜勤回数を確定してもらう必要があります。

また身分が「正規職員」なのか「ヘルパー」なのかも、この際明確にしてもらいましょう。

話し合いに応じないような職場であれば、この先も誠実な対応は見込めません。働く場所としては不適当であると考え、転職を検討した方が良さそうです。

「条件違う」という失敗をしないためには?

転職先を探す方法別に、失敗をしないポイントを見ていきましょう。

自分で職場を探す方法

自分で転職先を探す場合、転職活動のすべてを自分の手で行うため、誤った情報を鵜呑みにしにくいというメリットがあります。

「聞いていたいのとは違う」というときには、他人からの情報をよく確かめなかったということが原因となることもありますが、少なくとも応募先と直接コミュニケーションを取れば、間に人を介したときのような情報の食い違いがありません。

ただ、転職者自身は業界に通じたプロではないため、情報収集には不利です。また一般人の視点からしか理解できないため、視野が狭くなりがちです。

思い違いや理解不足をなるべく少なくし、聞きたいことを明らかにするのが、「条件違い」を回避する方法といえるでしょう。

自分がどのような働き方をしたいのか、また看護師という仕事に対しての考え方や目指すところがどこにあるのか、相手に対して明確に伝えます。

自分の希望の優先順位を確実に応募先に提示し、それが叶えられるのかきちんと回答してもらいます。

少しでも不安や疑問があるときには、遠慮せずに思い切って聞く姿勢が大切です。

重要な点については、「この解釈で間違いありませんか」と再確認しておくようにすると、理解の違いを防止できます。

また契約時に渡された書類には、細部まで目を通し、意味のわからない部分がないかを確認します。

労働契約は労働者と雇用側が法的に正しく取り交わす必要があります。

どうにでも解釈できるような文言があると、あとで不利になりかねません。

リスクを軽減していくためには、自分の目と頭でしっかりと理解しておくことが大切です。

看護師転職サイトを使って探す方法

看護師転職サイトの活用は、自分で転職先を探す手間が省け、プロのアドバイスとサポートが得られるなど、転職活動を有利に展開できます。

しかしその一方で、自分で転職に対する条件を突き詰めずに丸投げしてしまうと、就職後に「条件が違う」という結果になりかねません。

ポイントは転職エージェントとの意識の共有です。自分が求める条件を確実にエージェント側に理解してもらうことで、それにマッチした求人情報が提供されます。

また、応募先に対しての要望や相手の提示する条件についても「思い違い」を減らすことができます。そうした意味でも、まずは転職エージェントの担当者に自分をよく理解してもらうことが先決となります。

十分にコミュニケーションをとり、不安なことや自分でもよくわかっていないことについて的確にアドバイスしてもらえるようにしなければなりません。

その時点で、担当者と合わないようであれば、すぐに変更してもらいましょう。

転職サイトを利用するということは、応募先との仲立ちをしてもらうことです。その仲立ち役が自分の希望についての誤った認識をもっているようでは、希望通りの転職ができるわけはありません。

自分以上に自分のことをわかってくれる、そんなアドバイザーに当たれば、条件が違うという事態を避けられる可能性が高くなります。

ハローワークを使って探す方法

ハローワークでは地域密着型で、比較的競争率の低い求人情報を紹介してもらえるというメリットがあります。

希望する施設のタイプによっては、ハローワークからの転職も十分に有効です。その反面、転職サイトを活用したときほどには緻密な情報が得られない傾向があります。

ハローワークの職員は病院の内情や詳細な就職条件までは、精通していないことが多く、自分でしっかりと確かめないと表面上の条件だけで就職が決まってしまう可能性があります。

求人票に明記されている労働時間などについては、就職後に違いがあれば相談に乗ってもらいやすいのですが、それ以外の項目に関しては自分で判断していかなければなりません。

契約書や就業規定などはよく細部までチェックし、ハローワークでの提示条件と少しでも違いがあれば確認するようにします。

ハローワークは仕事の紹介まではしてくれますが、就職後の条件違いについてまではあまり関与が期待できないと考えておいた方が良いでしょう。

友達や知人看護師から紹介してもらう方法

友達や知人看護師から紹介の紹介は、職場の生の情報をもらえ、具体的に働くイメージをつかめるというメリットがあります。

しかし、物事に対する感覚は人それぞれです。同じ看護師でも条件や希望が異なるため、情報をそのままに受け止めるとまさに「聞いていたのとは違う」ことになりかねません。

「~らしい」という話はそのまま聞かずに、必ず具体的な確証を得るようにします。また同じ病院であっても部署が違えば労働条件も多少変わります。

すでに働いている看護師が就職した当時と、契約内容が変更されているという場合もあります。応募に際しては、現時点での契約内容をしっかりと確認しておく必要があります。

知っている人からの紹介となると、どうしても判断が甘くなりがちです。しかし、実際にその現場で働くのが自分である以上、自分の目で見てしっかりと確認しなければなりません。

人づての話は当てにならないことを肝に銘じて、細部まで見極めていきましょう。友達や知人看護師からの紹介は、話が進んでしまうとそれだけ断りづらくなります。

また就職後にすぐに離職するような状況になると、人間関係に影響が出る恐れもあります。

よく知っている人の紹介という入り口は多少違っても、転職活動という点ではほかの方法と変わりありません。

気を抜かず、自分自身で確認するという意識を忘れないことが、「条件が違う」泣きをみないための心得となります。

転職後に条件が違ったと感じたときは?

「聞いていた条件と何か違う」とは思っていても、具体的にどこがどのように違っているのか、現状と比較できなければその先に進めることができません。実際に今の職場の労働条件を確認するためには、どうすれば良いのでしょうか。ここでは労働条件を確認するための、いくつかの方法について紹介していきます。

労働条件通知書の確認

労働条件の内容は、「労働条件通知書」に記載されています。

労働条件通知書の発行は労働基準法の第15条(労働条件の明示)によって、「事業主への義務」として定められています。入社時に労働者に対して必ず交付することが決められており、労働条件について明確に提示しなければなりません。

就職した後で労働条件が違っていると感じたときには、この労働条件通知書の内容と照らし合わせて確認する必要があります。

ただし「雇用契約書」「採用通知書」「内定通知書」が発行されている場合には、労働条件通知書で必要とされる内容が記載されていることもあります。いずれかの書類には、必ず労働条件が明記されています。労働条件通知書という名称の書類が見当たらない場合には、「雇用契約書」「採用通知書」「内定通知書」なども探してみてください。

労働条件に関して記載されている書類が、別個になっているとは限らないため、注意が必要です。

労働条件通知書を紛失してしまったら…

入社時に渡された労働条件通知書や雇用契約書がいくら探しても見つからないときには、職場の担当者にコピーがもらえるか確認をしてみましょう。しかし労働条件を記した書類は契約時に必ず労働者にわたすことは、法律によって義務付けられていますが、再発行までは規定されていません。

法的には一度渡された労働条件通知書の内容を、開示する義務は病院側にはありません。良い顔をされなかったり、拒否にあったりすることも考えられます。

病院の就業規則の確認

労働条件通知書を紛失してしまい、会社から開示を拒否されると労働条件を確認する手立てがなくなるかというと、そうではありません。労働条件を詳細に記したものには、ほかに就業規則があります。

就業規則では労働者が業務を遂行するにあたり、守らなければならないルールが規定されていますが、同様に労働条件についての細目も記載されています。就業規則は労働条件通知書や、雇用契約書のように入社時だけのものではなく、労働者に対して常時周知の義務を負います。

企業によっては就業規則を社員全員に配布していることもありますが、多くはいつでも閲覧可能な場所に設置してあります。置いてある場所がわからないときでも、就業規則を確認したいと言えば、雇用側はこれを拒否することはできません。

労働条件通知書の開示の義務はなくても、就業規則の提示を要求すれば労働条件を確認できます。

看護師の労働条件通知書に含まれる内容

労働条件通知書では具体的に、どのような労働条件を確認できるのでしょうか。「必ず明示されるべき事項」としては、次の6つの項目があります。

労働契約の期間
一般的には雇用開始日が記載される。期間の定めがある場合には、雇用期間が明記される
就業場所及び従事する業務
実際に仕事を行う場所や部署、業務内容や職種
始業・終業の時刻
業務時間および休憩時間 残業の有無、シフト、交代の時間
休日・休暇
定例の休日の有無、日数、有給休暇の日数など
賃金
賃金給与 諸手当の計算方法、割増賃金率、給与計算の締め日と支払日
退職に関する事項
定年となる年齢、継続雇用制度の有無、自己都合退職の手続き、解雇理由など

そのほかに、パートやアルバイトなど短時間労働者に対しては、次の2点の明記が必要です。

  • 昇給、賞与の有無、退職手当
  • 雇用管理の改善などのための相談窓口

また派遣労働者に対しては、併せて次の3点の明記が求められます。

  • 賃金の見込額やその他待遇に関する事項
  • 事業の運営に関する事項
  • 派遣制度の概要

これらは「就業規則」においては「相対的必要記載事項」として定められている内容なので、就業規則を見ることでも確認できます。

上記については労働条件通知書への明記が義務付けられていますが、そのほかにも労働者への明示が必要な項目があります。

退職手当
対象となる労働者の範囲、支払いの時期、退職手当の計算方法
臨時の賃金
賞与
臨時の賃金や賞与の有無と支給時期、金額
最低賃金
最低賃金の金額
費用の負担
就業中の食費、交通費など費用負担に関すること
安全・衛生
労働災害の防止や職場でのメンタルヘルス相談窓口、衛生管理者に関する事項
職業訓練・新入社員研修、管理者研修の規定、資格手当、資格待遇
災害補償・業務外の傷病扶助
労災の対象となる範囲、労災で支払われる金額、会社の独自補償制度など
表彰・制裁
社内での表彰と罰則に関連する内容
休職:休職制度、休職期間の期間や賃金の設定など

これらについては、書面ではなく口頭による明示でも認められています。また、会社で規定されていない項目については、明示する必要はありません。

労働条件を確認したらどうしたらいい?

職場の労働条件を書類で確認した結果、転職時に提示されたものと違うように思われるという場合にはどう対処していけば良いのでしょうか。対処方法については、転職したときの方法によって変わってきます。

ここではそれぞれの転職方法ごとの対処法について、考えていきます。

転職方法別!転職後に条件が違ったときの対処法

転職先で条件が違ったと感じたときの対処法について、各転職方法の場合を見ていきましょう。

自分で転職した場合

自分で転職すると周囲に相談相手がおらず、どこに訴えれば良いのか悩みます。同じ企業の上司や人事担当者に話すのが難しいという場合には、外部の労働担当窓口に相談するのが適当です。

最近では働き方改革の推進により、職場の労働環境への意識が高まっています。自治体や関連機関などでも、相談窓口を設けてアドバイスをしてくれる場合があります。

労働条件や環境の問題であれば、直接労働基準監督署への相談がもっとも有効です。

労働基準監督署は、各都道府県、自治体に窓口を置いており随時相談を受け付けています。

メールや電話でも問い合わせできるので、気軽に相談してみましょう。本名を知られたくない場合には、匿名でも構いません。

労働時間などの条件が雇用契約の内容と明らかに違う場合には、法に触れる可能性もあります。法律上で問題がない場合にも、今後どのようにしていけば良いのか、何らかの手がかりをもらうことができます。

看護師転職サイトを使って転職した場合

看護師転職サイトを活用して転職をした場合には、転職後に条件が違うという違和感に関しても、エージェントに相談できます。

基本的に、転職サイトで紹介された就職先で問題が発生したときには、入職後でも責任をもって面倒をみてもらえるはずです。

しかし万が一エージェント側が条件について偽るなど信頼がもてないときには、やはり公的機関に訴えるのが有効手段です。

明らかに聞いていた条件と異なっているのであれば、転職先とエージェントが口裏を合わせて、不都合な条件を隠していたということも考えられます。

こうしたことはあまり考えられませんが、仕事先を紹介してもらった転職エージェントに相談をしても、状況が改善されないようであれば、公的な機関の相談窓口を利用するのが確実です。

ハローワークを使って転職をした場合

ハローワークを活用して転職を行った後、条件が違うと感じた場合には仕事を紹介した担当者に相談してみると良いでしょう。

転職活動の際に、トラブル発生時の案内をすることもあります。ハローワークによっては常時、トラブル担当の窓口を設けているところもあります。

またハローワークを通じて就職をした人のために、「ハローワーク求人ホットライン」が設置されています。

相談受け付けは、年末年始を除いた全日8:30~17:15の間です。求人票と異なる条件などのトラブルに対応しているので、ひとりで悩みを抱えることのないように積極的に活用していきましょう。

<参考>ハローワーク求人ホットライン(求職者・就業者専用)

電話番号   03 ( 6858 ) 8609 ハローワーク

知人の紹介で転職した場合

知人の紹介での転職では、聞いていたのとは違う」ということを、紹介してくれた人にはなかなか打ち明けづらいものです。労働条件については人によって受け止め方が違います。

これまでのその人の経歴によって、不満と感じるかどうかは異なります。

また「そういうつもりで言ったのではない」といった齟齬があれば、人間関係を壊しかねません。

まずは勤め先との契約上の取り決めや、就業規則を人事担当や総務に確認してみてください。

その上で、明確な解答がなかったり契約違反があったりするようならば、労働基準監督署などの公的な相談窓口を活用するのが無難です。

知人や友人の場合、決して悪気があって嘘を伝えたわけではないはずです。個人に文句を言っても、労働環境は改善されません。

しかし紹介してくれた人に気を遣って、何も言わずにいると職場に対していつまでも信頼感が生まれず、業務にも差し支えます。

紹介されて就職をしたといっても、実際に働いているのは自分自身です。

自分の力で状況を変えていくという姿勢をもち、思い切って、外部の労働相談窓口を利用してみることをおすすめします。

看護師の公的な相談窓口まとめ

職場についての相談にのってくれる窓口は、「労働基準監督署」だけではありません。「労働基準監督署」が扱うのは、労働基準法の規定に抵触すると思われる分野だけです。

例えばいじめやパワハラ、雇い止めなど、労働基準法外の分野は相談しても解決に結びつきにくいという側面があります。相談先や雇用に関するトラブルを解決する仕組みには、次のようなものがあります。

総合労働相談コーナー
全国約300か所に設置されている、労働相談のワンストップ・サービスです。利用は無料で労働問題に関するあらゆる分野について、相談を受け付けています。労働関係法令について情報提供をしながら、必要に応じて都道府県労働局長による助言・指導や紛争調整委員会などの利用を勧めてくれます。
都道府県労働局長による助言・指導
労働条件以外にも、解雇や雇い止め、昇進、昇格についての問題、労働条件の不利益変更、いじめ・嫌がらせなど職場環境に関するトラブル解決に向けた助言・指導が行われます。
紛争調整委員会によるあっせん
公平・中立な第三者としての学識経験者の観点を交えて、紛争当事者間の話し合いを促進、具体的なあっせん案を提示します。

また日本看護協会でも「ナースのはたらく時間・相談窓口」を設置し、看護師の労働環境改善に取り組んでいます。

条件が違う場合、転職する方がいい?

各種相談窓口の活用などにより、可能な限りの対処がなされた後で、今後はどのような選択をしていけば良いでしょうか。転職サイトの担当者の交渉や、外部の公的機関からの干渉によって労働環境の改善がなされれば、納得して働くことができるようになるかもしれません。

しかし、思うような改善がされなかった、また逆に問題を提起したことで居づらくなる可能性もあります。いずれにせよ、これ以降の働き方について、決断をするのは自分自身に他なりません。

ここでは「今の職場に残って働くこと」「新たに転職をすること」の2つの道の選択について、一緒に考えていきましょう。

条件が違うという理由で転職をするメリット

条件が違うという理由で転職をするメリットとは、自分自身が心から納得した働き方ができるようになるということです。考えていたのと違っていた条件が、仕事観において重要なものであれば、思い切って転職をすることで気持ちが楽になるはずです。

周囲からの視線や、他の付帯的な条件のために我慢してその職場に居続けるよりも、あなたが本当に大切にしたい働き方を貫く方が、人生を豊かに感じられるのではないでしょうか。

自分の軸とする条件と合う職場を探すことは、決してわがままなどではありません。今後も続く、看護師としての生き方そのものにも大きな影響を与える決断となります。後日、ふり返ったときに、決してムダな転職ではなかったと思えるようになります。

条件が違うという理由で転職をするデメリット

条件が違うという理由で転職をした場合、次の転職先へ応募する際に差しさわりが出ないのかが気になるところです。

就職後、短期間のうちに転職することで不利になる可能性は、確かにあります。応募先の担当者は「またすぐに転職するのでは?」という疑いをもつかもしれません。どのような理由であれ、仕事先を変えた事実は残ります。

しかし、それでも自身の信じる働き方を大切にするための転職であれば、何も恥じる必要はありません。「先に聞いていた労働条件と違っており、納得しかねた」「求める働き方ができなかった」というあなたの中の軸を、しっかりと伝えることが大切です。

むしろ目先の条件に囚われず、自分の信念を明確に持っている人という印象をもたれ、評価されることも期待できます。

転職回数が増えてしまうことについて、どうしても気になるのであれば、サイト内の「転職回数の多い看護師は不利?転職を繰り返すデメリットとは?」を参考にしてみてください。担当者に不安を抱かせないための転職活動の方法について、ご紹介しています。

「条件と違う」失敗をしないための転職活動

「条件と違う」という失敗をしないための転職活動については、本サイトの別記事で詳しく紹介しています。これから転職活動を始めるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

失敗することを前提にして転職活動の方法を選ぶ人はいませんが、もしもの場合に頼りにできるのは、やはり転職サイトです。転職サイトであれば、労働条件に疑問を持った時にも担当者に相談することができます。必要であれば病院側と交渉してもらえるなど、アフターフォローが万全です。

また転職活動を行っているときも個人では探すことが難しい非公開求人の情報提供があり、病院の内情に通じているため、より条件に合った職場が見つかりやすいというメリットがあります。

自身がもっとも重視する、絞るべき条件はなにかを担当者が一緒に考えてくれるので、就職後に後悔する率を低くできます。成功する転職のために、またトラブルが起きたときにも、転職サイトは心強いサポートをしてくれます。

転職活動中には、失業給付を受けられる可能性があります。自分が対象となるのか事前に確認したいときには、転職サイトの担当者に相談してみると良いかもしれません。

基本的には離職日以前の1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上あれば失業保険の対象者となります。直近の病院の勤務が短期間であっても、それ以前の保険期間と通算されるので、もらえる可能性はあります。

自己都合の退職の場合には3か月の猶予期間がありますが、労働条件が違っているなどで病院側の非が証明できれば、会社都合の扱いとなる場合もあります。失業保険がもらえる可能性があるときには、ハローワークの窓口で確認してみましょう。

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10月は12月退職や4月入職の動きが活発化!転職に向けて早めの情報収集を!

10月は年内の転職を考えている方が求人を探し始める時期です。「冬のボーナスを貰ってから、転職先を探せばいい」と考えていると準備ができず年内の転職は難しくなってしまいます。

大学病院、規模が大きな病院、企業の中には、9月~10月に非公開で来年4月の募集を開始するところが多いので、早めに登録してキャリア相談や希望条件のヒアリングを済ませておくといいですね。

新着の条件がいい求人は看護師の転職サイトに登録済の方に優先的に紹介されています。転職サイトによって扱う求人情報が異なりますし情報が入る時期も違います。

条件がいい求人を探している方は、複数の看護師転職サイトに登録して非公開の求人情報が手に入りやすい状態にしておくといいですね。

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