「条件と違う」転職は回避できる?転職方法選びのポイント

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「転職してみたら募集時に聞いていた条件と違う」そんな話を耳にすると、転職するのが不安になります。

しかし「条件と違う」という失敗は回避できないものではありません。事前に転職方法についてよく把握しておけば、失敗を避けられます。

転職で後悔しないためにも、あなたにとって最も合う転職方法を考えていきましょう。

「条件と違う」で失敗した看護師の体験談

働き出してから条件と違うと感じ、転職で失敗したという実際の体験を見ていきましょう。

給料・福利厚生で失敗した

基本給が下がった

就職前に提示された条件では基本給が25万だったのに、採用されてから呼び出されて20万でも良いかな?と打診されました。どこも同じなのだろうと、我慢して働き続けましたが、その後転職した先では求人のときの条件通りだったので安心できました。

夜勤はなかったけれど残業が多かった

夜勤がない病院を希望していたのでその通りになったのは良かったのですが、代わりに残業が月に40数時間ほどあります。面接のときには、「その時の状況による」という抽象的な言い回しでした。確認しない私にも問題があったと思います。

夜勤がなくてもこれだけ残業があると体力的にはきつく、この状態が続くようでしたら転職も検討しようと思います。その時は今回の失敗を教訓として生かしたいと思います。

業務形態・配属先で失敗した

配属先が変わったケース

配属先が全く違いました。私は総合病院に勤めていますが、当初は内科外来希望でそうなると聞いていました。

でも、実際は透析室勤務になりました。小さな子どもがおり、定時に帰れるか不安でしたが、透析室でも配慮してもらえたのでそのまま継続して働くことにしました。

HCUへの希望が高齢者病棟へ

超急性期で経験が積みたくてHCUへの配属を希望し、希望通りの配属になりました。

ところが入職の前日、突然、病棟イチ残業が多く体力的にもハードな寝たきりの高齢者が集まる混合病棟に回されました。気持ちを切り替えて頑張ろうと思いましたが、あまりのイメージの違いから体調を崩して退職し、今は希望に叶った職場で働いています。

残業、夜勤の問題で失敗した

ハローワークに相談しても未解決

毎日引き継ぎがあり通常より1時間早く出勤しなければならず、帰りも引き継ぎがあると遅くなります。就職前の話では、基本時間通り帰れると言われましたが毎日引き継ぎはサービス残業みたいになってます。

ハローワークに相談しましたが、あくまで条件の記載も書類上になってしまうので、現実は違う事がありますと言われました

看護部の方針とまったく現状が違った

情報収集などのために早めの出勤をしないようにと呼びかけている、時間通りの出勤や残業をせずに勤務内でスタッフ同士が時間通りに帰れるように協力することを促している、という看護部の方針が、すごく良いと思ったのもあって転職を決めました。

現実は、早めの出勤をしないと業務に支障があり、残業があっても残業を行わない方針のため、残業届は書いてはいけないと言われました。

自分の実務経験が少ないから劣っているため、仕方がないと思っていましたが、ほかのスタッフも同様に早めの出勤や残業をしていました。そこで、結局看護部の方針は外向けのものなのだと感じ、体調を崩したのを契機に、転職しました。

「条件と違う」という失敗をしないためには?

「転職してみたら条件が違う」という失敗をしないためにはどうすれば良いのでしょうか。

失敗をしないために気を付ける点は、転職方法によって異なります。どの転職方法を選ぶかによって、それに合った注意点を考える必要があります。

今回の記事では、次の4つの方法を取り上げます。

  • 自分で職場を探す方法
  • 看護師転職サイトを使って探す方法
  • ハローワークを使って探す方法
  • 友達や知人看護師から紹介してもらう方法

これらそれぞれの方法について、「転職してみたら条件が違う」という失敗をしないために気を付けるべきことを考えていきましょう。

転職方法の選び方

注意点について考える前に、そもそも4つの転職方法のどれを選べば良いのかと迷っている人がいるのではないでしょうか。

例えば最初から「この病院で働きたい」という強い希望を持っているのであれば、自分自身で転職活動をするのもあり得ます。ターゲットが明確になっていれば、直接応募することもできます。

しかし、明確なターゲットを持った上で、転職サイトやハローワークを利用し、病院の情報を広く深く集められれば、失敗しない転職により近づくことができます。

ハローワークや転職サイトを利用する際には、それぞれの得意分野について理解していればさらに活用の効果が上がります。

ハローワークは転職サイトに比べると情報量の面で劣りますが、採用側の費用負担がないため、採用にあまりお金をかけられない小規模な病院やクリニックについての強みがあります。

一方、転職サイトは圧倒的に情報量が豊かで、病院の内情にも通じています。各転職サイトにも特色があり、年代やキャリアなどの求人の層や病院の種類など扱いの得意な分野に違いが見られます。

ハローワークの紹介を利用するか、どの転職サイトに登録するかは、こうした違いをよく知って検討するべきでしょう。そのためには転職先についてエリアや施設の規模、さらに「次はこんな働き方がしたい」といった自身の仕事観についてもある程度明確にしておく必要があります。

どの転職方法で進めていくのかは、どこでどう働いていきたいのかと自分の将来への希望によって、選択が変わります。

自分で転職先を探す方法

自分で転職先を探すメリット

自分で転職先を探すメリットとしては、他人任せにせず能動的に動くことで、すべてを把握できるというところにあります。応募先と直接コミュニケーションを取るため、間に人を介したときのような、情報の食い違いがありません。

何かわからないことがあれば、自分自身で確認するより手段がないため、聞きたいことをはっきりと知ることができます。

そういう意味では、「聞いていたのと違う」という状況は比較的起こりにくいと言えます。

自分で転職先を探すデメリット

ひとりで行う転職活動には、行動に限界があります。応募先の担当者と直接話をするにしても、当事者間では内情を聞きにくく、また率直に真実を話してくれるとは限りません。

業界に通じたプロではないため、情報収集には不利です。インターネットを使っても有望な職場を絞り込んでいくのはかなりの手間がかかり、すべてを網羅するのは不可能です。看護師の求人には非公開案件も多く、そうした情報は個人では閲覧できません。

誰かに相談したりアドバイスをもらったりできる機会がないので、視野が狭くなりがちで、転職活動が思うように進められない恐れがあります。

面接時の注意点

先に挙げたようなリスクは、どの転職方法であっても必ず伴います。しかし行動の仕方によっては、そのリスクを軽減していくことは可能です。

個人で転職活動を行うときには、どのような働き方をしたいのか、また看護師という仕事に対しての考え方や目指すところなどを、自身の口から明確に伝えられるようにしておかなければなりません。

代弁者がいない以上は、面接時に思うところを的確に伝え、自分の希望が叶えられる職場なのかを自身で判断する必要があります。

少しでも不安や疑問があるときには、遠慮せずに思い切って聞く姿勢が大切です。あいまいにしておくと、「あのとき、ちゃんと聞いておけば良かった」といった後悔につながりかねません。

また契約時に渡された書類には、面倒でもくまなく目を通すようにしましょう。契約書はひとりの社会人として交わす契約について、細部にわたって記載したものです。契約書に書かれてあるのに、「聞いていなかった」では済まされません。

リスクを軽減していくためには、自身の責任について強い意識を持つことが求められます。

看護師転職サイトを使う方法

看護師転職サイトを使うメリット

看護師の転職活動の方法としてはすでに一般的になっているのが、看護師転職サイトの活用です。活用のメリットとしては、主に次のようなものが挙げられます。

  • 自分で求人を探しに行く必要がない
  • プロの観点で職場を探せる
  • 非公開求人など求人情報の幅が広い
  • キャリアプランや仕事観についてアドバイスがもらえる
  • 交渉を代行してもらえる
  • 面接日程の調整や同行も可能
  • 働きながら転職活動がスムーズに進められる

条件や希望を提示しておけば、それにマッチする求人情報を提供してもらえるので、自分から探しに行ったり検索を何時間もしたりする必要がありません。

素人目からは一見条件に合っていそうでも、微妙に内容が異なる案件も存在します。転職サイトでは希望する条件にあった職場環境を、プロの視点から探し出して紹介します。

応募が殺到しそうな希少な求人は、非公開にされる場合が多いものです。転職サイトであれば、そうした優良案件にも巡り合う可能性が高くなります。

失敗しない転職のためにもっとも重要なのは、自身の目指す方向性や仕事観ですが、自分でもよくわからないというケースも少なくありません。転職のプロによる的確なアドバイスによって、真に求めている職場環境を見出すことで、応募先の絞り込みができます。

本人では難しい給与や条件交渉などを行い、また聞きづらい質問についての回答も得られます。面倒な面接日程の調整を代行し、希望すれば面接にも同行してもらえます。 時間や手間をかけずに済むので、現在の職場で働きながら転職活動を進めていけます。

看護師転職サイトを使うデメリット

心強いサポートが受けられる転職サイトですが、デメリットもあります。

転職サイトでの転職の成功は、担当者とのマッチングがカギとなります。担当者と性格や方向性が合わないと、望まない転職ともなりかねません。自分の希望を率直に伝えられなかったり、担当者が違う受け止め方をしたりすることもあります。

同じ転職サイトのスタッフでも、コミュニケーションの取りやすさは個人的な問題です。少しでも方向がずれてしまうと、職場選びの質が変わってしまう可能性もあります。

転職サイトでは、紹介実績によって企業が評価されます。そのため希望に合わずに断りを入れても、実績を上げるためにしつこく連絡されたり、希望条件と違う職場を紹介されたりするというケースもあるようです。

担当者の変更は早めにする

転職サイトを有効に活用するためには、信頼できる担当者に依頼する必要があります。話をしてみて担当者に違和感をもったり、こちらの話を良く聞いてくれていないと感じたりするときには、すぐに担当者を変更してもらいます。

たとえ無料のサービスであったとしても、そこでためらっていると、転職サイトを利用する意味が薄れます。

転職のメインとなるのは、転職者自身です。担当者はあくまでサポートに過ぎません。意思にそぐわない転職活動にならないように、早めに変更を申し出てください。

登録する転職サイトについては、口コミやその他の情報を良くチェックしておきましょう。

利用した転職者のレビューは、良い参考となります。自分が就職したい病院や分野に強い転職サイトかどうか、またスタッフの対応や連絡の頻度なども確認しておくと安心できます。

ハローワークを使う方法

ハローワークを使うメリット

ハローワークは求職者が最初に思い浮かべる、もっともメジャーな転職方法です。ハローワークを活用するメリットには、次のようなものが挙げられます。

  • 地域密着の求人が多い
  • 競争率が比較的低い求人が多い
  • 公的な機関の担当者が仲介してくれる

ハローワークには地元密着の求人が多く、転職サイトには掲載されていないような案件も見つかります。家の近くで働きたいという場合には、おすすめの方法です。

求人サイトよりも狭いエリアでの扱いが多いため、比較的競争率が低く、採用されやすい傾向があります。ハローワークの職員が紹介状を作成し、面接の日程を組んでくれるため、転職活動がスムーズに進められます。

ハローワークを使うデメリット

競争率の低い案件が見られる一方で、大きい企業の求人や待遇の良い職場の求人があまりないというデメリットがあります。

またハローワークを通した就職では、離職率や職場の雰囲気などは、実際に入社してみないとわからないことが多いようです。求人している病院の内情を知りたいと思っても、一般的にはハローワークの職員はそこまで事情に通じていません。

転職サイトと比較するとスピーディーさに欠け、地域によっては相談してから実際の応募までに時間がかる場合もあるようです。

ハローワークを使うときの注意点

ハローワークを活用する場合には、自分がどのような病院で働きたいのかを、ある程度まで考えておくようにすると、応募先を決めやすくなります。窓口の担当者に対しては、希望する転職の方向性を話しておくと、それなりにマッチした案件を選んでくれます。

就職希望者が殺到するハローワークでは、余裕がある人は後回しにされることもあります。

このくらいまでには転職をしたいという自分なりのビジョンがある場合には、窓口でいつ頃までに転職が可能かを確認しておくと、担当者の側でも心づもりをしてくれます。

友達や知人看護師から紹介してもらう方法

友達や知人看護師から紹介してもらうメリット

転職を希望していることを話すと、友達や知人の看護師から転職先を紹介してもらえる場合があります。メリットとしては、実際に働いている人から職場の雰囲気を聞けるため、現実的な働くイメージを持つことができます。

病院の施設やシフト体制など、現場の詳細な情報も事前に得られます。働いている看護師の紹介であれば、求職者の人物に対する信頼性があるため、採用率が高くなります。

友達や知人看護師から紹介してもらうデメリット

紹介による転職方法のデメリットには条件が合わない場合でも、紹介してもらった経緯があるため、断りにくいという点が挙げられます。また、同じ職場にその看護師がいれば、入った後もすぐには辞めづらくなります。

紹介してくれた看護師が「とても良い職場環境」と考えていたとしても、個人的な考えが一致するとは限りません。就職して実際に働き出してから、自分とは合わないということに気付く可能性もあります。

自分自身で病院を見ることが大切

どんなに親しい間柄であっても相手の話を鵜呑みにせず、自分自身で足を運んで病院を直接見ることが失敗の回避につながります。紹介者に悪気がなくても、話とは違う点があるということも起こり得ます。

すでに働いている看護師が就職した当時と、契約内容が変更されているという場合もあります。応募に際しては、現時点での契約内容をしっかりと確認しておきましょう。

同じ看護師であっても、その病院が合う、合わないは人それぞれです。職業観や価値観も違っていて当然であることを、理解しておく必要があります。

「条件と違う」理由で失敗してしまった時の対処方法

実際に転職で失敗した体験談でも見られたように、その後の対応はさまざまです。すぐに他の転職先を探した看護師もいますが、それなりに折り合いをつけて働き続けるケースも見られます。

「条件と違う」と感じたら、まずは労働条件通知書を確認することが大切です。記載されている内容と実情が明らかに違う場合には、根拠となるタイムカードや業務日誌などを準備しておきます。

相談する先は、転職方法によって異なり、また対応もそれぞれです。親身になって就業先に掛け合ってくれる場合もありますが、真剣に取り上げてもらえないこともあります。

あまりに労働環境がひどいときには、対応してくれる公的な相談窓口も複数あります。提示された就業条件と現状がかけ離れている場合には、労働者の権利として申し立てができます。

勤務先との話し合いがうまくいかない場合も想定し、転職をするかどうか検討しておくことも必要です。

転職活動時に使える情報

給料の齟齬が生まれないようにするには?

給与などお金の面で、「聞いていたのと違う」「思っていたのと違う」という失敗を回避するためには、年収についての考え方をしっかりと把握しておく必要があります。

給料には税金が含まれている「額面」と、所得税・住民税、社会保険料を差し引いた「手取り額」があります。

通常、転職先企業と条件交渉をするときには「額面」で話をするのが一般的ですが、このとき希望する「手取り額」から考えておかないと、大きな後悔をすることになるかもしれません。

看護師の給与相場から見た場合、手取りは額面に対して78~80%程度です。例えば400万円の年収を提示されたときの実際の手取り額は317万円、500万円では390万円となります。

給与の交渉をするときには額面ではなく、自分が実際に手にしたい額、つまり支出に回るお金と貯蓄したいお金の合計から考える必要があります。具体的に自分がいくら欲しいのかを知っておけば、求める給与と提示される金額を正しく比べられます。

給与面を明らかにすることで、その病院で働いてからの現実的な将来像がイメージしやすくなります。これにより少なくともお金に関しては、転職による失敗の可能性が軽減されるのではないでしょうか。

看護師の平均労働時間って…?

日本医療労働組合連合会による「看護職員の労働実態調査結果報告2017」からは、依然として看護師の働く現場は人手不足が深刻な状態であり、過酷な夜勤や交代制労働の実態が伺われます。

1年前に比べて仕事量が増えたという回答は、58%にも上り、社会の高齢化による看護のニーズの高まりが、看護師の仕事を圧迫している原因と推測されます。

残業については、始業時間「前」の残業時間が30分以上と回答しているのは53.2%、終業時間「後」では73.9%にも達します。さらに長時間労働となる「2交替夜勤」では始業時間「前」約60分以上の時間外労働が半数を占め、突出して多くなっています。

看護師は求人情報の条件には現れにくい、労働環境を強いられていると見て間違いないでしょう。データから看護師という職業が一般的な職種と比較して、かなりハードであることがわかります。

こうした前提の中で「条件と違う」という失敗を犯さないためには、自分の仕事観や生活スタイルなどを考慮して、それに合った勤務ができる職場を選択しなければなりません。

契約内容と実際の働き方が違っていた..という事態を避けるためには、書面だけでなくその職場に実際に足を運んで雰囲気を感じるなども必要です。

応募先の話を鵜呑みにしたり、人任せにして確認を怠ったりするのは、危険です。事前にできる限り信頼性の高い情報を手にすることで、イメージに近い働き方を実現する可能性が高められます。

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11月は冬ボーナス後の転職や4月入職に向けた動きが本格化!

11月は冬ボーナス後の転職を考えている方が本格的に求人探しを始める時期です。年内の退職を考えているなら早めの報告が必要になります。

ほぼすべての医療機関や企業が、来年4月の求人募集を始めます。条件が良い新着求人はどんどん決まっていく時期です。

条件がいい求人は看護師の転職サイトで非公開求人として紹介されています。転職サイトによって扱う求人情報が異なりますし情報が入る時期も違います。

条件がいい求人を探している方は、複数の看護師転職サイトに登録して非公開求人情報が手に入りやすい状態にしておくといいですね。

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