ピルは処方してもらえる?女性の悩みに答える婦人科と産婦人科の違い

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看護師として働いている方の中でも、意外と知られていないのが、「婦人科」と「産婦人科」の違いです。

なぜ、診療科として「産婦人科」と「婦人科」があるのでしょうか?

病態や症状によって、どちらか選ばなくてはいけないことはあるのでしょか?

今回は、「婦人科」と「産婦人科」の違いについて、解説していきます!

1.婦人科と産婦人科の違いは?

婦人科と産婦人科の違い

婦人科と産婦人科の違い。

それは、一言でいうならば、「産科があるかどうか」です。

「婦人科」は婦人科単科であり、産科は扱っていないことを示しています。

そのため、婦人科疾患については取り扱えますが、妊娠・出産は扱っていません。

一方、「産婦人科」は、産科と婦人科、双方を扱っていることを示しています。

産婦人科では、婦人科疾患を扱う一方で、妊婦検診など、産科領域の診察も行っています。

このとき、注意したいのが「産婦人科をかかげている病院orクリニックすべてが分娩まで取り扱っているとは限らない」という点です。

入院設備を伴っていないクリニックなどの場合、産婦人科として妊婦検診は行っているものの、分娩は他院へ紹介するという形態をとっているところもあります。

婦人科と産婦人科がそれぞれ扱う分野

婦人科では、月経不順や更年期障害といった女性ホルモンによる疾患や、子宮頸がんなどといった女性器での悪性腫瘍、クラミジアなど性感染症の治療などを行います。

一方、産婦人科では婦人科での疾患に加え、妊産婦を対象として、妊娠の経過を観察し、異常の早期発見に努めるとともに、妊産婦および胎児が正常に経過し、出産に至るようサポートを行います。

近年、産婦人科は出生数、そして産科医の減少から減少傾向にあることから、どの産婦人科も婦人科の患者さんに比べ、妊産婦の割合が高くなっています。

2.婦人科と産婦人科ではピル処方に違いはあるの?

婦人科と産婦人科ではピル処方に違いはあるの?

ピルは、大きく分けて二種類の理由で処方されます。

一つは、月経困難症など、月経に対して女性ホルモンを整える、という治療目的で処方されるケース。

もう一つは、避妊方法の一環として患者側から処方を依頼するケースです。

いずれのケースでも、ピルを処方してもらう、という点においては、婦人科・産婦人科どちらでも処方は可能です。

一方で、医師の考えの元、患者の希望のみではピルを処方しない病院やクリニックもあるので、処方を希望している場合には、事前にピルを処方してもらえるかどうか、確認することが大切です。

3.婦人科と産婦人科の仕事の違いを知りたい

婦人科と産婦人科の仕事内容

婦人科は、看護師は患者さん一人ひとりに対し、病態および疾患の進行具合を確認した上で、それぞれに適した看護を提供するとともに、医師の指示の元、診療の補助を行います。

特に月経困難症や更年期障害など、女性ホルモンの乱れによって起こる諸症状は、患者さんごとに出現する症状が違うほか、気分にむらが出るなど、精神的にも辛い方が多くいます。

看護師として、そういった患者さんへ寄り添い、一人ひとりにあったケアを行う必要があります。

婦人科では婦人科疾患のみを専門的に扱っているため、スタッフは看護師のみのところがほとんどです。

一方、産婦人科の場合は、婦人科での看護に加え、妊産婦さんを対象に、看護師として観察し、異常の早期発見および妊娠の経過に沿った指導およびケアを行います。

また、新生児の観察およびケアを担うこともあります。

産婦人科は、看護師だけでなく、助産師も多く在籍しており、スタッフ間のチームワークがより重要となります。

産婦人科・婦人科の看護師と助産師の仕事の違い

産婦人科において、もう一つ重要なのが助産師と看護師での仕事の違いです。

助産師と看護師の一番の違いは「医師が不在の場合でも、助産行為が行えるかどうか」という点です。

助産師は医師が不在の場合でも分娩を取り上げることができます。

助産師の中に助産院を開業し、分娩まで請け負っている方がいるのは、このためです。

一方、看護師は原則として助産行為は医師の指示の元でなければ行うことができません。

よって、医師が不在の場合、看護師だけで助産行為を行うことは違法となります。

また、助産師は看護師に比べ、産科領域においてより多くの知識と経験を持っています。

そのため、産科においては助産師が中心に活躍しており、看護師はあくまで助産師の補助に回るか、産婦人科の場合には、基本的に助産師は産科、看護師は婦人科と、それぞれ仕事を完全に分けている病院も多くあります。

4.婦人科と産婦人科では求められるスキルに違いはあるの?

婦人科と産婦人科で求められるスキルの違い

婦人科では、女性特有の疾患を持つ患者さんの看護を行います。

患者さん一人ひとりが持つ悩みや症状に対する苦しみに寄り添い、ケアを行うためにも、患者さんに対するコミュニケーション力が求められます。

一方、産婦人科の場合は、患者さんに対するコミュニケーション力の他に、他スタッフに対するコミュニケーション力の高さも要求されます。

婦人科では、勤務している方はほとんど看護師なので、経験や知識の差こそありますが、「同じ資格」という点で連携もとりやすくなります。

一方、産婦人科では看護師に加えて助産師の方も多く働いています。

助産師は看護師の知識に加えて、助産師として妊産婦さんおよび新生児に対する知識や経験があることから、「なんで看護師はこんなこともわからないの」「助産師は看護師を下に見ている」と資格の差によって連携がとりにくいという特徴があります。

よって産婦人科では、看護師と助産師という資格の差を超えて、「スタッフ間でコミュニケーションがとれるかどうか」が重要となります。

婦人科と産婦人科に向いている人の特徴

婦人科に向いている人、それは「気分の切り替えができる方」です。

婦人科には、様々な事情で通院している患者さんがいらっしゃいます。

そして、ホルモンバランスの乱れから、精神的にムラがある方も多くいる中、患者さんからそのイライラをぶつけられてしまうことも珍しくはありません。

そうした場合にも、「症状なんだから、仕方ない」とあまり深く考えず、気持ちの切り替えができるということは、婦人科看護において重要なポイントとなります。

症状からつい暴言を吐いてしまった患者さんに対しても、看護師としてあまり深追いせず、適切に対応をとることによって、逆に患者さんから大きな信頼を得ることができます。

そして、患者さんから「あなたのおかげで頑張れたわ。ありがとう」と感謝されたとき、大きなやりがいを感じることができます。

産婦人科の場合は、先ほどもご紹介したように、「コミュニケーション能力に長けている」ことが、ポイントです。

妊娠・出産において、妊産婦さんを注意深く観察し、気になる点がある場合には看護師側から声をかけ、不安の軽減に努める必要がある他、助産師のスタッフとも連携を保ち、スムーズに仕事ができるよう、注意する必要があります。

妊娠初期には不安でいっぱいだった妊婦さんが、関わりを増やすことで少しずつ穏やかな表情が増えた時。

そして出産を経てお母さんになる過程を見れた時、看護師として大きなやりがいを感じることができます。

5.婦人科と産婦人科に転職をする方法が知りたい

婦人科と産婦人科に転職するなら、”勤務体系”がポイント

婦人科と産婦人科に転職する場合、ポイントとなるのが「勤務体系」です。

婦人科や産婦人科はクリニックの割合が高く、日勤のみの勤務体系であることが多くなっています。

日曜や祝日、お盆や正月など大型連休時は仕事も休みであることが多いですが、一方で特に産婦人科の場合は妊産婦さんの突然の体調不良に対応するため、オンコール対応を取っているところもあります。

また、緊急避妊などに対応するために、診療時間外も電話での相談を受け付けている婦人科や産婦人科もあります。

そのため、転職を検討する場合には「日勤だけだから大丈夫だろう」と安易に考えず、必ず「勤務体系」とともに「オンコール対応の有無」「診療時間外の対応を行っているかどうか」についても確認するようにしましょう。

婦人科と産婦人科の勤務時間を確かめる方法

突然の出産や緊急避妊などに対応するため、時間外も対応していることも多い、婦人科や産婦人科ですが、求人票では、この点について詳しく記載していないケースがほとんどです。

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