赤ちゃんのお世話がしたい… 助産師になるには?

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看護師の仕事の中に、助産師という役割があります。助産師になるには、一般の看護師とは別の資格が必要です。

赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会い、お世話ができるのは助産師ならではの仕事といえるでしょう。

それでは助産師の仕事とは具体的にどのようなものか、助産師になるためにはどうすればよいのか、みていきましょう。

助産師の仕事内容は?

助産師は産婦人科や助産院などで働く看護師で、妊娠や出産に関わることができる仕事の一つです。

古くから助産師の仕事はあり、「産婆(さんば)」「取り上げ婆(とりあげばばあ)」などと呼ばれのていました。

正常分娩なら助産師のみで赤ちゃんを取り上げることができます。赤ちゃんが産まれる瞬間に立ち会えるのは、助産師ならではの仕事であり、一番のやりがいといえるでしょう。

赤ちゃんが産まれる前や産まれた後も、妊婦さんのケアや赤ちゃんのお世話に関われます。助産師は、女性の出産という一大イベントに関われる職種なのです。

それでは助産師の主な業務を4つに分けてご紹介します。

分娩介助(出産・赤ちゃん取り上げ)

助産師は看護師のなかで唯一、赤ちゃんが産まれてくるサポート業務を行える資格です。妊婦さんが正常分娩をするときは、医師の力を借りずに赤ちゃんを取り上げることができます。

もし、出産で異常があった場合は産科医が出産を担当することになります。

出産の際、妊婦さんはこれから迎える出産に不安を抱えます。正常分娩でも、出産が何時間にも及ぶ可能性もあるのです。

助産師は一生懸命出産に力を注いでいる妊婦さんに、声かけをしたり体をさすったりして精神面や肉体面でサポートを行います。

また、赤ちゃんが出てきたときに、安全で素早く産めるように、取り上げ業務を行います。無事に生まれれば、へその緒を切ることができるのも助産師に許された業務です。

赤ちゃんを迎えるための産前教育

妊婦さんが赤ちゃんを安全に安心して産めるように、出産時や産後に行うことを、産前に伝えておくことも助産師の重要な業務です。

産前教育では、母乳の大切さや赤ちゃんの抱き方などの基礎知識をはじめとした教育を行います。

また、妊娠中に行う呼吸法などを妊婦さんに覚えてもらい、少しでも楽な出産ができるようにサポートをするのです。

特に初産の妊婦さんや家族は、初めて産まれる赤ちゃんに期待と同時に不安を抱えています。

妊婦の母親など家族がそばにいれば不安も少し和らぎますが、遠方にいる場合は助産師が主に心の支えになることもあるのです。

産前教育は必ずしも妊婦さんにのみ行うものではありません。妊婦さんの家族にも産前教育が行われることもあり、クリニックではそれを担当するのも助産師の仕事の一つです。

赤ちゃんが産まれる家族に、赤ちゃんのことを知ってもらい、その家族が安心・安全に赤ちゃんを迎え入れられるようにサポートをする役割があります。

メンタルにも気を配る産後ケア

妊婦さんは出産を終えた後、その身体はボロボロになっています。出産が身体に及ぼす影響は大きく、出産後にすぐ普通の生活ができるわけではありません。

一般的に出産後、3日から5日くらいまでは妊婦さんはお産をした病院に入院し、療養します。

その間も、赤ちゃんが健康なら授乳や世話を行いますが、それ以外の家事などは行わずに家族の助けを借りながら身体を回復させるのです。

また、産後の女性は精神的に安定しない部分もあるので、産後のメンタルケアも大切になります。

また、出産が初めての方は授乳やもく浴など、赤ちゃんの世話を実践しながら、育てるために必要な方法を教えていくことも重要な業務のひとつです。

産前教育で教えたことをさらに詳しく、一緒に行うことで、出産後のママさんや家族に赤ちゃんを育てる自信をつけさせることができます。

助産師外来で医師の代わりも

助産師外来とは、厚生労働省が発表している資料によると「医療機関等において、外来で、正常経過の妊産婦の健康診査と保険指導を助産師が自立して行うもの」として定義されています。

つまり、医師が行う妊婦健診(エコー検査などの外来検診)を助産師が行うことです。助産師が行うことで、女性に診察してもらえるので妊婦さんに安心感をもってもらうことができます。

また、医師の負担が軽くなるので、病院も円滑に回るようになるメリットがあります。

この4つのことを主として行い、妊娠から出産までに関わっていきます。出産前後で妊婦さんが入院をした場合には、妊婦さんの栄養管理や健康管理も行います。

一般の看護師は医師の判断を仰ぐことが多いですが、助産師は自分の判断で助産介助ができるのも一般の看護師との違いでしょう。

助産師になる方法を知りたい!

助産師は女性しかなることが許されておらず、看護師資格を取った後にしか助産師資格を取得できない特殊な職種です。

また、助産師資格を取る試験の合格率は高いのですが、助産師は養成する学校の少なさから数少しか助産師資格を取得することができません。

その理由とともに、助産師になる方法をご紹介します。

助産師になるために必要な資格を取得

助産師になるには、看護師の国家資格を取得する必要があります。看護師の国家資格を受けるためには、看護専門学校や看護系の短期大学などに3年以上通わなければいけません。

看護学校の卒業が決まれば、国家資格試験資格を得ることができ、試験に受かれば晴れて看護師になることができます。

看護師資格を取得した後、助産師養成校で1年以上のカリキュラムを学ぶことで助産師国家資格の受験資格をもらえます。試験に受かれば助産師として働けるようになります。

看護師の資格を取得できる割合は、厚生労働省の調査で平均90%前後を推移しています。しっかりと勉強をおこたらなければ、資格を取るのに決して無理な関門ではありません。

問題は一般問題が1問1点で75問出て、状況設定問題が1問2点で35問出ます。合格ラインは2016年時点、145点中87点以上(6割以上)で合格です。

助産師と看護師の資格を同時に取得

看護師の資格がなければ助産師にはなれませんが、一部の4年制看護学校の中には看護師の資格の勉強とともに助産師養成のカリキュラムを取り入れている学校もあります。

そこでの養成を修了すれば、看護師と助産師の国家試験受験資格を同時にとることができ、どちらにも合格することができれば助産師として働くことができます。

しかし、看護師の試験に通らないと助産師の資格を得ることはできないので注意が必要です。助産師の合格率はとても高く、2016年度の助産師の合格率は99.8%でした。

助産師への道のりは意外と険しい

先ほど記載した通り、助産師の国家資格を取得するのは、看護師の資格を取得するよりも通るイメージがあり、助産師養成学校を卒業できれば助産師の道が開かれていると考える方も少なくないはずです。

しかし、助産師になるために行く養成学校に受かること自体が難関になってくるので、助産師は競争が激しいといわれています。

助産師養成学校の倍率が上昇する理由として、学校の数が日本国内に少ないことが上げられます。そのため、学校へ入る倍率が必然的に高まってしまうのです。

また、助産師の資格は女性しかとることができません。これは妊娠に関わる仕事のため、男性が求められていない職場というのが理由として考えられます。

妊娠は、女性だけに与えられた特別なイベントであるため、出産をサポートしてくれる助産師さんは女性である方が妊婦さんも安心して出産を迎えることができるのです。

そのため、2017年3月時点では男性が助産師になることは許されていません。

助産師になるには、性別の条件や学校に通う期間を含め簡単な道のりではないでしょう。

また、資格試験の合格率は良くても必ず受かる保証はなく、一度落ちると再度受けられるのは来年になってしまいます。

助産師になるためには、根気と努力が必要であることを覚えておきましょう。

助産師資格は働きながら取得できる

スキルアップ支援制度を利用して

養成学校や大学に通わなければ資格試験を受けることも助産師は難しいです。そのため、一番心配になるのは学費などの費用面でしょう。

助産師になるための養成学校に通う場合、1年間の学費は150万円以上かかり、2年制の場合は300万円近くの学費がかかります。

看護師資格を取得するのにも学校に通わなければならず、その学費が高い場所なら500万円を超えるので、助産師になるために最高で650万円以上かかる可能性があるのです。

そのうえ、自分の生活費などをまかなう必要があるので、資格を取るだけでもばく大な出費がかかります。なんとか学費を抑えて資格を取る方法はないのでしょうか。

病院やクリニックの中には、給与をもらいながら助産師の資格取得支援を待遇で取り入れているところもあります。

条件として、その病院で数年間勤務することや、取得後に数年間働くことが必要ですが、後ろ盾がない状態で資格を取るよりも安心して資格を取りにいけます。

看護師の資格が無い人でも、看護助手として働きながら看護師資格の取得支援をしてくれる病院もあります。

病院やクリニックでは、働いているスタッフや看護師に、さらなるスキルアップができるような支援を行っている仕事先はあります。

支援をしてくれる病院で働くことができれば、生活面で不安を抱えることも少なく助産師の資格を取得することに専念できるでしょう。また、支援以外にも奨学金制度がある病院もあります。

支援対象として、看護学校に入学見込みか在学している人で、卒業後に常勤職員として常勤する人に奨学金を適用しています。

返還の免除制度もあり、一定期間貸与された病院に勤めることで返還義務が免除されます。

しかし、途中で学校を中途退学した場合や、卒業後に貸与された病院に就職しなかった場合は一括返済しなければいけないので注意が必要です。

収入面で看護師と大きな差が

取得するまでに時間もお金もかかる助産師ですが、助産師の給与は看護師の給与よりも高いと言われています。一般的な看護師は、年収が400万円から500万円の範囲にとどまります。

年収が高くなるのは夜勤が入る場合です。助産師になると、分娩手当や助産師手当があるので、一般的な看護師よりも月収で1万円以上高くなります。

各病院や仕事内容によっても変わりますが、年収で50万円以上の差がつくと言われています。年収で50万円の差がある場合、20年働くと1,000万円の給与差がでるのです。

助産師になるために1年間か2年間、学校に通う必要はありますが、長く働くことを考えると生涯年収の差が大きく開きます。

長く継続して働くことを考えた場合、助産師になることは年収面でメリットが大きいのです。

助産師はやりがいのあるステキな仕事!

  

助産師になるためには、看護師と助産師の国家資格が必要で、資格を取得するためには学校に通わなければいけないことを理解していただけたでしょうか。

また、助産師を支援するための制度も病院などで整備されており、必ずしも費用面などを自分で負担しなければいけないわけではありません。

制度を上手に利用すれば、自分の出費を抑えて資格を取得する道があることを覚えておくことで、助産師資格取得の道は広くなるはずです。

看護師の仕事をしていれば、子どもに関わることも少なくありません。子どもが好きで、特に赤ちゃんに関わりたい仕事となると助産師は最適な職業といえます。

その上、給与面でも一般的な看護師よりも高いのでメリットも大きいといえるでしょう。

医療の発展とともに、高齢でも無事に出産ができるようになってきました。しかし、年齢が高い状態で出産をするとリスクが高くなるのは昔から変わっていません。

また、無事に出産できる人だけが相談してくるわけではありません。なかには不妊治療を行ってきた人もいるでしょう。

長い間悩んできた結果妊娠をして、これからの出産に不安を抱えている人も少なくないのです。そのため、より妊婦さんの不安を取り除いてあげる作業が助産師さんには必要になってきます。

妊婦さんの不安を取り除いてあげることで、産まれてくる赤ちゃんは幸せな環境で家族に会えるでしょう。このように、助産師は妊婦や赤ちゃん・その家族をサポートする役割もあります。

もちろん辛く忙しい職業の一つですが、やりがいにあふれた助産師の資格取得を取得し、キャリアアップを目指しましょう。

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