看護師は転職回数が多いと不利?転職を繰り返すばかりはもう辞めたい

看護師の転職回数
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転職回数が多いと採用が不利になるのでは?」そうした不安を抱く看護師は少なくありません。

確かに転職回数が評価に多少の影響を与えないとは言い切れません。

しかしコツを知れば思い通りの転職を果すことも可能です。

これまでの決断をムダにせず、前向きな転職をするために、今できることを一緒に考えていきましょう。

看護師の平均転職回数

転職回数について実施された調査では、20代から50代までの看護師が回答を寄せています。

これによると20代前半でもすでに転職する人は見られますが、その割合は半分ほどで転職回数も1回程度です。

25歳を過ぎると転職する人が増え、8割程度は転職経験を持ちます。回数は平均的に見ると2回、多い人で3回というケースもあります。

30代ではほとんどの人が転職を経験しており、まったくしたことのない看護師の方が珍しくなっていきます。

転職回数も2~4回が主流で、もっとも多い人では8回という数字も見られました。

40代、50代では一層転職回数が増加していき、転職経験のない看護師はかなり希少になります。

年齢が上がるにつれ転職は特別なことではなく、むしろ当たり前と受け止められるようです。

回数も2~4回程度は少ない方で、8~10回という回答も複数人から得られています。

看護師の転職は何回からが多いと感じる?

看護師の転職の回数に関しては、年齢やスキル、そのときどきの状況にもよるため一概に良し悪しはいえません。

しかし医療業界では昔ながらのしきたりも多く、ほかの業界のように早期退職に対して前向きに理解をしてもらえるということは期待できないのが実情です。

古い考え方ではありますが、基本的には「石の上にも三年」のことわざ通りに、約3年が基準と考えて良いでしょう。

ただ実態としては慢性的な看護師不足が課題となっているため、伝え方次第では転職回数が多くてもさほど問題にされず、希望の職場に転職しやすい業界であるとも言えます。

ここでは年齢と転職回数の「多い」と感じられる関係性について見ていきましょう。

20代で多いと感じられるのは3回から

看護大学卒業が22歳の場合、3回以上転職していると計算上は3年以上勤めていないといことになります。そうしたことから20代で3回以上転職している場合には、採用先からは多いと見られます。

2回程度までであれば、さほど気にされなくても3回以上になると、転職理由を詳しく聞かれる傾向が出てくるようです。

30代で多いと感じられるのは5回以上

30代は年齢的にもライフイベントが重なり、結婚による転居や出産、子育てなどで仕事を切り替えざるを得ないことが多くなる年代です。

20代の計算と同様に平均勤続年数3年を軸に考えると、30代前半であれば5回は多い印象を与えます。一方、30代の後半であれば、そこまで多いとは受け取られずに済むようです。

40代の転職は回数の多い少ないでは捉えられない

40代は役職につく年代であり、経験も豊富になるため、単なる転職回数だけでは判断されません。

転職回数よりも、なにを経験してきたかのほうが重視されるようになります。回数が多い場合には多少は理由に言及があるかもしれませんが、若年世代に比べると経験値で判断される傾向にあります。

50代の転職は回数の多い少ないでは捉えられない

40代同様に、転職回数の多寡のみで判断されることはなくなります。役職についていたりさまざまな業務内容を経験してきたりするため、その中身の重要性が判断基準となります。

転職回数よりも経験値や人柄、人間性といった部分が重視されるようになります。

転職回数は少ないにこしたことはありませんが、年代によって受け止め方や印象がかなり違ってくるようです。年齢層が高いほど回数にこだわらず、人そのものが採用の判断基準となっていく傾向が見られます。

転職回数が多いとどこを見られるか?

自身の転職回数が多めだと感じると、転職の際にどこを見られているのかが気になります。しかし転職者側から考えるだけでは、つかめないものがあります。

ここでは人事担当経験者やキャリアコンサルタントなど、相手側から見た場合の着目点について紹介していきましょう。

クリニック、介護老人保健施設の事務長・施設長・人事担当の経験がある方

元の職場への悪口や不満を多く話す人には、特に注意を払います。

転職回数が多い看護師を面接していると、退職した職場の悪口が止まらない人がいます。

職場の人間関係の不満や上司への不満、病院の体制や経営陣への不満といった内容が多いようです。

確かにその看護師にとってはそう感じてきたのは事実だと思われますが、その職場や相手方にも言い分があるはずです。一方的な悪口を述べても、その裏付けとなるものがありません。

話している内容よりも、面接という場で前の職場の悪口や不満を口にするという点において人間性に疑問を持ってしまいます。

不満などをオブラートに包むこともなく、面接でストレートに口に出すタイプの人は、採用後に不安を感じます。

就職した後も自分の意見ばかりを押し通すのではないか、人間関係や職場の雰囲気をかき乱すのではないかと感じてしまい、採用をためらってしまう要因になります。

伝え方や話すトーンなどで、その方の人間性が見えてくることもあります。 面接時にはそうした点から、相手を推し量り、採用の可否を決めていきます。

元転職サイトキャリアコンサルタント

転職者の方の価値観を探るために、長く勤務できた理由に着目します。

少しでも長く勤務できていた職場があれば、その理由を掘り下げていきます。

転職回数が多い場合でも、勤続年数がほかと比べて長い職場は必ずあります。その理由を掘り下げることによって、どのような職場が適しているのかという答えを導き出せる助けになります。

ほかの職場を短期間で退職してしまったのに、なぜその職場は長く務めることができたのか?

職場のよかったところ、続けられた理由、またそこを辞める理由になった点を掘り下げることで、看護師の方が大切にする価値観がみえてきます。

ご自身でまだ気づけていない職場に求めるものを捉えられれば、次の転職先を選ぶ際の手がかりができます。

転職回数が多いという点について、採用側から見る視点と、キャリアコンサルタントから見る視点にも違いがあります。採用側には、今後長く働いてもらえそうな人材なのかを見るための着眼点があります。

一方、キャリアコンサルタントは、長く働ける職場の条件をより現実的に捉えていくためのポイントを見出します。

いずれの意見も、外部的な視点という意味で参考になるのではないでしょうか。

さらに転職回数を重ねないために!転職失敗しないポイント5つ

これ以上転職の回数を増やさないためには、失敗しない転職にしていかなければなりません。しかしこれまで、誰しも転職回数を増やそうとしてきたわけではないはずです。

転職回数が多い看護師が転職に失敗しないために、おさえるべきポイントを考えていきましょう。

転職回数について認める

「転職回数の多さ」を取り繕うことなく、その理由をしっかり伝えることで過去の自分を否定せずに前向きな印象を与えられます。

「転職回数が多いですね」というようなことを言われた場合に焦ったり、うやむやに答えたりすると、その場の気分による安易な転職だったのかといった解釈をされかねません。

転職を重ねたことについて、明快に認め、卑屈にとらえていないことを示せば「それはどのような事情によるものだろうか」という流れに向けられます。

転職理由を明確にする

結婚などライフイベントに関わる場合や家族の転勤に伴うものであれば、理解が得られます。資格の勉強をするため、専門性を高めるためといった理由であれば向上心に結びつけられます。

人間関係が理由などの場合には「働く環境の見直し」といった程度に留め、個人攻撃にならないように注意していきましょう。

客観的に十分納得できる理由があれば、転職回数のマイナス面は相殺されます。

伝え方の表現を考える

自身の可能性を開くため、責任のある仕事を求めて転職したことについて、「待遇面」などのことばを使ってしまうと誤解を招く可能性があります。

もっと良い条件があれば、採用後もすぐにほかに移るのではないかという疑念を持たれ、マイナスの印象を与えかねません。

「キャリアアップ」「スキル向上」など、前向きなイメージを持つことばに置き換え、上手に表現するようにしていくことが大切です。

面接時に向けてリハーサルする際に、マイナスイメージにつながるNGワードをピックアップし、良い印象をもたれるように置き換えておくと失敗を回避できます。

自分に合った職場を見つける努力をする

当たり前といえばそれまでですが、自分にぴったりとマッチした職場であれば転職しようとする気持ちは起きません。

それでは自分に合った職場とはどのように考えれば良いのでしょうか。それは過去の転職にカギがあります。

まずは転職をした際のそれぞれの事情について、別個に整理してみてください。

結婚や出産、転居などライフイベントに伴う避けようのない事情は排除します。

その上で「この職場は合わない」「働きにくい」などと感じた理由は具体的に何だったのか

たとえば看護師同士で自由に意見が交わせない風通しの悪さや、看護スタッフの年齢層の偏りといったものがあります。また看護についての倫理観が根本的な理由なのかもしれません。

どのような理由をつけるにせよ、根本的に「合わない」という原因は、いずれ自身の評価を傷つける結果となります。

転職を繰り返さない、失敗しないためには、自分に適切な職場を探そうとする強い意志が大切です。

転職した理由を見つめなおす

ライフイベントのように外的な原因とは違い、「合う」「合わない」は自分自身の内的な要素が大きく関わってきます。

つまり「自分に合った職場」を探し出すためには、自身についてよく振り返り、これまで転職に至った障害となった原因を見つめ直す必要があるということです。

転職した原因については、どうしても働いていた職場にすべての非を求めがちです。

しかし振り返ってみれば、自分の考え方や行動が原因となっている場合もあります。

上司や周囲に相談すれば解決できる可能性のあった問題や、異動などによって改善できた課題があったかもしれません。

冷静に、客観性をもって過去を見つめなおすことは、今後の転職とその後のあり方に必ず役立ちます。

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条件がいい求人を探している方は、複数の看護師転職サイトに登録して非公開の求人情報が手に入りやすい状態にしておくといいですね。

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