看護師のシフトが辛い人必見!楽に働ける夜勤や交代制の勤務時間は?

看護師から見た3交代制勤務のメリット・デメリット
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不規則で多忙な看護師の仕事。しかし、激務がつらいなどと毎日思っていては人生自体が壊れてしまいかねません。

自分を守るのは自分しかいないのです。今の働き方が適性かどうかを正しく判断すれば、安心して看護師生活を続けることができます。

今回は専門家に看護師の勤務時間の基礎知識について聞いてみました。

看護師の勤務時間と労働基準法

看護師の勤務時間は長い

夜勤明けで引き継ぎがあったり、バタバタしていたり、気が付けば17~18時間仕事をしていた…というのは看護師にはありがちな話です。

看護師は患者の回復を目指してケアを続ける厳しい仕事です。入院患者さんがいる病院は、24時間休むことがありません。

「ここからここまでで終わり」と線引きができない場合も多く、長時間連続して患者に付き添うケースもしばしばです。疲労が十分に回復しないまま、次のシフトへ入るのも珍しくはないでしょう。

看護師の労働時間にはどんな決まりがあるのか知れば、自分の現在の状況を客観的に確認できます。ここでは看護師の勤務時間に関する法律の知識も交え、詳しく調べましょう!

労働基準法で定められた看護師の勤務時間

  • 1日に8時間、1週間に40時間を超えてはならない
  • 労働時間が6時間を超える場合は45分以上の休憩
  • 労働時間が8時間を超える場合は1時間以上の休憩
  • 毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日

(出典:厚生労働省サイト)

これは厚生労働省が、労働基準法で定める法定労働時間です。しかし、こんな条件で病院勤務をする看護師は、まずいませんよね。

2交代制を取っている場合、夜勤勤務だけでも16時間以上の連続労働です。

看護師の一般的な勤務体制は、労働基準法の枠からは大きく外れているのです。

病院には「日勤・夜勤」の2交代制と「日勤・準夜勤・深夜勤」の3交代制があります。

長時間の勤務が続くのは2交代制ですが、8時間ごとに勤務が置かれる3交代制も、労働基準法の原則に従っていません。

このように労働基準法に照らし合わせると、看護師の現状は法律違反になってしまいます。

看護師の特殊なシフトと夜勤ルール

特殊な勤務時間制度である看護師

2交代制の夜勤勤務のように、労働基準法で定められた時間枠以外となるものは、労働基準法違反をしているわけではなく 「変形労働時間制」を適用します。

これは、労使協定や就業規則で規定すれば、決められた期間内の労働時間を柔軟に定められるというものです。

病院の多くは1か月単位で見たとき、週40時間労働が平均して守られるようにシフトを組んでいます。この方式を採用すれば、16時間以上となる夜勤勤務も違法ではなくなります。

夜勤に関してのルール

夜勤に関しては看護師の労働環境を守る目的で、診療報酬の入院基本料算定ルールに基づき、時間数の制限が設けられています。

通称「72時間ルール」です。

これによってひとりの看護師ができる夜勤回数が限られ、2交代制であれば月4回までとなります。

  • 注意!
  • ・夜勤専従の看護師はこのルールが適用されません。(夜勤専従看護師にも、144時間という月当たりの夜勤勤務の時間制限があります。)

    ・夜勤専従で働く看護師にはこの範囲内で、月9~10回程度の夜勤をこなしている人も珍しくはありません。

    ・労働時間の制度には他にも所定労働時間があります。

    施設や科目で看護師の勤務時間の違いはある?

    看護師勤務時間の差

    看護師としての経験が長くなれば、働く場所によって勤務時間に大きな差があるのに気づきます。

    規模の違う病院、施設であっても診療科目や病棟によって働く時間が変わってきます。同僚の話を聞いて、違いに驚いたことがある人も多いのはないでしょうか。

    実際にどのような違いがあるのか、働く場所による勤務時間の違いについて詳しく見ていきましょう。

    大学病院看護師の配属別の勤務体制は?

    大学病院は施設が様々あるので、以下に分けられます。

    一般外来
    • 夜勤なし・残業多少あり
    • 日によって忙しさに波がある場合が多い。救急外来が一般外来の看護師間で当番制の場合もある。

    専門外来
  • 夜勤なし・残業多少あり
  • 専門的な診断や治療を行う外来。予約制が多いため、患者数が一定。

    救急外来
  • 夜勤あり
  • 24時間年中無休で緊急度の高い順に診察を行う。夜間・深夜・休日など勤務体制が特殊。

    病棟
  • 夜勤あり・残業少なめ
  • 夜勤は二交代制・三交代制のいずれかで、担当患者について緊密な申し送りが必要で時間が取られやすい。

    看護師の勤務と仕事内容を施設別に解析

    クリニック、介護施設、デイサービスの各施設ごとの勤務の特徴は以下の通りです。

    クリニック

  • 日勤・残業少なめ
  • ほぼ開業時間に合わせた勤務となり、問診やバイタル測定、採血、点滴といった比較的軽微な業務や雑用が多い。

    休み明けやインフルエンザの流行時期などは混雑するが、重症患者を対応する可能性が低い。

    介護施設

    • 介護老人保健施設・有料老人ホームでは夜勤あり、残業は少なめ

    バイタル測定、薬の管理、体調管理が主な業務。介添え、介護も介護士とともに行う。

    基本的には健康チェックがメインなので、高度な医療技術を求められない。

    デイサービス

    • 日勤のみ・残業少なめ

    利用者は日中のみ来所・滞在し、夕方には帰宅するので、夜勤勤務はない。

    滞在時に利用者の健康管理を行い、本人や家族に指導・アドバイスを行う。食事・入浴の介添えなども、介護士ととともに行う。

    大学病院や入院患者を受け入れている規模の病院・介護施設では、夜勤があります。

    クリニックやデイサービスでは、看護師でも日勤業務のみです。大規模な施設ほど、引き継ぎや会議などで時間が取られ、残業も多くなる傾向があります。

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    看護師のシフト事情 二交代と三交代はどっちが楽?

    二交代勤務と三交代勤務どちらが楽?

    常勤の看護師にとって、夜勤勤務のきつさは大きな問題です。夜勤体制には病院ごとに二交代制・三交代制などの交替制があります。

    文字が表す通りであれば二交代制は勤務時間が長くなり、三交代制の方が楽なように感じます。

    しかし看護師によっては、一概にそうともいえないようです。夜勤後の時間の使い方や夜勤のシフトに関して、どちらが自分に合っているのかで意見が分かれます。

    ここでは二交代制と三交代制のそれぞれの状況を確認し、メリットとデメリットについて考えていきます。

    二交代制の勤務時間

    二交代制の場合
    • 日勤:8:30~17:30
    • 夜勤:16:30~9:00

    という体制を取っているのが一般的です。夜勤担当者は日勤の看護師が帰る前に、患者の状態を確認しながら申し送りを行います。

    二交代制で体力的にきついのが、食事の準備だという声が聞かれます。

    夜勤勤務では、夕食と朝食2回分の実施となります。夜勤者が夕食のセッティングや配薬をし、必要な患者には食事介助を行います。

    その後は就寝前のケア、体調記録管理、配薬や点滴の実施と続き、深夜巡回を行います。

    患者の症状によっては、2時間おきに体位変換をしなければならない場合もあります。

    頻繁に呼び出されるナースコールへの対応をこなし、モーニングケアの準備を行います。起床の時刻になれば、検温や記録を行いながら目覚めを促します。

    その後は朝食のセッティングと配薬を行います。記録をまとめ、日勤者への申し送りをすれば業務の終了です。

    夜勤担当者は少人数のため、タイトなスケジュールですべてを進めて行かなければなりません。

    労働基準法に従って、食事休憩以外に1時間半~2時間程度の仮眠休憩が設けられています。

    施設によって異なりますが、仮眠休憩は2回に分けて取るようになっており、深夜1~3時、3~5時の時間帯に順番に休みを取ります。

    ここで眠っておかないと、9時までの業務に支障が出ます。しかし、慣れている看護師でもなかなか寝付けず、その後の仕事がかなりつらくなるという経験は誰にでもあるようです。

    三交代の勤務時間

    三交代制の場合には、約8時間ごとの交代勤務となります。一般的な時間配分は、次の通りです。

    三交代制の場合
    • 日勤:8:30~17:30
    • 準夜勤:16:30~1:00
    • 深夜勤:00:30~9:00

    三交代制では45分~1時間程度の休憩を取りますが、食事休憩程度に済ませている看護師が多いようです。日勤者から申し送りを受け、準夜勤者が夕食の準備を行います。

    セッティングや配薬、食事介護の後、就寝前のケア、検温・記録管理に回ります。休憩は、イブニングケアの前に取る場合が多いようです。

    消灯後、0時前に巡回を実施してから深夜勤の看護師に申し送りを行います。

    深夜勤者は一般的に、1時・3時の2回巡回を実施します。その間にモーニングケアの準備や、翌日の検査の準備などをしておきます。深夜勤者の休憩は、2回目の巡回後に取ることが多いようです。

    起床時刻に合わせて検温と記録、その後朝食の配膳、食事介助を行います。日勤者への申し送りで、業務が終了です。

    8時間ごとに区切られるため時間拘束は短いですが、変則的な勤務時間により、負担が大きく生活サイクルが乱れやすいことには変わりがありません。

    勤務がしやすいのは?

    二交代制と三交代制での違いでもっとも目につくのは、勤務時間の長さです。

    二交代制
    • メリット
    • ・夜勤明けから次の勤務までの時間が長いため、疲れが残りづらく、連休が取りやすい

      ・夜勤手当が割高

    • デメリット
    • ・他の勤務形態の2倍もの時間拘束される

    二交代制の夜勤では、他の勤務形態の2倍もの時間拘束されることになります。

    その一方で、二交代制では「夜勤明けの翌日は休みとする」といった決まりがあり、長時間労働による疲労が蓄積しないよう配慮されています。

    例えば、月曜に夜勤勤務であれば火曜日が夜勤明け、水曜日は休み、木・金は日勤というシフトになります。

    夜勤明けから次の勤務までの時間が長いため、疲れが残りづらく、連休が取りやすいというメリットがあります。また、二交代制は夜勤手当が割高になっているのも、魅力のひとつです。

    三交代制
    • メリット
    • ・勤務時間は、他業種と条件は変わらない

    • デメリット
    • ・仕事に取りかかるまでのサイクルが短いため、疲労が蓄積しやすい

      ・休みが取りづらい

    三交代制の場合、原則は24時間を等分として考えられています。時間だけで見れば、他業種と条件は変わりません。

    しかし、三交代制でもっともつらいのは、施設によって「日勤・深夜勤」というシフトが組まれる可能性があることです。

    夕方日勤を終えた後、8時間後に再度職場に入らなければならず、実質的にはほとんど休む暇がありません。

    通勤に時間がかかるので、そのまま病院で待機するという看護師もいます。労働は短時間でも、仕事に取りかかるまでのサイクルが短いため、疲労が蓄積しやすい状況があります。

    また、3形態の業務シフトが組まれるため、休みが取りづらいというデメリットもあります。

    女性の場合、深夜に職場を行き来するため安全性について気になるところです。

    看護師のシフト例とお給料の目安!

    看護師のシフトとお給料の関係を、二交代制と三交代制のそれぞれで見てみましょう。

    二交代制のシフトの特徴は、夜勤の後が必ず休日となるという点です。夜勤が長時間にわたるため、基本的に翌日は休みとしなければなりません。

    夜勤帯は平均17時間程度の勤務で、2時間の休憩時間があります。

    二交代制では日勤と夜勤と休日の組み合わせで、シフトが作成されます。

    二交代制のシフト例
    • 月:日勤(8:30~17:00)
    • 火:日勤(8:30~17:00)
    • 水~木:夜勤(17:00~9:00)
    • 金:休日
    • 土:日勤
    • 日:休日

    三交代制の場合は、24時間を3つに区切った勤務時間を組み合わせます。日勤と準夜勤、深夜勤でシフトを組みます。

    二交代制と違い、どの勤務帯でも時間はほぼ同じ長さとしている病院が多いようです。休憩時間を含んで、8~9時間の勤務になります。

    三交代制のシフト例
    • 月:日勤(8:00~17:00)
    • 火:深夜勤(0.00~9:00)
    • 水:準夜勤(16:00~1:00)
    • 木:休日
    • 金:日勤(8:00~17:00)
    • 土:準夜勤(16:00~1:00)
    • 日:休日

    二交代制と三交代制、それぞれのシフトで働いたときの給与については、月にどれくらい夜勤が入るかによっても違います。

    看護師の基本給平均は、約25万5,000円なのでそこに夜勤などの手当を加算したものが、月給となります。

    2011年時点での夜勤手当の平均は、三交代制準夜勤4,399円、三交代制深夜勤5,490円、二交代制夜勤11,276円です。

    二交代制シフトの例の場合、月4回の夜勤勤務があります。基本給にプラスして、約45,000円の上乗せになります。

    三交代制シフトの例の場合では、深夜勤・準夜勤併せて約57,000円の上乗せです。

    二交代制の場合には、実際の現場では月5~6回夜勤勤務があるケースも多いようです。

    お休みに関しては、週休2日が実施されているのは病院全体の7割程度です。

    看護師の年間休日の平均は約110日で、一般と比較すると15日少なくなっています。月換算すると、週休2日には1日以上不足していることになります。

    ここから考えて看護師の場合は週休1~2日、完全週休2日の看護師はかなり恵まれていると言っても良いようです。

    看護師のシフトの罠 夜勤の実態とは?

    基本的に夜勤勤務は、日勤よりも少ない人数で行います。

    そのため一度何かトラブルが起こると、本来行わなければならない業務が時間内に終わらない場合も多々あります。

    夜勤の看護師は、日勤者に完全に引き継ぐまでは、自分の業務を終了できません。

    容態の急変した患者の処置に追われ、気づけば昼過ぎというのは日々少なくないようです。

    夜勤に残業がつきものというのは、こうした現状が背景にはあります。夜勤で残業が多くなるといわれる、状況について見ていきましょう。

    夜勤の種類

    夜勤の種類については、先も見てきたように二交代制、三交代制で勤務時間が異なります。

    二交代制
    • 勤務時間:16:30~9:00
    • 16時間以上の連続勤務
    • 休憩は途中の2時間
    三交代制
    • 準夜勤・・・16:30~1:00
    • 深夜勤・・・00:30~9:00
    • 8時間の連続勤務
    • 休憩は1時間
    • 交代の前後には必ず患者の申し送りを行う

    夜勤の前半部分を受け持つ準夜勤は、日勤者が終業する1時間ほど前から重複して仕事に入ります。

    深夜勤も同様に、準夜勤者と重なるように業務に入ることで、常に切れ目なくカバーされていきます。

    夜勤の看護師が昼にも増して多忙なのは、人数の少なさに理由があります。

    夜勤帯の人員体制は、病院規模にもよりますが病棟当たりで見ると1人体制、2人体制、3人体制のいずれかで、急性期・療養型といった種類によって変わります。

    通常のルーティーン作業でも十分忙しく、アクシデントが起これば残業にもつながってしまいます。

    夜勤をする看護師の中には、夜勤専従で働く人もいます。

    夜勤専従者は主に二交代制で多く見られ月144時間内であれば、一般のルールに制限されず夜勤をすることができます。

    この時間数はひとつの病院内に限られるため、かけもちで夜勤専従をしている看護師も存在します。

    夜勤による生活への影響

    看護師と聞けば「夜勤が大変」というのがもはや定説となるほど、その勤務の苛酷さが知られています。

    人間はもともと夜行性生物ではないため、昼と夜が逆転したような生活が続けば、身体に大きな影響が出るのも当然です。

    しかも、看護師の場合は日勤と夜勤が繰り返されるために、生活リズムが一定せず、なおさら身体に負担を強いられます。

    「休憩時間があっても仮眠が取れない」「夜勤明けに眠ろうしても、寝付けない」など、夜勤の勤務中やその後の悩みは良く聞かれます。

    さらに、「日勤の仕事でも、なかなか寝付けなくなった」「眠りが浅くてたびたび目を覚ますようになった」という声も上がっています。

    これらは、慢性的に身体が疲労している状態からくる症状です。

    疲れが蓄積していくと、常にだるさと眠気に襲われたり、頭痛、めまい、吐き気などに悩まされたりといった状況になりかねません。

    勤務時間が長くなるワケ

    夜勤で残業が発生するのは、責任範囲内の業務が残っている場合と、突発的な事由が生じたときです。

    慣れた看護師であれば、決まった仕事に対しての段取りがついているので、よほどのことがなければ業務がもれることはないでしょう。

    翌日の検査や処置に必要な準備などは、早めに済ませて置くはずです。

    残業の理由としてもっとも考えられるのは、業務の終了間際に救急搬送や、入院施設での担当患者が急変したりしたことによります。

    日勤の看護師がきていても引き続き処置をしなければならず、また人手が足りず手伝うケースもあります。

    救急の引き受けや症状の急変が考えられる科目や急性期の患者を扱う病棟ほど、夜勤の残業が多くなります。

    一方、療養型の病棟であれば、そうした急患の可能性が低くなるため、残業はほとんどありません。よほどのことが無い限りは、一定の仕事をこなせば時間通りに退勤できます。

    看護師はなぜ勤務時間を超過してしまうのか?

    ここまで看護師の勤務時間、特に夜勤の状況について詳しく見てきました。

    交代制の違いを考え合わせても、現場の看護師たちは非常にタイトなスケジュールを強いられているというのが現状です。

    看護師は多忙なもの、という社会のイメージ通りといえますが、正しい勤務時間に守られて働く看護師はいないのでしょうか。

    看護師にとってゆとりをもって働くことは、それほど難しいことなのでしょうか。次に、病院内の労働環境を確認していきましょう。

    看護師の労働環境は厳しいところばかり

    他の職種から看護師に転職すると、サービス残業の多さに驚愕するといいます。

    一般的な企業でも、朝礼前30分程度早く着席するなどは通例化している場合もあります。

    しかし、多くの病院では点滴の準備のため1~2時間早く出勤しなければならず、残業労働基準法による残業手当の対象となっていない現場もあります。

    退勤前の緊急入院対応が、サービス残業となった例も聞かれます。

    患者という人間相手の仕事であれば、急な容態の変化があるのは仕方ありませんが、多忙にまぎれてまったく休憩が取れないということも日常茶飯事です。

    どれほど働いても、シフトが決められていれば代休は取れません。24時間の病院経営の中に組み込まれているので、個人的な融通はほとんど利きません。

    看護師は常に知識の向上が求められます。上司から課題が与えられ、レポートや研究成果を提出するため、自宅にいても時間を削られます。

    休日であっても、勉強会への強制参加が義務づけられている病院もあります。

    慢性的な人手不足もあり、看護師の労働環境はますます苛酷を極めるといっても過言ではないようです。

    看護師の勤務時間を守る取り組み

    未だ多くの病院では、過去の慣例に従った「根性」や「義理」「奉公」の名の下の自己犠牲を看護師に強いています。

    「白衣の天使」という美名によって、現場の疲弊が覆い隠されているようです。

    しかし、日本看護協会でも“「労働関係法令違反の放置は経営リスク」という認識が必要”と、警鐘を鳴らしています。

    病院によっては、職場環境の急速な改善に力をそそいでいるところも少なくありません。

    どの病院で働いても同じ、というわけではないのです。

    患者にもっとも近しく接する看護師が疲れ切っていては、病院の経営に悪影響が出ることを賢い経営者は気づいているはずです。

    厚生労働省が発した「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」の中では、

    業務のための着替えや後始末、参加が義務づけられている研修や勉強会については労働時間とすることが指導されています。

    また、時間外勤務の適正な管理について、早急な改善が求められています。その他、有給休暇取得の奨励など、看護師が安心して働ける労働環境の整備を看護師協会が強く訴えかけています。

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