訪問看護師の給料や求人、仕事内容は?転職時の7つのポイントを解説

訪問看護に転職する際に気を付けたいポイント
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病院ではなく、在宅での看取りを望む方が増えてきています。

住み慣れたご自宅で家族とともに療養生活が送れるように支援する訪問看護師の需要は、ますます増えていくこと見込みのある分野です。

このページでは、訪問看護師の仕事内容、年収、転職の際に気をつけるべき7つのポイントを解説します。

訪問看護師の仕事内容

基本的な仕事内容

高齢者が増え、介護を必要とする方も増えている一方で、介護施設に入るのではなく住み慣れた地域や家で介護サービスを受けたいと希望する方も多くいます。

訪問看護師の仕事は以下の通りです。

  • 血圧や脈拍、体温などの状態管理
  • 経管栄養の管理
  • 酸素療法の管理
  • リハビリ

このように訪問看護師が担う在宅医療は多岐にわたります。

訪問看護師としていつまで働けるのか

厚生労働省の「看護職員の現状と推移 」によると、訪問看護師で働く20代前半の層はほとんど見られず、20代後半から徐々に増えていきます。

中心となっているのは40~54歳の層ですが、65歳以上でも35~39歳の層と同じくらいの割合で活躍しています。

大病院の看護師長として働いていた人が、退職後に訪問看護師となった例があります。

訪問看護師は年齢にとらわれずに働ける仕事ですが、個人の技量に大きく左右される職業とも言えるようです。

訪問看護師になるには

訪問看護師になるために必要なスキル

病気回復を目的とするのではなく、利用者が在宅で日常生活を支障なく送れるようにするのが訪問看護の目的です。

かかりつけ医の指示書に従い、必要な看護業務と身体ケアを行います。1人での訪問が基本となるため、時々の状況判断が任されます。

また、利用者とその家族の生活に濃密に関わる仕事です。病院での業務以上に、細やかなコミュニケーションスキルが必要になります。

それと同時に、単に利用者の身体的なケアをするだけではなく、その人の家族の悩みや不安を、少しでも解消しようという内面に寄り添う気持ちも必要となります。

訪問看護に役立つ資格とは

訪問看護師になるために絶対に必要な「資格」というものは、ありません。基本的には、看護師免許があればできる仕事です。

ただし、訪問看護師としてスキルを上げていくのであれば、訪問看護認定看護師ケアマネージャーの資格取得を目指すと広範囲な活動の場が得られます。

看護技術や知識、介護保険護の知識を得ることで、家族やほかの看護師にもアドバイスができるようになります。

准看護師でも訪問看護師になれるのか

基本的には、准看護師でも訪問看護師はできます

しかし、利用者の家族が正看護師を希望することが多いため、訪問看護ステーションの求人では、正看護師のみを募集している場合が多いようです。

また介護保険利用の際に、請求の煩雑さを回避するために准看護師の求人は少なくなっています

それでも訪問看護業界は、常に人手不足が深刻です。地域によっては、准看護師の雇用を行うステーションもあります。

給与面などで多少の違いが考えられますが、准看護師でも訪問看護で働ける可能性はあります。

訪問介護の転職先を決める6つの重要なポイント

「希望通り訪問看護師として転職したのに転職先の状況は思い描いていたものとは違っていた!」そんな失敗を避けるために絶対にチェックしておくべきポイントをまとめました。

訪問看護事業所の医療機関との連携とは?

訪問看護事業所の中には医療機関や介護施設も経営している法人グループに属している事業所訪問看護ステーションとして独立している事業所があります。

また患者が在宅での生活が困難になったとき、すぐに受け入れ可能な提携医療機関がある事業所と特に提携している医療機関がない事業所があります。

一概には言えませんが、提携医療機関がある事業所は重症の患者さんの訪問看護も受け入れているところが多いです。

訪問先の患者さんの介護度がどの程度の方が多いか確認しておきましょう!

訪問看護師の訪問数と交通費

1人で訪問するか?2人で訪問するか?

訪問看護師は1人で訪問すると考えている人も多いかもしれませんが、必ずしもそうではなく、看護師2人で訪問するとしている事業所もあります

急変時の対応や入浴などの身体介助の負担を軽減するという理由からのようです。

1人か2人かという部分は重要で、1人での訪問が前提のところではしっかり判断し対処できるスキルがなければ難しいということです。

ブランクがあって復職する場合は2人で訪問している事業所を選んだ方がいいでしょう。

反対に、自分のペースで仕事をしたい場合は1人で訪問するところを選ぶといいでしょう。

訪問時の交通手段と交通費の支給についてしっかりチェック!

利用者宅への交通手段は、訪問看護師として働く上ではとても大切な要素です。

事業所によって訪問している地域や環境違いますし、それによって1日に訪問できる件数も違ってきます

例えば車で通勤するといっても、事業所の専用車両を使う場合もあれば自分の車を使用するところもあります。

また、ガソリン代が支給される事務所もあれば、支給を行わない事務所もあったり条件は様々です。

ほかには車やミニバイクで訪問可能な範囲に限定して訪問看護を行っている事業所もあります。

1日の平均訪問件数をチェック!

1日の訪問件数は必ずチェックしておきましょう。これは事業所全体の訪問数と1人あたりの訪問件数の両方をチェックしておくといいでしょう。

訪問の仕事の一例を挙げると、訪問時にバイタルチェック、入浴介助または清拭~足浴、排便コントロールや創処置・注射・服薬管理・介護相談などが挙げられます。これらを1時間前後で実施します。

地方の場合は、訪問先への移動に時間がかかるので1日4~6件の訪問となるでしょう。

訪問看護師の給料・年収と手当

日勤常勤で訪問看護を行う看護師の給料と年収の相場は

  • 平均月給約25~30万円
  • 平均年収約430万円

訪問看護師の給与は大きく固定給制と歩合給制の二つに分かれ、中には固定給プラス歩合給の事業所もあります。

歩合給の場合は訪問看護ステーションや事業所・勤務地により大きく違います。1訪問3,500~5,000円のところが多く、中には1訪問6,000円というところもあります。

歩合制の場合は1ヶ月の訪問数により給与が大きく変わってきます。がんばって訪問すればそれだけ給与が増えるともいえます。

しかしどれだけ多く訪問しようと思っても訪問先の希望する時間に合わせなくてはならず、訪問数には限界があります。そのため、収入が安定しない点がデメリットです。

それに対し固定給は訪問件数にかかわらず給与が決まっています。オンコールの待機手当てやケアマネージャーの資格手当がつく場合もあります。

訪問看護師の夜勤や休日

訪問看護事業所で働く場合は、夜勤なしの病棟勤務と同様に、日勤のみでオンコールの待機をせずに働くこともできます。

夜間や土日祝日などの休日はオンコール体制をとっているところとそうでないところがあります

休日や夜間の急変時の対応は、オンコール無しの体制を取るところでは家族や本人がかかりつけ医に直接連絡します。

オンコール体制をとっているところでは待機中の担当看護師にまず連絡が入り、主治医と連携をとったり夜間に訪問したりします。

翌日も休みではなく通常通り出勤することがほとんどです。

待機する場合は手当がつくようですが、これも事業所により金額にはかなりバラつきがあります。

電話対応だけでなく患者宅を訪問したときのみ手当が支給されるところもあるようです。

しかし看護師業界の中でも、訪問看護やデイサービスなどの、いわゆる「通所型」では夜勤がないところがほとんどです。

スキルをつけたいと思っても安心

訪問看護師として働いていても、中には病院の臨床に戻り、よりしっかり患者さんを看る力をつけたいと考える人もいます。

そんな時、急性期の病院や療養型の病院・介護施設などほかの医療施設を持っているところ(法人グループなど)なら、退職することなく部署移動させてもらえます。

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