看護師が関わる医療事故とその対策

 
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医療に携わるスタッフとして、看護師も重大な医療事故を起こすことがあります。医療ミスにより担当医師だけでなく看護師も責任が課せられ、損害賠償に関わる裁判となった等のニュースも、頻繁に報道されています。

看護師が関わった医療事故の事例・統計、そして対策などについて見て行きましょう。

看護師が関わる医療ミスについて

厚生労働省の「医療事故情報収集等事業」の平成26年6月の報告によりますと、患者の死亡や麻痺などにつながる重大医療事故において、ナースは療養上の世話の場面で最もミスを犯しています。そして、薬剤の取り違え、ドレーン・チューブ関連でのミスが続いています。

ほとんどの医療行為は、担当医師が単独で行うのではありません。複数の医療従事者のミスが重なり、取り返しのつかない事態につながるのです。

実際に看護師が関与した医療事故として、内服液を誤って点滴してしまい女性患者が死亡した事例や、輸血の型を間違えて患者がなくなった例が報告されています。

医療事故が起こった時の裁判・損害賠償

どんなに確認を繰り返しても、医師数や看護師数が不足する病院などの医療現場では、患者死亡につながることもあります。ですが、看護師不足を理由に、死亡事故が容認されるわけではありません。

また、個人個人が常に細心の注意を払わなくては、薬剤事故や点滴管ミスは起こります。

このような裁判や損害賠償が起こった場合に備え、病院側が保険に加入していることもあります。ですが、病院が全ての賠償などを行ってくれる場合ばかりではありません。

看護ミス・指示判断ミスとして、病院側が看護師を訴えることもあるのです。看護師個人も「看護職賠償責任保険制度」に加入しておくなら、医療裁判となった場合の個人的な備えになります。

医療スタッフが一丸となり医療事故防止に努めることが最重要ですが、万一の場合に備えて看護師個人の不安を解消することも必要なのです。

転職を考える際には、このような保険・補償についてどのように病院側が対策しているかもポイントとなるでしょう。

医師や先輩看護師から指示を受けた場合、メモに取り、口に出して確認するだけでもミスは格段と減少します。

医療スタッフ同士の関係を円滑にし、お互い助け合える環境を作る事や、疲労を感じ集中力が続かない時は、無理をしないで一時的に休息を取ることもエラーを防ぐために、大変重要なことだと言えます。

 
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