与薬に関わるインシデント対策について

 
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医療現場で、与薬忘れや配薬ミスが頻発しています。重大事故発生を防ぐためにどのような対策を行えるのか、調べていきましょう。

薬剤に関わるインシデント事例

厚生労働省が、平成13年度から実施している医療事故情報収集等事業によりますと、やはり与薬忘れや配薬ミスなど、薬剤に関わるインシデントの事例が非常に多く発生していることが分かります。

特に多いインシデント報告は、

  • 包装が類似した薬剤を取り違えること
  • 入院中の患者に与薬を忘れること
  • 薬効が類似した薬剤を取り違えること

と、報告されています。

これらのリスクを防ぐためには、どのような対策ができるか、見ていきましょう。

包装が類似した薬剤の取り違えをなくすための対策

数多くの薬剤を取り扱う医療機関内で、包装が類似した薬剤を取り違えてしまうことは、起こる可能性が高いインシデントでもあります。

このインシデントを防ぐためには、病院の薬剤部と協力して、外装が似ている薬剤のチェックリストを作る必要があります。

そして調剤する際に薬剤師がチェックし、与薬する際に看護師が再度チェックするダブルチェックを実施することで、確認ミスを回避することができます。

特にハイリスク薬などは、色分けして管理するなどして間違いが起こらないように、注意を喚起する必要があります。

入院中の患者への与薬忘れ対策

同じ日課を繰り返すことが多い入院中の患者には、与薬を忘れる看護師が出てくるかもしれません。

この要因を回避するためには、同じルーティーンワークの中でも、業務フローと与薬・輸液報告書を作成し、患者一人一人に対してどの作業を行ったかを師長やメンバー看護師など看護部全体に報告する必要があります。

業務フロー図を看護管理者だけでなく他の医療スタッフも閲覧することができるようにするなら、確認ミスも格段に減少します。

薬効が類似した薬剤の取り違えをなくすための対策

薬効が類似した薬剤も、取り違えが多く発生します。特に部署配属年数が長く、薬剤に対する知識が豊富なベテラン看護師は、思い込みにより異なる薬剤を患者に渡してしまうこともあるでしょう。

このようなインシデントを防ぐためにも、ダブルチェック体制が有効です。処方の際だけでなく、患者に渡す際にもう一度、薬をチェックするようにしましょう。

また、薬を薬効別の引き出しに入れるのではなく、アイウエオ順やアルファベット順など、薬効とは無関係な分類を行う方法がミスを防ぐことにもつながります。

新人看護師だけでなく、全ての医療スタッフが、薬インシデント対策に対して向きあうことが必要です。具体的にミスを減らすための対策を立て、取り組みを実施して行きましょう。

いずれも薬インシデント防止のために原因をレポートし、確認する業務の見直しとチェック体制を強化することが大切です。

 
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