せん妄はなぜ起こる?せん妄の観察とアセスメントの方法

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せん妄とは

意識障害の一種で、注意力や集中力が散漫になります。意識の混濁や錯覚や幻覚を起こすこともあります。老人に多く、小児科に勤務した場合にも患児の症状として現れることがあります。特に手術や大病など体力の低下が見られる時に発症しやすくなっています。

脳腫瘍や脳血管障害、血液の異常、薬剤、全身の不快感、感染症、環境要因などが原因となります。

せん妄の観察

臨床の現場ではせん妄の初期症状は気が付きにくいために、症状が進んでから診断されるということが起こりやすいので注意が必要です。

認知症とせん妄を混合してしまう事がありますが、「認知症患者はせん妄を併発しやすい、せん妄が認知症に変わる場合もある」だけであり、二つは根本的に違います。せん妄は認知症に比べてとても急激に症状が現れる事が多いために、1日に最低1回は観察を要します。

活動低下型のせん妄ですと、静かでうとうとしていて一見眠気があるようにも見えるので特に注意をして観察をしていく必要があります。

観察ポイント

  • 気分の浮き沈みの有無
  • 意識の混濁の有無
  • 注意力の低下を伴う意識障害の有無
  • 認知の変化や知的障害の出現の有無

特に1日の間で状態に精神的な変化が急激に起きたときは、せん妄の可能性が高くなります。

アセスメントの方法

  • 効果的な薬物の使用や疼痛緩和、ストレスの低下、日常生活によって回復する場合もあります。特に睡眠の時間は大切で、決められた時間には出来るだけ眠れるように日中からアセスメントを行っていく必要があります。
  • 患者のせん妄は不安要素から来ることもあります。特に病院は、自宅や施設に比べて不安やストレスが溜まりやすい方が多いようです。不安を出来る限り取り除いてあげましょう。
  • 家族の方には説明を行い、「どうしたの?」「大丈夫?」など不安を煽るような文言は控えてもらいます。
    家族の方のいうことは聞くことが多いようなので、看護師の言ったことや医師の言ったことを伝えるようお願いをしたり、会話をしていただきます。家族の方と会話をしたり、自宅に帰ったりするとせん妄の症状が出なくなることも多いようです。
  • せん妄により攻撃的な言動や、点滴や酸素マスクを取ろうとする場合には、身体の拘束を行う場合もあります。
    しかし出来る限り抑制帯をしなくても良いように、観察を行ったり、部屋の訪問回数を増やしたり、話を聴くなど精神的な興奮が起きないように接します。抑制帯を付ける場合でも、必要最小限ですむように調節しましょう。
  • 可能な場合は精神科の医師の診察や薬剤師、看護師との連携を取り、さまざまな視点でアセスメント出来るように心がけます。
 
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