RBC、Hct、Hbから見る貧血のタイプ

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貧血

血液検査の結果、RBC・Hct・Hbの値が正常値よりも少ない場合、貧血となります。

代表的な症状に、眩暈や吐き気、顔面蒼白、息苦しさなどがあります。また白血病や再生不良性貧血などの病気が疑われる場合もあるので注意が必要です。

  • RBC(赤血球)の正常値は男性410~530万/m㎥、女性380~480万/m㎥です。
  • RBC欠如のために起こる貧血では、疲労感・眩暈・集中力の低下・頭痛などの症状が見られます。

  • Hct(ヘマトクリット)の正常値は40~50%です。
  • 血液中のRBC濃度を表す値なので妊娠中は値が低くなりますが、これは異常ではありません。

  • Hb(ヘモグロビン)の正常値は男性14~18g/dl、女性12~16g/dlです。
  • Hbの欠如の大きな原因は鉄分(ヘム鉄)の不足によって起こります。

赤血球恒数(指数)

RBC・Hct・Hbの値から、貧血の診断をします。

大きく4種類に分類する事が出来ます。

  • 平均赤血球容積(MCV)=Hct÷RBC
  • 平均赤血球色素数(MCH)=Hb÷RBC
  • 平均赤血球色素濃度(MCHC)=Hb÷Hct
  • MCV 80以下でMCHC30以下…小球性低色素性貧血
  • MCV 80~100でMCHC31~35…正球性正色素性貧血
  • MCV 101以上でMCHC31~35…大球性正色素性貧血

小球性低色素性貧血

MCV・MCHの値が低い場合、小球性低色素性貧血に分類されます。

MCHCが30%未満の場合、鉄欠乏性貧血・鉄芽球性貧血・サラセミア症候群などの虞があります。またMCHCが30%を超える場合、単純性小球性貧血の虞があります。

貧血の患者の約70%は鉄欠乏性貧血と診断されます。

これは鉄分の摂取量の低下による、体内の鉄分の不足が原因です。また月経などの慢性的な貧血も原因となります。一般的には鉄剤の服用を行います。

正球性正色素性貧血

MCV・MCH・MCHC共に正常の範囲内の場合、正球性正色素性貧血に分類されます。

溶血性貧血や再生不良貧血・白血病などの感染症・悪性腫瘍などの虞があります。また関節リウマチや肝臓疾患・腎臓疾患によって引き起こされている可能性もあります。

他の病気の症状として貧血を起こしている可能性が高いです。貧血の原因を検査し、症状に合った治療を進めていく必要があります。

大球性高色素性貧血

MCV・MCHの値が高い場合、大球性高色素性貧血に分類されます。

巨赤芽球性貧血(悪性貧血・葉酸欠乏性貧血など)や非巨赤芽球性貧血(肝疾患・再生不良性貧血など)の虞があります。

巨赤芽球性貧血の場合、葉酸・ビタミンB12の不足によって起こるので、栄養剤の投与で治癒することが多いです。また胃の切除術を行っている場合、ビタミンB12の吸収不足になりやすいために注意が必要です。

 
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