脈拍触診でフィジカルアセスメントに活かそう!

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脈拍のリズムや回数は、その時々の状況や背景により変動が激しいものです。正確に測定するには安静下という条件が必要です。対象者の状況を把握したうえで測定し、正しい情報からのアセスメントが必要です。不正が生じた際の状況はどうなのか、薬物療法や治療による影響や精神的ストレスなどは無いかなど総合的な判断が必要です。

脈拍とは

脈拍とは、正確な基準値が無く、年齢や活動などによって○○回~○○回/分のように大体の基準値が決められているものです。また、常に一定でなく、その時々の状況、感情、活動などによって常時変動しています。

成人の正常値は、60~80回/分で、大体100回/分までを正常と判断します。これより多すぎたり、60回/分以下となると不整脈を疑います。時々、状況で変動する脈拍は、安静時に測定するのが一般的です。

不整脈の原因

心疾患、甲状腺疾患など疾患が背景にある不整脈もありますが、日常生活のストレスや睡眠不足、過労状態によっても不整脈を誘発することがあります。

測定方法

安静でリラックスした状態で、手首の親指側の橈骨動脈で測定することが一般的です。 手首の橈骨動脈に測定者の人差し指、中指、薬指を揃え手当、一分間の回数を測定します。強く当てすぎたり、間違えて測定者の親指等を当ててしまうと、測定者の脈拍がカウントされてしまうことがあるので軽く三指を当てるようにします。

観察点

回数、強弱、緊張、リズム、左右差、不整脈があったら心拍聴取します。

アセスメント

発達段階、生活強度、年齢、運動状況、生活背景などで変動があり、幼いころからスポーツを続けている人は、スポーツ心臓と言い、正常が40回/分の徐脈でも規則的に問題なく拍動していることもあります。

リズム不正

不規則不整脈:脈拍全体ばらばらで、乱れている状態です。

規則的不整脈:規則性の脈拍が、時々飛んだり(結代)乱れる状態です。

強さ

心拍出量低下:脈拍の減弱。

頭蓋内圧亢進:脈拍の増強。

注意点

  • 測定者の脈拍を感知しないように、母指触知、強い圧迫はしないようにします。
  • 初回測定時は、左右差の有無を確認しておきます。
  • 橈骨動脈の感知が困難な場合は、総頸動脈、上腕動脈、大腿動脈にて確認します。

アセスメント

  • 50回/分以下を徐脈と言い、25~40回/以下の時、完全房室ブロックの危険性があるためモニタリングによる心電図波型にも注意が必要です。
  • 100回/分以上の時、活動による拍出増加なのか、発熱や甲状腺異常、貧血、心疾患による頻拍なのか鑑別が必要です。
  • 呼吸変動があり、吸気時に増加、呼気時に減少の際は呼吸性不整脈で病的ではないです。
  • 脈拍の欠損は、期外収縮が疑われ、心拍が1回だけ早く打ってしまうために不正となります。
  • リズムがバラバラな場合は、心房細動と言い、心房が微動、震えることにより起こることがあります。
  • 一般的に、収縮期血圧が60mmhg以下となると、橈骨動脈は触知不能となります。
 
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