[ 記事作成日時 : 2014年8月20日 ]
[ 最終更新日 : 2020年2月6日 ]

【オムツフィッター】資格と業務内容

看護師のキャリアアップ

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オムツフィッターとは

オムツというと「恥ずかしい」や「脱オムツ」など、マイナスなイメージを持つ方もいるでしょうが、そのオムツを必要としている人にとっては毎日欠かすことの出来ない必需品です。

無理やりオムツを使用するのではなく、本人の意見を尊重して必要なものを選択すれば、本人はもちろん、介護をする側にも大きな役割を持つものとなります。

オムツフィッターという資格がありますが、これは京都の「排泄用具の情報館・むつき庵」が認定する資格で2004年9月から開始されています。

仕事内容は、主に高齢者や介護者が抱える排泄トラブルに対して、おむつを含めた排泄用具はもとより、住環境や医療、食事など、幅広い視点から排泄ケアのアドバイスをします。

排泄のケアというと、介護ヘルパーなど高齢者施設で働く人が取得する資格というイメージを持つかもしれませんが、実際には看護師の方が、スキルアップを目指して資格を取得しているケースも多いようで、特に皮膚・排尿ケア認定看護師の方におすすめの資格です。

オムツフィッターの資格を取得するには

まず、オムツフィッターには、1級・2級・3級があり、受験資格はこれといってありませんが、下位級に合格しないと上位級に進めないシステムなので、いきなり1級研修を受けるという事は出来ないようです。

資格の取得方法は、級ごとに用意された排泄に関するテーマの講座全てを受講し、その後に理解度診断テストを実施し合格ラインの70点をクリアすれば、卒業論文提出(1・2級のみ)とあわせて、オムツフィッターの資格認定証が交付されます。

研修は一つの講座に2日間かけて行うので、講座数が多い1・2級は資格認定まで少々時間が掛かります。定員は1・2級が65名で、3級は56名(東京研修は40名)、受講費は一人当たり20,000円程度です。申し込み締切日は、原則1ヶ月前としていますが、定員に達した時点で締め切るようなので、早めに申し込みすることをおすすめします。

1級と2級は京都研修のみですが、3級は京都以外に、秋田・東京・和歌山でも研修を行っているようです。また3級研修1日目終了後には懇親会を開催しており、各分野の参加者との情報交換が出来るなどメリットがたくさんあります。

排泄用具の情報館・むつき庵とは

そもそも、排泄用具の情報館・むつき庵って何?と思った方も多いと思います。排泄用具の情報館・むつき庵とは、「株式会社はいせつ総合研究所」が運営しており、排泄トラブルを抱える方や、排泄ケアに関わる全ての人へ情報を提供しています。

主な活動として、排泄用具や約400種類の紙・布オムツを展示、施設での排泄ケアの助言、排泄に関する相談を受けたりしています。来館者は、介護をしている50~60代の方が多く、本人の相談は80代が圧倒的に多くなっています。

高齢化社会の現在、排泄トラブルを一人で抱えている人も多く、間違ったケアを行っているという事も少なからずあるようです。オムツフィルターとして正しい情報を発信出来れば、介護に悩む方々がよりよい介護生活を送れる一助にもなります。

この記事を監修した人
はる
地方の公立大学病院小児科病棟で2年勤務したのち看護師をやめ都内のIT企業に転職。結婚を機にUターンし専業主婦となる。10年のブランクを経て訪問看護師として復職。その後、急性期病院の外来・救急外来勤務を経て、療養型病院の病棟師長として勤務。家族の都合により上京後は回復期リハビリ病棟に勤務。看護師として通算15年以上の臨床経験がある。現在はココナスにて記事の企画、監修をはじめメディア運営を行う。
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